異世界に転生した元死神最強は性別が無性のスライムとして転生して気付いたら男からも女からもハーレムになっていた件   作:虚無神

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イヴァラージェとの戦い

零番隊がテンペストに滞在して早い事で三ヶ月が経つ、しかし特に進展は無く、和尚達が感じた嫌な力の正体は全く姿を現す様子が無かった。

 

そしてこの日、その嫌な力の正体の動きがあった、ソイツはテンペストへ直行しており、明らかに敵意のある者であった。

 

敵意のある者がテンペストへ近付くのを知りサンとリムルは、幹部クラス以上の実力者達は完全に武装状態で構えさせ、戦闘になった時の事を考えていた。

 

肝心な零番隊は和尚の場合は力の関係で自ら手を出す事が出来ないので悠々と茶を飲んでいた、それも呑気に胡座座りをしていた。

 

麒麟寺天示郎と修多羅千手丸の二人は戦闘態勢に入っており、やる気充分だった。

 

「さぁ〜てと暴れるか!!、この三ヶ月テンペストの連中の修行に付き合ってたが・・中々良いもんだなぁ〜」

「ソチは血の気の荒い事だ…」

「そう言うお前だって八千流とルミナスを同時に相手して楽しんでいる様子に見えてんだがなぁ〜」

「気の所為では無いのか・・麒麟児…」

 

軽口を叩いているがこの二人実はテンペストに向かっている者の尋常無い力に驚いていた。

 

サンとリムル、特にサンは和尚と同じ部屋にいる事になった、リムル同じくして、だが出陣する時はリムルが最初に行く事になった。

 

遂にテンペストの前に零番隊が感じた嫌な者の正体が現れる、それは邪悪なドラゴンの姿をしており、禍々しく知能があるのかと疑うレベルであった。

 

「我が名はイヴァラージェ…」

「い、イヴァラージェって!!?滅界龍の事かよ!!」

「騒ぐなゴミ共・・この辺で強者の力が、うようよといるのを感じてなぁ…」

「ち、ちくしょう!どうすれば!!」

 

絶望が目の前にいる事にその場で何もできず膠着していたが、麒麟寺天示郎と修多羅千手丸の二人がイヴァラージェの前に立ち塞がった。

 

「んだよ、これが嫌な気配の正体・・化け物じゃねぇかぁ…」

「これは最初から全力を出さねば妾達が死ぬだけだろうなぁ……」

「血盟の封印を和尚にといてもらって正解だったなぁ〜・・千手丸……」

「そうだなぁ・・血盟の封印は解いておいて正解だった、・・・こんな化け物を相手する以上は必要な事であろうからに……」

 

血盟の封印とは、零番隊の和尚以外がお互いの力を封じあっているものであり、本来は四人の内一人が解放する時は残り三人は自害しなくてはなら無い、しかしその制約を和尚に寄り覆させ、和尚に血盟の封印を解いてもらう事で、残り四人の零番隊メンバーはいつでも全ての力を解放出来る状態なのである。

 

「…………我の前に立ち塞がりお喋りとは余裕だなぁ・・・・だが骨のある相手で良かった・・・暇を弄ばなくて良い……」

「化け物・・お前は俺達二人で倒す!」

「出来る限り他の者の手を使わずになぁ…」

「そうか・・我を倒すか・・・ではやって見るが良い・・異界から来た王族と組むとやらぁ…」

「何故俺達のことを知ってんのかは戦って疲弊したお前に聞くとしようかなっ!!・・卍解〜っ!!、・・・金毘迦・熱血大温泉!!」

「……妾も卍解をしよう・・・・卍解・・・娑闥迦羅骸刺絡辻……」

「面白い・・現実世界と隔絶させたか……」

 

金毘迦・熱血大温泉、この能力は血の熱湯風呂を超広範囲に発生させ、その場にいる敵の生命力を吸収する、そして現実世界とは異なり全く別の空間として展開されている、空も血の湯があり、雨を降らす様に血の熱湯の刃が相手を斬り付ける、斬り付けられた部位は大量のちが体内に入り込み、逆に体内で膨れさせ体内で爆発させ爆死させる事も可能とする。

 

娑闥迦羅骸刺絡辻も特殊な空間が広がっており、巨大な機織り機が現れ、そこには沢山の布があった、本来は自身が一人に対し相手が複数の時に使うのがこの卍解だが、対象を一人に絞るとその効力はまた変わる。

 

「熱血大王弾!!」

 

血の湯を大きな玉にして、それを同時に無数に出し、イヴァラージェに向けて放つ、当たれば対象の血液と水分を奪う技であり、それを避けられない程無数に放ち攻撃をする。

 

「億解かせとかば・・円滑に回る死の旗の血に染る……」

 

麒麟児の放つ技はイヴァラージェに届いており、直撃していた、その同時に千手丸も攻撃を開始した、そして詠唱を唱えるとイヴァラージェの周囲の空間だけ真っ黒な空間に血に染った旗がある謎空間になり、イヴァラージェの体が血色に染まっていくのと同時に精神を死と言う概念に染め上げられていく、死に囚われ永遠の死を経験する、その筈だった。

 

「…………面白い能力だ・・連携して別々の能力を我に与える、最初のあの玉で我の血液と水分を奪い尽くし、次の攻撃で我をまた違う空間に閉じ込め、我の精神に死と言う名の旗を認識させ死から逃れなくさせる・・・全く恐ろしい力だ・・何せ時空間の干渉も受け付けない・・・只者では無いと思っていたが・・・思った以上に楽しいなぁ……」

 

何とイヴァラージェには確かに効力は通っていた、二人の能力はちゃんと通っていた、しかしダメージも無ければ平然としており、全く効いていなかった。

 

「バケモン・・俺達だけじゃあ・・・いや・・アレを使えば・・」

「アレを使うのはまだ早い・・麒麟寺、それにディアブロやギィも後ろにおる、わざわざ命を賭ける技を使う事は無い…」

「……チッ・・わーったよ…」

 

麒麟児には奥の手があった、しかしそれは命懸けであり、下手したら自身が死ぬと言う諸刃の剣なのである。

 

そしてギィとディアブロも参戦した、その事でイヴァラージェは不気味な笑みを浮かび、自身を霧で覆うと、その霧が取り払われるとそこに居たのは先のドラゴンでは無く人であり、その人の姿をしている奴こそが人形になったイヴァラージェであった。

作中での表と裏のラスボスは誰が良い?

  • フェルドウェイ(表)
  • イヴァラージェ(表)
  • フェルドウェイ(裏)
  • イヴァラージェ(裏)
  • 綱彌代時灘(表)
  • 綱彌代時灘(裏)
  • 復活した原初の時代の五大貴族(表)
  • 復活した原初の時代の五大貴族(裏)
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