異世界に転生した元死神最強は性別が無性のスライムとして転生して気付いたら男からも女からもハーレムになっていた件   作:虚無神

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綱彌代時灘の狂気

ウルキオラが仲間になってからもう、早くも数年の時が流れ、この間はサンとリムル達は大きなトラブルに巻き込まれる事も無く平和に過ごせていた。

 

しかし、その平和な期間はまるで、タイミングを見計らうかのように消え去ってしまった。

 

「サン様!報告に参りました」

 

『ん?ライカ、どうしたのそんなに深刻そうな顔して・・』

 

ライカの表情はまるで、ユーハバッハによる突然の奇襲の際、自分に危機を知らせに来た時と何処か酷似してるように見えた。

 

「はい・・その実は・・・最近この森から遠く離れた魔境にてある者の目撃情報が絶えず・・」

 

『一体誰なの・・まさか知ってる人とかじゃあ・・・』

 

「サン様は五大貴族の内一つの綱彌代家の事は存じておりますよね?」

 

『あの貴族はどうも昔から好かなかった、それがどうかし・・・おいまさかぁ・・』

 

「はい、その綱彌代らしき人物を見たという者がいたり、そして本人から、時灘だと名乗られたとも……」

 

「綱彌代時灘・・・春水と十四郎の同期だったあの者か・・・・そうかぁ彼奴が・・」

 

サンは綱彌代時灘と言う男を知っていた、何故なら、彼はかつて自身の教え子であり、京楽春水と浮竹十四郎に並ぶ天才だったからだった。

 

しかしサンは、時灘の事は前々からただならぬ何かを感じ取っており、いつしか彼が反乱を起こす可能性を教え子だった頃から感じ取っていた。

 

『まさかこっちの世界に来ていたのはなぁ・・綱彌代時灘……』

 

「分かりませぬ・・しかしあの者はどうにも危険な思想を持っておりました・・・藍染やユーハバッハよりなんかもっと質の悪い奴でしたからねぇ……」

 

『取り敢えずテンペストの結界を強め、皆にも伝えておかないと・・・・ねぇライカ、全員に招集かけておいて・・後で私も行くから……』

 

「はい、サン様……」

 

ライカに皆を集合するようにと命じると、急いでサンは真っ白な空間に移動し、そこにいる霊王に綱彌代時灘と言う男について詳しく聞くことにした。

 

『霊王様!!・・霊王様!!、聞きたい事があり来ました!姿を現しになって下さい!』

 

「ふぁ〜んー・・何かな今昼寝してたんだけど・・・」

 

『そんな事してる場合じゃないんです!早急に綱彌代時灘、いや家系についても詳しく!』

 

「綱彌代時灘、彼は君の知るように危険かつ要注意人物でもある、彼奴は均衡の全てを崩し・・・・混沌としていて殺伐とした世界に変えようとしている、今もそうだうがなぁ」

 

霊王の口から時灘の計画について全て教えてしまい、家系についても教えてもらった。

 

「と言うわけだ・・重國いやサン、・・・どうする?止めるか?だがお前が力を振るう事は出来ない、部下達に殺らせる事になるぞ……」

 

『それは皆もきっと分かってくれる・・だから安心して任せられる……』

 

「前までなら自分でやると言っていたのが・・・・やはり私との戦闘訓練は心も強くしたようだなぁ……」

 

サンの心の成長に霊王は本当に心の奥底から嬉しく思っていたのか、表情も柔らかく優しく、愛弟子を見守るかのような目線をおくっていた。

 

そして、サンは霊王と別れてから、集まっている皆の元へ行き、綱彌代が危険人物であり、そしていずれテンペストにも来るだろうと言う予測も兼ねて、その場にいる全員に備えるように言葉をかけた。

 

彼はもどかしい思いもあった、自分がやれば一瞬でカタがつくのに自身では手を下せない事に、そして心の奥底では仲間達に申し訳なさを感じてもいた。

 

一方でテンペストから遠く離れた森の奥地の魔境では、大量の魔物の死骸が何千体も山のようにして積み重ねられており、その上に座る刀を手に持った男、綱彌代時灘が次々に襲い掛かる敵を斬り殺していた。

 

「こんなものか?魔境に住む魔物共の強さは?・・私が強過ぎるだけの話か?・・・それにしても、艶羅鏡典にこんな使い道があるとは、無数の斬魄刀の内包の他、こうして相手の力を養分として吸い取れるとはぁ……」

 

魔物は次々と時灘に斬り殺され、大量の血が地面を多い、池が出来ていた、そして彼への恐れを感じ始め、頭を地面に当てて降参した。

 

「貴方様のお力は強大・・我々が束になってもこのザマ・・・我々は綱彌代時灘様の配下、部下になる事を誓いましょう……」

 

魔境に住む魔物の長が、代表して時灘に頭を下げ、彼の配下になる事を誓ってしまった。

 

「そうかぁ・・・・それは賢明な判断だ・・・無駄死にするよりかは私に使われて死ね……」

 

時灘は不敵な笑みを浮かべながら、誰もが恐怖を抱くほどの狂気さを出しまくり、魔物の長も彼の異常差に恐れ、言葉に詰まりつつ返事を返した。

 

「・・・・はい・・・承知・・しました……」

 

恐怖のあまり言葉がカチカチになりカタコトのようになってはしまったが、魔物の長は何とか自分達の命が助かった事に安心した。

綱彌代時灘と戦わせるとしたら誰がいい?

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