リコベル・アクションズ   作:ライダーGX

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第35話

東京の眠らない街の路地裏、その場で数台のワンボックスカーに雷前が乗るスープラが縦に並んでいて、その中で雷前と真島が乗っていた。

実は雷前達はある仕事を終えて、一時警察の目を眩ませるためこの場に身を隠している。

 

ハッカーのロボ太が警察の偽情報を流し、その場に送り出す為、あえてこの場に留まっているのだ。

 

すると助手席に座る真島が雷前にある質問をしてくる。

 

「おい…テメェこの前どこ行ってた?」

 

「ん?この前…。ああ~…零士達に顔合わせにな、って言うか前に言った筈だが?」

 

その事に真島は目を細め、雷前は拳を握り締めながら言う。

 

「あいつ等驚いてたぜ…、この俺が生きていた事によ…、もっと聞きたいか?」

 

「興味ねぇよ…。てめぇな…俺達はただでさえ顔がバレてるんだ、下手な行動は控えろ」

 

「心配ない、俺がそんなドジを踏むと思うか?」

 

「…まあな。お前が今までヘマした事なかったからな」

 

「そう言う事だ『おい!とびっきり良いニュースを入って来たぞ!!』ん?」

 

そんな会話中にロボ太が慌てた様子でスマホ画面に出て来て、それに雷前と真島は見る。

 

「何だよ? お目当ての情報は手に入ったのか?」

 

『違う!雷前!あんたにとびっきりのニュースだ!! どうやらリリベルの司令官らしき奴がお前を探しているぞ!』

 

ロボ太の言葉を聞き、真島は雷前の方を見て、その報告を聞いた雷前は薄ら笑いをするのであった。

 

 

 

 

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そして昼間の喫茶リコリコ、今日この日はミカがある人物と高級バーで誰かと落ち合う予定。

なるべくミカに気付かれない様にする事が必要だった。

 

この日は何故か零士達だけじゃなく、雄哉達やフキ達も来ていて、その事にミカは何故か首を傾げていた。

 

「今日は風谷君達だけじゃなく、フキ達全員も来ているとは。今日は何かあったのか?」

 

「あー…、別に大した事じゃないよおやっさん。今日はもしかしたらお客さんが多いかなって」

 

「そうそう!先生も沢山入ったら嬉しいでしょ!?」

 

「特に今日は多くないぞ」

 

ミカが本日はお客が少ない事に呟き、その事に零士と千束の方に大雅達がやって来て口元を抑える。

 

「おやっさん!今日は俺達で大イベントのゲームをするんだ! だから今日早く集まって貰っているんだ!」

 

「そうそう!今回珍しくフキも参加するっちゅうんで、一緒にやるんですわ!」

 

「そうなのか? 珍しいなフキ」

 

「い!いや…」

 

ミカに関心な目をされる事に恥ずかしがるフキ、そして零士と千束を休憩所に連れ込む大雅達。

大雅達は零士と千束を放して、雄哉が零士と千束に少しばかり叱る。

 

「お前等…、もう少し上手い誤魔化しは無かったのか? あれじゃあ絶対にバレるぞ?」

 

「ははは…すまんすまん」

 

「ごめ~ん、どうしても嘘が苦手で~」

 

「千束先輩は仕方ないっすけどね」

 

「それは言えてる」

 

千束の言葉に圭介と元也が頷き、それを聞いた千束は頬を膨れてしまう。

その様子にたきなが零士と千束を見ながらこう言った。

 

「零士と千束。息の合ったコンビに見えますね。大雅が不在の時は何時も組むのですか?」

 

「え?まあそうだな~…、いつも身軽の千束を連れて回る際はバイクでかっ飛ばしているけどな」

 

「でもそのお陰でいつ落とされそうになるかハラハラしてたけどね~」

 

っと千束がジド目で零士の方を見る、それに零士は目線を逸らしながら口笛を吹く。

それを見た圭介は言おうとした時、雄哉に口元を抑えられて喋れない。

 

そして雄哉が皆に言う。

 

「良いか皆、今日は店長が高級バーに行くんだ。絶対に怪しまれない様にな? 特に零士と千束は気を付けろよ?」

 

「「は~い…」」

 

零士と千束は適当な返事で返し、そのように少しばかり不満がある雄哉だが、それをエリカが優しく手を取る。

 

「大丈夫だって、信じてあげよう?」

 

「…そうだな」

 

 

 

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そして夜、営業時間が終了し、ミカが用事があると言って出かけて行き、零士達は服を準備して車に乗り込む、ミズキの車が先頭に零士達の車が後を追いかけ、クルミが零士達に無線で連絡してくる。

あと今回は零士の車はない、大雅のランエボだけで千束とたきなを乗せる事は出来る。

 

『おーい、もうすぐだ。準備は出来たか?』

 

「ああ、俺達はとっくに出来ている」

 

零士と大雅はタキシード、千束とたきなは赤と蒼のドレスを着込み、雄哉とエリカも同じようにスーツとドレスを着込んでいる。

虎次郎達は護衛役として防弾繊維のスーツを着込んで、銃も仕込んでいる。

 

すると千束がフクロウのペンダントを付けているのをたきなが見て呟く。

 

「それ…お昼のニュースにやっていましたよ? ある方が金メダルを取ったって…」

 

「ああそれ? へぇー私にも何かしらの才能が有ったりして?」

 

「弾避けが才能な訳ないだろうに」

 

「確かに」

 

「おいコラ! 酷い事言わない!」

 

零士と大雅の一言に叱る千束、そして目的地のホテルに到着して、ホテルの突き当りの廊下に辿り着き、サクラが壁を押すとその壁が開いて暗唱コードを入力する端末が出て来る。

 

「おお!開いた…」

 

「おお~すげぇ!」

 

「うるせぇぞ零士、千束」

 

「開いたっすよ」

 

「流石ウォールナットっすね」

 

零士と千束が驚く中でフキが静かに怒鳴り、サクラが端末を操作して開けて、暗唱コードを入手した事に褒める圭介。

そして扉が開いて、零士達は入る。

 

「さあ…ミッションスタートだ」

 

 

 

 

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