異世界に転生した元死神最強は性別が無性のスライムとして転生して気付いたら男からも女からもハーレムになっていた件   作:虚無神

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インスペリアルとヒナタ

ブラッドライターと八千流の模擬戦は、数時間にわたって続き、この間、2人は戦闘の快楽に心を奪われ、没頭し、彼女達の表情は異様なほどに笑みを浮かべており、それはまさに不気味で狂気じみているとも言える光景だった。

 

激しい戦闘が終了し、ブラッドライターと八千流は息を荒らげながらお互いを見つめ合い、その瞬間、彼女らはお互いの実力を認め合い、深い尊敬と友情の念が生まれ、この模擬戦を通じて謎の絆も結ばれた。

 

それは、戦いの中で繰り広げられた激しい攻防戦で、お互いの技量や戦術、戦略、戦闘力等を目の当たりにし、実力を理解し合い、感じ取る機会があったからだ。

 

「良い勝負だったわ、八千流また手合わせ願うよ!」

 

「こちらこそ、・・・・学ばせていただきましたよ、まだ私には限界が無い、まだまだ強くなれると確信しましたからねぇ、いつでも相手になりますよ……」

 

「えぇ、・・・・八千流との戦いは心躍るものがあったし、暇な時は模擬戦を申し込もうかなぁ……」

 

ブラッドライターと八千流は再び模擬戦をすると言う約束をすると、彼女達はお互いを深く見つめ合い、共通の闘志と尊敬、そして友情を再確認すると、2人は酒を酌み交わし、盃に並々に入れて同時に飲み干し、その後は酔い潰れるまで楽しく過ごしていた。

 

そんな一方で、とある皇国の王城の地下室では、1人孤独寂しく斧を振り回す人物がおり、その者の心の中に秘めた憤りや怒りを抱え、まるで八つ当たりをするかのように周囲の物を破壊しまくっていた。

 

その男は、かつて虚圏の王であり破面と言う組織に所属し、その中でも突出した10人の十刃のNo.2の数字を与えられた老人の男であり、今はインスペリアルと名乗っており、半年以上前にテンペストに訪れ、ブラッドライターを追い詰めてはいたものサンに邪魔をされ、彼の驚異的で圧倒的な戦闘力に圧巻され、身を引くことを余儀なくし、深い屈辱と悔しさを感じ、忘れられることもなく、自身のプライドを傷付けられたことに対し、怒りと憎しみを抱いていた。

 

インスペリアルside

 

俺は神聖法皇国ルベリオスと言う国の王城の地下室で、あの日の屈辱を思いだしながら、ストレス発散と同時に鍛えていた。

 

あ〜腹が立つ!!、アイツ絶対に、・・・・藍染に対して抱いた憎しみと同等の感覚だ!!

 

「クソ!こんなんでは!・・奴には!!・・・勝てない!!、・・もっとだ!!もっと力が!!」

 

物を破壊する事で鬱憤晴らしをしていたが、それでもおさまる気が全くしない・・・一体この気持ちは何なんだ!!?。

 

だが、気付いて見ると、俺は新たに耐性やスキルを身に付けており、以前より遥かに凌ぐ強さを得ていた。

 

「これは・・凄い・・・いつの間にこんな・・」

 

自身のスキルに見惚れていると突如後ろから女の声がするので、それに反応してみると、そこには聖騎士団長のヒナタがいた。

 

ヒナタとは協力関係ではあるが、それ以上の干渉はお互いしていない、一時的の利害の一致ってやつだ。

 

「おい、インスペリアル一つ聞きたい事がある……」

 

「なんだ?ヒナタ、今は俺忙しいんだが?」

 

「そんなこと私にはどうでも良い、・・・聞きたいことと言うのは、お前が単独でテンペストに行ったことに関してだ……」

 

やはり、・・・そのことを聞きに来たか、この女め、情報を掴むの早すぎはしないか?。

 

「何か問題でもあったか?俺達の関係は単なる協力関係・・お前には関係ない事柄なのではないか?」

 

「確かになぁ・・しかしリムル・テンペストの生存を私の部下が確認した、・・・一体どう言うことだ・・?あれからずっと考えてはいたが、・・・生き残ってるはずがないんだ!」

 

「奴はスライム・・身代わりを置く事だって可能・・・そうは考えなかったのか?」

 

さてどうしたものか、奴が魔王になったなんて、此奴が知ったら一体どんな反応を示し、いや・・・激情するのは先ず間違いないなぁ……。

 

「スライムだからと言って私のあの技を食らって生きてるはずがないんだ!、理由を知っているなら吐け!インスペリアル!!」

 

ヒナタ・・・お前、俺に刃向けるって、・・度胸あるなぁ、とまぁ関心してる暇はないか・・・仕方ない言うか……。

 

「奴は、さっき言った通り自身の分身をお前に気付かれないように置き、本人は隠れ忍んでいた、そしてアイツはある事件をキッカケに覚醒魔王へと進化を遂げた……」

 

「はぁ?覚醒魔王?・・・巫山戯ているのか?」

 

「事実だ……」

 

さて、真実は言った、どんな癇癪を起こすかは知らんが、俺はその間に退散でもするかねぇ・・・女の戯言はうるさくてかなわん……。

 

「・・・・おい待て・・・何処に行くインスペリアル……」

 

あ、・・・・最悪だ、これはもうさっさと退散した方が良かったなぁ……。

 

「何故私から離れようとする・・インスペリアル、・・・お前も付き合え、テンペストへ行く!、そして今度こそリムル・テンペストを殺す!、・・シズさんの仇として……」

 

「あ、シズって女なら生きてるぞ?」

 

「えっ?・・・今なんて?」

 

「いや・・だから生きてる、シズと言う女は生きているぞ……」

 

お、?これは変な癇癪を起きずにすむのかぁ〜?、それなら大変ラッキーだぞ〜!!

 

「確認したい・・だから一緒に来い・・・インスペリアル……」

 

えっ!?、マジかぁ・・・俺は今は行きたくないんだが、負かす自信がもう無いし、屈辱的ではあるが……。

 

「俺も行かねばならない理由はなんだ?」

 

「簡単よ、貴方にもちゃんと確認して欲しいの、・・・それでももしシズさんが生きてたら、私はリムル・テンペストとサン・テンペストさんにも謝らなければならないからぁ……」

 

正義感の強い女だ、まぁ聖騎士をやっている以上は責任感が強くなくてはやってはいけないのだろうが・・・それにしてもだ、あの砕蜂と言う気の強い奴を思い出す……。

 

「もし事実なら私は半年以上も勘違いしていた大馬鹿者と言うことになる!!、・・・・それだけは私のプライドが許さない!!」

 

まぁ・・・・これは彼女の性格もあるのかも知れないなぁ……。

 

それから数日後、俺とヒナタはテンペストにメッセージの手紙を送り、返事を待たずに移動した。

 

テンペストまではこの国から、2週間は有する程の距離にある、・・・・まぁ響転を使えば一瞬なんだがなぁ・・・そこはあえて言わないでおこう……。

 

「インスペリアル、転移魔法とか習得していないのか?」

 

「転移魔法?・・・・一応はあるが、一定の距離ずつじゃないと進まないぞ……」

 

「一定の距離?、どのくらいだ?」

 

これは答えないとうるさくなるパターンだなぁ、此処は嘘偽りの無い事実だけを伝えよう……。

 

「20kmずつだが?」

 

「それでも良い、頼む使ってくれ・・」

 

マジかぁ・・・・転移の魔法、これ使い勝手が悪いんだよなぁ・・・それを使えってか・・なら響転使おう、うんもう決めた……。

 

「ヒナタ、転移魔法よりもっと良い方法がある、説明は後でするから、今さ騙されたと思って俺に掴まれ……」

 

「?・・・・こうか・・・」

 

ヒナタが俺に掴んだと同時に一瞬で響転を使い、ジュラの森の中に瞬時に移動した。

 

「え?・・・・ここは」

 

「これでも数時間あれば、テンペストへは着くぞ……」

 

「!?・・そうか!!、一体何を使ったかは知らないが、・・・・まぁいい!今すぐにでも向かうわよ!!」

 

どんな移動手段を使ったかは結局は聞くのかぁ、・・・・抜け目のない女だよ、本当・・・ヒナタはぁ……。

長次郎又の名をライカの強さはどのレベルが妥当?

  • ギィ
  • ミリム
  • ヴェルドラ
  • ヴェルザード
  • ダグリュール
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