異世界に転生した元死神最強は性別が無性のスライムとして転生して気付いたら男からも女からもハーレムになっていた件 作:虚無神
リムルは本気になった八千流とルミナスの全力を真正面から油断せずに受け流していき、カウンターでこちらから攻撃を仕掛ける事は最初の一撃以来はしなかった。
「おいおいまさか攻撃するのは初手だけか?リムル・テンペスト?、いくらお前とて八千流とルミナスを2人相手する以上何もしないでどうにか出来る程甘くないって分かってるんだろう?」
「嗚呼・・確かにこのままじゃあ何も出来ない・・・このままだったらなぁ、シエルさん!お願いしますっと!」
「シエル?何を・・!?いやこれは!?」
リムルはシエルにバトンタッチした事でスキルを発動させ、八千流とルミナスの精神に無理矢理干渉し二人を救いあげると言う方法だった、しかしこの方法は一つ欠点があり、使用している本人の肉体はものけのからであり、攻撃されればシエルとリムルの魂にダメージが来るのと同時に精神が肉体に戻ってしまうと言うのが欠点である。
だが、そんな欠点をカバーするかのように現れたのはサンだった。
『リムル達の邪魔はさせんぞ・・時灘、ザエルアポロとやら…』
「おのれ・・この爺が・・・そこを退け!」
『今は爺じゃないんだけど?見える?見えてますか〜?、若々しい10代、20代にしか見えん見た目してるだろうが』
「なるほど、気にするところはそこか・・まぁ良い、僕は個人的に君にも興味がある、生前は護廷十三隊の一番隊隊長だった貴方が今やそんな可愛らしい生き物に転生、生まれ変わって・・・君の体を解剖してどうなっているのか見てみたい〜」
『私にそんな事が出来ると思うてか?、転生したとは言えお前もまだまだ小童だな、そこの時灘同様に…』
サンは出来るだけ会話で時間稼ぎをしようと知恵を振り絞り話題を振っていく、しかしどんどん話題が無くなり詰まっていく、そこである事を思いついたサン。
『賭けせんか・・?』
「賭け?・・だと・・・何故…」
『お前達なら賭け事が好きそうだと思ってなぁ』
「それは随分偏見だなぁ・・何故私達が賭け事が好きだと断定出来る、もし違ったら笑い話では済まされんぞ……」
『それが証拠だ、今のその言葉が自分は賭け事が好きだと証明しとるんだよ・・自身でも自覚はしとるのだろう?、なら・・・賭けようでは無いか・・・・八千流とルミナスの精神が正気に戻るか否かをなぁ……』
「・・・・面白い!!、良いだろう・・・もし賭けに負けたらサン、お前は私達と一緒に来てもらうぞ・・まぁ軽く私の慰め者として役立って欲しいしなぁ……」
「僕は解剖したい・・だからこの条件でいいねぇ?」
『どれもゴメンだが・・分かった・・・私が負けたらお前達の好きにせよ…』
何とサンは自身を賭け事の材料として八千流とルミナスが正気に戻ると賭けた、そしてサンが勝てば時灘とザエルアポロは手を引くと言う条件として駆け引きが行われた。
一方でリムル達は八千流とルミナスの精神へ侵入に成功し2人の説得を試みていた、干渉の仕方としては同時に二人の精神に干渉して対話をしていた。
「八千流、ルミナス!正気に戻ってくれ!、お前達はこんな精神支配に屈する様なたまじゃないだろう!」
「私は・・役に立ちません・・・サンの役には・・いつも私は遅い・・・何をするにも遅いのです・・」
「こんなに愛おしい存在が目の前におると言うのに何故妾は踏み込めないのだろうか・・分かっておる、リムルが一番である事は・・・しかし妾にも、妾にも!!チャンスが欲しいのだ…」
「八千流・・ルミナス・・・そんなにサンの事を・・何か悪ぃ俺のせいみたいでお前達を苦しめていたっぽい・・なぁ」
「いえ、リムルのせいではありませんよ・・」
「そうだ、リムルが悪いのでは無い…」
「じゃあ・・もしかして自分のせいとか言うんじゃないよな?」
「リムルにはお見通しでしたか・・」
「流石サンと一番距離が近いだけの事はある・・見透かされておったか…」
八千流とルミナスが精神を支配されたのは己の心の弱さが原因であると述べていた、そして今の自分達をコントロールするのは難しく、洗脳状態である故か体は時灘達の声に支配され逆らう事が出来ないとの事だった。
そこでリムルはスキル無効のスキルを発動させる、すると完全に無力化した訳では無いが二人を蝕む精神支配の効力が薄くなり、八千流都ルミナスはこの隙をちゃんと逃す事無く抵抗し、そして精神支配を打破する事に成功する。
「解除出来たな・・じゃあ俺外で待ってるからなぁ…」
「ええ、外でお会い出来るのが楽しみです」
「妾もだ、リムル…」
精神支配から逃れた八千流とルミナスは意識を取り戻し、今の現状を確認する。
「どうやら本当に精神支配は解除されたみたいですね…」
「そのようだな、八千流・・では妾達を支配したあの者達に制裁でも下すとしようか…」
「それもありですね・・あんな屈辱的な思いは初めてですしね」
「嗚呼、往くぞ!八千流!!」
「はい!」
八千流とルミナスは時灘達に向かって攻撃を仕掛けようと殺気をビンビン飛ばしては時灘達に圧を掛け始める。
「!?この殺気・・・まさか!?」
『どうやらこの賭けは私の勝ちのようだな・・さて手を引いてもらおう・・・もしくは殺気ビンビンのあの二人を相手するか?』
「時灘・・ここは一旦引くのが城跡だと思うが・・・如何する?」
「無念だが仕方ない、ここは引こう・・だが次は、次こそはお前達を!!」
『そんな捨て台詞は良い、とっとと消えてくれ時灘とザエルアポロよ……』
そう言うと、時灘とザエルアポロは瞬時に姿を空間を捻じ曲げ消した、そして瞬間移動する様に瞬時にその場から逃げる用に徹底していく。
殺気ビンビンの八千流とルミナスは時灘達の気配が消えた事で落ち着きを取り戻し、その場に居合わせたサンに思いっきり抱き着いた。
『八千流・・ルミナス・・・二人共無事で良かった・・リムルには感謝せねばなぁ』
「すみません、私達野心の弱さがこんな事を」
「嗚呼、・・足を引っ張ってしまった、妾は魔王だと言うのになぁ・・・本当・・済まない…」
『謝る事じゃない・・私の事で何か悩みがあった・・・違うか?』
「どうして・・」
「それを・・」
『二人と合流する前にリムルから聞いたんだよ・・私の事で色々悩んでいたみたいな事をなぁ…』
サンはリムルから話をちゃんと聞いていた、しかも八千流とルミナスと合流する前にちゃっかり聞いていたのだ、そして二人を安心させるかの様に頭に優しく手を置き撫でては、悩んでいた二人を宥めた。
『八千流、ルミナス、こちらの方こそそんなに悩んでいたのに寄り添えずに済まない・・お前達との合流もこれからは増やそう・・・確かに一番はリムルだが、・・お前達も私の大事な仲間、かけがえのない存在だからな』
「正妻の座はリムルさんにお譲りしますが・・第二妃の座は狙ってますよ、サン…」
「妾もだ第二妃の座を着々と狙っておるからなぁ…」
『そんなに私の事を・・全くブレないな、そこんところ私は大好きだぞ…』
最後こっそり二人に聞こえないように小声でサンは大好きと恥ずかしそうに照れながら少し顔を赤くさせながらつぶやいた。
零番隊の追加あり?
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あり
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なし
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どちらでも