陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。 作:生徒会長月光
アレクシアを襲う刺客。
その時彼女を助けたのは!
それではどうぞごゆっくり!
ミツゴシ商会でのガンマからの報告を聞きシドはヒョロ、ガリと寮へと戻っていた。
かなり時間を押していて急ぎ目に走ってもギリギリな時間帯だ。
「ヤバイって、門限間に合わねーぞ!」
「シド君が遅いからですよ!」
「悪かったって、チョコレートあげたじゃん」
そうして走っていると
「なぁ、何か聞こえなかったか?」
「自分は何も」
前を走るヒョロとジャガが話す。
2人にはちゃんと聞き取れなかったようだが、僕ははっきりとその音を聞き取っていた。
それは剣と剣がぶつかる音。
遠くで、誰かが戦っているのだ。もしかしたら辻斬り騒動と何かしら関係があるかもしれない…仕方ない…か
僕は足を止めた。
「おい、どうした!?」
「門限過ぎちゃいますよ!」
少し遅れてヒョロとジャガが止まる。
「まずい…は、腹が…!さ、先に行ってくれ!」
と僕は腹痛がヤバイと路地裏を指差して言う。
「それは、たしかに大事だな」
「門限か尊厳かの問題ですね」
2人は真剣な顔になった。
「僕を置いて先に行け。誰にも見られたくないんだ……」
「ッ! 分かった、お前が野グソして遅れたことは誰にも話さねぇ!」
「シド君の選択は、誰が何と言おうと正しかった……自分はそう思います!」
「もうもたないッ、早く……早く行ってくれッ!」
「シドッ……お前のことは忘れねぇ!」
「シド君ッ……たとえ野グソしてもずっと友達ですよ!」
「行け、行くんだああぁぁぁぁぁあ!!」
2人は踵を返して走り出した。
何をやっているのだろうかこの三文芝居…
そして二人が駆け出して見えなくなった頃合いを見計らいシドは剣の音のする方へと向かう。
走り続けているヒョロ、ガリはシドのことを言う気満々であった…
「ふっふっふシド君も明日から人気者ですね。」
「違いない…それもこれもアレクシア王女と仲良くしてるし…俺らもモテてぇ」
と言っていたがそんな彼らの後頭部を何か重いものでゴツンと襲われ二人は気を失うのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アレクシアは最近王都を賑わせている辻斬り騒動を紅の騎士団として調査するために一人調査をし暗い小道を歩いていたところいきなり襲われた。
そんな襲撃者に対してアレクシアは応戦する。
(剣の腕は私の方が上…動きもそこまで速いものではない…これならイナリやあいつの方が速い…でも情報を出来る限り取るためにも生け捕りにしないと。それに)
「我らはシャドウガーデン…」
「いいえ違うわ。貴方はシャドウガーデンではない…彼らがそんなことするわけないわ…なら考えられるのは模倣犯…もう一度聞くわ!どこの者!」
先程からシャドウガーデンとしか呟かないこの男…シャドウや七陰といった面々と話した私だから分かる…彼らはこんな無意味な殺戮は絶対にしない。
それでも襲撃者はシャドウガーデンと呟く。
「なら話しは騎士団の方で聞かせてもらうわ。これで終わりよ!」
アレクシアは男の剣を弾き飛ばした。
カラン、と。
石畳に落ちた剣が鳴った。
その時。
「……ッ!」
突然背後から繰り出された斬撃を、アレクシアは転がって避けた。
さらなる追撃を咄嗟に防ぎ、そのまま相手の腹を蹴って距離を取る。
少し乱れた息を整えながら、アレクシアは新たな敵を見据えた。
魔剣士が4人、増えていた。いずれも黒ずくめの男だ。
さらに最初の男が剣を拾うのを見て、アレクシアは舌打ちした。
これで5人。
それも実力者だ。
1人なら勝てる。
2人でも負けはしない。
しかし3人以上の相手は……。
「か弱い乙女相手に3対1なんてひどいわ」
会話につき合ってくれればいいが。
「そうだ、1対1を5回やりましょうよ。ダメ?」
じりじりと囲まれていく。
アレクシアは立ち位置をずらしながら、背後だけは取られないように動く。
「ほら後ろを見て、お月様があんなに綺麗」
背後に回ろうとする敵を視線だけで牽制する。
剣を細かに動かし、互いにさぐり合う。
「あら、見ないの?でも見た方がいいわ」
アレクシアは微笑む。
月光の下、彼女の赤い瞳が輝いた。
「後ろに姉様がいるもの」
「ッ……!」
釣れた。
即座に、アレクシアは動いた。
無様に背後を見た敵の背を、白刃が切り裂く。
黒い外套を斬り、鮮血が舞う。
だが、まだ浅い。
もう一撃、とどめを……。
その瞬間、アレクシアの左腕と腹部を衝撃と斬撃が貫いた。
「ァグゥッ……!」
脇腹に、黒いブーツがめり込み斬り裂かれた。
バキバキと肋骨の折れる音が聞こえた。
アレクシアは血を吐きながら剣を振り、黒いブーツに突き刺す。
しかしそれもかわされ戦況は瞬く間に悪化した。
一人は傷を負っているがそれでも動けて対して自分は左腕と脇腹に裂傷…肋骨も折れてる手負い…このままだと…何も出来ずに…
懸命に剣を構えるアレクシア。
重い空気が漂う中で唐突に後ろにいた襲撃者の首が物理的に飛んだ。
驚きにふためく襲撃者の一人の頭上から何者かが剣を突き刺す。
両者に驚きが生まれるがアレクシアはその姿に覚えがあった。
「シャドウ!?」
「我が園の名を騙る愚者よ。その罪命で償うがよい。」
そう言う間にもまた一人首が飛ぶ。そうして闇夜に月の光が照らされコツコツと歩いてくる姿が見えた。
「…えぇそうね。万死に値するわ…私たちが殺戮集団なんてホントに…フザケルナ。母様をシャドウガーデンを侮辱した……その罪…死を持って償いなさい…!」
残りの者も瞬く間に気絶させられ襲撃者は殲滅させられた。
「貴女は!?ミスト!」
そう襲撃者たちを皆殺しにしたのはミストことイータであった。
母の活動を…シャドウガーデンという名前を使い侮辱したので物凄いキレている。
襲撃者の首をピアノ線のように細くアンカー状にした極小のスライムを瞬時に飛ばし切断したのである。
ミストは今回も変装してアレクシアに扮していた。
「アレクシア王女貴女も災難ね……また怪我して…」
「た、助けてくれてありがとう…ねぇこいつらは何なの?貴女たち組織の名前をぶつぶつ呟いてたんだけど正気には見えないし…」
「その通りよ。正気を喪っている…いえ精神を壊されていると言った方が良いわね……ディアボロス教団による洗脳教育…魔力の高い孤児などを集めて行われる…
適応できないものは精神を壊され言いなりの駒となり……正気を保てるものは2ndそしてその2ndの中でも……強大な力を持つものは1stと呼ばれる…それがディアボロスチルドレン…」
「ディアボロスチルドレン…」
「今回のは陽動……何かから注意を引きたいのね。例えば……学園に持ち込まれた……物とか?」
「!古代文字の書かれたアーティファクト!なら警備を厳重に!」
「しようとしても上から圧力が掛かるでしょうね。騎士団以外の貴族…から…紅の騎士団…まだ8人だけなのでしょう?」
「それは……」
「それならいつ来ても良いように……連絡を密にしておきなさい。」
「…」
「案ずることはない…我々はシャドウガーデン…陰に潜み陰を狩るもの。闇に消えた真実を白日の元へ晒そう……例えそれが残酷な真実だとしても…」
「え?」
「ミスト後は頼むぞ。」
「任されたわ。」
とミストはそのままアレクシア王女を背負い治療院まで連れていく。
「…ニュー」
「ここに!」
「イナリの捕まえた者たちと同じだろうが頼む。」
「仰せの通りに。」
そうしてシャドウは闇へと消えるのであった。
「…流石シャドウ様とイータ様…見事な手腕…感服致しました。」
そうしてアレクシアは背負われながらも治療院へと運ばれ怪我もイータが波紋で治療していたこともあり数日大人しくしていれば治るとのこと。
そして翌朝
とある噂が広がっていた…それは
「どうして俺たちがこんな目に!?」
「シド君、君からも何か弁明を!」
「…いやぁ怖いよね~必死に弁明するほど怪しく見えるし…それで何回したんだって?」
「ご、誤解だってシド!」
ひそひそ
五回もしただって!
モテないからってまさか…
でもいつも一緒にいるし…
それでカゲノー君も狙ってるんでしょう…
カゲノー君も災難ね。
(何故かは知らないけど翌朝ヒョロ、ガリは昨日の夜学園を抜け出して淫行に及んだという噂が広まっていた。というのも昨日の夜門番の人が見回りをしていたときに二人を見つけたそうだがどうやら二人ともパンツ一丁になって折り重なって気絶していたのだそうだ。
しかも程よく汗もかいていたようで瞬く間に噂が広がった。
モテないからって二人はお互いに淫行に及び今度は僕をその魔の手に掛けようとしているという噂……ちょっと二人から距離を取ろうかな。)
とシドは考え取り敢えず適当にチョコレートを桃色した学園生にあげると言いクールに去るのであった。
今回はここまでになります。
帰り道にアレクシアと交戦するディアボロスチルドレンをシャドウとイータが殲滅。
原作より多く投入されているのは次の作戦を成功させ強大な力を手に入れるために動いているようだ。
アレクシアはそのままアレクシアに扮したイータに連れられ治療院へと連れていかれ治療を受けて連絡を受けたアイリスに心配されるのでした。
そして翌日に広がる噂はシドではなくヒョロ、ガリが夜抜け出してぐんずほぐれずしていたということ。
門番が発見したのは気絶させられ二人が折り重なっていた状況で程よく汗はかいてるわとまぁそんな状況のため魔剣士学園とはいえ噂好きな学生たちの間で広まり必死の弁明をするほどやはりとなり
シドは何があったか知らずそう言う趣味があったのかと驚きつつも暖かく遠くから見守ることにしたそうです。
さて今回でアレクシアがディアボロスチルドレンのことを知りアイリスに学園に預けられたアーティファクトに関して報告するでしょう。
次回はそんな学園から話しが展開していくでしょう。
沢山のお気に入り、感想、ありがとうございます!
次回は少し時間が掛かるかもしれませんが投稿していきますので宜しくお願いします!
今回も読んでくださりありがとうございました!
時はシドがヒョロ、ガリと別れたとき
「こんこ~ん、このままではシド様が道端で漏らしてしまった人として噂になってしまいます~こ、こうなれば!」
ととある物を卸しに言った帰りのイナリはシドたちのやり取りを見ていてシド様の尊厳はイナリが守ります!と気合いを入れて
二人の背後をとりハルバードとスライムで擬態させたスライムハルバードで二人の頭をゴツンと殴り気絶させた上で学園近くまで運び服を取り敢えず脱がして
何故か持っていた海水入りのビンを適度に振りかけ磯の香りのする二人が出来上がりイナリはそのまま立ち去るのでした。
後日シャドウガーデン内でイナリの行動は称賛されイータから特性の洗顔クリーム五選をもらい受けるのであった。
異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)
-
アルファ
-
ベータ
-
ガンマ
-
デルタ
-
イプシロン
-
ゼータ
-
クレア
-
シェリー
-
ローズ