北陸L特急「雷鳥」殺人旅行   作:新庄雄太郎

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そして、第2の殺人が高岡で起きた。


第5章 雨晴で死んだ男

「つまり、彼は高岡から北陸本線に新潟へ行っていたのか。」

 

「はい、確認取りました。」

 

と、高山は言った。

 

「そうか、犯行は不可能か。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、犯人は何処から乗ったって事なんだよな。」

 

「そこなんですよね。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、犯人は男って可能性は。」

 

「ああ、それもあり得るな」

 

「ええ。」

 

そして、次の日。

 

高岡の雨晴海岸で、2人のハネムーンに来ていた客が何かを見つけた。

 

「ん、何だあれは。」

 

「何かしら、これ。」

 

近づいてみるとそれは何と、男性の水死体でした。

 

雨晴海岸は騒ぎとなって、やじ馬がいっぱい集まって来ました。

 

「おい、何があった。」

 

「どうした。」

 

「何々、どうしたの。」

 

と、人が集まって来た。

 

暫くして、富山県警のパトカーが到着して、鑑識活動が行われた。

 

「被害者は、東京の人間のようですね。」

 

「おう、先週の特急「雷鳥13号」と同じ人ですね。」

 

「ええ。」

 

「それで、死因は。」

 

「はい、死因は毒殺による溺死と見て間違いないでしょう、それにこのウイスキーに青酸系の毒が混入されています。」

 

「なるほど、つまり被害者は海岸へ行った時に落ちたと。」

 

そして、雨晴海岸で事件が起きたことは特捜班にも伝えられた。

 

「何、雨晴海岸で男性の死体、わかりました早速調査いたします。」

 

と、高杉は言った。

 

「それで、被害者は。」

 

「ああ、名前は磯崎隆介さん、27歳だ。」

 

「わかりました。」

 

早速、高山と小海は捜査をすることにした。

 

「えっ、殺されたんですか、隆介さん。」

 

と、女は驚いた。

 

「はい、高岡の雨晴海岸で。」

 

「そんなぁ、何で殺されなきゃならないんですか。」

 

「何か、心当たりありますか。」

 

と、小海は言った。

 

「そうね、私に言われてもね。」

 

「そうですか。」

 

「では、事件当日あなたは何をしていましたか。」

 

「そうね、私はその時は、京都と金沢へ行っていました。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「あなたは、何時の列車で行ったかは覚えています。」

 

「ええ、確か。何時の列車だったかな。」

 

「そうですか、どうも。」

 

高山と小海は、戻って高杉に報告した。

 

「えっ、京都と金沢に。」

 

「はい、2泊3日で京都と金沢へ行っていたそうです。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

彼女の名前は、園山真帆。彼女は3日間で一人旅へ行っていた。

 

「そうか、やはりつらい恋だったんだな。」

 

「ええ、園山はやはり愛していたんですよ。」

 

「そうか。」

 

「はい、彼女の話だと東京発7時07分の東海道新幹線「ひかり33号」に乗って京都まで行って、次の日に京都から金沢へ行ったと、3日目は金沢から高岡へ行ったと言っています。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それで、帰りの方は。」

 

「ええ、彼女の話だと高岡から北陸本線に乗り、新幹線に乗って東京へ昨日帰ってきたそうです。」

 

「ほう、なるほどね。」




そして、犯人は男か女か、謎になって来た。

犯人が使った列車トリックと犯行の動機は?
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