今日も楽しく安価だ!   作:カニ漁船

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目標レースを決めていくぞい。今回は大目標を決めていくぅ。


安価ウマ娘の目標!

 アンカデキメルゼと契約を結んで最初の練習。

 

 

「とりあえず今日は君の能力についてみせてもらおうと思ってる」

 

 

「僕の能力だと?」

 

 

「そう。改めて君がどこまでできるのか、君の強みは何なのか、君の不足しているものは何なのか……それを見極めるためのテストをするつもりだ……ちなみに今日の神の啓示は?」

 

 

「案ずるな。今日は神託は下りていない。休養日だ」

 

 

 休養日?つまり……神託が下りない日もあるってことか。なんというか本当によく分からないな……。まぁいいか、俺のやるべきことは彼女を、アンカデキメルゼを理解してあげることだ。神の啓示とやらも神託も些細な問題として処理しよう。

 そして予約していたトラックへと移動しアンカデキメルゼの能力を改めてみせてもらっていたのだが……規格外なんてもんじゃないな、これ。

 

 

「とんでもない数値だ……全部の値がぶっ飛んでる……」

 

 

「そりゃあそうです。アンちゃん小さい頃から地獄の鬼も無言で青ざめるほどの量のトレーニングを積んできたです。規格外も規格外です」

 

 

「す、スミニンヴィッパー?どうしてここに?」

 

 

 気づけばアンカデキメルゼの友人であるスミニンヴィッパーが俺の横に立っていた。全く気配を感じなかったが……。

 

 

「トレーナーさんのサポートをしようと思ってです」

 

 

「俺の?」

 

 

「はいです。トレーナーさんは新人さんです。やるべきこと沢山です。人手、多い方が良いです。だからヴィッパーが手伝ってあげるです」

 

 

「さ、さすがに学生に手伝って貰うのは……」

 

 

「大丈夫です。邪魔になるようなことはしないです。それに……これでも結構仕事は自信あるです。料理や洗濯、スポドリ作成ばっちこいです」

 

 

「でも、君もトゥインクル・シリーズに出走するんじゃないのかい?まだトレーナーがいないんだったら俺が担当になるけど……」

 

 

「その辺も大丈夫です。ヴィッパーはもとよりサポート科のウマ娘です。なので問題ないです。むしろ勉強させてもらうという意味でもお願いしたいです」

 

 

「そうか……そういうことならよろしく頼むよスミニンヴィッパー」

 

 

「よろしくされたです……これでより近くで愉悦を感じれるです……計算通りです……!

 

 

 なんか悪寒がするが……まぁいいだろう。改めてアンカデキメルゼを見る。

 

 

「スピードに関しても及第点かつまだまだ伸びしろがある……そして特筆すべきはスタミナと根性だ。現時点でもシニア級並、特に根性はそれ以上……これがさらに伸びるとなると……恐ろしいな」

 

 

 ジュニア級時点でこれって……本当に恐ろしいな彼女は。

 とりあえずある程度の測定が終わって、アンカデキメルゼがこちらに戻ってくる。

 

 

「さて、これで測定は終了かい?トレーナー君」

 

 

「あぁ。改めて君がとんでもない逸材だってことが分かったよ」

 

 

「それは重畳。君は僕の同士となる人だ。好印象を抱いてくれて嬉しい限りだよ」

 

 

「さて、測定の結果を踏まえて君の強い点と弱い点を洗い出していこうか」

 

 

 俺は測ったデータを確認していく。

 

 

「スピードに関しては及第点。今でもクラシック級で通用するぐらいの速さはあるし、伸びしろもまだまだある。そして君の一番の長所は……スタミナと根性だ。これに関してはすでにシニア級並、もしくはそれ以上のモノがある」

 

 

「おや、新人なのにそういうことが分かるのかい?」

 

 

「これぐらいのことはトレーナーならみんな分かるよ。そして弱い点だが……君は体格かもしくは体質故にパワーが足りない。だから加速がちょっと甘いな。それを鍛えていきたいんだが……」

 

 

「先に言っておくが、練習に関しては啓示のことを頭に入れていてもらおうか。僕にとって神の啓示は絶対、それに逆らうことなど許されない。これ以上業を背負いたくないのでね……その辺の事、承知で僕をスカウトしたんだろう?」

 

 

「大丈夫さ。それも分かっている」

 

 

「結構。理解のあるトレーナー君で嬉しいよ」

 

 

 褒められてちょっと嬉しくなる。だが、まだまだ言うべきことは終わってないので気を引き締める。

 

 

「そして君の適性だが……選抜レースで走った時のように追い込みが最適性だな。後方から一気に捲る戦法が君には合っている。ただ、それ以外の適性は……まぁ微妙だ。走れないこともないってとこだな」

 

 

「だが、神託によっては逃げで走ることもある。それも留意してもらおうか」

 

 

「分かった。だから作戦はレースの度に都度考えていこう。そして距離に関してだけど……これは今は良いか。後はまぁ君は疲労回復が他のウマ娘より早いね。驚いたよ」

 

 

「それほどでもある。幼き頃からトレーニングを積んでいた甲斐があったというものだ」

 

 

 とりあえずこんなところだ。後は普通の練習をしていこう。

 

 

「じゃあ今日はパワートレーニングだ。古典的だけど筋トレをしようか」

 

 

「なら手伝うです。早速ヴィッパーの出番なのです」

 

 

「……ヴィッパー。君もいたのか……絶対に余計なこと言わないでよ!?さっきの会話中楽しそうな表情してたの見えてたんだからね!?

 

 

大丈夫です。何も言わないです。というか、言ったら面白くなくなるです

 

 

面白くなくなるって何さ!?

 

 

 そんなわけで。早速スミニンヴィッパーの力を借りて無茶苦茶パワートレーニングをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして練習後のミーティング。ここでは重要なことを決めていこう。

 

 

「とりあえずは初練習お疲れ様。疲れて……は、ないね。うん」

 

 

「当然だ。今日は軽めのメニューしかこなしていないからね」

 

 

「あれが軽めなら他の子達の練習はウォーミングアップ程度です。さすがはマゾヒストです。自分を痛めつけるのが大好きなアンちゃんらしいです」

 

 

「誰がマゾヒストじゃい!」

 

 

 さて、ミーティングで話すべき内容は決まっている。

 

 

「アンカデキメルゼ、君に目標みたいなものはあるかい?例えばそうだな……クラシック3冠を取りたいとか、グランプリ春秋制覇をしたいとか」

 

 

「目標……か」

 

 

「神の啓示とやらは下りてきたのか?」

 

 

「……そうだな、お昼頃にきま、下りてきたよ。神の啓示が。だからそれを目標にしていく」

 

 

「そうか。早速教えてくれ。君の目標を……君の成し遂げたいことを」

 

 

 アンカデキメルゼは渋った表情をしている。無表情かつ不機嫌そうな表情がデフォルトな彼女からしたら珍しい表情だ。

 

 

「僕の目標は……神々が望んでいることは……」

 

 

 アンカデキメルゼは覚悟を決めた表情で告げた。彼女自身が目標とすることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈中央でデビューすることになったワイを安価で導くスレ〉

 

 

442:アンちゃん ID:kSktrbRNI

というわけでワイにもトレーナーがついたやで……

 

443:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

アンちゃんあれからどうなったんだろうな?

 

444:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

無事トレーナー見つけられたんだろうか?

 

445:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

噂をすればなんとやら

 

446:名無しのウマ娘 ID:KPAYTKkvd

お、アンちゃんきてるじゃーん。トレーナーおめー

 

447:名無しのウマ娘 ID:cssNZ4p0b

トレーナーおめー。なんか元気ない?

 

448:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

どしたん?話聞こか?てかLANEやってる?

 

449:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

アンちゃんが落ち込んでる件について。でもトレーナーついたからよかったんじゃねぇの?

 

450:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

もしかしてトレーナーが訳ありだったとか?

 

451:アンちゃん ID:kSktrbRNI

>>449トレーナーがついたのは良いんだけどさ……

 

 

 

安価するの忘れてたんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!安価するつもりだったのにぃぃぃぃぃぃぃ!

 

452:名無しのウマ娘 ID:gqRUZ7FO2

よっぽどの事情があるかもしれん

 

453:名無しのウマ娘 ID:op20OF1ph

>>451芝

 

454:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

>>451芝。なんやコイツ

 

455:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

なんか重大なことがあったのかと思った俺がバカだった

 

456:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

何だこの安価厨!?

 

457:名無しのウマ娘 ID:jycSdXotF

そもそもトレーナーを安価で決めようとするんじゃねぇ!

 

458:名無しのウマ娘 ID:yJd5v6GJH

安価厨の恥さらし

 

459:名無しのウマ娘 ID:ZhEZgPBNl

ア ホ く さ。辞めたら?安価厨

 

460:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

めっちゃ悔しがってて芝

 

461:名無しのウマ娘 ID:L7XW6Guc1

>>448さりげなく女子中学生のLANEを聞こうとしてんじゃねぇ

 

462:名無しのウマ娘 ID:M0Bl+zpti

>>457うおっ、すっげぇまともな意見。お前ホントにスレ民か?

 

463:アンちゃん ID:kSktrbRNI

くそう……くそう……!仕方ないから別の安価をするぞオラァァァァァ!

 

>>457友達にも言われたよソレ……。

>>458>>459いやもう……全くもってその通りです……!

 

464:名無しのウマ娘 ID:VFpSJ2DA+

友達にも言われたんだったら止めろやwww

 

465:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

安価キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

466:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

具体的にはどんな安価?

 

467:名無しのウマ娘 ID:dCXaOuHu4

詳細キボンヌ

 

468:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

これは立派な安価厨

 

469:アンちゃん ID:kSktrbRNI

とりあえずトゥインクル・シリーズを走る上での目標を決めようかなって。ジュニア級……はまぁすっ飛ばしていいか。その都度安価する。とりまクラシック級以降の目標を安価

 

 

>>480

 

470:名無しのウマ娘 ID:Uu3yC/47c

ついにアンちゃんもデビューか。俺達のアンちゃんがこんなに大きくなって……

 

471:名無しのウマ娘 ID:vVuRrY85w

クラシック級以降の目標安価か。こーれ場合によっては地獄見るぞ

 

472:名無しのウマ娘 ID:NUKeBymsN

凱旋門賞制覇。まぁ無難にね

 

473:名無しのウマ娘 ID:wNFXIzBO5

海外G1を3つ以上取る

 

474:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

生涯無敗

 

475:名無しのウマ娘 ID:eI94Rx+fv

100戦以上走る

 

476:名無しのウマ娘 ID:Ukefxtg/X

そういやこれ以外にも目標たてたりするん?

 

477:名無しのウマ娘 ID:D289XA7xR

BCターフ優勝

 

478:名無しのウマ娘 ID:Lj82kfLdR

香港の招待レース全制覇

 

479:アンちゃん ID:kSktrbRNI

>>476一応そのつもり

 

480:名無しのウマ娘 ID:L7XW6Guc1

クラシック5大レース制覇

 

481:名無しのウマ娘 ID:I5QtINVmk

イギリス3冠

 

482:名無しのウマ娘 ID:r6BnME72s

お?

 

483:名無しのウマ娘 ID:pzodiGLav

ドバイターフ制覇

 

484:名無しのウマ娘 ID:scuDH/x8A

お?

 

485:名無しのウマ娘 ID:NUKeBymsN

 

486:アンちゃん ID:kSktrbRNI

>>480よりによって一番キツいじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

 

487:名無しのウマ娘 ID:Uu3yC/47c

アンちゃんご愁傷様…

 

488:名無しのウマ娘 ID:NUKeBymsN

悲しいけどこれ、安価なのよね。なので……

 

489:名無しのウマ娘 ID:eqOHbze9D

安価は絶対だ。やり遂げろアンちゃん

 

490:名無しのウマ娘 ID:r/W1kaivK

ちな、クラシック5大レースって桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー、菊花賞で合ってると思うけど……これ全部制したウマ娘っていんの?

 

491:名無しのウマ娘 ID:ac4ZhXH+n

スレ民の悪ふざけがアンちゃんを追い詰める!

 

492:名無しのウマ娘 ID:kRyqW7sc+

アンちゃんの不幸で飯が美味い

 

493:名無しのウマ娘 ID:jkri00wjG

>>490いるわけねぇだろ常識的に考えて。レース間隔考えろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クラシック5大レース……桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー、菊花賞の全てを制し……誰も成しえなかった頂の景色を見る。それが僕のクラシック級での目標だ」

 

 

「……あー、本気で言ってるのか?」

 

 

「本気に決まっているだろう。神の啓示は絶対、やり遂げなければならない。それに……誰もが到達できなかった景色は、僕自身も興味があるからね」

 

 

「まぁ到達できないだろうね……」

 

 

 桜花賞から皐月賞を連闘、そこから1ヶ月程でオークスとダービーをまた連闘。そんなウマ娘見たことがない。でも……アンカデキメルゼならやりかねない、俺はそんな予感を感じていた。

 

 

くそう……くそう……!なんで、なんでこんなことに……!マジで地獄見る羽目になっちゃったじゃん……!

 

 

はー!飯が美味いのです!ご飯がすすむです!パクパクです!スレ民ナイスです!

 

 

 よし!アンカデキメルゼもやる気十分だし、俺も頑張るぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンカデキメルゼ現時点での育成目標

 

 

桜花賞で1着 new!

 

皐月賞で1着 new!

 

オークスで1着 new!

 

日本ダービーで1着 new!

 

菊花賞で1着 new!




スレ民の悪ふざけがアンちゃんを襲う!というわけでアンちゃんの当面の目標はクラシック5大レースを制するになりました。ウマ娘アプリでは絶対にできない目標ですね。
アンカデキメルゼの明日はどっちだ!?


ちなみにスミニンヴィッパーのプロフィールを簡易的に

スミニンヴィッパー

身長:141cm
体重:微増
B/W/H:70/49/71
一人称:ヴィッパー


サポート科のウマ娘。非転生者。アンカデキメルゼの幼馴染兼友達。アンカデキメルゼが困っていたり苦しんでいたりする姿に愉悦を感じる。ただ、一応アンカデキメルゼが幸せになることは願っている。
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