今日も楽しく安価だ!   作:カニ漁船

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記者からのインタビューに答えていくぅ。


安価ウマ娘のインタビュー!

〈トレセン学園生徒ワイ、明日の登校の時になにをするかを安価で決めるpart2〉

 

 

33:イッチ ID:Ueqm6bNT4

久しぶりに。頼むでお前ら>>45

 

34:名無しのウマ娘 ID:yLb2EZhl7

こっちは動かねぇな

 

35:名無しのウマ娘 ID:8axGVjCwx

他は活発なのになー

 

36:名無しのウマ娘 ID:nxe5vq+ne

仕方ないんじゃね?ネタがあんまり思い浮かばないし

 

37:名無しのウマ娘 ID:L5ydu33LH

そんなこと言ってたら

 

38:名無しのウマ娘 ID:Aj1n4IFVJ

久しぶりやんイッチ

 

39:名無しのウマ娘 ID:pK7ASgzng

逆立ち登校

 

40:名無しのウマ娘 ID:vA6Aupkrq

食パンくわえて登校

 

41:名無しのウマ娘 ID:39O9FLukd

裸足で登校

 

42:名無しのウマ娘 ID:b1c0D++jN

大道芸を決めながら登校。勿論服装もピエロで

 

43:名無しのウマ娘 ID:zw+H0QEq3

フランスパン咥えて登校

 

44:名無しのウマ娘 ID:oTcp+OfBS

お魚くわえたどら猫

 

45:名無しのウマ娘 ID:0UaMbTyLA

コサックダンスしながら登校

 

46:名無しのウマ娘 ID:yFy3K4z0S

鉄アレイを鞄に敷き詰めて登校

 

47:名無しのウマ娘 ID:0wbaoow/c

匍匐前進で登校

 

48:名無しのウマ娘 ID:OqCwM0GUU

決まったか?

 

49:名無しのウマ娘 ID:vA6Aupkrq

 

50:名無しのウマ娘 ID:yFy3K4z0S

何故にコサックダンスwww

 

51:名無しのウマ娘 ID:zw+H0QEq3

周りからは変人と思われてんやろなぁ……

 

52:イッチ ID:Ueqm6bNT4

>>45コサックダンス……?まぁいいや。了解

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アンカデキメルゼさん?あなたは一体何をしているのでしょうか?」

 

 

「朝なので登校していますが?」

 

 

「では、あなたは今何をやっているのでしょうか?」

 

 

「コサックダンスですが?」

 

 

「……それは、またいつものですか?」

 

 

「はい。神の啓示によるものです」

 

 

 朝なので学園に登校している僕。そしてたづなさんに呼び止められる僕。ま、理由なんて分かりきってますよね~。コサックダンスしながら登校してる奴なんてそりゃ呼び止めますよ。でもねたづなさん。これは仕方のないことなんです。安価は絶対、故にこれはやり遂げなければならないことなんですよ。

 

 

「別に他人に迷惑を掛けているわけでもあるまい。問題はないはずだが?」

 

 

「そうですけど……そうですけども!」

 

 

「申し訳ないが、これは僕に課せられた罪だ。咎を背負う僕がやり遂げなければならぬこと。だから、どうか黙認して欲しい」

 

 

「……もういいです」

 

 

 たづなさんは諦めたような表情をしている。なんかちょっと申し訳なくなってきますね。だからといって安価を辞める気はないですけど。

 

 

「みて、アンカさんまた変なことやってるわよ?」

 

 

「噂だと、ろくでもない神々?とやらのせいで無理矢理やらされているみたい」

 

 

「えぇ~!?かわいそ~」

 

 

「だから私達とも壁を作っているのかな……?」

 

 

「アンカさん近寄りがたいもんね。いつも仏頂面だし」

 

 

「……というか、アンカさん全然疲れてなくない?コサックダンス結構キツいのに表情ほっとんど変えずに寮からここまでコサックダンスで登校するってヤバくない?」

 

 

 周りのみんなが僕を見てひそひそ話してる!?や、止めてください!僕の陰口ですか!?いじめは良くないですよ!

 

 

「そりゃあ関わりたくないです。アンちゃんみたいな変な子」

 

 

「……分かっているさ。自分がおかしいことぐらい」

 

 

「まぁいいです。アンちゃん今日の予定覚えてるです?」

 

 

「無論、覚えている。僕のインタビューの日だろう?」

 

 

 そう。今日はボクのインタビューの日なんですよね。何でも世代No.1のウマ娘として独占インタビューをしたいとのことらしく。ふっふ~ん!ついに僕も特集を組まれるようになりましたか!

 

 

「だがヴィッパー。分かっているだろうな?僕の両親には……」

 

 

「分かってるです。言わないでおくです」

 

 

「分かっているなら、いい。あの2人が知ったとなると、絶対に厄介なことになるからな」

 

 

 あの2人なら絶対何十冊も買いますよ!別にいいけどさぁ!余計実家に帰りづらくなるからやめてよ本当に!?この前僕が勝負服を着てる画像をプリントアウトしてポスターにしてるって知った時は本当に恥ずかしかったんだからね!?しかもヴィッパー曰く親戚中に自慢して回ってるらしいし!本当に止めて欲しいんだけど!

 

 

「アンカさん両親と仲悪いのかしら?」

 

 

「なんか、可愛そうね……」

 

 

 は~ぁ、どうにかならないかなぁ本当に……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 授業も終わっていつものトレーニング……の、前に。今日はインタビューの日ですよ!さぁ、キリキリ答えていきましょう!

 

 

「僕がトレーニングしている写真が欲しい……と」

 

 

「はい!特にアンカさんは、それはそれは凄いトレーニングを積んでいるのだとか!」

 

 

 ただ、どうやらまずは写真が欲しいみたいで。僕がトレーニングしている風景が欲しいみたいです。別に断る必要もないので早速トレーニングをしましょうか。

 

 

「トレーナー君、今日のトレーニングは?」

 

 

「そうだね……本当ならパワートレーニングでボクシングなんだけど」

 

 

 ただ、どうやら記者さん達の欲しい映像はそういうのではないみたいで。

 

 

「今日は走ろうか」

 

 

「了解した」

 

 

 というわけで、いつものようにトレーニングをしようと思って……記者の人達に止められます。なんか凄い慌ててますけど、どうしたんでしょうか?

 

 

「如何したのかな?トレーニングの写真が欲しいというから今から始めようと思うのだが」

 

 

「いやいや!?どんだけアンクルウェイトをつけて走る気ですか!?しかも滅茶苦茶重そうなアンクルウェイトをつけてますけど!?」

 

 

「……少なかったか?」

 

 

「何言ってるんですか!?」

 

 

 別にこれぐらい普通な気がしますけど。なんかおかしいですかね?何なら蹄鉄も特別製ですよ。普通のよりもっと重いです。

 

 

「……う、噂以上のトレーニング鬼みたいですね」

 

 

「そうか?これぐらいみんなやっていると思うのだが」

 

 

「すいません、さすがにあなただけだと思います」

 

 

「ゴメンアンカ。こればっかりは記者の人達が正しいよ」

 

 

 これが四面楚歌ってやつですか。ふーんだ、良いですよ良いですよ!別に気にしてませんもーん!どうせ僕の方がおかしいですもーん!

 それからまぁ写真を粗方撮り終わったので改めてインタビューの時間です。

 

 

「……では、アンカさんの出走するレースは基本的にアンカさんが決めていると?」

 

 

「そうですね。基本的にはアンカが出走を決めたレースに出るようにしています」

 

 

「成程。アンカさんは出走するレースを具体的にどう決めているのでしょうか?」

 

 

「神託だ」

 

 

「え?」

 

 

「僕は神々(スレ民)の命によって出走するレースを決めている。彼らは僕が出走可能な、僕なら勝てるであろうレースを吟味し、それを神託として僕に報せている……まぁ簡単に言えば、僕が出走するレースは神々(スレ民)の意志によって決まっているといえるだろうな」

 

 

 ぜってーそんなことないけどな!アイツら絶対面白半分でやってるけどな!でもいいよ!やってやろうじゃねーですかこの野郎!覚悟しとけよ!

 

 

「な、成程……電波系なのかな?この子

 

 

 お、記者受けは良かったみたいですね。微妙な表情を浮かべているのは気づかないふりをしましょう。

 

 

「いつもトレーニングは?」

 

 

「先程アンカが言った神の啓示によってトレーニングメニューを変えています。神の啓示によって決まったトレーニングを聞いて、私の方で彼女の不足している部分を補うようなトレーニングメニューを考えている感じですね」

 

 

「具体的な一日のトレーニングメニューを教えてもらっても良いですか?」

 

 

「……構いませんよ。ただ、他の子には推奨できないのでそれだけは留意しておいてください」

 

 

「まぁ、そんな気はしてます」

 

 

 記者の人はトレーニングメニューの書かれた紙を見て……目を見開いて驚いてました。そんなに驚くことですかね?僕からしたら普通のメニューなんですけど。

 

 

「今後ダートレースに出走する可能性は?」

 

 

「全日本ジュニア優駿でも申し上げた通り、可能性はあります。後はそうですね……アンカの適性の幅を考えたら海外の芝とダートでも走れるかもしれませんね。アハハ」

 

 

「……なんというか、タケシバオーみたいですね」

 

 

「もう片足突っ込んでるような気がします」

 

 

 それにしても僕に質問が全然飛んできませんね。ちょっと暇です。もしや避けられてる?

 

 

「それではアンカさん。今注目しているライバルなんかはいますか?」

 

 

「ライバルか……そうだな。同世代というくくりで見るのならば、アヤベさんは注目している。アヤベさんは普段から良くしてくれているからな。もっとも、それで勝負で手を抜くようなことは断じてしないが」

 

 

「アドマイヤベガさんですか!やはりそれは、同じ脚質だからでしょうか?」

 

 

「それもある」

 

 

「アンカデキメルゼが注目しているのはアドマイヤベガ……メモメモっと」

 

 

 アヤベさんも頑張ってるらしいしな~。僕も頑張らないと!

 

 

「それではアンカさん、今後のレースの展望などは?クラシックでの目標を教えてください」

 

 

「あ」

 

 

「クラシックでの目標か。無論、神託をすでに賜っている」

 

 

「おぉ!クラシック路線ですか?それともティアラ路線ですか!?」

 

 

 なんかトレーナーが慌ててますけど、まぁいいでしょう!声高に宣言しますよ、僕のクラシックでの目標を!

 

 

「クラシックには、5つの頂がある」

 

 

「へ?何の話……」

 

 

 僕は、指を1つずつ立てていく。

 

 

「桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー、菊花賞……古くはクラシック5大レースと呼ばれていたらしいこのレース。それらを全て制したウマ娘はいない」

 

 

 まぁいるわけないですけど。そんなローテを組むなんて前代未聞ですし。

 僕は開いた指を……閉じて、握りこぶしを作った。

 

 

「僕のクラシックでの目標は……この5つの頂を僕の手中に収めることだ。誰もが見たことがない頂の景色を見るために……僕はクラシック5大レースを制してみせよう」

 

 

「「「……」」」

 

 

 やっちまった……という表情のトレーナーさん、大口開けてポカーンとしている記者の人達。いや、まぁ、うん。そういう反応になるよねー。でもね、安価は絶対なんだ。やり遂げなくちゃいけないんだ。

 

 

「え、えぇ~!?ほ、本気で言ってるんですか!?」

 

 

「本気も本気だ」

 

 

「いやいやいや!?無理ですってそんな目標!」

 

 

「やる前から何故決めつける?僕はこの目標を不可能ではないと判断した。故に、僕はクラシック5大レースの全てに出走する」

 

 

 本当は今すぐにでも逃げ出してぇけどな!でもそれ言ったらおしまいなんだよ!気持ちで負けたらそれはもう負けなんだよ!

 

 

「えぇ……。と、トレーナーさんはどう思ってるんですか!?担当ウマ娘のこの暴挙!」

 

 

「まぁ、アンカはこう言い出したら聞きませんので。一応アンカの意志を尊重する形で全力でサポートしていく予定です」

 

 

 記者の人達は信じられないような表情を浮かべてますけど、コレ、現実なのよね。

 それから細々~と質問をしていってインタビューは終わりました。いやぁ終わった終わった。楽しかったですね!トレーナーさん!

 

 

「はぁ……これから理事長や色んな人に問い詰められるんだろうな……」

 

 

 それに関しては本当に申し訳ないと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その挑戦は無謀か?それとも確信か!アンカデキメルゼ、クラシック級での目標は前人未到のクラシック5大レースの完全制覇!】




これで逃げ場はなくなったよ!やったねアンちゃん!
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