あなたは何もない真っ白な空間に閉じ込められた。どうしてここにいるのか何も思い出せない。
ひとまず出口を探して歩き出した。
「なんだこれ」
しばらく歩くと看板を見つけた。看板には次のように書かれている。
問題:次の中から実在するゲームを選びなさい。
1.ポケモンパズルアタック!
2.ポケモンカードゲームあそびかたDS
3.ポケモンお料理教室 〜ピカチュウといっしょ〜
4.ポケモンぐるぐるアイランドGB
看板の奥には、1から4まで書かれた扉がある。
「なるほど。正解だと思う番号の扉を進めということか」
あなたは問題を考え始めた。
「ええ……これどれだ」
あなたは子供の頃から、ポケモンゲームを多く遊んでいた。しかし、問題文に書かれているのは、実際にあったのかなかったのか分からないゲームばかり。どれが正解なのかさっぱり分からない。
ポケモンは25年間も色々なゲームを発売してきた。昔のマイナーなタイトルまで覚えていない。
「どれも聞いたことが、あるようなないような……」
考えれば考えるほど、全部正解な気がした。
「2番にするか」
あなたは2番を選んだ。
2番の扉を潜ると「正解です!」という天の声。
「ふう、正解したか」
しばらく進むとまた看板があった。
1.ポケモンサバイバルレース!
2.クイズ! ピカチュウでポン!
3.ポケモンバトルトローゼ
4.ポケモンカードラボ 2001
「またかよ」
また4つから実在するゲームを選ばないといけない。
「うーんどれだろう」
あなたは考えた。「ポケモントローゼ」は知っているが、その続編が「ポケモンバトルトローゼ」だったかは忘れた。「ポケモントローゼ DS」だった気がしないでもない。しかし、他のタイトルも聞いたことがない。
悩んだ挙げ句、あなたは3番を選んだ。
3番の扉を潜ると「正解です!」という天の声。
「危ない、なんとか正解した」
また進むと看板があった。
1.ポケットモンスター 虹の彼方の物語
2.みんなのポケモン音楽
3.ポケモンつなひき大会 メダルぜったいゲットだぜ!
4.ポケモンはらはらリレー
「どれだよ……」
あなたは思わず呟いた。「ポケモンはらはらリレー」という歌はある。だが、ゲームではあったのか。3番は恐らく、ゲーセンにあるメダルゲームだろう。
「3番にしよう」
あなた3番を選んだ。こういうメダルゲームはありそうな気がした。
3番の扉を潜ると「正解です!」という天の声。
また進むと「最後の問題」と書かれた看板があった。
「よし、これで最後だ」
あなたは張り切って考えることにした。
1.ポケットモンスター 通信ケーブルの使い方講座
2.ポケモン釣り大会DS
3.ピカチュウの大冒険! メダルアイランド編
4.ポケットモンスター ピカチュウと九九をおぼえよう!
「全然分からんぞこれ」
全部のタイトルが聞き覚えない。
でも1番は違う気がした。通信ケーブルの使い方を解説するだけで、一つのゲームを作るとは思えない。
三択には絞れたが、それ以上絞り込めなかった。
「一か八か。ここは4番を選ぶ!」
九九が勉強できるポケモンゲームは、いかにもありそうな気がする。
あなたは4番の扉を潜った。
だが、「不正解です」という天の声。
次の瞬間あなたが立っていた床に穴があいた。あなたは真っ逆さまに落ちた。
「うわああああああ」
あなたは死にました。