異世界に転生した元死神最強は性別が無性のスライムとして転生して気付いたら男からも女からもハーレムになっていた件   作:虚無神

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綱彌代という謎の男について/ユウキとの決着

霊王は、ユウキの過去について全てリムル達に、その詳細を伝え謝罪の意を表明と共に、彼の姿は無色透明になり、まるで存在が消えてしまうかのような状態だった。

 

「えと・・・霊王さん?、・・姿が透明になってますけど・・・大丈夫なんですか?」

 

リムルは霊王の無色透明の姿を目にすると、内心では不思議に思ったのか、彼に向かって静かに言葉を選びつつ、そう訪ねてみた。

 

「どうやら時間がそろそろのようだ・・・では最後に、・・リムル君達、今回の黒幕は神楽坂優樹では無く、・・・私が結晶の中に封じ込められる原因をつくった一族の現当主だった、・・綱彌代時灘と言う男が裏で手を引いている・・あの者には気を付けた方がいい……」

 

「えっ時間?・・それに綱彌代時灘って・・・」

 

霊王が何を言っているのかリムルは完全には理解できなかったが、彼の表現からなんとなく"綱彌代時灘"と言う男の存在について、危険な人物である事を察した。

 

リムルは霊王の言葉の意味が全て分からなかったが、それでも彼が何を伝えたいのかは理解出来た。

 

霊王の言葉の意味については、今は完全に理解出来なくても、いずれは分かる事だとリムルの中で確信したからだった。

 

「・・まさか、・・・私が尸魂界に進行した際にある斬魄刀を盗み出していたあの男がだと・・」

 

「知ってるのか!?ブラッドライター!!」

 

リムルはブラッドライターの反応に驚き、彼女が綱彌代と言う男を知っていたことに対し、お前も認知していたのかも言わんばかりの表情を浮かべていた。

 

ブラッドライターが綱彌代時灘について、その情報を知識として持っていたことは、リムルにとって意外なことであり予想外な出来事であった。

 

「綱彌代・・やはりあの方ですか……」

 

「なんだ?、八千流お前もソイツの事を知っていのか?」

 

リムルとブラッドライターのやり取りに加え、八千流も綱彌代時灘という名前に反応していた事に、しかしこの光景に気付いたのは、鋭い観察力と直感を持つギィだけだった。

 

ギィは数千年以上の時を生きているためか、長年の経験からも、リムルとブラッドライターの驚きと戸惑いも把握しており、同時に八千流の微細な変化にも気付いた。

 

彼は八千流が綱彌代という名前の人物と何かしら関わりを持っていることを推測しており、興味津々な表情を浮かべていた。

 

八千流の反応は表情からしても分かりにくいものだったが、ギィはその微細な変化に敏感であり、彼女が何かしら知っている可能性を感じとっていた。

 

「ははっ、すまないねぇもう、本当にもう限界のようだ、・・・無理にこの時空に干渉したせいで、時間に綻びが出来てしまったようだ、私はそちらの修正にかからねばならそうだ、・・ご武運を祈ってるよリムル君、愛しの我が子よ……」

 

霊王はリムルとブラッドライターを最後に、優しい眼差しで彼女見つめ、愛する我が子を見守るように呟きながら、霧のように姿を消したのだった。

 

すると、霊王の姿が消えた瞬間、周囲の空間も一瞬にして消滅し、リムル達は目を開けると、そこは、まさにさっきまでいた場所に戻っており、驚くべきことに既にユウキとサンが目の前に立っていた。

 

「速い到着でしたねぇ・・リムルさん・・・ですがもうサンは僕の所有物、・・手出しはさせませんよ……」

 

ユウキはいつものように落ち着きのある様子で話を始め、彼の言葉は静かな自然の中だったこともあり響き渡り、リムル達は警戒態勢にはいった。

 

リムル達の予想通りにユウキは、サンを堂々と絶対に手放さないと断言し、宣言した。

 

「いや、・・・絶対にサンは俺達の元へ連れ戻す!、お前の過去は霊王さんから全部聞いたよ、気の毒だとは思う・・けどサンはダメだ……」

 

「ほぉ〜、・・・・あのお方も勝手な事をしてくれますねぇ〜!!・・僕の事を知った?だから?・・・だから何だと言うのですか!?、サンは絶対に手放さない!!」

 

ユウキは、自身の過去を全て知っているとリムルに言われると、その瞬間、霊王の存在が連想され、少し苛立ちを覚えた彼は、感情が高まり、激情に駆られるがままに、両親や世界に対して強い憎しみと恨みを抱く言葉を放つのを抑えられずにいた。

 

過去の事を触れられたことで、心の奥底にある深い傷が掘り起こされたユウキは冷静さを既にこの時点でなくしていた。

 

「サン・・リムルさんは僕が相手する・・・他は全部任せましたよ……」

 

『・・・かしこまりました・・ユウキ様・・・貴方のおうせのままに……』

 

ユウキがサンに命令を下すと、それに従い彼は一瞬にして行動に移り、迅速な動きで、勢いよくブラッドライター達に襲い掛かってきた。

 

サンが攻撃してくるのに応じてブラッドライター達も戦闘態勢に入り、彼女等は自身の全能力と武器等を駆使し、なんとか戦うことが出来た。

 

しかし、サンの強さは2週間と言う短い期間とは言え、修行し以前とは比較にならない程の強さを得たと言うのに勝てる気がしなかった。

 

『撫で斬り!・・・はぁっ!!』

 

ズゴゴゴゴォォォォォンンンンンンン!!!!!!!

 

サンが斬魄刀を取り出し、振り下ろすと、大地は一瞬にして底の見えない裂け目ができ、同時に超大規模な爆風がブラッドライター達を襲った。

 

「なんて一撃!・・やっぱり流石は山本重國と言う事はあるのね、・・・まるで旭日刃のような威力!・・撫で斬りでこれ程とは・・・」

 

「おいおい冷静に分析してる暇があるかよ!・・この爆風どんだけ威力あるんだよ!」

 

「とりあえず皆さん散開して下さい!四方八方から同時に攻めます!」

 

「「「おう!!」」」

 

激しい爆風の中、八千流の的確な指示を受け、全員一斉に返事を返すことで、四方八方に分散し、戦場全体に広がり、サンに向けての同時に攻撃を仕掛けた。

 

その瞬間、空中からは炎が舞い上がり、地面からは岩石が噴き出し、疾風が如き風が吹き荒れ、八千流達は様々な攻撃を仕掛けると、見事に同期し、一斉にサンへと集中した。

 

剣や槍または弓等の多種多様の攻撃も相まって、その破壊力は2倍にも3倍にも10倍にも膨れ上がり、サンに襲い掛かった。

 

一方のリムルとユウキは、結界内での壮絶な戦いを繰り広げており、たった数秒の間に、周囲はまるで地獄のような光景に変わっていた。

 

結界内では、激しい衝撃波が炸裂し合い、爆発音が轟き、炎が舞い上がり、稲妻が煌めき、地割れは起き、爆風まで巻き起こっていた。

 

2人の攻防戦は、剣と魔法が主流になっており、これらを合わせて巧みに操り、その破壊力は凄まじいものになっていた。

 

リムルは瞬く間に自身のスライムボディーを活かした戦法を取り、変幻自在の魔法を操り、ユウキの攻撃をかわしながら、的確な一撃を放っていた。

 

一方のユウキは、自身の圧倒的力や戦術を駆使し、俊敏な動きでリムルに対峙し、容赦の無い攻撃を繰り出した。

 

激しい攻防は結界内を包み、空間が傾き、重力が歪み、時間がねじれていく光景が広がっており、壮絶な闘いの中で、リムルとユウキは拮抗し合い劣勢から優勢に転じる事もその逆もあった。

 

「やりますねぇリムルさん・・なんですかこの強さ・・・尋常じゃないんですが・・」

 

「この2週間、猛特訓したからなぁ・・・そりゃあ強くもなるさユウキ・・さて、俺はもう今すぐにでもサンの元へ駆け付けたいと思っている、だから早くかたを付けよう……」

 

「奇遇ですねぇ、僕も早くサンの所に言ってこの手で抱き締めてあげたいのです、ですからリムルさんはここで死んでいただきます!!」

 

リムルとユウキは、瞬時に位置を変えながら激しい戦闘を展開し、剣同士がぶつかるたびに凄まじい衝撃波が結界内に何度も広がっていた。

 

その衝撃波で元々歪んでいた空間が更に歪曲し始め、地面を捲りあげ、底の見えない裂け目が出来る程の力の衝突であり、この激しい戦闘によってまるで異次元のような風景が広がり、地獄以上の背景だった。

 

リムルの強さは予想に強大で、圧倒的な強さの前にユウキは驚愕し、押さればかりで劣勢に立たされ、彼は最後の手段として、自らの奥の手を使うことを決意した。

 

「仕方がありません・・このままではらちがありませんからねぇ・・・」

 

ユウキの周囲に満ちる魔素が急激に収束し、一点に集中し、姿は一変し、人の原型を超え、まさに怪物のような姿になり、これこそが彼の本質なのか、力の代償で現れたのか、リムルは変わり果てた容姿をみて、これが全てと引き換えだったのだと直感的に感じ取っていた。

 

「さぁ!!リムルテンペスト!!始めましょうか!!・・最後の晩餐を!!」

 

「ユウキ・・・お前の事は気の毒に思うし、可哀想だとも思う・・けどやっぱりサンだけは無理だ、悪いなぁ……」

 

リムルは虚空之神と言う究極スキルを駆使し、この能力によって、ユウキを虚数空間に永久に閉じ込め、彼はその中で自身の存在が消滅と再生を繰り返し、永遠の無限ループを味わう事となった。

 

虚数空間とは虚空之神の能力の一つであり、相手を封じ込める事が可能であり、現実世界とは断絶されており、リムルの胃袋のようなもので、異次元的空間が広がっており、生と死が繰り返されると言う地獄以上のものである。

 

そして、張っていた結界を閉じ、リムルは急いでサンの元へ急ぐと、そこにはブラッドライターや八千流やギィ、ディアブロ等のメンバーが全員意識を失ってその場に倒れ込んでいた。

 

「サン・・これはお前が全部・・・」

 

『・・・・リムル・・・そうだこれは私がやった・・らしい』

 

「えっ?・・まさか正気に戻ったのか!?、・・・それに記憶も飛んでいるようだし・・」

 

『リムル・・ごめん・・なさい……』

 

サンはリムルに謝罪の言葉を言うと、自身でやったことがあまりにもショックだったのか、その場で気を失ってしまった。

 

 

 

 

 

 

ザエルアポロを敵として登場させるのはあり?なし?

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  • なし
  • 絶対になし
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