今日も楽しく安価だ!   作:カニ漁船

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ドバイであるウマ娘が出迎えてくれました。


安価ウマ娘とドバイ到着!

〈個性派ウマ娘アンカデキメルゼを応援するスレpart51〉

 

 

332:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

【速報】我らがアンちゃん、オーストラリア3連戦見事に勝利!【おめでとう】

 

333:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

やっぱアンちゃんなんだよなぁ

 

334:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

流石はアンちゃんだぜぇ!

 

335:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

アンちゃん最高ー!

 

336:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

冷静に考えて3連闘で全部勝つって大分ヤバい。冷静に考えなくてもヤバい

 

337:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

オーストラリアのスプリントは魔境なのにさすがはアンちゃん

 

338:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

それよりも誰かアンちゃんのだっちゅ~のポーズを撮っている猛者はおらんのか!?

 

339:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

次はドバイターフか~

 

340:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

日本はテイエムオペラオーが調子良さそうね

 

341:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

着々と世代交代が進んでるなぁ

 

342:名無しのウマ娘 ID:rNj29DSz7

アンちゃんの世代アンちゃんが注目されがちだけど他も大概ヤバいんよな

 

343:名無しのウマ娘 ID:pm/cIXM4G

ドバイターフも勝利やアンちゃん!

 

344:名無しのウマ娘 ID:rNj29DSz7

>>338俺も欲しい!

 

345:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

くそ!現地まで見にいった猛者はおらんのか!?

 

346:名無しのウマ娘 ID:tTWl9Q9hh

オーストラリアまでいける脚と暇と金があれば……!

 

347:名無しのウマ娘 ID:0SLJaA2YA

>>338>>344ほらよ

 

画像

 

348:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

誰かー!誰かいないのかー!?

 

349:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

!?

 

350:名無しのウマ娘 ID:rNj29DSz7

>>347クッソ有能

 

351:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

よくやった!

 

352:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

過去一有能なスレ民現る

 

353:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

アンタ最高だよ!

 

354:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

現地まで応援行ったニキありがとう!

 

355:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

>>347ありがとう。というか…うん、胸が

 

356:名無しのウマ娘 ID:D4qbcR/XB

ありがたやありがたや…

 

357:名無しのウマ娘 ID:U6gjue5lC

うん、なんか足りないな

 

358:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

ポーズをするには胸がね……

 

359:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

これがええんやろがい!

 

360:名無しのウマ娘 ID:rNj29DSz7

家宝にします

 

361:名無しのウマ娘 ID:Lkx08GjgZ

これで明日も戦える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『待っておったぞ、アンちゃん』」

 

 

「お久しぶりです!アンカさん!」

 

 

「お久しぶりデース!」

 

 

「『久しぶりだなミレちゃん。それに』、スペシャルウィーク先輩とエルコンドルパサー先輩」

 

 

 オーストラリアでのレースを終えて。僕達はドバイへと着いた。ドバイに着いた僕達を迎えたのは、ミレちゃんとスペシャルウィーク先輩達である。そういえば、ミレちゃんがスペシャルウィーク先輩とエルコンドルパサー先輩を呼んだんだっけ?確か、ジャパンカップの後で仲良くなったとか。

 

 

「『それでは、早速向かおうではないか』」

 

 

「『そういえば、ホテルは取るなと言っていたが……何かあてでもあるのか?』」

 

 

「『うむ。任せておくがよい』」

 

 

 おぉ、ミレちゃんが取ってくれたのだろうか?大変だろうにありがたいなぁ……

 

 

「『余が住んでいる場所に空きがあるのでな。スぺちゃんやエルエルも宿泊しておる。遠慮する必要はない』」

 

 

 待て、待ってくれ。さすがに王族が住んでいるような場所に泊まる勇気は僕にはないぞ?

 僕達が狼狽えていると、ミレちゃんはおかしそうに笑った。

 

 

「『安心せよ、ジョークだ。さすがに許可が下りなかったのでな。余が所有しておるホテルの最上級スイートルームを予約しておる。スぺちゃんやエルエルもそこに宿泊しておるぞ』」

 

 

「『心臓に悪い冗談は止めてくれ……いや、それもそれでヤバくないか?』」

 

 

 ミレちゃんホテルを個人所有してんの!?それもそれでヤバくない!?というか、許可が下りたら王族が住んでいる場所に招待されてたのかよ僕ら。

 

 

「『車を待たせておる。早速向かおうぞ』」

 

 

「『あぁ分かった』。みんなも早速向かおう」

 

 

「「「はーい!」」」

 

 

 僕達はミレちゃん先導のもと歩みを進める。案内された先にはリムジンが止まっていた。それもここにいる全員が入るぐらい大きな。

 

 

「アンカちゃん達、あんまり驚いてないね?」

 

 

「エル達は最初案内されてこのリムジンを見た時、目ん玉飛び出ましたよ……」

 

 

「まぁ、何度か乗ったことあるからな。それでもまだ慣れないが」

 

 

「『早いところホテルに向かおう。ゆっくりと語り合いたいことがあるのでな。スぺちゃんやエルエルの話も良きだが……他の者の話も聞きたいところだ。それに、新参もおるようなのでな。フフ、今宵は楽しみである』」

 

 

 ミレちゃんウッキウキである。下手な話しできないなコレは……。まぁ、僕の話のレパートリー少なすぎて他の子頼りになるけど。

 リムジンで走って結構な時間が経ち。ホテルに到着した……けど。

 

 

「──so big……」

 

 

「め、滅茶苦茶大きい……。これ、個人所有って本当?」

 

 

「『このホテルの最上階だ。早速向かおう』」

 

 

 タルマエさんめっちゃ驚いてる。僕も声にこそ出さないけど絶句してる。え?コレ個人所有してんの?ヤバないミレちゃん?

 そして案内された最上階は……うん、見た目通りに滅茶苦茶豪華だね。でも一番怖いのはこの豪華なホテルに慣れてきた自分の感性が怖い。まぁ、海外遠征で泊まるホテルって毎回毎回いいとこだから目が肥えてきたってことなんだろうけどさ。

 そしてホテルの一室にあったシアタールーム。そこに案内された。ミレちゃんはウキウキでリモコンを操作している。

 

 

「『ミレちゃん、何を見せようとしているんだ?』」

 

 

 僕の言葉に、ミレちゃんは楽しそうに答える。

 

 

「『うむ、その前に……アンちゃんよ、オーストラリアでのレース、見事だった。余はまだレース映像を見れていないが……アンちゃんがスプリントレースを3つ勝ったというニュースは国を跨いで伝わっておるぞ』」

 

 

「あ、あぁ。うん、『ありがとう』」

 

 

 み、ミレちゃんが褒めてくれた……!え、えへへ……!

 

 

「『それでだ。余はまだアンちゃんが勝ったレースを見れていない。それは、スぺちゃんやエルエルも同様であろう』」

 

 

「……うん?」

 

 

 な、なんだか分からないけど猛烈に嫌な予感がしてきたぞ……?

 

 

「『そこでだ。このシアタールームを利用して、アンちゃんのレースを視聴しようという考えに至ったわけだ』」

 

 

 あ、何だ……そんなことか。だったら別に……

 

 

「『()()()()()()()()()()』」

 

 

 待て、待ってくれ。お願いだから待って!?それだけは待ってくれミレちゃん!?後生だから!

 

 

「『待ってくれミレちゃん!それだけは……』」

 

 

「『良いじゃねぇか我が弟子ぃ』」

 

 

 僕の肩を師匠がガッチリつかむ。は、HA☆NA☆SE!

 

 

「お前があのスプリント3連戦でどんなことをしたのか……ドバイミレニアムは知りたいようだ。しっかりと見てもらえよ?お前が何をしたのかを」

 

 

「そ、そうは言いますが師匠!」

 

 

「あら?なにか不都合なことでもあるのかしら?」

 

 

「こ、コーチ!?」

 

 

「別にないでしょう?なら……ぶふっ!良いじゃない……っ!」

 

 

 コーチも敵かよ!?というか、トレーナーさん以外全員笑ってんじゃねぇよオイ!普段こういう時も笑わないクリスさんすら笑ってんじゃねぇか!?肩震わせてんじゃねぇよおい!

 

 

「な、何かあったのかな?」

 

 

「分からないデース。でも、とっても面白いことが起きるってのは分かります!」

 

 

「や、止めろ……止めろォー!?」

 

 

 僕の叫びも空しく、視聴会が始まった。

 CFオーアステークスから始まる。うん、ここはまだ別にいいよ。雷神ポーズはあれだけど、まだ普通だ。

 

 

「アンカちゃんの取ってるポーズ……どこかで見たことあるような?」

 

 

「あれは雷神様のポーズデース!グラスに見せてもらったことがありまーす!」

 

 

 そしてレース映像が流れる。……うん、こうしてみると僕すっごい挙動不審だな。視線があっちこっち忙しなく動いてるし。

 そしてCFオーアステークスが終わり……ついに、問題の映像が流れる。それは、ライトニングステークスのパドックでのこと。

 

 

《だ、だっちゅ~の!……》

 

 

 だっちゅ~のポーズを取っている、僕だ。胸を強調する、あのポーズ。あのポーズを取って顔を真っ赤にしている僕の映像が流れている。……うん。映像越しの会場は静まり返っている。そもそもだっちゅ~のの意味が現地の人達には伝わってすらいない。というか、僕のボディでだっちゅ~のやってもほぼ無意味である。ない胸はないのだ。当時のことを思い出して、僕の心は虚無になった。

 

 

「「「……ッ!……ッ!」」」

 

 

「わ~!可愛い~!」

 

 

「だ、大丈夫?アンカ」

 

 

 机バンバン叩いて笑ってんじゃねぇよお前らおい!ファインさんとトレーナーさんだけじゃねぇか!僕を慰めてくれてんの!

 

 

「ダーッハッハッハ!ひ、ヒィー、ヒィー!?な、何もかもが足りないデース!」

 

 

「ちょっとエルちゃん!いくら何でも失礼……ふふっ」

 

 

 笑ってんの見えてんだよスペシャルウィーク先輩!

 ただ、ミレちゃんだけは不思議そうな表情をしている。

 

 

「『のう?アンちゃんよ』」

 

 

「……『何さ?』」

 

 

「『アンちゃんがやっておるこのポーズ……一体何なのだ?余には分からぬのだが』」

 

 

「え?」

 

 

「『良ければ教えてはくれまいだろうか?このポーズについて』」

 

 

 おいおい神様、これはなんて公開処刑だい?

 

 

「え、え~っとぉ……」

 

 

「『なんだ?教えてはくれぬのか?余は寂しいぞ……』」

 

 

 あぁ!?目に見えてしょんぼりしてる!?や、やるしかないのか……!?やるしかないのか!?

 

 

「『このポーズはだな……』」

 

 

 こうして、僕はミレちゃんにだっちゅ~のポーズについて説明する羽目になった。説明し終わった後のミレちゃんは。

 

 

「『成程成程……斯様なポーズがあるのだな。世界は広いのう』」

 

 

「『完全に余計な知識なので今すぐ忘れた方が良いですよ』」

 

 

 そう教えておいた。




私もアンちゃんのだっちゅ~のポーズみたい。
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