「つまり、彼は高岡から北陸本線に新潟へ行っていたのか。」
「はい、確認取りました。」
と、高山は言った。
「そうか、犯行は不可能か。」
「ええ。」
「と言う事は、犯人は何処から乗ったって事なんだよな。」
「そこなんですよね。」
「ええ。」
「と言う事は、犯人は男って可能性は。」
「ああ、それもあり得るな」
「ええ。」
そして、次の日。
高岡の雨晴海岸で、2人のハネムーンに来ていた客が何かを見つけた。
「ん、何だあれは。」
「何かしら、これ。」
近づいてみるとそれは何と、男性の水死体でした。
雨晴海岸は騒ぎとなって、やじ馬がいっぱい集まって来ました。
「おい、何があった。」
「どうした。」
「何々、どうしたの。」
と、人が集まって来た。
暫くして、富山県警のパトカーが到着して、鑑識活動が行われた。
「被害者は、東京の人間のようですね。」
「おう、先週の特急「雷鳥13号」と同じ人ですね。」
「ええ。」
「それで、死因は。」
「はい、死因は毒殺による溺死と見て間違いないでしょう、それにこのウイスキーに青酸系の毒が混入されています。」
「なるほど、つまり被害者は海岸へ行った時に落ちたと。」
そして、雨晴海岸で事件が起きたことは特捜班にも伝えられた。
「何、雨晴海岸で男性の死体、わかりました早速調査いたします。」
と、高杉は言った。
「それで、被害者は。」
「ああ、名前は磯崎隆介さん、27歳だ。」
「わかりました。」
早速、高山と小海は捜査をすることにした。
「えっ、殺されたんですか、隆介さん。」
と、女は驚いた。
「はい、高岡の雨晴海岸で。」
「そんなぁ、何で殺されなきゃならないんですか。」
「何か、心当たりありますか。」
と、小海は言った。
「そうね、私に言われてもね。」
「そうですか。」
「では、事件当日あなたは何をしていましたか。」
「そうね、私はその時は、京都と金沢へ行っていました。」
「ほう、なるほど。」
「あなたは、何時の列車で行ったかは覚えています。」
「ええ、確か。何時の列車だったかな。」
「そうですか、どうも。」
高山と小海は、戻って高杉に報告した。
「えっ、京都と金沢に。」
「はい、2泊3日で京都と金沢へ行っていたそうです。」
「ほう、なるほどね。」
彼女の名前は、園山真帆。彼女は3日間で一人旅へ行っていた。
「そうか、やはりつらい恋だったんだな。」
「ええ、園山はやはり愛していたんですよ。」
「そうか。」
「はい、彼女の話だと東京発7時07分の東海道新幹線「ひかり33号」に乗って京都まで行って、次の日に京都から金沢へ行ったと、3日目は金沢から高岡へ行ったと言っています。」
「ほう、なるほどね。」
「それで、帰りの方は。」
「ええ、彼女の話だと高岡から北陸本線に乗り、新幹線に乗って東京へ昨日帰ってきたそうです。」
「ほう、なるほどね。」
そして、犯人は男か女か、謎になって来た。
犯人が使った列車トリックと犯行の動機は?