リコベル・アクションズ   作:ライダーGX

43 / 46
遅れました。最新話です。


第42話

突如千束のマンションに雷前と真島が侵入、千束の特殊暗号によって零士と大雅はやって来て一時戦闘状態になろうとしたが、雷前が話し合いたいと言い、それに零士と大雅は銃を下して話し合うことにした。

 

勿論の事、千束とたきなの隣に零士と大雅は座り、正面に雷然と真島は座っていた。

 

「…何でお前等が千束のマンションに? それに話し合いたいってどういう事だよ?この間話し合ったんじゃなかったのか?」

 

「ああ、勿論なんだが…。どうも真島がそのリコリスと話し合いたいってよ」

 

雷前の言葉に零士達は思わず千束の方を向く。

千束は何やら面倒な顔をしながらも、千束は真島の方を向く。

 

「それで、この私に用って?」

 

「…お前、以前どこかで会った事あるだろう」

 

「え?アンタと?全然ないわよ、まずありえないから」

 

「いや…お前の事だ…。旧電波塔事件で会ったはずだ、お互い敵同士としてな…」

 

真島の言葉に零士達は耳を疑う。

旧電波塔…、10年前に千束が解決したあの事件、その事件に真島が居たのかと零士は感じ取り、それを真島に聞く。

 

「お前…、その事件に関わっていたのか? あの旧電波塔事件に」

 

「…フフフ。ああ…まあな、俺が折ったからな」

 

「え?お前が…? そりゃあすげぇな」

 

「感心しないでください!!」

 

大雅がその事を言うとたきなが注意する、真島は笑いながら当時の事を思い出していた。

 

「フフフ…、ありゃあ凄いかったぜ…なんせチビッ子のガキが片手に銃を持って、たった一人で俺等数人いる連中を片付けていったんだからな。お陰で俺は敗北を喫したよ…、でもそのお陰か俺はある才能が開花した…」

 

そう言って真島は首に吊り下げているフクロウのペンダントを見せる。

 

「それ…!」

 

「アランのペンダント…。やはりお前…アランの支援を受けた奴か」

 

「ああ…、俺達には使命がある…。ただそれだけ果たせばあいつ等は何ももんくは言ってこねえよ」

 

「嘘よ!!ヨシさんの所は殺し屋なんかとは絶対に手を貸さないよ!?」

 

千束は立ち上がりながらそれを全力で否定し、吉松のアラン機関を庇った。

だがそれを聞いた雷前と真島は思わず笑い、それを見た零士と大雅は問う。

 

「どうしておかしいと思うんだ?」

 

「…アランリコリス。アランが平和推進機関みたいな事をしてると思ってんのか?」

 

「あんた以外の皆はそう言う結果を残しているでしょう!?」

 

「は!おめでたい奴だ…。なあ雷前…お前もそう思うだろう?」

 

真島は雷前の方を向き、それに笑みを浮かばせながら言う。

 

「ああ…、アランはそんな綺麗事の様な事はまずない…。あいつ等は純粋に俺達の殺しを肯定するくらいの連中なんだ。だからお前も認められているんだよ…」

 

「そんな事ありません~!!零士達もそう思うよね!?」

 

千束が零士と大雅にそう問いかける、だが零士と大雅はそれに黙り込んだまま少しばかり下を向く。

それに千束は思わず問う。

 

「え…?ちょい…何よ?」

 

「…雷前の事はどうしても適格な所がある。あいつ等の素性はどうであれ、俺達の様な殺しをする者にも支援をする…」

 

「零士!!」

 

「まさか大雅もそう思ってるのでは…?」

 

「…ああ。残念ながら」

 

「そんな!!!」

 

2人の言葉に千束は声を上げ、雷前と真島は立ち上がって言う。

 

「そう言うこった…。まあ話しが聞けただけで十分だ」

 

「それじゃあ俺達は帰るぜ…」

 

っとそう言って雷前達が玄関の方に行く、すると雷前が足を止めて零士と大雅の方を向く。

 

「そうそう…零士、大雅。お前等2人に少しばかり忠告しておくぜ」

 

「忠告?なんだ」

 

「どうもお前等の周りを嗅ぎまわってる連中が居る…。そいつ等…()()()()()()()()かもしれねえぜ?」

 

「「っ!!!」」

 

雷前の言葉に零士と大雅の胸に衝撃は走った、テスタメント機関が動いている…、となると前回襲ってきた人物はテスタメント機関の関係者。零士と大雅はそれを聞いて思わず頭を抱えた。

 

「くっそ…あいつ等か」

 

「そう言えば前回関係者らしき奴に道具とか何とか言ってたな」

 

「そう言う事だ…。気を付けろよ…あいつ等忍者みたいに影に潜んでるぜ?」

 

雷前達はそう言い残して千束のマンションを後にし、零士達はそれにただ見送るのだった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そして夜、喫茶リコリコにて…。

 

 

「「「「雷前と真島が千束のマンションに来たぁ~~!!?」」」」

 

 

っと零士と大雅の変わりに店番をした雄哉達と店にやって来たフキ達、そしてミズキとクルミ、ミカはそれを聞いてだんまりし、そしてフキが睨むように千束に言う。

 

「お前…どうして私等に言わなかった!!」

 

「だって…私の仕事じゃないし、それに自分の家で暴れる訳には行かないし…」

 

「お前な!!!」

 

「黙れフキ。零士…お前がこの前遭遇した奴等がテスタメント機関の人間となると…不味いんじゃないか?」

 

雄哉のその言葉に零士は少しばかり考え、それに思いつめる。

 

「(確かに…このまま過ごしていると、いつか民間人に被害が及ぶ可能性がある…。あの連中…街中でもお構いなく撃ってくるからな)」

 

「零士?」

 

千束が零士の顔を覗き込みながら問いかけ、それに零士は顔を上げて言う。

 

「ん?ああ、うん…すまん」

 

「ちょっと…急に謝んないでよ」

 

「…それと皆、真島の首には千束と同じ物を持っていた」

 

大雅が千束の首に付けているフクロウのペンダントを示し、それに皆が驚く。

 

「えっ!?」

 

「あんな奴をアランが助ける事ある? それに一体どんな才能があるって言うのよ」

 

「おいミカ、お前の愛人なら「ていっ!!!」ゴホッ…!」

 

クルミがミカに問いかけようとした際、ミズキの手刀が直撃し、それによりクルミは気絶する。

 

するとミカはあれからそれに気づかず、雄哉がそれに声をかける。

 

「…店長?」

 

「…ん? あ、ああ…そうだな」

 

「どうしたんですか店長。さっきから黙り込んじゃって?」

 

圭介がそれを問うも、ミカはそれに若干答えずらそうにする。それを見た零士と大雅はそれに頷きながら言う。

 

「おやっさん、別に言えなかったら良いんだぞ?」

 

「そうそう、おやっさんはおやっさんらしくしていいんだ」

 

「…すまない」

 

ミカは申し訳なさそうに謝る。

そしてたきなは千束の方を向きながらある事を言う。

 

「千束、この後はあの家を放棄して、別の場所に移る事を提案します。あの家はもう安全じゃありません」

 

「ええ~、結構気に入ってたんだけどな~」

 

「また遊びに行きますから…」

 

「本当? じゃあ零士!今後ともよろしくね!」

 

「おう。………………………………………ん?」

 

その言葉に零士だけじゃなく、大雅やたきな、雄哉達とフキ達が振り向き、千束はこう言った。

 

「今日から零士と大雅の所で居候して、生活するって事!」

 

「はい…?」

 

「マジかよ」

 

「おいコラガキ共!!! またアタシの所で「黙りや」ぬぐっ!!!」

 

「ごめんなさい!」

 

虎次郎と圭介がミズキを抑え、元也が麻酔入りのハンカチをミズキの口元に抑えて、それによりミズキは寝てしまう。

それによりエリカとヒバナは思わず手を合わせて拝み、それに呆れながら見るサクラ。

 

すると千束がある事を思いつく。

 

「そうだ!たきなも一緒に零士と大雅の家に住もうよ!この間と同じような感じに!」

 

「…はぁ。そう言うと思いましたよ」

 

「え?じゃあ一緒に住んでくれるの!?」

 

「はい、そうします」

 

「やったーーーー!!!「その前に山岸さんの所で定期検診に行った後で」ええ~……」

 

その様子に零士と大雅は苦笑いをしつつも、また賑やかになる事は間違いないと感じるのであった。

 

 

 

 

 

そしてその翌日、運命の歯車が狂い始める事を、零士達は知るのであった。

 

 

 




活動報告に書き込みを書いたので、必ず見てください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。