陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。 作:生徒会長月光
事の顛末をシドへ説明しアレクシアは関係を続けたいと言う。
果たしてシドの答えとは?
今回は少し短めになってます。
それではどうぞごゆっくり!
誘拐事件より数日…
誘拐されていたとされるアレクシアは様々な検査を受け治療院を退院した。そうして歩いていると偶々シドと出会った。
「…あら?」
「やぁ無事で何より」
「貴方も大変だったわね…傷は平気なの?」
「まぁね。君のお姉さんのお陰でちゃんとした治療も受けられたから。」
まぁ実際は普通に自己治癒力で治しただけなのである。
「……良かったわ…」
「それでゼノン先生だけど残念だったね。」
「あいつ事件の首謀者だったらしいから今度のブシン流の授業は激減するでしょうね。あいつに同情はしないけど慕っていた生徒には残念なことね。」
ここ数日の事件の犯人であったゼノンはアレクシアを拐った犯人であることなどが公表され受け持っていた学科と騎士団の顔に泥を塗った存在とされている。
「まぁ今回のでこの関係も終わりってことだね。」
「…そうね。」
残念そうに言うアレクシア。
「二点、言っておきたい事があって」
「ここで?」
と人気の少なくなった場所で言うシド
「ここでよ。」
少女は目を細めて青い空を見上げた。
「一点目、一応感謝の言葉を言っておこうと思って。前に私の剣が好きって言ってくれたでしょ。遅くなったけど、ありがとう」
「いいよ、別に」
「ようやく自分の剣が好きになれたの。切っ掛けはあれだけどイナリやあいつに会わせてもらったこともあるからね。」
「それなら良かったよ。イナリも喜ぶだろうしね。」
「もう1点…今回のことでゼノンは死んだじゃない…」
少女はどこか言い辛そうに言葉を探す。
「もし、あなたさえ良ければ……」
少女の赤い瞳がキョロキョロする。
「もう少しこの関係を続けてみないかなって」
少しだけ、小さな声で少女は言った
………
(ふむ困ったな…ここで中指を立てお断りだというのは簡単だ。だがこれから先の教団との戦いの時などを考えるとぶっつんと縁を切るというのもな…
前世とかは陰の実力者になろうと余分なものを削ぎ落とした…だが悪友であるイータから言われた拾い集めるという行為……ん、友?)
「アレクシア。元はといえば僕の間違った行動から始まった関係…そういった間違いで続く関係は何処かで破綻する。色々と飛ばしすぎたのもあるし…だから君の答えに対して僕はNoと言おう。」
「…そう、とても残念」
「そんな僕からも一つ、君にお願いがある。」
「なによ、いま振ったばかりでしょうに」
「僕はカゲノー男爵家長男、シド・カゲノー…アレクシア・ミドガルさん、僕と友人になってくれますか?」
とシドは間違いでなった関係を今度は新しく始めたいと願った。
「…」
アレクシアはその誠実な態度に驚くものの
「フフッ貴方、不器用って言われるでしょ」
「失礼な僕は器用だよ。」
「そういうことじゃないわ。全く…」
だからこそアレクシアも返事を返した。
「良いわよ。ミドガル王国第二王女、アレクシア・ミドガル。宜しくね、シド。」
そうしてシドとアレクシアの関係は一度清算されまた新しい関係を紡ぎ出すのであった。
「あらプロポーズし直したら振られて友人にって言われた王女と王女に罰ゲームで告白したアホ男じゃない。何やってるのよ。店の外で」
とガチャりと扉を開けてイータは言う。
「なっ!?何言ってるのよ!振られてないわよ!」
「というかいつの間にイータの店の前に来てたのか」
とイータは店の外でやられても仕方ないと中へ通す。
「ふぇぇぇん~ご主人しゃまぁぁぁぁぁ~ごめんなしゃ~い」
「全くこのうっかり狐娘は……お仕置きよ。暫くそうしてなさい。」
「ちょちょちょ!?あんたイナリに何してるの!?」
と言うアレクシアの前にはドラム缶のような物にイータがイナリを浸からせている風景だった。
「なにって帰ってきたらこれが出しっぱなしになってたからイナリを問い詰めたらアレクシア王女が読んだと言うじゃない。
これが聖教のやつらに見つかったらこの子自身にも被害が行くの
だからこれは身内以外閲覧禁止にしてるやつなのよ。部外者に見せたからこれからイナリで出汁をとって完成した尻尾を油揚げに出来るマシンで余すとこなく食べるだけよ。」
と終末のワ○キューレの本を手にしながら言うイータ。
「待ちなさい!それは私が置きっぱなしにしてあったのを読んだだけでイナリは関係ないわ!」
「部外者が入ってこないでちょうだい。」
「部外者じゃないわ!!その子は私の友だちよ!」
と恐れずにイータに言うアレクシア。
「…ん?これって入浴剤の新しいやつ?ってことはイータまたイナリに試しに浸からせてたね。
しかもこれ30種類はあるしイナリ因みにそれで幾つ目?」
「15個目ですぅ~」
「うわ鬼畜…!一つ10分だとしてかれこれ二時間半ドラム缶に入りっぱなしはキツいね。」
というイナリとシドの会話から何か勘違いしていたことに気付いたアレクシアと
「ふふっバカね。イナリを食べるなんてしないわよ。家族なんだから…まぁ今言ったことも間違いじゃないから新しく作った入浴剤責めで勘弁してあげてるのよ。
貴方を試させてもらったのよ…ふふふふっ」
「………え?」
アレクシアを試したイータ。
「いやぁ凄かったねアレクシア、イータに啖呵切って友人って言うのは。」
「イナリにも友だちが出来たことは嬉しいことだわ。今日は狐うどんね。」
からかわれたことに気付いたアレクシアは顔を真っ赤にして
「この性悪コンビーーー!!!!」
と剣を抜き放ちシドとイータはそのまま中庭へと出てアレクシアはそれを追いかけて斬りかかりイータは涼しげにかわしてシドも転ぶ振りやらわざとらしい避け方でかわすのであった。
「ご主人さまぁぁぁいつまで続くんですか~ー」
今回はここまでになります!
後日談で原作では学園でシドに報告するアレクシアでしたがこちらでは治療院から出てきたところでシドに遭遇し原作でも言った台詞をシドへ伝えるアレクシア。
最初断ろうとしたシドでしたが自身の削ぎ落とした物を今度は手にしてみようと新しい関係をスタートしたシドとそんな不器用なシドに微笑みながら受け入れるアレクシア。
おもいっきりイータの店の前でやっていたのでイータがからかい中へ入るとイナリがドラム缶に浸かっているという衝撃な姿に驚きイータへ啖呵を切るアレクシア
その実、単に入浴剤のテストをぶっ続けでやっていただけなのでアレクシアを試すために言った冗談でありからかわれたと知ったアレクシアは顔を真っ赤にして二人を追いかけて中庭で剣を振るいイータは軽々避けて駄目な点を指摘したりシドも不自然なぐらいに転んだりスタイリッシュな避け方をしてからかいました。
その後にイナリを一旦上げて狐うどんを食べた四人。
出汁…?さてなんのことやら…
次回からシャドウガーデンの偽物やらシェリーの話しへと繋がっていく予定です。
感想、評価、お気に入りありがとうございます。
次回も遅くならない内に投稿していこうと思います!
今回も読んで頂きありがとうございました!
次回も読んで頂けると幸いです!
異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)
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アルファ
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ベータ
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ガンマ
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デルタ
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イプシロン
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ゼータ
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クレア
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シェリー
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ローズ