〈トレセン学園生徒ワイのお昼ご飯を安価で決める〉
341:7:イッチ ID:kSktrbRNI
ワイの昼飯安価の時間だオラァァァァァァ!
>>350
342:名無しのウマ娘 ID:i7KgxVJ++
キタ―――(゚∀゚)―――― !!
343:名無しのウマ娘 ID:NiavyFxoW
奇跡のカーニバル開幕だ
344:名無しのウマ娘 ID:xunmpQmGy
コノシュンカンヲマッテイタンダー!
345:名無しのウマ娘 ID:0snAuceYb
唐揚げ定食。さすがに1週間連続で同じもんは可哀想
346:名無しのウマ娘 ID:hiMhfG8Zh
にんじんハンバーグ。まぁ安牌で
347:名無しのウマ娘 ID:5yjQAg44/
そういやイッチすでに6日間もくさや定食食ってんのか……
348:名無しのウマ娘 ID:z13R55Msy
そろそろクレーム来てもおかしくない
349:名無しのウマ娘 ID:i7KgxVJ++
素うどん
>>347安価は絶対だからな。仕方ない
350:名無しのウマ娘 ID:GFZS4HHFs
くさや定食×10
351:名無しのウマ娘 ID:YtW34zddB
ナポリタン。でもさすがに1週間連続は可哀想やからな。優しい俺は別のもの食わしてやるよ
352:名無しのウマ娘 ID:CAbA7RFfW
あ
353:名無しのウマ娘 ID:ouAfrrd3f
くさや定食。もっとイッチが困っている姿を見たい……みたくない?
354:名無しのウマ娘 ID:i7KgxVJ++
あ
355:名無しのウマ娘 ID:iueV16WoM
運命は収束する……
356:7:イッチ ID:kSktrbRNI
なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁ!?絶対スナイプしてる奴いるだろ!?何が悲しくてワイは1週間連続でくさや定食を食わなきゃいけねぇんだよ!つかご丁寧に個数まで書いてんじゃねぇ!
357:名無しのウマ娘 ID:wC95B66BX
可哀想なイッチ……。でも興奮する
358:名無しのウマ娘 ID:E4DzDzo6G
1週間wwwくさやwww
359:名無しのウマ娘 ID:tUorXML9x
親のくさやよりみたくさや
360:名無しのウマ娘 ID:0snAuceYb
可哀想だからデザートも安価したら?イッチ
361:名無しのウマ娘 ID:A9xMWFq4X
>>355嫌な運命だなぁ……
362:名無しのウマ娘 ID:z13R55Msy
もっと親のくさや見ろ
363:名無しのウマ娘 ID:YtW34zddB
あまりの不遇っぷりにスレ民にも優しさが芽生える
364:名無しのウマ娘 ID:tl+einZxo
>>357通報した
365:名無しのウマ娘 ID:hpJa51paV
>>362親のくさやってなんだよ
366:名無しのウマ娘 ID:wC95B66BX
可哀想は可愛い
「くさや定食10個」
「……すいません、もう1回お願いできます?」
「聞こえなかったのか?くさや定食10個だ」
トレセン学園のカフェテリアに戦慄が走る。
くさや定食……。トレセン学園でその存在を知らないものはいないだろう。それほどまでに有名なメニューだ……主に、悪名の方で。
まずこの定食。当たり前だが臭い。それはもうかなり臭い。そりゃあくさやが主食になるような定食だ。臭いのは当たり前である。美味しいことには美味しいのだが、あまりにも匂いに難がありすぎて頼むものは誰もいない……そう、思っていた。1週間前までは。
「ねぇ、アンカさんまたくさや定食頼んでるよ?」
「本当。そんなにくさやが好きなのかしら?」
「ちょっと意外ね。……でも、だったらなんであんなに苦しそうな顔してるのかしら?」
「まぁ……匂いがね」
アンカデキメルゼ。そのウマ娘の名を知らないものはこのトレセン学園にはいないだろう。容姿端麗に成績優秀、加えてレースでの成績も学園でトップレベルであり、色んなチームが彼女の練習を視察しに訪れるレベルである。なんと、あのリギルも彼女に目をつけているとか。彼女の練習は……ここでは割愛しておく。ただ、見たウマ娘全員が青い顔をする量の練習を積んでいるということだけは確かだ。その練習で溜まった鬱憤を晴らすかのごとく突如として奇行に走る姿が良く目撃されているが、ストレス発散の一環ということで学園では半ば黙認されていた。
今くさや定食を頼んだアンカデキメルゼという少女、なんとこの1週間連続でくさや定食を頼んでいるのである。何故そこまで頼むのか?それは彼女が無類のくさや好きだから……というわけでは勿論なく。ただ彼女が好きな安価で決まったことだからである。安価は絶対、破ることは許されない。
彼女は定食を受け取って席へと向かう。まるでモーセが海を割ったかの如くその席までの道のりは開けた。理由は1つ、匂いがキツいからである。そして、当たり前ではあるがアンカデキメルゼという少女の周りには誰も座らなかった。仕方ない、匂いが(ry
「畜生……次こそは、次こそは違うメニューを食べるんだい……」
「アンカさん泣いてる……そんなに美味しいのかしら?くさや定食」
「そんなわけないでしょ。絶対アレ違う涙だって」
こうしてアンカデキメルゼの昼食の時間は過ぎていった……。
〈トレセン学園生徒ワイの練習を安価で決める〉
511:イッチ ID:kSktrbRNI
というわけで練習安価。キツめなのも全然OKどんとこい
>>525
512:名無しのウマ娘 ID:lgmoBTz07
お、キタキタ!
513:名無しのウマ娘 ID:Ec0KwM0fh
生き甲斐
514:名無しのウマ娘 ID:5+C3Sc6cY
グラウンド100周
515:名無しのウマ娘 ID:9ShIlvYUQ
ウサギ跳びで校内1周
516:名無しのウマ娘 ID:vOIb8qtA0
おまえら生温すぎんだろ。3時間耐久マラソン
517:名無しのウマ娘 ID:lgmoBTz07
イッチはもっとキツめなのをご所望だ。日が暮れるまでダッシュ
518:名無しのウマ娘 ID:jQ1UDnfQj
1時間耐久水泳。泳ぎは何でも
519:名無しのウマ娘 ID:5+C3Sc6cY
怪我したらヤバいぞ……
520:名無しのウマ娘 ID:Ec0KwM0fh
へーきや。イッチの身体スゲェ頑丈だし
521:名無しのウマ娘 ID:3J0MjaxbA
瓦割り100枚
522:名無しのウマ娘 ID:5+C3Sc6cY
>>520限度ってもんがあるだろ
523:名無しのウマ娘 ID:6+EHX54Pw
イッチ中学生やぞ。ボクシング1時間
524:名無しのウマ娘 ID:VhGM8sYrR
賢さトレ
525:名無しのウマ娘 ID:C4R9AHSSv
日が暮れるまでペース走
526:名無しのウマ娘 ID:nfX4CWbmN
>>524もっと具体的にだな
527:名無しのウマ娘 ID:OHAvT4y54
決まったか
528:名無しのウマ娘 ID:9V2oOqFg8
えぇ……
529:イッチ ID:kSktrbRNI
ふーん。まぁ了解。日が暮れるまでペース走ね
530:名無しのウマ娘 ID:5+C3Sc6cY
ちょっと待て!?マジでイッチ大丈夫か!?
531:名無しのウマ娘 ID:lgmoBTz07
>>530初見さんかな?
532:名無しのウマ娘 ID:Ec0KwM0fh
>>530このスレ初心者か?力抜けよ
533:名無しのウマ娘 ID:sA4M0XRNR
イッチがんばえー
534:名無しのウマ娘 ID:syzgCrdek
ファイトやでイッチ
535:名無しのウマ娘 ID:Xk377WEUo
逆になんでお前らは冷静なんですかねぇ……
536:イッチ ID:kSktrbRNI
>>533>>534応援ありがとうやで。頑張るわ
537:名無しのウマ娘 ID:Ec0KwM0fh
もう慣れた
「どうしたんだ?フジキセキ……いや、君が何を見ているのか分かったよ」
「……ルドルフ。あぁ、また彼女だ」
「……意路不倒。何が彼女をそこまでさせるのか」
私はレース場のトラックへと目を向ける。そこには当たり前だがポニーちゃん達が走っている。その中で、私が注目しているのは……銀色のポニーテールを靡かせて走る、1人のポニーちゃんだ。
「……」
彼女は黙々と走っている。時折、一定の距離を一定のペースで走ったと思ったらペースを変えてまた一定の距離を走る……ペース走を彼女は行っていた。普通なら気にも留めないだろう。……普通ならば。
「アンカデキメルゼは、どれくらい走っている?」
「少なくとも、私がトラックに来た時にはすでに走っていたよ。おそらく、いつものように放課後になってすぐ走っていただろうから……差し引き3時間ほどかな?」
「いつもと変わらず、か」
「あぁ。彼女は何も変わっていない。東条トレーナーの忠告なんて、聞く耳もたずだ」
思わずため息が出る。そして何より……彼女、アンカの身体が心配だ。
アンカデキメルゼという少女がこれほどまでのオーバーワークをしたのは初めてではない。むしろ、トレセン学園に入学してから毎日のようにやっている。他のウマ娘から心配の声も上がっているし、実際にポニーちゃん達の相談も数え切れないぐらいには受けてきた。だからこそ、寮長として注意したことがある。
『ポニーちゃん?オーバーワークは感心しないね』
『……』
あの時のアンカは、私の言葉に聞く耳を貸さなかった。だから、無理矢理彼女の腕を掴んで止めさせた。
『無茶は禁物だ。君の先は長いんだ、もし君が怪我をして走れなくなると思うと……私の胸も痛みで張り裂けてしまいそうだよ』
『邪魔』
『え?』
だが、私の腕は容易く振り解かれた。そして、アンカはまた練習をする。無理矢理にでも止めようとしたが……。
『練習の邪魔をしないでくれるかな?このままだと、達成できないだろう?』
『だ、だが。君が所属している寮の寮長としてオーバーワークは看過できない。それ以上は……本当に身体を壊してしまうよ?』
『問題ない。今まで一度も怪我したことはないし……何より、僕にとって神の啓示は絶対だ。だからこそ、邪魔をしないで貰おうか』
そういって、アンカはそのまま練習を続けた。後日、東条トレーナーが彼女に注意したのだが……これも効果なし。私の時のように、神の啓示の邪魔だ、私のしたいことに口出しするな、と突っぱねられてしまっていたね。
「神の啓示……おそらく、それが彼女を縛りつけているものだろう」
「……あぁ。いたいけなポニーちゃんを縛りつける神の啓示とやら……一体、どんなものなんだろうね。まず間違いなく、ろくでもないものなのは確かだ」
アンカデキメルゼという少女は学園でも有名だ。学業も優秀だし、容姿も端麗。近寄りがたい雰囲気を出しているがそれもまた彼女の愛嬌というものだろう。何よりレースの実力も折り紙付きだ。なんせ、我らがリギルのトレーナーである東条ハナも目をつけるぐらいだから。
だが、それと同時に彼女は不可解な言動を繰り返している。その言動に共通しているのは……神の啓示というもの。アンカデキメルゼという少女が行動する時に絶対視する、呪いのようなものだ。彼女の行動には大抵、この神の啓示とやらがつき纏っている。
思わず拳に力が入る。
「……どうにかして、彼女を神の啓示とやらから解放することはできないだろうか?」
「……難しいな。今までの彼女を見てきた限り、アンカデキメルゼという少女は神の啓示を絶対視している。それを取り上げるのは……かなり厳しい問題だ」
「思えば、ルドルフも一度彼女を呼び出したことがあったんだっけ?」
「あぁ。……オーバーワークの件に関しては止めるつもりはない、他の件に関しても、自分にとって神の啓示は絶対だからこれからもやり遂げる……そう断られたよ」
私とルドルフは、アンカを憐憫の気持ちで見つめる。
(アンカ……どうすれば君をその呪いから解放することができる?どうして君は……その神の啓示とやらを絶対視するんだ?)
答えは返ってこない。でも……そう、思わずにはいられなかった。
考えても仕方ない。
「私達は、私達にできることをしようか」
「……そうだな。少しでも彼女の学園生活がよりよいものになるように、粉骨砕身、頑張っていこう」
私とルドルフは拳を合わせる。さて、ポニーちゃん達のために、頑張らないとね。
……あ~暇ですねぇ。日が暮れるまでペース走をするのは良いんですけど、ただ走るだけってのも中々に暇ですよ。なーんか面白いものないですかね~……ゲッ、あれは!
(シ、シンボリルドルフ会長とフジキセキ寮長!?ヤッバ、また僕の練習見てるよ……!)
お2人が僕の練習見るのは初めてじゃない。むしろ、しょっちゅう見られているような気がする!うわー……ヤバいよヤバいよ!どうしよう!?
いや、別にお2人のことが苦手ってわけじゃないですよ?でも……ある日やらかしたことがありましてね。それは……練習を安価で決めてそれを実行している時の事でした。フジキセキ寮長に練習を止められたんですよ。
『ポニーちゃん?オーバーワークは感心しないね』
『……』
(な、なんです!?このイケメンな方は!?オーラが凄い!……って、フジキセキ寮長じゃないですか!?え、え?ぼ、僕なんかやっちゃいました!?)
でも、安価で決めたことを守らないわけにはいかず。とりあえず無視して練習を続けたら腕を掴まれて、って近い近い!めっちゃいい匂いする!
『無茶は禁物だ。君の先は長いんだ、もし君が怪我をして走れなくなると思うと……私の胸も痛みで張り裂けてしまいそうだよ』
うわー!すっごい良い方!しかも所作の1つ1つにイケメンさを感じる!
でもすいません。これ、安価なんですよ。私はフジキセキ寮長の腕を振り払います。フジキセキ寮長は困惑したような表情浮かべてますけど……と、とりあえず穏便に解決を……。
『邪魔』
あ、無理ですねコレ。敵意100%ですわコレ。さらば僕の楽しい学園ライフ。次はもっとコミュニケーション能力を鍛えましょう。
『え?』
えぇいままよ!もうこうなったら無愛想キャラで押し通すしかねぇ!頼む、通ってくれー!
『練習の邪魔をしないでくれるかな?このままだと、達成できないだろう?』
『だ、だが。君が所属している寮の寮長としてオーバーワークは看過できない。それ以上は……本当に身体を壊してしまうよ?』
『問題ない。今まで一度も怪我したことはないし……何より、僕にとって神の啓示(安価)は絶対だ。だからこそ、邪魔をしないで貰おうか』
あ、これは事実です。なので、何も気にしないで良いですよフジキセキ寮長!後お咎めなしだと嬉しいな~……なんて。そう思っているとフジキセキ寮長は奇跡的に去っていきました!や、やったぜ。
そう思ったのもつかの間。今度はフジキセキ寮長のトレーナーだという方……確か、チーム・リギル、でしたっけ?のトレーナーさんが僕のオーバーワークを止めに来ました。
『あなた!こんな無茶なトレーニングをやっていたらいつか身体を壊すわよ!?今すぐ止めなさい!』
ひ、ヒィ怖い!?で、でも安価をしないとですし……そ、そうだ!ここは前みたいに無愛想キャラで押し通し……あ、無理ですねごめんなさい。睨まれて普通に怖いです。土下座しそうになりますけど……僕は無視してトレーニングすることにしました。
『聞こえなかったの!?今すぐその無茶なトレーニングを止めなさい!』
う、う~……!こ、怖いけど……臨戦するしかありません!
『あなたは、何の権限があって僕の邪魔をするんだ?』
『そ、それは……トレーナーとして……』
『そうか。だが、僕のトレーナーではない。違うか?』
『そう、だけど……』
お?なんでか知りませんが効果は抜群ですね。このまま押し切りましょう!
『僕にとって神の啓示(安価)は絶対だ。口出ししないで貰おうか』
『……けど、あなたのトレーニングは看過できないわ。トレーナーとして、ね』
僕が引き下がる気がないと悟ったのか、去っていきました。いやぁ、何とかなるもんですねぇ。それに私の心配までしてくれるとは!あの人いい人!……なんか、凄く申し訳なくなってきましたね。今度菓子折りでも持っていった方が良いんでしょうか?
シンボリルドルフ会長に関しても同様ですね。私のオーバーワークを止めるように言われましたが……ぶっちゃけ、小さい頃からやってきたから慣れてるんですよね。でも、口下手なせいでクソ生意気な口調になっちゃって……。
『僕は幼き頃から同様のトレーニングをやってきた。だから、何ら問題はない』
『……それは、神の啓示とやらか?』
『いや?小さい時は違うが……まぁ、今は神の啓示(安価)に従っている』
『時折、君がする奇行に関しても……その、神の啓示とやらによるものか?』
やっべ、僕の奇行……安価の末の行動がバレてる。やっぱ目立ち過ぎましたか……。でも、事実なので頷きます。
『そうだ。僕にとって神の啓示(安価)は絶対であり、破ることは決して許されない大罪だ。だからこそ、これからも変わらずやり遂げる』
『……そうか。なら、もう行っていいよ』
去り際にシンボリルドルフ会長が僕を心配するように呟いてました。シンボリルドルフ会長、良い人!
……はい。避けている原因は僕の口下手が原因です。
(だって絶対怒ってるじゃないですかー!?内心クソ生意気な後輩だって思われてますって!いやまぁ自分の責任ですけどッ!……はぁ、もっとコミュニケーション能力鍛えるんだったなぁ……)
神様今からでもコミュニケーション能力のチートくれません?あ、ダメですかそうですか。
これからは他の小説とローテーションで書いていこうと思います。それに伴ってタグとか色々増やしたり短編から連載にしようと思います。
……元はエイプリルフールの一発ネタだったのになぜ続くのか。