〈中央でデビューすることになったワイを安価で導くスレpart13〉
277:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w
グッドウッドカップ安価まとめ
・戦法は先行
・パドックでヘッドスピンを披露
・レース後にブレイクダンス
モンゴルダービー前の最後のレース、グッドウッドカップ。それはグッドウッドレース場で開催される芝2マイル*1のレースだ。僕は今そのグッドウッドカップに出走しているんだけど……。
(ここのレース場アレだなぁ)
「それにしても凄いレース場だよねここ。眼鏡みたいな形っていうの?∞みたいなコースじゃん*2。イギリスってそういうコース多いよね。左回りから右回りに変わるなんて面白いとは思うけど何を思ってこういう造りにしたんだろう?ちょっと気になるんだよなぁというか、僕の今の位置ってどのくらいだ……?まぁ先行集団の位置っていうのは分かるけどさ、やっぱりそういうの不安になるわけですよ」
「『ブツブツ何言ってるのこの子!?』」
本当に面白い造りしてるよね。アスコットレース場もそうだし、このグッドウッドレース場もそうだけど。イギリスってそういうコースが多い気がする。
《まもなく最後の直線に入ろうとしているぞグッドウッドカップ!アンカデキメルゼはまだ先行集団に控えている!本年度は何故か障害レースも走っている彼女!スタミナには自信があるでしょう!集団が固まったまま最後の直線に入った!先頭を走るウマ娘は5バ身は離れているでしょうか?先頭と先行集団の差はおよそ5バ身!しかし先頭を走るウマ娘はすでにいっぱいいっぱい!本レース1番人気、クレイジーラビットはどのタイミングで仕掛けるのか!?》
んあ?いつの間にか最後の直線か。そいじゃま、そろそろ……抜け出しますかね!
「ッ!?『急に雰囲気が変わって……!』」
「飛ばすか……ッ!」
僕は外に回して加速をつける。瞬く間に追い抜いていった。
《ここでクレイジーラビットがきたぁぁぁぁぁ!クレイジーラビットがグングン上がる!クレイジーラビットが上がってきたぁぁぁぁ!グッドウッドレース場は大歓声に包まれております!先行集団から抜け出して残り200mといったところで、ついに先頭を捉える!そしてそのまま躱した!先頭はクレイジーラビット、アンカデキメルゼに代わります!そのままアンカデキメルゼが加速する!余力十分だアンカデキメルゼ!その勢いのまま駆け抜ける!》
よっしゃあそのままゴール!そして、全員がゴールしたのを確認してから……誰にも邪魔にならない位置に持ち出してブレイクダンスじゃーい!
《そして今アンカデキメルゼがゴォォォォォォォォルイン!アンカデキメルゼがグッドウッドカップを制しました!2着との差は実に9バ身差!やはりその強さは圧倒的かアンカデキメルゼ!そして……!レース後のアンカデキメルゼはなんとターフの上でブレイクダンスを披露している!まだまだ余力十分だとばかりにブレイクダンスだアンカデキメルゼ!それにしても今日のアンカデキメルゼは好位追走からの見事な抜け出しでした!そして、最後も余力たっぷりといった感じでグッドウッドカップを制した!やはりこのウマ娘に敵はいない!》
ふふーん!もっと褒めてくれてもいいんですよ!そしてどうです?僕のブレイクダンスは?見事なもんでしょう!
「『さすがはクレイジーラビットだぜい!このまま次のレース……あっ』」
「『やっぱクレイジーラビットは最高だぜ!確か次のレースは……あっ』」
「『このままの調子で生涯無敗よクレイジーラビット!次も……あっ』」
おいなんだその反応は?僕の次走があれだからってそんな反応するんじゃないよ。
《そして彼女はこの後モンゴルに発ち、モンゴルダービーに出走する予定とのことです!……これ本当のことなの?ネタとかそういうんじゃなくて?……あ、本当のことなんだ……えぇ……》
知らん知らん。僕はもう知らんぞ。とっととウィナーズサークルに向かいますよ。
「『グッドウッドカップ優勝おめでとうございますアンカデキメルゼさん!今のお気持ちを!』」
「『レースに出走して、勝った。それだけだ』」
「『特に手強い相手は?注意していた相手はいましたか?』」
「『全員だ。全てのレースにおけることだが、僕は対戦相手全員を警戒している。どんな番狂わせが起きるか分からないからな。僕の勝利を盤石のものとするために、妥協は許さない』」
「『ほほう……それはトレーナーさんも?』」
「『そうですね。アンカの勝利を揺るがないものにするためにも、頑張って情報を集めています』」
「『ウマ娘がウマ娘ならば、トレーナーもトレーナーでストイックですね!勝利のために最善を尽くすその姿勢、感服いたします!』」
「『ありがとうございます』」
そして次の質問。
「『次走は……あのモンゴルダービーとのことですが。あの、率直にお聞きしますけど……ネタとか何でもなく?』」
「『なんだ?君達はあの会見を見ていなかったのか?』」
「『い、いえ!見ていましたけども!それでも、いざ間近に控えたとなると信じられない気持ちが……』」
「『なら、改めて刻んでおけ。僕がモンゴルダービーに出走することは確定事項であり……集まったメンバーでモンゴルダービーを誰よりも早く駆け抜けることは確定だ』」
おぉ!という感嘆の声が上がる。うん、割と調子乗った発言だなって思ってるよすいません。でも、勝つために全力を尽くしてきたんだ!勝ちたいなぁ、頑張るか!
「『モンゴルダービーもそうですが……ロンズデールカップには出走なさいますか?ゴールドカップ・グッドウッドカップを制した今となれば、ロンズデールカップも制覇したいところだと思いますが』」
「『そうだな……モンゴルダービーとの兼ね合いもあるが、出走できないことはないだろう。登録だけはしておこうと思っている』」
「『分かった。後で登録しておくねアンカ』」
「『頼んだぞトレーナー君』」
それから細々とした質問が続けられて。インタビューの時間は終わった。
「ロンズデールカップは8月の下旬……ま、まぁモンゴルダービーは10日で走り切ればなんとかなるでしょ」
「一応かなりの余裕はあるから大丈夫だよ。バーデン大賞とほぼ連闘みたいな形になるけど、それもまぁ問題ないでしょ?」
「ふ、当然だトレーナー君」
それにしても……ついにこの日がきちまったかぁ……。この後僕達はモンゴルに発って……ついにモンゴルダービーへと赴くことになる。身体が震える、武者震いってやつだ。
(スタミナは、みんなこの期間でできる限り鍛えてきた。だけど、やっぱりモンゴルのウマ娘に分があるだろう)
向こうは普段からモンゴルを走り回っているような子達だ。経験値的に僕達は圧倒的に劣る。だけど……負けるわけにはいかない。
(きっかけは僕のワガママみたいなものだ。僕のために師匠やコーチ、松さんがメンバーを集めてくれた……)
「トレーナー君」
「どうしたの?アンカ」
「モンゴルダービー……誰よりも早くゴールするぞ」
そう誓う。
「そうだね……コースは頭の中に叩き込んである?」
「無論だ。全コース、全てのパターンを叩きこんでいる。それは、他のメンバーも同様だろう」
「うん、じゃあ……大丈夫だよ。自分達のやってきたことを信じよう」
「あぁ」
グッドウッドレース場を後にする。みんなと合流して……僕達はモンゴルへと旅立った。
アンカデキメルゼ現時点での育成目標・シニア級
モンゴルダービーに出走するメンバーを3人集める 達成!
CFオーアステークスに出走 達成!
ライトニングステークスに出走 達成!
フューチュリティステークスに出走 達成!
ドバイターフに出走 達成!
マンノウォーステークスに出走 達成!
ゴールドカップに出走 達成!
グッドウッドカップに出走 達成!
モンゴルダービーに参加
ロンズデールカップに出走 new!
バーデン大賞に出走
スティール・ボール・ランに参加
次回 モンゴルダービー、全部想像で書くしかないってよ