リコベル・アクションズ   作:ライダーGX

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1/9、虎次郎の車両を変更させて貰いました。

申し訳ありません。


第12話

千束がまだライセンス更新を済ませてない事でD本部に行く事になった際、たきなもDA本部に行きたいと言い出し、千束はそれを了解し、連れて行く事にした。

その際に零士達にリリベル招集のメールが届いた。

 

だがそのメール内容は正確な日付や時刻が知らされてなく、翌日行く事となり、零士達は自分達の車でDA本部に行く事となった。

 

大雅のランエボの後方に雄哉のRX-8が付いて行っている。

 

車内で零士はある事を考えていた。

 

「…千束の奴、ちゃんとライセンス更新に行ったかな?」

 

「行ってるだろうさ、今回はたきなも本部に行く事になったんだ。問題なく行ってるよ」

 

「そうだろうな。しかしリリベルの本部の奴等…一体何を考えて俺達を呼びだしたんだ?」

 

大雅の言葉にうなずく零士はリリベルの連中の考えに理解が出来ないでいた。

それもその筈、現在リリベルの方は色々とややこしい関係上になっている。

 

「まあそれは本部に行けば大丈夫な事。そろそろ着くころだな」

 

っと大雅が言うと同時にリリベル本部が見えて来て、零士達はそこに入る。

 

リリベルの本部は基本時に基礎訓練は部屋で休む場合が多い、だがそれはごくわずかな方、実際は制服を着て、リコリスと共に行動する者達がかなりいる。

 

良い例としては零士や大雅がそうだろう。

 

そして零士達は本部に入ると、受付で軽い手続きを済ます。

手続きを終えた後、リリベル全隊員が集まる広場に着く。

 

中には制服姿のリリベル隊員がいるが、戦闘服姿の隊員が多くみられる。

 

「おっ!おーい!零士!大雅! 久しぶりやな~!」

 

「お久しぶりです」

 

っとソフトモヒカン風の髪型にマッシュルームカットの少年2人が零士達の元にやって来て、それに零士達は振り向く。

 

「おお~、お前等か…久しぶりだな。“虎次郎(こじろう)”“元也(げんや)”」

 

「元気にしているか?」

 

零士と大雅がであったのは同じリリベル仲間の【神澤(かんざわ) 虎次郎】と【遠藤(えんどう) 元也】だ。

 

虎次郎は零士と大雅、雄哉と同じファーストリリベルであり、2年前に関西地区からやって来た関西人である。

 

元也は圭介と同じセカンドであり、少し大人しい感じの少年である。

 

「暫くだったな? なかなかリコリコに顔出さないからどうなってるか分からなかったよ」

 

「すまんすまん。ワイなかなかそっち方面での活動が出来へんでな~」

 

「と言うか虎次郎さんは相変わらず女の子に目がないから、そっちに釣られてます。特に女子高生の」

 

「言うなアホ!!」

 

こう言った漫才風な感じで零士と大雅は思わず笑いが出てしまう。

だがそんな様子を面白くもない者達がいる、それが今着ている戦闘服姿のリリベル隊員だ。

 

零士達を睨む様に見ている様子を、雄哉が見逃さなかった。

 

「…相変わらずだな。あの連中は」

 

「ん? ああ~…あいつ等か。困ったもんだな本当に」

 

大雅が睨んでいる戦闘服姿のリリベル達を見て呟く。

 

「しゃあないわ。ワイ等【高橋派】とあいつ等【虎杖派】の派閥が前より強よなったって言うしな」

 

「そうなんすね…悲しいっす」

 

「…全部“()()()()”が発端だ」

 

零士がそう言ったあの事件、それを言うと同時に大雅が顔を横に振る。

 

「それは違うぞ零士、あれはあいつが…」

 

「あいつのせいでもあり、俺達が行ってしまったせいでもある。それは違いはない」

 

その言葉に大雅達は言葉を積もらせ、何も言いだせない。

 

そして広場にある男がやって来て、皆がそちらに向く。

零士達もその男の方見る。

 

「来たぞ…【虎杖のおっさん】だ」

 

「相変わらずぶすっとしたおっさんやで」

 

虎杖…現リリベルの総司令官で、上層部の関係者の1人。

だが影響力は正十郎とは全く皆無と言っていい程の力はない。

 

そんな中で虎杖は皆の方を向いて言う。

 

「諸君。実はつい先日…不明だった消えた銃の一部が見つかった! それも100丁だ!」

 

『『『『おおーー!』』』』

 

「「っ!?」」

 

虎杖派のリリベル達はそれを聞いた途端歓声を上げる。

一方虎杖の言葉に零士と大雅は思わず目を見開く、だたでさえ行方が分からなかったあの銃の行方が見つかったとの事。

 

零士達はクルミの捜査待ちだと思っていたが、どうやって見つけたか零士が聞いて見た。

 

「1つ良いか?」

 

「…貴様か、零士」

 

「見ろよ、大雅も居るぞ」

 

「チッ…高橋派の汚点が」

 

「何でお前があいつと一緒のあの最強の地位にいるんだ」

 

っと虎杖と虎杖派のリリベル達は零士と大雅を見て何やら嫌味的な発言を言いだして来た。

その様子を見ている圭介は思わず言おうとしたが、雄哉と虎次郎がそれを止めた。

 

「えっ?何で」

 

「今は分かっているだろう? ここで言えばリリベル内での内乱か反乱が勃発する。それを避けなければならない」

 

「それにや…高橋さんの付けもあるから、下手な事も出来へんしな…」

 

それを聞いた圭介はただ拳を握り締めるしかなかった。

 

虎杖と虎杖派の愚痴を無視する零士はある事を聞く。

 

「その情報…一体何処の情報なんだ? 俺達の方でもその行方を調べているんだが、一体何処のだよ?」

 

「…それを知る貴様ではない、いくら最強のリリベル2人組でもな」

 

虎杖はそれをかわすかの様に流し、それを聞いた零士と大雅は確信した。

 

この情報…偽情報だと、恐らくまだ銃は取り戻しておらず、虎杖派の影響力を強める狙いだろうとそう思う零士と大雅。

零士問いを流した後、虎杖は虎杖派のリリベル達に言う。

 

「諸君。これでリコリスの差をより一層埋める形となる、これを置きにあいつ等の元に行き、実力を見せに行くぞ!」

 

『『『『はっ!!』』』』

 

虎杖派のリリベル達は虎杖の後を追いかける形で付いて行き、それを零士達と高橋派のリリベル達は騒然としてしまう。

 

「おいおい、リコリスの所に行くとつもりかよ」

 

「無茶過ぎるぞ、いくらなんでも」

 

高橋派のリリベル達はそうやって話し合う中、零士達は少し気になる事があった。

 

「挑発のつもりだな。あれは…」

 

「せやな、あのおっさんはリリベルの特権を回復させるのが目的や」

 

「となると…楠木に自慢話をさせて、リリベルがより動かしやすい事を示すのが虎杖のおっさんの目的だろう」

 

「…だがあの楠木だ。それをしたところで変わらない事は百の承知…、ちょっと見に行ってみるか」

 

零士達は広場から出て、自分達の車に乗り込み。

リコリスの本部へと向かった。

 

因みに虎次郎が運転するのは【スバル インプレッサ WRX STI】である。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

リコリスの本部に到着した零士達、既に虎杖派のバスが到着しており、建物内に入っている。

 

零士達も中に入って、センサーを通って通過の許可を貰い、受付の所に行く。

 

「すいませーん、ここに暑苦しい者達が来ませんでしたか?」

 

「目が鋭く、不愛想な感じのおじさんで。後は俺達くらいの連中なんですけどね~?」

 

零士達の質問に受付の人達は戸惑いながらもそれを調べた。

 

「えっと、確かその人たちは…、今更新を行っているリコリスの所に居ます」

 

「どうも。あと…我々の名を教えておきましょう。自分は~【トレンディ新藤】」

 

「そして自分は【ビューティー神谷】」

 

っとおかしなネーミングセンスに受付の人達は苦笑いをする。

そして雄哉は零士と大雅の首根っこを引っ張る。

 

「行くぞ」

 

「「おいおいおいおい!」」

 

「すいませんっす!!」

 

「お騒がせしました」

 

圭介と元也が頭を下げて謝り、零士達の後を付いて行く。

 

 

そしてライセンス更新が行われている場所に着くと、何やら一悶着が見受けられた。

 

「それってどこのですか! 私達が調べじゃ、まだ見つからないとの事ですよ!」

 

「それが貴様らの限界と言う事だ」

 

揉めているとは千束と虎杖だった。

他には同じファーストリコリスの【春川 フキ】と楠木にその助手であった。

 

リリベルの隊員は見られず、どうやら別の場所で待機している様だ。

 

「おいおい、虎杖のおっさん。そんな事をペラペラと喋るんじゃないっての」

 

「何?」

 

「あっ、零士!大雅! それに雄哉君達!」

 

「お前等…!」

 

フキは零士達が来たことに驚きを隠せず、楠木は表情を変えず、ただ零士達を見つめるだけだった。

 

「あの場所で見つけたとほざいていたみたいだけど、本当はまだ見つけてないんだろ?」

 

「自分達が有利になれるような感じのな」

 

「…何を根拠に」

 

その言葉に虎杖は零士と睨みつける。

 

「簡単さ、あんたの場合は目に出やすいから」

 

「目に『まだ見つかっていない』て書いてあるし」

 

「そやそや、そんでもって目玉ボーーーーン!! っと言った感じで嘘が上手い感じやらかな」

 

「とにかく、虎杖司令、あなたはもう少し周りを見る事をお勧めします。あなたの場合はそれが仇に事が多い」

 

「…フッ」

 

虎杖は零士達の言葉を無視するかのようにその場から立ち去り、それを千束が「べー!」と舌を出しながら威嚇する。

そして零士と大雅は楠木と対面する。

 

「どうも、楠木さん。久しぶりだな」

 

「相変わらず、ムスッとした感じですな」

 

「フッ、減らず口なのは変わらないな」

 

「「お褒めの言葉、ありがとうございます」」

 

っと受け流すかのように言う零士と大雅。そしてフキの方も見る。

 

「フキも相変わらず元気そうだな」

 

「しかし珍しいな、お前が今日ライセンス更新だなんて」

 

「うるせぇ、忙しかったんだよ。ズボラなこいつと一緒にすんな」

 

フキは千束の方に指さしながら理由を言う。

 

そして楠木は零士達が此処に来た理由を問う。

 

「それで、お前たちが此処に来たのはあれを言う為か?」

 

「いいや、それだけじゃない。実はちょっとたきなが心配でな」

 

「あっ…」

 

大雅の言葉に千束が言葉を積もらせる。

一緒に来たたきながいまどういう状況になっているか、心配で来たと…そう言うのだ。

 

「楠木さん、あの作戦はどう考えても無茶な感じだろう? 仲間が殺されるのを黙って見てる訳には行かない」

 

「だが命令違反である事に変わりはない」

 

「だったら即行命令を出せばいい話だろう? それこそたきなを捨てるのは問題だ」

 

「相変わらずやで~このおばはんは」

 

「おいてめぇ!!司令に何て口を聞きやがって!」

 

フキはマイペースな虎次郎の口調に怒鳴るも、虎次郎はそれをスルーし、フキがキレながら虎次郎を追いかえる。

そして楠木は振り向きながら零士達に言う。

 

「私に話す暇があるなら、自分の立場をよく考える事だな」

 

「へぇ…」

 

「それは上等」

 

零士と大雅がそう言った時、千束がある事を言いだした。

 

「ちょっと楠木さん!さっきも言ったけどラジアータを()()()()されるなんて問題でしょ!?」

 

『『『『はっ!?』』』』

 

「何を言ってるのか分からんな」

 

零士達がそれに驚く中で、楠木はそれを受け流し、そのまま退室していく。

 

「ラジアータがクラックだと…」

 

「これはかなり大事だな」

 

っと零士達は今回の事の重大さに改めて知ったのだった。

 

 

 




原作でのリリベルの隊長の少年の名前、なんて言うんだろう?
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