あなたは現在ワイルドエリアにいた。
エンジンシティに行く予定だったが、あなたはワイルドエリアの探索がつい楽しくなり、奥の方まで向かってしまった。途中強い野生ポケモンとも出会ったが、ピッピにんぎょうを投げて戦闘を回避できた。
とうとう一番奥まで辿り着いた。これ以上は何もないので、あなたは引き返すことにした。
しかし、あなたは引き返す際道に迷ってしまった。そして、不幸にもバンギラスに衝突してしまった。もう、ピッピにんぎょうは残っていない。
バンギラスはとてつもない威圧感を放っていた。あなたは身の危険を感じ、咄嗟にボールからメッソンを出した。
しかし、あなたのメッソンはまだもらったばかりなので強くない。メッソンの攻撃はバンギラスに命中したが、バンギラスは全く痛そうな様子を見せなかった。
バンギラスは破壊光線を繰り出した。地面を抉るような凄まじい攻撃に、メッソンは呆気なくやられた。
あなたはメッソンをボールに戻す。あなたは他にポケモンを持っていなかった。
あなたは、目の前が真っ暗になった。
……。
私は咄嗟に現状を把握する。前方には、怒りの形相のバンギラス。手持ちは全て戦闘不能。
この状況でやるべきことは、ひたすら逃げることだ。
うわー。何やってんのよプレイヤーは。こんな序盤からなんで負けんのよ。まだタクシーが使えないから、戻るの大変じゃないの。しかも、なんでこんなワイルドエリアの奥まで来るの。
っていうか、バンギラスめっちゃ怒ってるじゃん。一回攻撃当てちゃったからだね。まったく、なんで攻撃したのよ。勝ち目がないときは、一切攻撃しないでよ。こっちが苦労するじゃん。
しかも、よりによって、今日のワイルドエリアの天気は霧ですか。どっちが出口か分かりにくい。
後ろを振り向くと、未だバンギラスは追いかけてくる。やばいそろそろ疲れてきた。
でも、なんとか逃げ切らなきゃ。無傷でプレイヤーに体を返さないといけない。
数分後、私はなんとかエンジンシティまで辿り着いた。
ふう、良かったー。バンギラスに襲われずに済んだ。
って違う! 私のバカ! まだプレイヤーは、エンジンシティには行ってないんだった。だから、ワイルドエリアの入り口に戻らないと。あーめんどくさい。
私はようやく、ワイルドエリアの入り口まで辿り着いた。ワイルドエリアのスタッフの目の前まで歩く。
よし、ここだ。ここが指定の位置だ。さて、プレイヤーに体を返すとしますか。
……。
疲れて動けなくなったポケモン達を庇いながら、あなたは急いでポケモンセンターに戻るのであった。
「まずはポケモンを回復させましょう」
あなたは、ワイルドエリアのスタッフにメッソンを回復してもらった。
「よろしければ街まで連れていってあげましょうか?」
スタッフの言葉に甘えさせてもらい、あなたはエンジンシティまで連れていってもらった。