リコベル・アクションズ   作:ライダーGX

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1/9、突然申し訳ありません。最初の所を投降し、この話は1話にさせて貰いました。

申し訳ございません。


第1章Easy does it
第1話


チュンチュンと小鳥が鳴く早朝、街外れにある小さな自動車整備工場、とは言ってももう誰も使われていない工場なのだが、そこはもう既に何処かの住宅に変えられてる。

工場の隣に二階建ての事務所があり、その事務所は所々リフォームされて、事務所の面影はない。

 

そこに2人の少年が住んでいた。

 

「ふわぁ~~~……眠、おはようさん」

 

「朝からひと言がそれかよ、まあ分からなくもないけど、後おはよう」

 

っと1人の少年があくびをしながらワイシャツを着て、テーブルがある椅子に座る。

そしてもう1人の少年がキッチンで料理をして、出来た朝食をテーブルに持っていき、テーブルの上におく。

 

あくびをしている少年は『新藤(しんどう) 零士(れいじ)』。

 

キッチンで調理している少年は『神谷(かみや) 大雅(たいが)』。

 

2人はこの家に同居し、協力しながら生活をしている。

キッチンで大雅出来上がった朝食をテーブルに持ってくる。

 

「はいよ、お待たせ~、今日の朝食はウインナーとオムレツ、ポテトサラダとパンだ。飲み物はコーヒーな?」

 

「おっ?美味そうだな、でもコーヒーはやっぱりおやっさんのコーヒーが良いけどな」

 

「俺の目の前でそう言うな」

 

零士の言葉に文句を言う大雅、そんな事を気にしない零士はコーヒーを入れながらテーブルに置いてある新聞を読もうとする。

 

っがその時、スマホに着信音が鳴り響き、それに零士と大雅は振り向き、その場所に向かう。

鳴っていたのは零士のスマホだった、零士はそれを取ってみる。

 

すると、画面には【ミカ】と書かれた文字が出ていて、それを見た零士は大雅に画面を見せる。

 

「おやっさんからだ」

 

「朝っぱらからか? どうしたんだ」

 

「さあ。取り合えず電話に出るか」

 

そう言って零士はスマホのスピーカーをオンにして電話に出る。

 

「おはよう、おやっさん。朝からどうしたの?」

 

『零士、大雅と一緒に出てくれ。出番だ』

 

「何だって?」

 

「何かあったのか?」

 

大雅がミカにその事を問うと、ミカは零士と大雅に説明する。

 

『緊急の任務だ。銃の違法売買を取り押さえたいとのことだ』

 

「それを俺達に? それならリコリスの仕事じゃないの?」

 

それを大雅が言うとミカは次の説明を言う。

 

『既に出て入るが護衛の数が多いとの事だ。こういう場合はお前たちの出番が限る』

 

「なる程、そう言う事か」

 

「了解、すぐに向かうよ」

 

『ああ頼む。詳細はメールで送る、後これには千束にも伝えてある。現地で合流だ』

 

っとそう言って電話が切れて、それに零士と大雅は顔を見合う。

 

「…千束も?」

 

「はぁ…こりゃあうるさくなるな」

 

「まああいつのは何時もの事だろう。それじゃあ行きますか」

 

「OK」

 

零士と大雅はそう言って、壁のハンガーに掛けてあるショルダーホルスターを取り、それを身に着けて、ソファーの前のテーブルの上に置いてある銃を取る。

 

零士が取った銃は【コルトパイソン 4インチ コンバットカスタム】、大雅が取った銃は【S&W M686 4インチ シューターカスタム】

 

零士と大雅がその銃をホルスターに収め、ハンガーに掛けてある赤いブレザーを着て、すぐに隣の工場…ガレージへと向かった。

 

彼らが乗る乗り物、零士はバイクの乗り、大雅は白いラリーカーに乗る。

 

バイクは【ハヤブサ(GSX1300R HAYABUSA)】、ラリーカーは【ランサーエボリューション4】である。

零士はヘルメットを被り、大雅はリモコンで前のシャッターを開ける。

 

シャッターが上がって、最初に零士が発進し、その後を大雅が追いかける形で、零士と大雅は銃の違法売買の現場へと向かった。

 

 

そもそもなぜ彼らがその様な事をするのか、それは彼らが普通の少年ではないからだ。

 

この日本は犯罪率がゼロと実に治安の良い国と表されて、観光客が大勢来ていると言う。

だがそれは表向きの話…、実際は犯罪は頻繁に起きていて、いつも人々の暮らしを潰そうと脅かしている。

 

そんな犯罪を未然に防ぐ為、極秘裏に動く組織が存在していた。

 

その組織の名は“DA”。正式名称は“DirectAttack”、幼い頃に孤児となった子供を拾って養成し、戦闘訓練や暗殺訓練を身に付けさせる機密治安維持組織である。

 

政府と協力する公的機関でもありながら、警察と連携は一切取らず、ましてや独自に活動を取って、犯罪を隠蔽しながら日本の治安を保っている。

そんなDAの実働部隊で、2つ部隊が存在する。

 

1つはリコリスと呼ばれる彼岸花、主に少女だけで動く暗殺部隊。マーダーライセンスを与えられて日本の治安を守っているのが主にリコリスである。

彼女達は女子高生の姿で活動し、日本の秩序を守っている。

 

もう1つはリリベルと呼ばれる君影草、主に少年だけ構成された実働部隊。リコリスとは違う暗殺は違い、武力衝突で制圧すると言う意味での想定で編成された部隊。

そんなリリベルはある事件がきっかけでリリベルは弱体化し、現在はリコリスが主導権握っていて、立場上動きずらくなっている。

 

だがそんなリリベルには規格外の2人が居る、それが彼ら零士と大雅である。

 

リリベルとリコリスには階級制度があり、ベージュと紺色、そして赤の3段階がリコリスであり、白と青、そして赤の3段階のあるのがリリベルである。

一番上の階級である“ファースト”と呼ばれる赤は誰もが憧れる階級、その中で“最強”と評される肩書があり、その中に零士と大雅が含まれる。

 

だが本来最強の座が収まるのは1人のみ、そんな最強の肩書が2人もいると言うのは、まさに異例の事だ。

 

誰もが成しえなかった2人の最強を零士と大雅が付く返し、その為リコリスと並ぶほどの地位が得られている。

勿論リコリスにも最強の者が存在する。先ほど話した千束である。

 

そんな組織が少年少女を使い日本の秩序を守っているのは、あまりのも信じがたい話であった。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

零士と大雅が銃取引が行われている現場に到着すると、1人の女子高生が零士と大雅を見て手を振る。

 

「あ!おーい! こっちだよ~」

 

「おはようさん」

 

「朝から元気だな、“千束”」

 

零士と大雅が1人の女子高生に向かって言う、そう彼女が先ほど話した『錦木千束』である。

 

彼女はリコリスで、“歴代最強のリコリス”と表されている程の人物、だがそんな彼女でも零士と大雅には勝てない所もある。

それはまた後程にして、零士と大雅は千束と合流し、状況を再確認するべく、零士がインカムでミカに連絡する。

 

「おやっさん、現場に着いたよ。状況はどうなってるの?」

 

『最悪だ、リコリスの1人が人質になった。不味い状況だ』

 

っとミカからの話を聞いた3人は思わず顔をしかめる。

 

「マジかよ、現場指揮は一体誰だ?」

 

『現場指揮官はリコリスのファースト、フキだ』

 

「え~フキ? もう何してるのさ~」

 

千束が何やら愚痴っているのをよそに、大雅が別の状況を問う。

 

「犯人はどうなんだ?おやっさん」

 

『連中は気が立っている、何時撃つか分からない状況だ。こっちからでも狙撃体制は入っているが狙いが悪い、そっちですぐに向かってくれ。場所は6階、非常階段で登るんだ』

 

「うっは、朝から運動だよ」

 

「やだねやだね~」

 

「ですよえねぇ~、本当ならエレベーターを使ーい」

 

っと3人はそう文句を言いつつ非常階段を使って上がって行き、6階の非常階段扉前に到着して、零士が扉に手を掛けようとした時だった。

 

 

 

 

ズバババババババババババババババババババババッ!!!

 

 

 

 

突如機関銃による機銃掃射が6階の窓を撃ち破り、機銃音が辺りに響き渡る。

 

「うわはっはっはっはは~~!」

 

「…おいおいこれ」

 

「ああ、敵どころか完全に人質諸共殺された感じが高いな」

 

っと大雅の言葉に零士が冷静な言葉が呟く、しばらくして機銃掃射が収まり、インカムからミカが連絡してきた。

 

『…任務終了だ。3人共すぐその場から離れろ』

 

「了解、所で人質になっていたリコリスはどうしたんだ?」

 

『そのリコリスは無事だ。セカンドのリコリスが機銃掃射で蹴散らした』

 

その内容を聞いた零士と大雅は思わず背筋がゾッとした、一体何をしたらそんな大胆な行動が取れる?と、そんな事を考える暇はなく、零士たちはすぐその場から離れようとする。

だが零士と大雅の背後を千束が付いて行く。

 

それに零士と大雅は気づいて振り向く。

 

「あれ? なんで付いてくるの?」

 

「だって私の原付あんな状態だもん」

 

っと指を差す千束に、零士と大雅は指さす方向を見る。

そこにはガラスの破片があちらこちらで原付の上に落ちていて、特にシート辺りは突き刺さっている状態が目に映った。

 

それを見た零士と大雅は頭を抑えてしまう。

 

「おいおい…」

 

「マジかよ…あれじゃあ乗れないよな」

 

「乗れなくはないんだけど、あんな状態じゃ街中を走れないよ。だから2人共、どちらか乗せて♪」

 

そう言う千束の言葉に零士と大雅は互いに見合う、どうするか迷っていたが、大雅がこう言った。

 

「この際だ、零士。お前が乗せてやれ、一番付き合いが長いお前がな」

 

「俺か…分かったよ、ほら来いよ」

 

「やったぁ~!」

 

千束は喜びながら零士のハヤブサに行き、零士はヘルメットを渡して一緒に乗る。

 

3人はすぐにその場から離れて、街中に消えるのであった。

 

 

 




突然の変更申し訳ありません。

あとバイクも変更させてもらいました。
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