ポケモン、クセが強い短編集   作:@逆行

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30.様々なto be continuedの話

みなさんこんにちは。

 

突然ですが、世の中には様々なto be continuedがあるってご存知ですか?

 

今日はみなさんに、to be continuedの一部を、ご紹介しましょう。

 

【一話が終わった後に書かれている一般的なto be continued】

 

 

 タカシ、ユウタ、ケイコ。三人はミュウツーが潜んでいる洞窟まで来た。

「本当にこの先にミュウツーがいるのか?」

「ああ、間違いない」

 タカシは帽子を被り直しながら言う。

「いよいよ、ミュウツーを捕獲するときがきたな」

「とうとう、私達のモノガタリが終わるんだね」

「ユウタ、ケイコ。覚悟はできているか?」

「もちろんだ!」

「私も。もう何があっても泣かないって決めた」

 三人は互いに顔を見合わせた後、こう言った。

「行こう!」

 

 

to be continued.

 

 

 

【どう考えても絶望的な状況が起きた回でのto be continued】

 

 

「ライチュウ! お願い目を覚まして!」

 傷だらけになっているライチュウは、全く意識が戻らない。

「くそっ、もう戦えるポケモンがいない!」

 意を決してミュウツーに挑んだ彼らだが、ミュウツーの力は常識の範囲を越えていた。

『さらばだ。お前達は用済みだ』

 ミュウツーは巨大なシャドーボールを作る。

「嘘……!」

「お前ら逃げろ!」

 シャドーボールは無情にも三人を飲み込んだ。

 煙が晴れるとそこには、誰も居ない。タカシ、ユウタ、ケイコの肉体は消滅した。

 クレーターの上には唯一、タカシが被っていた帽子だけが残されていた。

 

 

 

 

 …………。

 

 

 

 

 …………。

 

 

 

 

『to be continued………………………………?』

 

 

 

【ギャグ回で笑いごとじゃ済まされないことが起こった後のto be continued】

 

 

「三人でバーベキューなんて久しぶりだねー」

 三人はユウタの家の庭で、バーベキューをしていた。

 そんな最中、タカシのマタドガスとケイコのライチュウが、肉を巡って喧嘩を始めた。

「マタドガス待て、肉ならまだたくさんあるぞ」

「ライチュウ止めなさいよ」

『マタドガアアアア』

『ライチューーーー』

 怒ったライチュウは今にも電撃を放ちそうだ。

「止めてくれ。人んちの庭でバトルなんかするな」

 次の瞬間、ライチュウが十万ボルトを繰り出した。

 同じタイミングでドガースが煙幕を出す。

「え、おい! まずいぞ煙幕を使うのは」

 十万ボルトと煙幕が衝突し大爆発が巻き起こる。

 結果、ユウタの家は粉々になってしまった。更に、周辺の家まで黒焦げになっている。

「ゲホゲホ。うわあすごい光景」

「これは損害賠償やばそう」

 黒焦げになったタカシとケイコが、うつろな目で感想を述べる。

『ド、ド、ドガース、ドドッガドッ』

「ど、どうするんだよこれーーー!!!!」

 ユウタの叫びが町中に響き渡ったのであった。

 

 

to be continued(え!? 続くの???)

 

 

 

【登場人物を虐める展開がしばらく続きそうなto be continued】

 

 

「おいケイコやめろ! 俺たち仲間だっただろ!」

 ケイコは右手に包丁を持っていた。

「何が仲間よ! 私のポケモンをあんなになるまで傷つけたじゃない!」

「あれは……仕方がなかったんだ! そうしないと、世界が消滅するかもしれなかった」

「言い訳は止めてよ! あの子達、まだポケモンセンターで目を覚まさないのよ」

 何者かに洗脳されたケイコが、タカシにゆっくり近づく。

「さあ、あなたもユウタと同じ場所に送ってあげるね」

 次の瞬間、ケイコの包丁はタカシの腹を突き刺した。

 ビルの一室は、夕日の如く真っ赤に染まる。

 

 

とぅー

びー

こんてぃにゅー?

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