陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。   作:生徒会長月光

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今回から学園編へと入っていきます。

オリキャラ今回でますのでご注意ください。

それではどうぞごゆっくり。


陰の実力者を目指す少年は王国の魔剣士学園へ入学しいきなり問題を起こし理解者は頭を悩ませる。

シドとイータの世紀の一戦から早二年。

 

15歳になったシドはミドガル王国の魔剣士学園へお入学することとなった。

 

この二年の間に様々なことがあったがそれはまた時間のある時に…

 

シャドウガーデンの規模は日々拡大し七陰も大きく動いている中での入学…王国周辺なら手伝うことも出来るだろうと悪友に言われたシド。

 

着々と組織が大きくなっている…と感じつつも学園生活を満喫しなさいとベアトリクスから言われ彼はミドガル王国へ向かう列車へと乗っていた。

 

「ふふふふ…夢にまでみた王都…主役っぽいキャラとかいるだろうな、そしてイータの言った近々、教団が王国で暴れる可能性があるという報告…ククク…精々この一時を楽しむと良い…漆黒に潜む我らがキサマらを喰い尽くすその時を楽しみにな……」

 

「あんた…端から見ると変人…というか…頭の可笑しい…学園生にしか見えない…」

 

「失礼だな…僕は何処にでもいるモブだよ。そのために成績だって中の中にしといたんだから、ホントは中の下ぐらいのが良かったけど…」

 

「全く…平凡な一般人を装い、裏では物事に介入し、実力者として力を発揮する…って下手したら…バレて普通の実力者になる…」

 

 

「そこは僕が編み出したモブ式四十八手の使い処さ!」

 

「全く…」

 

「それよりイータの設計した列車…凄いよね。それにまさか僕もタダで乗れるなんて。」

 

「ベアト母様と一緒に共同開発した…お陰で収入はウハウハ…列車代も永年無料。私の関係者ならそのパス見せれば…平気。」

 

そう、シドの横には七陰第七席であり悪友にして理解者たる成長したイータの姿があった。

 

二年前までは馬車での移動などで時間がとても掛かっていたが革命的な発明で線路が敷かれ列車が走るようになり今までの移動手段が大幅に変わった。

 

それもあの武神ベアトリクスと稀代の天才発明家にして建築家のイータ・ロイド・ライトのお陰だと人々は口々に言う。

 

そしてイータは王国に作ったラボへ行くついでにシドの分も列車代を出したのである。しかもフリーパスなので何処へいくでも無料なものである。

 

「それとシャドウ…頼まれてたやつ…」

 

とイータはシドへとあるものを手渡す。

 

「ベアト母様の世界の携帯電話…はまだ作れない…でも特定の相手とのやり取りが出来る…繋がる君111号何とか…間に合った」

 

「ホント助かるよ。アルファたちの話し難しいことあるからメモしてるけどイータに聞くことが沢山有りすぎて困る時あるからね。これなら何時でも聞けるよ。」

 

「繋がる君に搭載した極小のスライムに魔力の波長を登録してあってシャドウの魔力も登録してあるから魔力流せばこっちのもう一個の方に連絡来るようにした…スライムの伝導率が成せるものだから大量生産には向いてないけどゆくゆくはシャドウガーデンで七陰と他のものたちとで連携のスムーズ化して」

 

「取り敢えず凄い発明ってことだね。」

 

とシドはイータの説明をぶった切る。

 

「…そう…凄い…もっと褒める…」

 

「流石イータそこに痺れる憧れる~!」

 

「テンションがうざい…却下。」

 

「まったく…」

 

「それと…シャドウと同じ学年でミドガル第二王女もいる…」

 

「確かアレクシア王女だったっけ?名前ぐらいなら僕だって知ってるよ。」

 

「その婚約者のゼノン・グリフィ…調べ途中だけど真っ黒らしい…王女に関わると…面倒…」

 

「真っ黒ね…黒よりの白だったりは?」

 

「逆…白よりの黒…」

 

「イータがいうならそうなんだろうね…」

 

「出来ればこいつの授業を…見てみて報告して…どれぐらいの戦力なのか…」

 

「大分難しいんじゃないかな?ブシン流って物凄く人気って聞くよ。」

 

「出来ればだから…あんまり期待してない…」

 

「酷いな。じゃあ上手くいったら?」

 

「出来高しだい…最高は100」

 

「乗った!」

 

とイータが言いきる前に即答するシド。

 

こういうイータの思いきりの良さは好きなシド。

 

「まったく…それと…多分報告で…ベータが行くことある…ちゃんと聞きなさい…よ。」

 

「分かってるよ。ベータの説明は中々難しいときあるからね…」

 

「その時は連絡…して…」

 

「分かってるよ…それにしてもこのチョコ美味しいね。」

 

「それはそうよ…ガンマたちが物凄い頑張った…今やミツゴシイチオシの商品。」

 

「元の世界のチョコを食べれるとは思わなかったよ。」

 

「…あんたの説明で…逆に良く作れたと思う…」

 

「マザーが補足してくれてたのもあるね…うん自分でも良くガンマたちが作れたと思うよ。苦い豆に砂糖をぶっ混むだけの説明だったのに…それにアレクサンドリアにカカオとかコーヒー豆があるなんて思わなかったし。」

 

「生産ライン…整えるの大変だった…でも莫大な利益…」

 

「確かに上流階級にも広まってるらしいね。」

 

「話題に事欠かない…」

 

「成る程ね。これを機に僕も何か商売してみようかな?」

 

「…シャドウが…やると…最初儲け出ても後から何かで全部パァになる…」

 

「これも全部教団が悪い!」

 

「じゃあ潰さないと……ね」

 

そうして話しているとミドガル王国へと辿り着きそのまま学園へとシドは向かい、イータはラボへ向かう。

 

それからの2ヶ月程はディアボロス教団に特に変わった動きはなくイータはミツゴシ商会からの建築依頼を受けながら鍛練と睡眠に精を出していた。

 

「コンコン♪お掃除お掃除~」

 

「上機嫌そうね。」

 

「はい!ご主人様!良いお天気でお布団を干す絶好の天気です!」

 

「まぁそうね。」

 

「ご主人様、ベアト様からお手紙です!どうやらアレクサンドリアでの新人を鍛えてらっしゃるようです!近々王都へいらっしゃるようです!」

 

「まぁベアト母様のしごきはキツいけどちゃんとしてれば平気よ。」

 

「それとまた漫画を持ち出そうとした大うつけ者がいたようでぼや騒ぎが起きたみたいで新しい既刊を今度来た時にお願いしたいそうです。」

 

「まぁ、あれ持ち出した瞬間…燃えるように…見えないぐらいに加工したスライムカバーを装着してるし…まったく…」

 

「コンコン!ご主人様のお手を煩わす人は許せません!」

 

「別にそれぐらいなら平気…それで仕事は慣れたのイナリ。」

 

「はい!とても楽しくてもっとご主人様のお役に立ちたいです!」

 

「程々に…頑張んなさい。身体を壊したら…元もこもないわ」

 

とイータが雇ったキツネの獣人で妖狐族の生き残りの4尾の狐のイナリ。彼女の村は一晩で滅ぼされ生き延びる過程で彼女は悪魔憑きとなり教団へ移送されそうになったところをベアトリクスとイータに助けられイータに懐きご主人様と呼んでいる。

 

彼女もシャドウガーデンに入団しているもののイータの側近として彼女の身の回りのサポートをするのが主である。それでも彼女もナンバーズ並みの力を持っているので十分強い。

 

彼女本人の気質なのか尽くしたい奉仕精神に溢れイータもそれを受け入れている。

 

「それにしても…シド様は今頃学園生活を満喫しているでしょうか?」

 

「まぁ満喫してるでしょ…余程の面倒事を起こさなきゃ良いわ。こっちに皺寄せ…がくるなんて…ない」

 

と言っているイータの手元の通信機スライムが震える

 

「ねぇ…イナリ…嫌な予感満載なんだけど…でなきゃダメ…」

 

「でもご主人様、でないとそれはそれで厄介なことを持ってくるかもしれません!」

 

「はぁ……もしもし…なにか」

 

「た、大変だイータ!罰ゲームでアレクシア王女に告白して無様に振られようとしたらOKされた!なんでラブコメ主人公ルート入ってんだぁぁぁぁぁ」

 

「……はぁぁぁぁぁぁぁぁ…厄介事持ってきた…しかも…よりによって王女案件とか……」

 

とその後のシドの話しなどまるで頭の中に入らずイータはこれから起こるだろう七陰の中でのあれやこれ特にベータ、イプシロンあとはアルファもだろうが

 

色々と波乱が起こるだろうと悩みの種を持ち込みやがったこのクソヤロウをどうしてやろうかと思いながらイナリの尻尾に顔をうずくまりながらイータは考えを纏めるのであった。




今回はここまでになります。

二年後の二人のやり取りでシドもシャドウガーデンでの情報を共有しイータはスライムを応用した小型通信機を発明しシドへ手渡していました。

アニメ版と漫画版での移動手段が馬車だったり列車だったり違うのでここではイータと転生ベアトリクスが開発したことにして列車を開通させました。

そして通信機の凄さを凄い発明の一言で終わらせるシド。

密かに教団と繋がりがある疑いのゼノンを調査するように言われる。

ミツゴシ印の商品を見てチョコなど良く再現出来たなと思いながら食べる二人。

原作などでも苦い豆に砂糖をぶっ混むで良く作れたと思います。こちらでは転生ベアトリクスもいるのでどういう感じなのかをちゃんと言うことで完成が早くなっています。

そして唐突にオリキャラ登場。

妖狐族の生き残りでイナリです。自分の住む里が襲われ必死に逃げて愛玩動物として慰み者にされそうになりそこで悪魔憑きが発症…暴行などのストレス解消にされそのまま教会へ移されようとした時に転生ベアトリクスとイータの二人が通りがかり一瞬で鎮圧。

傷が癒えるまで二人が寄り添いイナリの尻尾などブラッシングしたり美味しいご飯を食べさせたりなど二人の温かさに触れイータは特に熱心に看病してくれたのもありイータをご主人と呼びベアトリクスのことも慕うように。

彼女もベアトリクスから様々なことを教えられているのでナンバーズクラスの実力は持っている。

王都へ拠点を構えることになりイナリにも手伝いをしてもらおうと準備をしている。

イナリはベアトリクスやイータ以外でシャドウの素を知っている一人で良くイータと言い合っている姿を見て仲がよろしいですぅと良く観察している。

そして原作でもあった罰ゲームで告白するイベントをかましたシド。

たまらずイータに連絡するも頭痛の種を持ってきたと怒りのメーターが上がり始めるイータ。

イナリの尻尾をもふりながらどうするかを考えることに。

そしてUAも三万越えとてもありがたいことです。

お気に入り、感想、評価もとても嬉しいです。

次回も遅くならない内に投稿出来るようにしていきます。

今回も読んで頂きありがとうございました!

異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)

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  • デルタ
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