(とは言っても今回は過去視点はないですが)
それでは、どうぞ。
(注)
今回は短いです・・・すいません!!
(お前は最強の殺し屋になるんだ!!)
ああ、夢だ。久しぶりだな・・・こんな夢を見るの・・・
(貴様は生まれたときから表世界で生きることなど不可能だ!!なんせ、私の息子なのだからな!!)
うるさい・・・分かっているよ。そんなこと、耳にたこができるほど聞いた。そんなのイヤでも分かるさ・・・
(私の血は、消えたりなんかしない!地獄でも、その先でも私はお前を呪ってやる!!お前はその運命だからだ!!)
狂気の笑みを浮かべながらコイツは血まみれとなり俺にくさい息を吐きながら俺のクビをつかむ・・・まるで・・・
自分のペットを死ぬまで飼い殺しにするかの様に・・・
◇◇◇◇
「・・・・・・・ッ!」
息が、荒くなる。イヤな目覚めだ・・・汗がシーツに染み付いている。愛し合っている時はむしろこの染みが心地よいのに、今回は違っていて気持ち悪い。ベトベトする。
「久しぶりだな・・・」
「・・・?おはよう」
そう呟くと虹ねぇが起きた。いや、起こさせてしまったのか・・・悪いことしたな、まだ五時だし・・・起きるには速すぎるよな・・・
「ごめん、起こさせちゃって」
「ううん、平気・・・」
優しいな、虹ねぇは・・・こんな俺を、暖かく受け入れてくれるのは数えるほどでしかいなかった。だって、俺は普通の人間じゃないから・・・
「大丈夫?顔が真っ青だよ」
急に虹ねぇが聞いてきた。ああ、まぁ当然か。この過去は俺にとってはイヤな思い出にしかならなかったからだ。トラウマとはまた違う。植え付けられた恐怖、洗脳・・・それが気味が悪くてイヤになるほど吐き気が出てきた。
「ああ、昔の夢を見ていた」
「・・・・そっか」
そう言ってすぐに虹ねぇは俺が震えているのに気が付いたのかそっと俺を抱きしめてくれた。
「・・・シャワー、浴びる?」
「・・・うん」
正直、今はこの気色悪い汗を流したかった。それに気付いてくれたのか虹ねぇは一緒に部屋にあるシャワールームへと入る。
元々、大浴場的なものはあるのだが虹ねぇと付き合ってからは部屋にシャワールームを置いたのであった。
「はい、目を閉じてね」
「ン・・・」
いつもよりシャワーが気持ちいい。イヤな汗を全て洗い流してくれる。そこに彼女の手が加わるからとても心地よい。
暖かい・・・彼女の温もりが俺を安心させてくれる。冷たかった俺の世界を彼女は暖めてくれる。
昔・・・今でも思い出したくない。あいつの・・・親の顔が、あの言葉が・・・虹ねぇの恋人になった日以来見てなかったんだけどなぁ・・・
「・・・思い出す?」
「ウン・・・」
俺は少々気味悪さが残りつつも、あの時が忘れないでいた・・・
俺と虹ねぇに会うまでの、孤独な日々を・・・地獄と呼ばれた
これは俺が最強の殺し屋と呼ばれるようになった暗く、残酷なお話・・・
後に、彼のハイスペックがどうやって出来たのかも明かすので是非、お楽しみに!
それでは!
葵「オイ」
作「ン?」
葵「前書きや後書きが雑くないか?」
作「いや・・・その、実は忘れていまして・・・」
葵「死ね」
ぎゃあああああああああああ!!チーン