買い物の途中、謎の黒ずくめの男4人に襲われた零士と千束、しかしすぐさま撃退した後逃げる様に去った。
零士はこの事をすぐさま大雅達に報告をし、それには大雅達は驚きを隠せないでいた。
「襲われた!!?本当かよそれ!?」
「ああ、本当だ」
「そうか…。しかし2人共よく無事だった」
ミカは千束はもちろんの事、零士の事を心配し、2人の無事にホッとした。
そして今日たまたま来ていた雄哉達はその話しを聞いて零士に問う。
「にしても零士、お前が狙われるなんてどういう事だよ。そいつ等の目的は?」
「それは分からない。俺も千束も無我夢中で反撃したからな、そいつ等と問い詰める時間も無かった」
「ま、まあ…街中でしたからね、それもそうっすね…」
圭介はそう呟きながらお茶を飲み、隣にいる元也が問う。
「零士さん、大雅さんもそうだけどしばらくは大人しくした方が良いんじゃないでしょうか?」
「何でだよ?」
「俺も含まれるのかよ?」
「そりゃあそうやろう。いきなり銃を向けてくる奴が居るんやで? 下手に出ん方がええ」
虎次郎がそう言う事にミズキは頷くが、それを零士と大雅は頭を横に振る。
「悪いがそう言うことは出来ない。下手に隠れたりしたら相手の思うつぼだ」
「そう言う事、隠れるつもりもないし、逆にそっちを利用するだけだ」
「おいおい…」
雄哉達は零士と大雅の言葉を思わず目を合わせる。狙われたばかりで、逆にそれを利用するという発言をこの2人はしたのだ。
一度言い出したら、零士と大雅は決して聞かない、そう言う2人なのだ。
それを見たミカはため息を一度して、零士と大雅を見る。
「分かった。だが余り千束とたきなを心配させる様な事はしないようにな、たきなは少しばかりだと思うが…千束は知っての通りだ、物凄く心配するからな」
「分かったよおやっさん。千束には心配させない様にする」
「俺もだよ。たきなを困らせない様にする」
そう言ってミカに約束する零士と大雅であった。
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そして翌日、何事もないかのようにリコリコの営業を行う零士達、そしてたきながミズキにある話をする。
「ミズキさん、新作のパフェを考えてきたのですけど」
「え?パフェ? へえーどんな?」
ミズキがたきなが新作のパフェを考えてと聞いて振り向く、そして同時に雄哉達とフキ達がやって来た。
「よう、何を集まってるんだ?」
「たきなが新作のパフェを考えたんだって!」
「あ? たきなが考えたやつだと…?」
「へぇー!それ良いっすね!どんなもんっすか?」
フキが首を傾げ、圭介が興奮した状態で問いかける。
そして休憩所に入って、たきなが新作のパフェを雄哉達の所に持ってきたのだ。
「これが私が考えた新作の【ホットチョコパフィ】です!!」
「うっ…」
「がっ…」
「はっ…」
「いっ…」
たきなの新作のホットチョコパフェ…、美味しそうとは程遠く、姿形はもはやそれは○○○である…。
ミズキを始め、フキ、サクラ、ヒバナは冷や汗を流しながら騒然とし、エリカは真顔のまま真っ白になっていた。
たきなのパフェを見て衝撃が強すぎた様だ。
「(何だこれは…!?)」
「(マジかいな…!?)」
「(うわぁ…やばいね)」
「(ええ~~~!!?冗談っすよね?!たきなちゃん!?)」
当然雄哉達もその光景には衝撃がかなり走った様だ。そして零士達がやってくる。
「おはようさん…って何だこれ?」
「私が考えた新作のパフェです!」
「たきなが考えた…?」
零士と大雅はたきなが考えたパフェを一通り見ると、ある絵が頭の中に描き出される。
それに思いついた零士と大雅は思わず衝撃が走ったのである。
「「((なっ!!!))」」
「…これってどう見てもうn──」
「「バカッ!!!」」
千束が言おうとした際にフキとサクラが慌てて千束の口を抑え、それにはたきなは首を傾げる。
「千束?」
「う、うん…良いんじゃないかな?」
「良かったです! それじゃあ大雅!早速このパフェを店に出しましょう!!」
「そ、そうだな…」
たきなが興奮している状態に大雅は何とも言えなかったのだった。
そして零士がフキを呼ぶ。
「おいフキ…、お前が今後の経費を管理しろ、徹底的に…」
「分かったよ…」
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そしてテスタメント機関の方では…。
「失敗しただと!!!?」
「馬鹿が!! 成功するまでは戻ってくるなと言っただろう!!!」
っと失敗した部下に八つ当たりの様に怒鳴ってくる。
実はあの時の黒ずくめはテスタメント機関の刺客であった。しかし零士と千束の反撃であっけなく敗北した事に苛立っていた。
「全くあのバカ共が!! これでは意味ないではないか!!!」
「…少しよろしいですかな?」
「何だ!?」
幹部たちが苛立ちながらもその者に問う。その者は科学者の者であり、静かに椅子から立ち上がる。
「私にちょっとばかし名案がある。聞いてもらっても宜しいかな?」
っとその科学者の言葉に幹部たちはただ耳を傾けて聞くのであった。
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