バンドリ-バンド界の漆黒竜-   作:D・MAKER

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 久しぶりの投稿です!


第10話:キラキラドキドキの子

「反対で良かったらいいよ」

「ありがとうございます♪」

 

 声を掛けて来た娘は竜騎の隣に座る。

 

「わぁ……!」

「ん? どうかした?」

「お兄さん、キラキラしてますね♪」

「キラキラ?」

「はい!」

(昼だから星は見えないと思うんだねどねぇ……うん、思うんだけどねぇ)

 

 竜騎は女子の言葉に首を傾げながら2回思った。

 

「あ! 自己紹介がまだでした! 私は戸山香澄って言います!」

「俺は辰巳竜騎、宜しくね。因みに高校3年」

「私は高校2年ですので、竜騎先輩って呼びますね!」

「あ、うん……」

 

 彼女のグイグイと迫る勢いに、竜騎は思わず苦笑い。

 

「竜騎~! お待たせ~!」

「あ、リサ」

「リサさん! こんにちは!」

「あ、香澄も一緒じゃ~ん! 何してるの?」

「竜騎先輩の隣で相席しようと思ってたんです!」

「……ん? 相席?」

「はい!」

「……」

「リサ?」

 

 相席と聞いたリサは黙ったまま。

 

「……竜騎~?」

「え……?」

「アタシが居ない間に、香澄と楽しく話してたんだね~?」

「え!? 待った……リサ、落ち着いて……」

「アタシは落ち着いてるよ~♪ さぁ竜騎、一から説明してもらうからね~?」

「あ、はい……」

「……」

(香澄ちゃん、震えてる……)

 

 リサの圧でブルブルと震える香澄を落ち着かせ、竜騎はリサに一部始終を説明する。

 

「そう言うわけで、香澄ちゃんとは相席を聞かれただけだから……」

「香澄ちゃん……?」

「よ、呼び方だけは了承して……」

「うん、ならよし! んもう竜騎ってばぁ、アタシ以外の女の子とイチャイチャしたらダメだぞ~?」

「……」

 

 リサは黒い感情を含んだ笑顔で納得(?)した。

 

「あの~」

「ん? どしたの香澄?」

「リサさんと竜騎先輩ってお知り合いですか?」

「あぁ……リサとは幼馴染で、この間……コッチに一人暮らしを兼ねて戻って来たんだよ」

「んで、竜騎はアタシの彼氏だよ~♪」

「そうだったんですね~! 羨ましいです!」

(羨ましい……?)

 

 竜騎は香澄の言葉に再び首を傾げる。

 

「んま、続きは食事しながらね?」

「は~い!」

「アハハ……」

 

 リサの言葉通り食事を取るのだった。

 

 

「竜騎、あのヌイグルミ取れる?」

「取ろうと思えば取れるかも」

「んふふ~☆ お願いね?」

「分かったから……」

「竜騎先輩、頑張ってください!」

「アハハ、ありがとね」

「竜騎ぃ……早くシテ?」

「あ、はい……」

「……」

 

 香澄が竜騎に話しかける度にリサは黒い感情を出す。

 

「さて、100円を入れてと……どこを掴むか……アームも弱いからな」

「ヌイグルミの腕を狙ってみたら?」

「よし……」

 

 リサのアドバイスでアームを腕へ移動させる。

 

「あ! 掴みました!」

「あとは……落ちないことを祈るか」

「キラキラドキドキがあれば大丈夫です!」

「う、うん……」

 

 香澄の謎理論は置いておき、ヌイグルミの腕を持ち上げたアームが移動する。

 

「落ちないで……! 落ちないで……!」

「お、おぉ……」

「落ちました!」

「やったね☆」

 

 フラフラとしてたヌイグルミが取り出し口へ落下し、見事にゲットに成功した。

 

「んふふ~☆ ありがとね竜騎~♪」

「おっと、人前で抱き着かない……」

「あ~! リサさんだけズルイです! 私も~!」

「……」

「あ、何でもないです……スミマセン」

 

 香澄も竜騎に抱き着こうとしたがリサが圧を掛けて阻止した。

 

「あ、香澄だ~!」

「香澄ちゃ~ん」

「リサさんも一緒だ」

「何やってんだ?」

「あ、みんな~!」

(また増えた)

 

 香澄を呼ぶ4人の少女……果たして誰だろうか?

 

 TO BE NEXT




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 次回もよろしくお願いします!
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