毎回、本当にありがとうございます!
本日、機動戦士ガンダムSEED FREEDOMを見に行きましてSEED好き勢だったのでとても面白かったです。
「次はお前だツギハギ野郎」
大志はそう言うと荼毘達の方へ歩き始めた。
荼毘達は冷や汗をかきながら大志と対峙しているとガス溜まりが少しづつ消えていった。
「何ッ!?」
「俺の仲間がガスの個性を使う
そう大志が言うと荼毘は炎を放出して大志は炎に飲み込まれる。
「次の作戦に移る!一旦引くぞ!」
そう荼毘が言うとトゥワイスを連れその場を離れようと走り出すが炎に包まれていた大志が物凄いスピードで突っ込みながら殴りかかった。
「(クソッ…勘で突っ込んで来やがった…何てセンスしてやがる…!)」
荼毘とトゥワイスは森に逃げ込んで走り出すと木の陰から大志が出てきてトゥワイスが殴り掛かったがバリアで攻撃を防ぎトゥワイスに裏拳を叩き込み、右腕を掴んで木に向かって思い切り投げた。
「うわぁああああああああ!?」
「(死柄木の野郎…何が簡単な仕事だ!…クソッ!!)」
トゥワイスが何本も木をへし折りながら飛んでいった。
荼毘も炎や肉弾戦で攻撃をしようとするがバリアで防がれて胸倉を掴まれて地面に倒されると大志は思い切り何度も腹部を踏んだ。
踏む威力が強すぎて地面に亀裂ができた。
「(皆も戦ってる…こいつらを見逃したら皆の負担になる。ここで俺が確実に戦闘不能にする!)」
そう大志が思っていると再び炎の攻撃をして大志から離れて走り出した。
バリアで防いでいたため無傷だが大志は同じことの繰り返しにうんざりしていた。
「トゥワイス…まだか!これ以上
「あともう少し…!全然まだだ!」
荼毘とトゥワイスがそう会話しながら逃走を続けていると大志が現れて顔面を殴り木まで飛ばした。
「もういい加減に捕まれ。お前らばかりに時間かけられねえんだよ」
そう大志が言うと右腕を帯電させて二人に近づこうとした瞬間だった…。
「動くな…叶大志」
「………何ッ!?」
大志が声のした方向を見るとB組の取陰を人質にしたもう一人の荼毘がおり大志は驚愕した。
「たく…遅いぞトゥワイス」
「いやいや早いほうだろ!?遅せえよ馬鹿!!」
「なるほど…これがその覆面野郎の個性か…」
「そういうことだ。これでチェックメイトだ」
もう一人の荼毘が大志の後ろに立ち、左手を炎で燃やしながら大志に接近していく。
トゥワイスの個性『二倍』一つのものを二つに増やす個性により荼毘の偽物を大志に投げ飛ばされながら作成してキュレーターのエコーロケーションにより位置が把握していた気を失っている生徒を人質にして本物の荼毘達の方へ戻ってきていた。
そのことを気がつかなかった大志は思考を巡らせ解決案を考えているとそれを見
ていた本物の荼毘が思った。
「(お前がこの状況で行動すべき選択肢は二つ…一つは人質を解放する条件の元に捕縛されることと人質が傷つく可能性があるが一瞬で俺達を再起不能にすることだが…
荼毘は静止している大志を見て笑みを浮かべた。
「(お前と対峙するためにお前の過去を調べさせてもらった。ヒーローを傷つけた過去を持つお前がこの状況で人質を無視することはあり得ない…お前が想定している犠牲は
大志の過去の出来事を事前に調査して大志に不利な状況を作り出した荼毘は大志の様子を窺っている時だった――。
「なっ…!?」
「………嘘だろ?」
「『半径100メートル、
そう大志が言うと光が収束し始め、自身をバリアで覆う。
大志が取った行動に荼毘達の行動が遅れた次の瞬間、光が爆ぜると同時に偽物の荼毘の腹部に風穴が開いた。
「な…にィ…!?」
偽物の荼毘が消滅すると同時に10人の大志が現れ、その一人が取陰の身体に触れると瞬間移動させ飯田のレシプロバーストを超えるスピードで走り出すと本物の大志がいた場所に巨大な火柱があがった。
分身の大志達はそれぞれ10個の個性を与えられ移動をして意識不明者の救助に当たる。
大志は皆のことを信頼して現在、動いていない者と救出されていない者に絞って索敵を行い数時間後には社会復帰が可能になるレベルの治療を一瞬で行い施設内に転送を行ない続けた。
そして、ジャスト一分。
大志の分身達は猛毒ガスによる昏倒で動けないB組の生徒を全て治療及び救出を終えた。
「ハァ…ハァ…ハァ…!」
だが自身に個性を付与しながら分身達に10つの個性を付与し一分という時間で動けない生徒の救出という神業レベルの事を行った大志の負担は大きく肩で息をするほど疲労していた。
「…いくら何でも…化物過ぎるだろお前…だがようやくお前の底が見えたな。もう限界だろ」
「限界だァ…?誰に言ってんだよ?ようやく身体が温まってきたところだ!それで次は何だ?正面から叩き潰してやるから見せてみろ!」
周りが焼け野原になった場所で荼毘がそう言うと大量の汗をかきながら大志はそう答え荼毘達を挑発していると――。
「それじゃあ今から俺のマジックをお披露目しよう!」
「……はぁ!?」
肩に触れられた感触と共に後ろから声が聞こえ驚きながら後ろを振り向くとシルクハットと白の仮面を被った男が立っていた。
「(嘘だろ!?索敵で周りを探知していたのに…コイツ…いきなり現れ――)」
◆◆◆
時は遡り大志が荼毘達を巻き込んで爆発し、分身が救助活動をしている頃。
「……うっ…うう…ん…あれ…ここは…?」
「あっ!耳郎さん目が覚めたんだね!」
青山が土塊の馬を走らせて施設に向かっているとシャボン玉に包まれている耳郎が目を覚ました。
葉隠の方はまだ目を覚ましていない様子だった。
「青山…?あれ、ウチは確か…」
「話は後にしよう!僕達を逃がすために叶くんが今、
「えっ!?そんな…ッ!?」
そんな話をしていると背後から大きい爆発音が鳴り青山と耳郎は後ろを振り向いた。
「あの場所って僕達がいた場所…まさか…」
「叶!!」
耳郎はシャボン玉にプラグを挿して衝撃波でシャボン玉を割って走り出した。
「待っ待って!!耳郎さん!!」
そう青山は叫ぶが耳郎はそのまま走り出した。
「(お願い無事でいて…!)」
耳郎はそう思いながら走り続け、道に出るとそこに緑谷達がいた。
「耳郎!?」
「耳郎ちゃん無事だったのね。良かったわ」
「皆…!緑谷!?その腕…!」
「立ち止まっている場合か早く行こう!」
「とりあえず無事でよかった…そうだ一緒に来て!僕ら今、かっちゃんの護衛をしつつ施設に向かってるんだ」
そう緑谷が言うが耳郎達は疑問を浮かべていた。
「………ん?」
「爆豪を護衛?」
「その爆豪ちゃんはどこにいるの?」
「え?何言ってるんだかっちゃんなら後ろに…」
そう言って緑谷達は後ろを振り向いたが轟の後ろにいたはずの爆豪と常闇の姿が無く、緑谷の顔が青くなった。
「彼なら俺のマジックで貰っちゃったよ」
『!!』
そう声が聞こえ緑谷達は声が聞こえた方を見るとシルクハットと白の仮面を被った男、Mr.コンプレスがいた。
「そして最強の個性を持っている叶大志くんも既に貰っちゃったよ。こいつらは
「そんな…」
「爆豪だけじゃなくて…叶も…」
コンプレスの言葉に麗日と轟が驚いた
まさか大志も捕まってしまうなんて思ってもいなかったからだ。
その時、緑谷と耳郎が同時に叫んだ。
「「返せ!!」」