リコベル・アクションズ   作:ライダーGX

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第2章The more the merrier
第7話


とあるネット空間での話…。

 

「アラン機関とは世界的で展開する謎の支援機関だ! 実際個人か組織かはよく分からんが。貧困や障害のある天才を探し出し、無償の支援を施している、スポーツ、文学、芸能も化学など広い程に!!」

 

『そんな子供でも知っている事を聞きに来たのではない』

 

っとネット空間の広場でリスの着ぐるみの者とロボットが対面をしていて、そのリスがロボットに問いかけている。

 

「つまり~殺しをやる様な連中ではないって事だろう?」

 

『奴等が僕を消そうとしたのは確実だ、問題はどうやって僕のマンションを特定出来た事だ」

 

リスである者、『ウォールナット』がロボットである人物、『ロボ太』に問いかけている。

するとロボ太は笑いだしながらこう言った。

 

「フフフ!ばあん!!!」

 

すると映像と同時にマンションの1つの部屋が爆破される映像が映し出される。

実はウォールナットは狙わている、ある依頼で気になる質問を問いかけた所、ウォールナットの自宅が爆破されたのだ。

 

当然この事は誰も知らない筈の部屋であり、ウォールナットもこの事は明かしてはいない。

 

それなのにウォールナットの自宅が爆破された。

 

『良く撮れているな』

 

「そうだろう~このためにドローンを新調したからな。今いる場所はダミーじゃないんだろう?ウォールナット…」

 

その言葉を聞いた時点でウォールナットは確信したのだ。

 

『やはりお前か…、お前が…奴に僕を売ったのは』

 

ウォールナットの言葉と同時に映像が途切れ、ウォールナットの話し相手だったロボ太は自宅の自室で高笑いしながら椅子ごと倒れる。

 

「がっはははは!!特定した!!この国のトップハッカーが入れ替わる時が遂に来た!! 老人よさらばだ!だーっはっはっはっは!!!」

 

ロボ太は興奮が抑えきれないまま高笑いし続ける。

 

そして同時刻、喫茶リコリコにてミズキがコーヒーか紅茶を飲んでいる頃、ノートパソコンに一通のメールが届いた。

 

「ん?」

 

ミズキがそれを見るとこう書かれてあった。

 

【緊急:ウォールナットより】

 

そう書かれている内容に、ミズキは頭を傾げた。

 

「ウォールナット?」

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

平日の早朝、早く起きた零士と大雅は朝食を済ませた後、自分の銃の整備をしていた。

 

コルトパイソンとM686を念入りに掃除し、オイルを駆動部に染み込ませて可動部を滑らかにする。

更に“別の銃”の整備をして、準備を完了させる。

 

「よし、これでOKだな」

 

「ああ、後は…」

 

零士と大雅は立ち上がった際に零士のスマホに着信が入り、それに零士は向かうと、着信元はミカだった。

それに零士は電話に出る。

 

「おはようおやっさん。どうしたの?」

 

『零士、千束を迎えに行ってくれないか?』

 

「はい? 何でまた」

 

『電話しても出ないんだ。もしかしたらまだ寝ているかもしれない』

 

ミカの電話の内容を聞いて、零士はため息を吐く。

 

いつも通りでブレない千束、それが彼女の特徴と言える。

その様子を見た大雅は、零士に問う。

 

「また寝坊か?」

 

「恐らく。大雅、俺は千束を迎えに行くから荷物を持って行ってくれるか?」

 

「分かった。なるべく早めに来いよ?」

 

大雅はそう言って荷物を持って車の所に行き、零士はヘルメットを持ってバイクの元へ行き、エンジンを掛けてシャッターを開けて。

各自リコリコと千束のマンションへと向かった。

 

零士が千束のマンションに到着すると、零士はすぐに降りて千束の部屋へと向かう。

 

ドアの前に来ると、インターホンを押し、千束が出るのを待つ。

するとドアの奥からドタバタと音が聞こえ、それに呆れつつも一歩下がって待っている。

 

そしてドアが良きよく開き、Tシャツと短パン姿の千束が出て来た。

 

「はい!どちら様……ってなんだ零士か」

 

「おいおい、なんだっては何だよ?」

 

「だってお客様かな?って思ったもんびっくりさせないでしょね?」

 

「そんな事は良いから。それよりも千束、今日は何か忘れてないか?」

 

「ん?……ああ~~~!!!そうだった!!忘れた!!」

 

っとドアを閉めて慌てて、またもやドアの奥でドタバタと音が聞こえる。

それに零士はやれやれと言わんばかりに頭を横に振り、壁にもたれる。

 

そして千束は急いで制服に着替えて、ローテーブルの上に置いてある紙袋を取る。

 

「あわわわ!! これと…これ!!」

 

偽装用のホルスターであるサッチェルバックを取って、慌てて玄関に向かう。

玄関を出ると零士が壁にもたれたまま待っていて、千束が出たのを確認し、もたれるのをやめて千束に言う。

 

「よし、それじゃあ行くとしようか」

 

「え?まさか送ってくれるの? ありがと~~!」

 

「おやっさんから迎えに行けって言わてるからな」

 

「…ちぇ~、結局先生の頼みかよ」

 

「文句言ってると置いてくぞー」

 

「ああ~待って!」

 

先に行っている零士の後を追いかける千束、バイクにまたがりエンジンを掛けて、千束に予備のヘルメットを渡す。

それを受け取った千束はヘルメットを被り、零士の後ろに乗って、バイクを走らせてリコリコへと向かうのだった。

 

 

 

一方その頃、大雅はリコリコに到着して、裏に止めて店の中に入る。

 

「おはようおやっさん」

 

「ああおはよう、零士は行ったか?」

 

「ああ、千束を迎えにな。どうせ千束夜遅くまで映画でも見てたんじゃないか?」

 

「ああ、あの子らしいな」

 

とそう言っていると、店のドアが開き、それに大雅達が振り向くと、1人の男性、【吉松シンジ】が来店して来た。

 

「やあミカ」

 

「シンジか。よく来たな」

 

「ここのコーヒーの味が気に入ってね。大雅君も元気そうだ」

 

「どうも」

 

大雅は普通に返事をし、裏に続くドアを開けて、閉めると丁度たきなと出会い、目が合う。

 

「よ、おはようたきな」

 

「おはようございます、大雅さん」

 

「今日の仕事は聞いてるよな?」

 

「はい、それよりも更衣室に入っていいですか? まだ着物なので」

 

「あっ、ごめんな?」

 

更衣室に入るの邪魔をしてしまった大雅は謝ってそこを退き、たきなが更衣室へと入って行く。

それに大雅は何やら気難しい感じになる。

 

「(あれから一ヵ月が経とうしてるのに、なんだかつれないな…もうちょっと素直になっても良い筈。そんなに戻りたいのか?)」

 

大雅はそう思っていると、更衣室の扉が開き、たきなが大雅を見る。

それに大雅は思わず見る。

 

「…どうした?」

 

「いつまでもそこに居ないで欲しいです。着替えられません」

 

「あっ、ごめん」

 

そう言って少し離れていく大雅、たきなは再び扉を閉める。

やってしまったを感じる大雅、どうするばたきなの心をもっと広げさせれるか、それが分からずだった。

 

すると外からバイクの音が聞こえ、それに大雅は振り向く。

 

「おっ?あいつ等が来たか」

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

零士と千束は喫茶リコリコに到着し、大雅の車の横に止める。

千束は降りて零士にヘルメットを渡して、零士と千束はリコリコに入る。

 

「お待たせ!千束が来ました~!」

 

「おはようございます。おっ吉さんいらっしゃい」

 

零士達は吉松シンジが居る事に挨拶し、千束は吉松の隣に座る。

 

「一月ぶりじゃないですか?」

 

「覚えてくれてたんだね」

 

「まあ、お客さん少ないお店だから。…なーんて嘘嘘、たきなの最初のお客さんだもん」

 

千束は吉松と話している事、零士は店の裏に行く為、扉を開けると、大雅が考え事をしている様子が伺える。

それを零士は問う。

 

「どうした?」

 

「ん?いや~たきなとどう仲良くなるか考えててな~」

 

「また苦戦してるのか? まあ分からなくもないが、独断専行が多い奴だから」

 

零士はたきなの生真面目と独断専行する行動性にちょっとだけ考え、それに愚痴る。

すると大雅はそれを否定するかのように言う。

 

「おいおい零士、独断専行は言い過ぎだ。彼女のああいう所が可愛いんじゃないか」

 

「大雅、本当にブレないな」

 

っとそう言っていると、吉松がそろそろお暇するとの事で、零士と大雅は見送りに出る。

 

「お?吉さん、もう帰るの?」

 

「ああ、仕事があるからね」

 

「いつでもいらしてください」

 

「ああ、それではこれで失礼するよ」

 

そう言うと、零士と大雅の後ろからたきなが出て来て、吉松はたきなの方を見る。

たきなも吉松を見ておじきをし、吉松は笑み浮かばせながら店を出た。

 

「お土産ありがとうございました~♪」

 

「ん?何だそれ?」

 

零士は千束が持っている物を指さしながら言い、それを千束は言う。

 

「吉さんからのお土産、ロシアのだって」

 

「へぇー…」

 

「千束」

 

っとミカが黒いスーツケースを出して千束に渡し、千束はそれを受け取ってケースを開ける。

中には千束の銃『デトニクスコンバットマスターカスタム』が入っており、その中のマガジンを取って箱の弾を取って込める。

 

その際に零士はミカに問う。

 

「おやっさん、現状は?」

 

「現在、複数の武装勢力に追われている、数は20人から30人だ」

 

「おお、それは多いね。たきな、仕事の話聞いた?」

 

千束は弾込めをしてる中でたきなに問いかけ、それにたきなは「はい」と答える。

 

「オッケー、あ、礼のブツ。テーブルの上に置いてあるから帰りに持って帰ってね♪」

 

たきなはテーブルの上に置いてある紙袋を見る、紙袋には【千束のおススメ映画だよ♪】と書かれている。

そして大雅は1人いない人物に気付く。

 

「あれ?ミズキはどこ行った?」

 

「既に逃走ルートの確保に向かっている」

 

「張り切ってるな?何かあったか?」

 

「報酬が相場の3倍、一括前払いだそうだ」

 

「どおりで」

 

零士がそれを聞くとミカが報酬が豪華な程だと言うで、千束はそれに納得する。

 

「だが忘れてはだめだ、危機的状況であることに変わりはない。連中はプロよりのアマ、ライフルの存在も確認した。気を付けろ」

 

「了解、行こうたきな」

 

千束はたきなを連れてリコリコを後にし、零士と大雅も行動を開始する。

 

「よし、俺達も始めるか」

 

「ああ、おやっさん。手筈通りだな?」

 

「そうだ。零士と大雅には遊撃に回ってもらう、出来るだけ敵の数を減らしてくれ」

 

「了解。久々に実弾を使う日が来たな」

 

「ああ」

 

そう言って零士と大雅は店を出て、自分達の乗り物の所に行き、大雅のランエボのトランクを開ける。

そこには早朝整備した銃があり、その中は【モスバークM590Mショックウェーブ】と【H&K G36C】が入っていた。

 

「まあ使うと言ってもタイヤを壊すだけって事だがな」

 

「状況によるってのもあるがな。じゃあ始めるか、相棒」

 

「おう!」

 

零士と大雅は拳をぶつけ合い、零士はモスバークを、大雅はG36Cを持ってバイクと車に乗り込んで、走りだすのであった。

 

 

 

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