今日も楽しく安価だ!   作:カニ漁船

101 / 194
そう言えば前回で100話でしたね。やったぜ。


安価ウマ娘と授賞式!

〈中央でデビューすることになったワイを安価で導くスレpart12〉

 

 

21:アンちゃん ID:kSktrbRNI

今回はURA賞の授賞式にどんなスピーチをするか安価するで

 

 

>>41

 

22:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

障害レース未勝利戦の勝利おめでとうやでアンちゃん

 

23:名無しのウマ娘 ID:cGoGcVRyp

しかしまぁ、可哀想になるぐらいの着差だったな…

 

24:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

障害初勝利おめでとうやでアンちゃん

 

25:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

授賞式か。まぁアンちゃん確実に受賞されるやろうからな

 

26:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

来年の抱負を漫才風に語る

 

27:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

そも平地でもやべー奴が障害に行ったところでやべー結果しか出さないってそれ一

 

28:名無しのウマ娘 ID:QJSJrMW8i

綺麗に飛越してたな

 

29:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

古臭いギャグで場を凍らす

 

30:名無しのウマ娘 ID:4GK/uEMnn

テンガロンハットをかぶりながら登場

 

31:名無しのウマ娘 ID:3a9gx0ds6

逆立ちでスピーチ

 

32:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

某少佐風にスピーチ

 

33:名無しのウマ娘 ID:KhxK9UFoP

記者に背を向けた状態でスピーチ

 

34:名無しのウマ娘 ID:rNj29DSz7

歌いながらスピーチ

 

35:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

煽りながらスピーチ

 

36:名無しのウマ娘 ID:rNj29DSz7

>>33尻にしか注意が向かなさそう

 

37:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

そういやモンゴルダービーのメンバー揃ったん?

 

38:名無しのウマ娘 ID:cZjxDYY3d

確か単独ダメだったな。それ以来音沙汰ないけどどうなったん?

 

39:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

そら(背を向けてたら)そう(尻にしか注意が向かない)よ

 

40:名無しのウマ娘 ID:9sJrSkZJF

踊りながらスピーチ

 

41:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

モンゴルダービーの出走メンバーを大々的に発表。演説風で

 

42:名無しのウマ娘 ID:T8iQwPJT+

筋トレしながらスピーチ

 

43:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

マイクを奪い取ってヒールレスラー風にスピーチ

 

44:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

決まったか?

 

45:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

 

46:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

お?

 

47:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

 

48:名無しのウマ娘 ID:v1Lqy5M6w

ほーん。ええやん

 

49:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

アンちゃんの尻が俺を狂わせる…

 

50:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

魅惑のヒップ

 

51:名無しのウマ娘 ID:dpps5NQZz

決まったか

 

52:アンちゃん ID:kSktrbRNI

メンバーを大々的に発表しながら演説風ね、了解

 

 

>>37>>38メンバーは揃ったよ。近々発表する予定だった

 

>>36>>39>>49>>50テメェらはシバき倒すぞ

 

53:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

ということは丁度いい機会だったってことか

 

54:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

ワロス

 

55:名無しのウマ娘 ID:rNj29DSz7

ばっちこい!

 

56:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

むしろご褒美です

 

57:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

なんだコイツら

 

58:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

どんなメンバーなんだろうなぁ

 

59:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

少なくともモンゴルダービーに出走するようなメンバーだ。とんでもないヤツらに違いない

 

60:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

ボッチのアンちゃんが集めた10人のメンバーが普通に気になる件

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とある会場。記者とか要人とか、色んな人がメインホールに集まっている。今日はここでURA賞の授賞式がある。事の発端はつい先日のことだ。たづなさんがアルナイルの部室を訪れたかと思うと。

 

 

『アンカデキメルゼさんが最優秀クラシック級ウマ娘・最優秀ダートウマ娘・最優秀短距離ウマ娘・年度代表ウマ娘に選ばれました。つきましては、今度行われるURAの授賞式の方に参加をお願いいたします』

 

 

 とのことだった。僕は二つ返事で参加することを了承。というか、これを無視するなんてことはさすがにできない。なので、ドレスコードに則った服を着て表彰式に参加していた。

 

 

《それでは、これより授賞の方へと移りたいと思います。まずは……》

 

 

 まぁ、それはそれとして……今回はスピーチをどのようにするかを安価した。その結果選ばれたのは……演説風にモンゴルダービーに出走するメンバーを紹介すること。それは良いだろう。問題は、この話を聞いた後の師匠達の反応である。

 

 

『ほう?面白そうじゃねぇか。だったら、そのスピーチで俺らが登場するってのはどうよ?』

 

 

『え?い、いや、さすがに……』

 

 

『良いんじゃないかしら?真実味を帯びさせるためにも、良いPRができると思うわ』

 

 

『ちょ、ちょっと……』

 

 

『なら、シアとレディにも早速連絡するか!アイツらもう日本についているだろうし、丁度いいだろ!』

 

 

『私はトリプティクとラムタラに連絡しておくわ。ラムタラはこういうの好きそうだし、問題ないわね』

 

 

『で、でも!松さんはどうするんです!?連絡なんて……』

 

 

『面白そうじゃないかアンカちゃん。あたしは勿論賛成さぁ』

 

 

『なんで松さんいるの!?』

 

 

『細かいことはいいさね。さて、フジさんとタケにも連絡を入れようかね』

 

 

『……なんでだぁぁぁぁぁぁぁ!?』

 

 

 ……との感じで。実はこの会場にみんないるのだ。辺りを見渡せばチラホラと姿を確認できる。というか、変装技術凄いな……他の人達みんな気づいていないし。

 

 

《それでは続きまして、最優秀クラシック級ウマ娘、並びに最優秀ダートウマ娘・最優秀短距離ウマ娘・年度代表ウマ娘を獲得したアンカデキメルゼさんに登壇していただきたいと思います!皆様、盛大な拍手でお出迎えください!》

 

 

 さて、審判の時が来てしまったか……。僕はトレーナーさんとともに壇上へと上がる。他の人達に拍手で出迎えられながら。

 司会を務める女性から僕の成績について触れられる。

 

 

《アンカデキメルゼさんはクラシック5大レースの制覇に始まり、キングジョージやエクリプスステークス、さらには凱旋門賞・チャンピオンステークス、その上BCクラシックまで制覇しとても輝かしい……輝かしいで済ませられるかな?これ……ん、ンン!クラシックシーズンを見事17戦17勝の無敗で終えられました……これ本当にクラシックシーズンだけの成績ですか?》

 

 

 どういう意味だよオイ!

 

 

《さらには芝2400mのワールドレコードを更新し、芝1200mのワールドレコードも更新しました。まさしく八面六臂の大活躍!皆様盛大な拍手をお願いします!また、アンカデキメルゼさんには輝かしい成績を祝して、新しい勝負服が授与される予定になっております!》

 

 

 僕は会場にいる人達から賞賛の拍手を浴びていた。ふ、ふふーん!とても気持ちがいいですね!最高の気分ですよ!

 そして、マイクを持って司会の人が近づいてきた。

 

 

「それではアンカデキメルゼさん!今後の抱負をお願いします!」

 

 

 マイクを向けられる。僕はそのマイクを……奪い取った。

 呆気に取られている司会の人。覚悟を決めたような表情をするトレーナーさん。そして僕は……語る。

 

 

「さて、年度代表ウマ娘となったアンカデキメルゼだ。この場において、僕の今後の大目標を発表しようと思う。どのレースを取るだの、どのレースに出走するだのは語らない。あくまで、現段階で出走が確定しているレース……大目標にのみ焦点を当てて語らせてもらおう」

 

 

 誰かが固唾を飲んだ音が聞こえた。僕は…… 天高く指を掲げ、宣言する。

 

 

「モンゴルダービー。世界一過酷と称されているそのレースを……僕は大目標に定めた。ゆえに、モンゴルダービーを獲る。これは決定事項だ」

 

 

 会場が静まり返る。……うん、そんな気はしてた。そして、この後の反応も予想できる。

 案の定、会場は大混乱だった。

 

 

「おいおいおい……!嘘だろ!?モンゴルダービーがどんなレースか知ってんのかよ!?」

 

 

「いくら何でも無謀すぎる!即刻止めるべきだ!」

 

 

「いくら何でも無茶苦茶だろ!教えはどうなってんだ教えは!?」

 

 

 誰も彼もが無理だの無茶だの取り乱している。いっそ滑稽だな。会場にいるモンゴルダービーに出走するみんなも、噴き出してるし。

 止まない喧噪。暴徒とさえ化しそうなこの会場にいる全員を……

 

 

「バカか?テメェら」

 

 

 一声で、黙らせた。再び会場が静まり返る。

 

 

「先程から聞いていれば無茶だの無謀だの……君達は僕のなにを見てきた?」

 

 

「「「……」」」

 

 

「無茶・無謀……そんなもの!クラシック5大レースの制覇だってそうだった!」

 

 

「あっ!?」

 

 

「そ、そうだ……!あの時も……!」

 

 

「た、確かに……」

 

 

「あの時も無茶だと、無謀だと囁かれ続けてきた!だが、結果はどうだ!?僕は……クラシックの5つの頂き全てを手中に収めた!今更無茶だの無謀だのといった道理が通るか!」

 

 

 饒舌に語る。それと同時に……会場にいるみんな、師匠達が。ゆっくりと壇上へと近づいていた。

 

 

「僕は数多の無茶や無謀と言われた挑戦を成しえてきた!ゆえに!このモンゴルダービーも……獲ることができる!僕は、そう考えている!」

 

 

「そ、そう言われると……」

 

 

「行けそうな気が……?」

 

 

「け、けど!」

 

 

 賛同しそうになる記者の中で、1人の記者が手を伸ばして何かを言おうとしている。その記者は、当たり前の質問を投げかけた。

 

 

「モンゴルダービーはチーム戦です!最低でも、10人のウマ娘でチームを組む必要があるはず!メンバーの方は……どうなっているのですか!?」

 

 

「──フム。確かにそうだ。その疑問はもっとも。だが、()()()()()

 

 

 それは言われると思っていたことだ。だから、なんら問題はない。

 

 

「僕1人でも勝利することは可能だが……規定によりチームを組む必要がある。だが、元々確実だった勝利がより強固になっただけ。何ら問題はない」

 

 

「質問に答えてください!チームのメンバーの方は……」

 

 

()()()()()()()。我が師匠であるセクレタリアト師匠と、アルナイルのサブトレーナーであるニジンスキートレーナーの助力もあり……僕も含めた、12人の出走メンバーが集まってくれた。今から!そのメンバーを紹介しよう!」

 

 

 僕の号令とともに、変装しているみんなが登壇する。司会の人はもう何が何やら分かっていない状態だ。ちょっと申し訳なく感じるな……。後で謝っとこ。

 会場にいる人達は困惑したような声を上げている。そりゃそうだ。みんな変装しているから誰が誰だか分からない状態。なら……早速お披露目と行きますか!もうなるようになれだ!やけくそだよやけくそ!こうなると決まった時からもうやけになってんだよアッハッハ!

 

 

「刮目せよ!これがモンゴルダービーに出走する……我らがチームメンバーだ!」

 

 

 全員が一斉に変装を解く。会場が一瞬静まり返り……そして、驚愕の声が上がった。

 驚き、困惑、嘘を疑うような声。ところがどっこい、嘘ではありません……!これが現実……!師匠達も楽しそうにしている。

 

 

「おいおい嘘だろ!?セクレタリアトとニジンスキーがチームを組むってのか!?これだけで金取れるだろ!?」

 

 

「バカ!それだけじゃねぇ!あれは……アメリカで史上初となる無敗の3冠ウマ娘になったシアトルスルーと、米国の鉄の女レディーズシークレットじゃねぇか!?G1を1年で8勝した女傑が、どうして!?」

 

 

「アメリカだけじゃねぇ!あれは、トリプティク!?6ヶ国を転戦してG1レースに出走した回数は35回の、鉄の女!?」

 

 

「なんでラムタラまでいるんだよ……!4戦4勝、最少のキャリアでエプソムダービーとキングジョージ、凱旋門賞を制した神のウマ娘だと!?」

 

 

「なんてこった……!デイラミまでいやがるじゃねぇか!?カルティエ賞を受賞した欧州最強のウマ娘!アンカデキメルゼが誘ったのか!?」

 

 

「まさかあの姿は……し、シンザン!?19連対の神も讃えたウマ娘!滅多に表舞台に出てこない浮世人が、なんでこんな場所に!?」

 

 

「しかもあれ、フジノオーじゃねぇか!?こっちはタケシバオーに……!?り、リギルのミスターシービーだとぉ!?」

 

 

「ガチもんのドリームチームじゃねぇか……!アンカデキメルゼの人脈はどうなってんだよ!?」

 

 

 それは僕も知りたい。

 

 

「ここにいるメンバーで!モンゴルダービーを獲る!無茶?無謀?そんなもの……我らの前にはないも同然!我らの勝利は!絶対(ゼッテー)也!」

 

 

 会場は……拍手喝采だ。誰も彼もが涙も流している。すげぇや!

 

 

「も……モンゴルダービーが来たら……テレビで独占放送……してえなぁ~~……!」

 

 

「放送すれば善し」

 

 

「タイアップ商品──売って……いいんスかぁ!?」

 

 

「売って善し!」

 

 

「特ダネ!飛ばしてええのか!?」

 

 

「飛ばせば善し!!」

 

 

 会場は大盛り上がり!ついでに僕のテンションもおかしなことになってる!

 

 

「日本のレースファンよ!夢を見る時が来た!さぁ……モンゴルダービーにカチコミだぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

「「「ウオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!」」」

 

 

 会場は閉館するその時まで──盛り上がっていたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死にてぇ」

 

 

「良かったな我が弟子。どこもかしこもお前の演説で溢れているぞ」

 

 

「あれだけ派手なことすればね。ま、PR的には大成功かしら?」

 

 

 僕の黒歴史確定じゃねぇか!一生消えねぇ傷が残ったよこん畜生!




忍者と極道は良いぞ。後もう一人ぐらいチームメンバー増やしたい欲に駆られてます。そうなると大体決まっているのですが。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。