陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。   作:生徒会長月光

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ゼノンVSアレクシア?になります。

そしてもうそろそろアレクシア?の正体を明かそうと思います。

まぁ分かっている人が大多数だと思いますがこの人です。

ゼノンとの決着まで書いてたら結構長くなりました。

それではどうぞごゆっくり!


力のために全てを捨てた者は守るために力を得た者に完膚なきまでにやられ次代を担う王女は自らの進むべき道のために過去と向き合う。

キィン!キィン!ガキィーン!

 

もう何度斬り合ったことだろう。

 

ゼノン・グリフィは目の前にいるアレクシア?の剣戟を幾線とくらい服はボロボロになり少なくない量の血を流していた。

 

(何故だ…先程から押しているのは私だ。アレクシア王女は防戦一方の筈だ。なのに何故…いつ私は攻撃を食らったのだ…)

 

そうゼノンの激しい剣閃をアレクシア?は片手でいなし意識の隙間を縫うように攻撃を加えることによりいつ振るったか気づけないのだ。

 

王道ブシン流の剣術指南としてディアボロス教団ラウンズ候補として今まで貢献したきたはずなのに

 

「こんな…こんな小娘ごときにぃぃぃぃぃぃぃぃ」

 

「それはそうでしょう…だって貴方…全てを捨てたのでしょう。教える立場としての自分、慕い教わってきた生徒も今まで積み上げてきた物を…

 

生憎私は全てを背負ってきた…命を…人との繋がりを…そして今も苦しみ光を奪われたこの娘たちのことを!

 

今まで好き勝手してきたんでしょう…なら当然…覚悟は出来てるわよね

 

今まで散々弄んできた…報いを受けなさい…!」

 

そうして放たれた神速と呼ぶべき速さで一瞬の内に七度振るわれた剣戟はゼノンを斬り裂き後ろに有った通路をも斬り裂く。

 

「ガハッ…ハァハァなんだ…なんだって言うんだ…アレクシア王女がこんなに強いはずがない…誰なんだ!?」

 

「あら?そんな細かいこと…どちらでも…良いことでしょう。ここが墓場だというのに。」

 

と不敵な笑みで言うアレクシア?

 

「苦労を掛けたな。」

 

と第三者の声が響き渡りそちらを見ると漆黒の装束の二人組と

 

「アレクシア王女が二人だと!?」

 

「シャドウじゃないの…遅かったわね。ベータ首尾はどう?」

 

「えぇ、貴女のお陰で囚われていた娘たちは全員保護出来ました。」

 

「ど、どういうことだ!何故」

 

「簡単なこと……貴方たちディアボロス教団側の狙いなんて丸分かりなのよ…アレクシア王女の周りがキナ臭いから私自身を囮にしたのよ…あらかじめアレクシア王女を眠らせ入れ替わり…逆に拐われる…ウチには魔力に長けている者が多いから簡単に逆探知できる。

 

まぁでもシド・カゲノーには悪いことをしたわ。だから手回しして治療しておいたから一先ずは大丈夫でしょう。」

 

「あ、貴女はいったい?」

 

「お初にお目に掛かるわ…私は………」

 

「彼女は我がシャドウガーデンの構成員にして七陰の一人…ミストだ。」

 

「シャドウ様?」

 

「…えぇそうね。確かに忘れてたわ。私は…ミストよ。シャドウのボンクラの部下みたいなものよ。」

 

「ボンクラって…なんか口悪いわね。こんなのが部下って大丈夫なの?」

 

「問題ない。彼女は」

 

「私を…無視するなぁぁぁぁぁぁ」

 

とゼノンはアレクシア?…否ミストへと迫るがそれをいなしそのまま胴へ一閃する。

 

「まったく話し途中なのに斬り掛かるなんて無粋ね。」

 

「す、すごい…見えなかった…って貴女背中の娘を背負いながら…!?」

 

「この娘も囚われていたから助けたわ。」

 

「背中に一人背負いながらゼノンを一蹴するって…」

 

アレクシア王女は王道ブシン流を良く知っているからこそ剣術指南役としてのゼノンの実力は知っている。

 

だからこそ驚いていた。

 

驚いていたのはベータもであった。

 

(今の…流れるように剣に負担を掛けずにゼノン・グリフィの意識の外を、突くようにカウンターを…それも人一人背負いながらやってのけて無傷で…スライムスーツがあるなら私でも行けるけど…それもせずにただの剣でやってのけるなんて…!)

 

「ゲホッ…くそ!」

 

「…ねぇ私に任せてくれないかしら…?」

 

「何故?このままなにもしなければ別に」

 

「確かにそうだけどでもケジメを付けたいの。昔の自分との。」

 

「…そう。なら頑張ってやってみなさい…死ぬ前に助けて上げるわ。」

 

そうしてミストは下がりアレクシアが前に出る。

 

「大丈夫なんですか?アレクシア王女では勝てないと思いますけど…」

 

「別に良いじゃない…本人のケジメよ…好きにさせれば良い」

 

「というかミストってなんですか!?初めて聞きましたよ!」

 

「本名で名乗る羽目になると不味いから咄嗟にシャドウが考えたのよ。」

 

「あ!?」

 

「そういうことだ。5日間ご苦労。」

 

「別に…何時もより眠れたし……ふぁぁ…眠い…」

 

「5日も寝ておいてそれですか!」

 

「計画通り進んだのだ。流石だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イータよ。」

 

「そりゃそうよ…どれだけ考えたことやら。」

 

そうアレクシア?は七陰第七席イータが化けていたのだ。

 

イータが魔力で形を変えられるスライムを更に改良して波紋で形状を変えられる波紋スライムで色も様々で自身の身体に張り付けるようにして顔すらも変えイナリに採取させた血液を培養し波紋スライムの中で循環させるように流して更に培養するという荒業を使っていた。

 

だからこそ魔力封じも波紋の前では意味をなさずすぐに拘束を抜け出すことができた。

 

しかし血液が薄まってしまう可能性もあったが幸い気付かれずに済んだ。

 

イータの計画はまずアレクシアを眠らせ入れ替わり数日中に誘拐されその間に魔力をイプシロンに辿らせ場所を特定。

 

その後にシドが拷問を受けて騎士団の動きを見て怪しい者の排除、そして襲撃と同時に悪魔憑きの保護。というのが一連の動き。

 

ベアトリクスにも手紙を出し無茶だけはしないようにと言われていたイータ。

 

唯一の誤算は入れ替わってすぐに誘拐されシドがその場で拷問されたことぐらいだろう。

 

アドリブが大変だったとのこと。そしてアレクシアを回収する役目はイナリに任せ自身は一週間ほど不在ということにしてその間に鍛えておくようにとも言っておいた。

 

まぁアレクシアに名乗りを上げようとしてそこを失念していたものの咄嗟のシャドウのお陰で助かった。

 

と小声で話す三人を他所に本物のアレクシアはゼノンと向き合う。

 

「私、あなたのこと頭おかしいんじゃないかってずっと思ってたのよ。やっぱりおかしかったのね」

 

「ふふふふ、本物ならば造作でもない…先程の偽物はあれだが君程度なら問題ない…君の血と研究成果を持ち逃げ切れば私は晴れてラウンズに上がれる…!」

 

「どうでもいいけど、いい加減血の話はうんざりよ。貴方は…いえ貴方たちは今までもこんなことを続けてきたの?」

 

「そうだとも…これも全ては教団の…ディアボロス教団でナイツ・オブ・ラウンズに入るためさ!」

 

と歪んだ笑顔を見せるゼノン。

 

「そう、今の貴方前の胡散臭い笑顔よりは好きよ。」

 

「ふふふ…私は付いている…本当はアイリス王女の方が良かったが、君で我慢するさ」

 

前までのアレクシアならばキレていただろう。

 

「バカね。アイリス姉様に勝てるわけないでしょ。姉様は姉様…私は私よ。それに私だって成長するのよ。」

 

と冷静にアレクシアは剣を構える。

 

「所詮はアイリス王女の二番煎じ…取るに足らない!」

 

とゼノンはアレクシアへと襲いかかる。

 

ゼノンの普段の剣ならばアレクシアではとてもかなわないだろう。

 

だがアレクシアはイータから様々なことを教わり約一週間イナリに鍛えられてきた。

 

(腕の動き…足の動き…無理やりつばぜり合いする必要はない…流れるように受け流す…)

 

キィン!とゼノンの剣を自身の剣のはらで受け流し返す刃で左腕を斬る。

 

自身がアレクシアごときに斬られたとゼノンは信じられない顔で驚愕するがその隙を見逃さずアレクシアは斜めから剣を身体の回転と足の踏み込みで勢いを付け斬り掛かる。

 

ゼノンは咄嗟に受け止めるが以前のアレクシアからは考えられない重さに再度驚愕する。

 

「ば、バカな!?君の凡人の剣が私を圧倒しているだなんて…馬鹿げている!」

 

「あんた今冷静じゃないでしょ…だから私に攻撃を当てられない…それに凡人の剣だろうと私自身を見てくれる人はいるわ!」

 

アレクシアはイナリとの鍛練でとても綺麗な太刀筋であると純粋な気持ちで誉めてくれたイナリを思う。

 

そうして数度打ち合いアレクシアは魔力を剣と身体へと込める。

 

「私が凡人かどうか…そんなことは関係ない…今私の放てる全てを込める!」

 

「ふふ良い顔付きになったわね…イナリに任せて正解だったわ。」

 

「無論だ。あの頑固な王女の心を解きほぐし共に鍛練したのだ。流石イナリだ。…だかうっかりでドアを開けて閉められたのには驚いたな。」

 

「イータから聞いてましたがイナリちゃんうっかり過ぎです。まぁ警戒心が高いと思っておきましょう。それにしても万全ではないラウンズ相手にここまで戦えるようになってるのには驚きですね。」

 

「本人の実力はまだまだよ……冷静さを欠いていること…イナリのお陰で万全の状態で挑んだこと…それらの要因があの娘に…有利に働いているだけ。」

 

「そろそろ決着か…」

 

「やぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

と上段から渾身の一撃を振り下ろすアレクシア。

 

「ふっ勝負を焦ったね。そんな見え見えの一撃を食らう筈がない…やはり君は凡人だ!」

 

とそれをかわしアレクシア目掛けて突き放とうとする。

 

慣性の法則により振り下ろされた剣の急停止など出来よう筈はない……だが

 

アレクシアがイータとイナリに教わった…魔力の操作方法…爆発的な瞬発力…そして腕、足、全ての部位に今持てる全ての魔力をもって強化したが故に!

 

その一撃は放たれた!

 

下まで振り下ろされた剣を極限までの身体強化で急停止させそこからアレクシアはありったけの魔力による更なる強化で死角から振り上げられ放たれた返す刃での一撃は

 

ゼノンの無防備な胴を斬り裂いた。

 

信じられない顔をしてそのまま倒れるゼノン。

 

「なんて一撃!?物体は勢い良く下がれば急に止めることなんて不可能…それを自分の身体を魔力でコーティングし無理やり止めて振り上げるなんて…!」

 

「見事な一撃であった!しかし今の技は…?」

 

「…はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……イナリ…あんなにあれは人に読ませるなって言ったのに…帰ったらお仕置きね…」

 

とイータは今の一撃を見てイナリが読ませたこと知りため息を付く。

 

「イータは知っているのか?」

 

「あれは秘剣燕返し。上段から振り下ろされた剣を急停止させ振り上げるシンプルだけど途轍もない身体能力を必要とする。」

 

「成る程…燕返し…確か東洋の剣豪と呼ばれるものが使用したと言われるものだったな。」

 

「おぉ!シャドウ様も絶賛される剣士…会ってみたいですね!」

 

(イータ後でその漫画読ませてくれるかい?)

 

(良いわよ。中々面白いわよ。でも神を崇拝している連中に見せたら異端物まっしぐらだから気を付けなさい。)

 

「ふむ。それだけ難しい故に今のアレクシア王女にとっては諸刃の剣と言えるものだな。」

 

「!あれは」

 

とベータがアレクシアを見ると腕はうっ血し魔力も殆ど残っていないのが分かる。

 

「単純に強化仕切れる範囲を越えた一撃だった…ということだ。だが芯のこもった良い一撃であった。」

 

とイータはアレクシアに近付きそのままある程度の治療を、始める。

 

「まったく無茶をするものね。下手したら神経やら靭帯を切るわよ。幸い見た感じそこまでは大丈夫そうだけど」  

 

と波紋と魔力を流し回復能力を高めて自己治癒を始めた。

 

「悪いわね。今の私が放てる一撃を放ちたかったのよ。それにしてももうここまで治るなんて…!」

 

とある程度治療が終わり前を見ると

 

「まだだ…まだ終わってないぞ!」

 

執念深く倒れ伏すゼノンは懐から何やら錠剤を取り出し服用する。

 

「この錠剤によって、人は人を超えた覚醒者となる。しかし常人ではその力を扱いきれず、やがて自滅し死に至る。だがラウンズは違う。その圧倒的な力を制御できる者だけが、ラウンズになる権利を得るのだ」

 

ゼノンは錠剤を一気に飲み込んだ。

 

魔力が暴風となって吹き荒れた。

 

一瞬にしてゼノンの傷が治っていく。

 

筋肉は締まり、瞳は充血し、毛細血管が浮き出る。

 

「覚醒者3rd」

 

圧倒的なまでの力の重圧に押し潰されそうになる。

 

そんな錯覚を覚えるがアレクシアの心はとても澄んでいた

 

ここ数日のイナリとの鍛練そしてシャドウガーデンという悪魔憑きを、助けるために王国に巣食う闇と戦うといった覚悟を見た。

 

「アレクシア王女が魅せたのだ。ならば今度は我の番だな」

 

とシャドウが立ち塞がる。

 

「最強の力を見せてやろう」

 

余裕の笑みを取り戻したゼノンが言う。

 

「最強って物凄い自惚れてるわね。」

 

「己がどれ程愁傷な存在なのか理解していないなんて哀れですね。」

 

ベータとイータは揃って言う。

 

ゼノンは負け惜しみと捉えシャドウに向かって剣撃を放つ。

 

だが

 

「…軽いな。」

 

シャドウは難なく受け止める。

 

「舐めるなァァァァァァァアッ!!」

 

咆哮と共に剣を薙ぐ。

 

疾風の如く剣を突く。

 

烈火の如く連撃を繰り出した。

 

しかし。

 

その総てが通じない。

 

「アアアアァァァァァァァアッ!!」

 

気合いの咆哮が虚しく聞こえた。

 

まるで大人と子供の稽古だった。

 

アレクシアはその戦いを衝撃と共に見ていた。

 

未だかつて、ゼノンがこのような姿を曝すことがあっただろうか。余裕の笑みも人格者の仮面も脱ぎ捨てて、それでも尚まるで届かない。アレクシアの知る最強の存在は姉だった。その姉ですら、ゼノン相手にこれほど圧倒出来るとは思えなかった。

 

漆黒の刃に魅入られて、目が離せないでいた。

 

なぜなら、それは……。

 

「凡人の剣……」

 

アレクシアの剣の、その先にある姿だったから。

 

幼い頃、アレクシアが考え抜いた理想の剣の完成形。それは才能でも、力でも、速さでもなく、ただ基本の積み重ねによって辿り着ける持たざる者の剣だった。

 

「あいつの剣は愚直なまでに努力を重ね続けてきた剣。天才でもなく決して才能があるなんて言えないけどそれでも彼もまた天才の領域にいる。

 

アレクシア王女努力を続けるのもある種の才能なのよ。そういう点は貴女も似たようなものでしょうね。」

 

とイータは言う。

 

凡人の剣が今、ゼノン・グリフィという天才を圧倒していた。

 

「凄い……」

 

アレクシアはこの剣が好きだ。

 

剣を見れば、その人の歩んできた道が見える。

 

この剣はひたむきに、まっすぐに、積み重ねた剣だ。

 

「何故だ!私は次期ラウンズだぞ!それがこんな小僧どもに!」

 

「醜い……」

 

「醜いな……」

 

アレクシアとシャドウの声が重なった。

 

2人の目指す剣は同じ。ならば抱く思いも同じ。

 

「醜いだと……?」

 

笑みを消してゼノンが問う。

 

「その程度で最強を騙るな。それは最強への冒涜だ」

 

「貴様ッ」

 

「借り物の力で最強に至る道はない」

 

そう言いシャドウの魔力がこの日初めて高まった。これまでシャドウは殆どその魔力を使っていなかったのだ。

 

シャドウの魔力は緻密。あまりに緻密で、その存在を知覚できないほどに。

 

その高まった魔力は青紫の線となって姿を現した。

 

細い、細い、幾筋もの線。それが稲妻のように、血管のように、シャドウを取り巻き、美しき光の紋様を描いていた。

 

「綺麗……」

 

アレクシアはその光景に見惚れた。光の美しさにではない、その緻密に練られた魔力の美しさに見惚れ、憧れた。

 

「何だ、これは……」

 

「ちょっとシャドウもっと範囲を絞って頂戴。後で面倒なことになるから」

 

「ふぅ良かろう。」

 

と範囲が狭まりシャドウの真後ろとゼノンの真後ろの狭い範囲となる。

 

だが範囲を狭めたことで更に圧縮された魔力は更に増大する。更にシャドウ自身が黄金のように輝いていた。

 

「真の最強とは何か……その眼に刻め」

 

漆黒の刃に魔力が集い紋様を刻む。

 

それは螺旋を描きながら力を集約させていく。

 

まるで、総てがその螺旋に吸い込まれていくように。

 

凄まじい力が漆黒の刃に込められた。

 

「これが我が最強」

 

コォォォォォとアレクシアの耳に呼吸音のようなものが聞こえる。

 

「アイ・アム…アトミック…サンライズオーバードライブ」

 

音が消えた。

 

光の奔流がゼノンを飲み込んだ。

 

壁も、大地も、総てを貫き、飲み込み、遙か夜空の彼方へ。

 

そして、爆ぜた。

 

その日王都の一部にて極小の大爆発が巻き起こった。

 

夜空に光の紋様が刻まれ、王都が青紫に染まった。

 

遙か遠くから……爆風が遅れて王都に届き、雨雲を吹き飛ばし、家屋を揺らし、大地を揺らし、通り過ぎた。

 

後に残るのは美しい星空と満月だけであった。




今回はここまでになります。

アレクシア?の正体はイータでした。

伏線は結構あり一週間不在やら会話でもイータが一切話していない、アレクシアの血を採取させていたなどという形でした。

そして七陰として名乗ろうとした時本名だとバレることに気付きどうするかと考えシャドウがミストという偽名で切り抜ける。

そしてアレクシア王女は終ワルの佐々木小次郎渾身の一撃を魔力で身体強化し再現しました。

しかし諸刃の剣で使えば腕の筋肉の断裂、脱臼、など身体が壊れるという。

今回はイータによる波紋と魔力の治療で事なきを得ましたがそう何度も使える技ではないですね。

そしてアレクシアにシャドウの剣技を見せたので完全に自分の中のコンプレックスが解消されたアレクシア王女。

そして遂にシャドウが必殺のアトミックを発動!

波紋も組み合わせオーバードライブしたせいで原作よりも範囲を絞った筈が結果的に原作よりも建物やらを消滅させているという始末。

イータが言わなかったら更に被害は拡大していたことでしょう。

あまりに高密度な魔力のため後日魔力汚染されていないか調査するイータであった。

こうしてゼノンとの決着は付いた王都襲撃編。

次回は転生ベアトリクスの方も決着を付ける予定です。

お気に入り、感想、評価ありがとうございます。

今後とも更新続けていけるようにしていきます。

FGOではそろそろコラボイベントストーリーが最終までいくのでドラコーの三臨が楽しみです。

今回も読んで頂きありがとうございました!

異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)

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