リコベル・アクションズ   作:ライダーGX

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お待たせしました。

ただ今回ちょっと短いです。


第3章More haste, less speed
第11話


クルミが喫茶リコリコに来て約一ヵ月、消えた銃を捜索する中ですっかり店に馴染んだ彼女は常連客とも仲良くなり、今夜はあるイベントが行われた。

 

千束が扉の札を閉店として、振り返って言う。

 

「それでは~閉店ボドゲ会スタート!」

 

『『『『おー!』』』』

 

っと顔なじみの常連客が千束の開催の合図を待ちわびたかの様に言い、零士と大雅は呆れつつも常連客達にコーヒーと紅茶の準備をしていた。

 

「お前たちも悪いな、今日は付き合ってもらって」

 

「いいさ、今日は暇だったからな」

 

零士が今日来ている雄哉と圭介に言い、圭介は笑いながら言う。

 

「いや~今日は楽しみにしてたんすよね! このボドゲ会を! 早くやりたいっす!」

 

そう言って圭介は零士と大雅が出したコーヒーと紅茶を皆がやっているボドゲの方に持っていく。

そんな中、常連客は始める前に色々雑談をしている。中には刑事の阿部も参加していた。

 

「締め切り明日って言ってたっすよね」

 

「今日のあたしには関係ないし」

 

「止しましょう。仕事の話しは」

 

「実は、自分も勤務中で」

 

「刑事さん、ワルだねぇ」

 

「早く、始めましょうよぉ」

 

もう皆は始めようと待ちきれないかった。

 

「じゃあ順番決めるぞ~」

 

っとクルミがいつの間にかいて、完全にボドゲ大会の常連になっていた。

 

「あいつ何時の間にかボドゲの常連になったな?」

 

「馴染むってヤバいな…」

 

「おいおいこら~何ってんだ男子達。ねえねえたきなもやろうよ~、レジ締めなら私もやるから~」

 

「千束がやったら札束がいくつか無くなる感じがしてならないな」

 

「確かにな」

 

そう雄哉がぼやいた事に零士が頷いた瞬間、千束が飛び込む。

 

「こら~~~!!」

 

「おっ!?聞こえてたのか!?」

 

千束が零士に飛び掛かって、頭をワシワシしている中で、たきなはというと。

 

「もう終わりました。レジ誤差ゼロ、ズレ無しです」

 

「「はや~」」

 

零士と千束は既に終えたたきなの作業を見て言葉をこぼし、たきなはレジ締めを終える。

 

「それじゃあたきなちゃんも暇になった事よね」

 

「たきなちゃん、こっちにおいでよ」

 

常連客がたきなを誘ったが、たきな「いえ、結構です」とお断りを入れて、店の奥に入って行く。

 

それを零士達は目を合わせ、千束はたきなを追いかけて、零士は雄哉と圭介に飲み物を渡して、その後を追いかけていく。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

たきなが更衣室に手に掛けようとした際、大雅がたきなに話しかける。

 

「混ざらないのか?」

 

「…そうすればDAに戻れますか?」

 

大雅はたきなの返答を聞いてため息を吐く。

未だにDAに戻りたがっているたきな、だがそれは難しい話、あの楠木が戻すかどうか怪しい雰囲気。

 

いや…戻す気はさらさらない感じがするのは確かだと、そう感じる大雅。

 

「それは俺に聞かれても分からねぇよ、それにあれは…」

 

大雅がそう言った所でたきなは更衣室へと入って行き、それに大雅はため息を吐き、頭をかく。

 

そして零士と千束がやって来て、零士は大雅の方を見る。

 

「ダメか?」

 

「ああ、ダメだった。相当固執が強いぞたきなは…」

 

「そうかな~? ねえたきな~」

 

千束がたきなを呼ぼうとした際に零士がある事を思い出した。

 

「あっ、そうだ、千束」

 

「ん?何?」

 

「そう言えばおやっさんからの伝言を思い出したんだ、健康診断と体力測定、もう終わってるのか?」

 

「いやぁ、だってあんな山奥まで行くのだるいしぃ」

 

千束はいやいやながら文句を言い、それに顔を合わせる零士と大雅、まだ済んでいない事に頭を悩ませる。

 

「だるいって言う問題じゃないぞ千束。それらはライセンス更新に必要な手続きなんだ、仕事続長ければ行ってきなって」

 

「そうそう」

 

「うぇぇ~、それは先生が上手く言っといてくれないかな~。先生の頼みなら聞いてくれるでしょ?楠木さん」

 

「あのな…いくら何でも」

 

未だに行きたくないと駄々をこねる千束に零士が言おうとした時だった。

 

 

「指令と会うんですか?」

 

 

なんとたきなが上が下着姿のまま出て来たのだ。

 

「うおぉ!バカ!!服ぅ!!」

 

バタン!!

 

ドゴン!!ドゴン!!

 

「「ごほっ!?!」」

 

瞬時に扉を閉めて、そのまま零士と大雅に拳を入れる千束、それには零士と大雅はそのまま受けてしまい、顔を抑える。

余りの勢いに痛みが来る。

 

「うぉぉぉぉ…マジ効いたよ。でも…」

 

「殴られて当たり前か…」

 

「はっ!ご!ごめん…、で!でも仕方ないからね2人共!」

 

そう千束が言う中で、あっという間に着替えたたきなが出てくる。

 

「私も連れて行って下さい」

 

「「「はやっ」」」

 

またしてもその言葉が出る零士と大雅に千束、たきなは頭を下げてお願いする。

 

「お願いします」

 

たきなのお願い事に零士達は目を合わせ、そして千束はたきなを見る。

 

「分かったよ、たきな」

 

っと了承し、零士と大雅はそれを見守る。

すると扉から雄哉と圭介がやって来た。

 

「零士、大雅」

 

「ん?どうした、こんな所までやって来て」

 

「さっき俺のスマホからメールが来たんだ。これを見てくれ」

 

雄哉は零士に自分のスマホを見せ、それを受け取り零士と大雅はそのスマホの内容を見る。

 

そのメール内容を見て、零士と大雅は表情を変える。

 

 

 

【招集:リリベルの全隊員はDA本部に集結せよ】

 

 

 

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