あるボーダー隊員の日常 作:スコルピオン
イレギュラー門(ゲート)対策の為、ゲート封鎖があと3時間で解ける。
だんだん夜が明けてくるのが分かる…
シャカシャカ〜
「笹森先輩!そっち行きました!」
僕は孤月を持ってラッドを追い立てる。
ザク!
うまく追い立てて笹森先輩が串刺しにしたようだ…
「追い立てナイス!」
「ありがとうございます」
「レーダー感知無しです!」
「終わった!」
「お疲れ!」
他の地区はどうなんだろうか?
笹森先輩と共に諏訪隊長の元に行く…
『全部隊に通達!駆除完了です!繰り返します!駆除完了です!』
戻る途中で無線で連絡が入る。
「諏訪さん、終わったみたいですね。」
「おお日佐人、佐々木部〜お疲れさん!はあ〜やれやれだぜ」
諏訪隊長は肩を手でほぐしながら、ようやく終わった作業に安堵しているようだ。
今回、トリオン体でこんなに長くいたのは初めてだったから、しかも戦闘訓練以外での活動も初めてだったので違和感は凄い…
ふうー
「よーし!これで駆除作業終了だ〜みんな気をつけて帰れよ!」
「諏訪さん〜飲みに行くんですか?」
まだ高校生ぐらいの人から聞かれ…
「本部帰るんだよ〜お前らも寄り道しないでさっさと帰れよ!」
「では解散!お疲れ!!」
「「「「「「「お疲れ様でした!」」」」」」」
「佐々木部も気をつけて帰れよ!長時間換装は思ったより疲れるからな〜」
諏訪隊長がわざわざ声をかけてくれる。
「はい!お疲れ様です!」
僕も元気良く返す〜
家に帰る頃には太陽が登り始めてきた…
家に着き、鍵でドアを開けると…
「おかえりマコト」
「あ、母さん…ただいま…えっ?もう起きてるの?」
まだ朝5時前だ…記憶が正しければいつも6時ぐらいのはず…
「ええ心配でね」
「ご、ごめん…本当に朝帰りするとは思わなかったから…」
「仕事は終わったのね…朝ご飯は?」
「うん…眠いから良いよ」
「そうじゃあおやすみマコト」
「うんおやすみ」
部屋に戻り…トリガー解除する。
途端に眠気が凄い…眠く…なっ…
そのまま布団に潜ったら数秒で眠っていた。
「…あ…今何時?」
目が覚めると既に暗かった…ふとスマホを見ると夕方になっていた。
机を見ると、おにぎりが置いてあってちょうど良いとばかりに食べる。
流石母さんだな〜
ついでにスマホでボーダーのホームページを見るとイレギュラー門(ゲート)の件が報告として載っていた。
そしてB級昇格の隊員が更新されていた〜あの駆除作戦でポイント貰えるから…
え?!
B級隊員 玉狛支部所属・三雲修
三雲先輩がB級昇格…隊務規定違反で除隊では無く?
スゲー!!!
木虎先輩は処罰とか言ってたのに?
今度こそ会って話してみたい!
しかし玉狛支部か…
家から近いな…
意外と…