陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。 作:生徒会長月光
ラストに不穏な影が…
それではどうぞごゆっくり!
アレクシアはシドとイナリと話しをしている。
アレクシアは紅の騎士団として査察で黒い噂のある聖教を調べる予定だ。
その旅支度でミツゴシ商会で商品を購入したりしていた。
とその時の一部始終を思い出すアレクシア
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はリンドブルムへと向かうための旅支度のためアイリス姉様と一緒に最近のブームを席巻するミツゴシ商会へと来ていた。
「アレクシア遊びに行くわけではないのですからもっと節度を持って」
「良いじゃないの。折角の聖地だし査察といってもお忍びに近いんですし姉様が行くよりも私が行った方が警戒されにくいわ。」
「確かにそうですけど。」
と帽子を選んでいるアレクシアとアイリス。
そんな二人の元に一人の女性が現れた。
「いつもご利用ありがとうございます。私代表のルーナと申します。」
とても綺麗な人だと思ったわ。スラッと伸びた足に長い黒髪に黒いドレスを纏う姿は…成る程、上に立つ者としての風格を感じさせるとアレクシアは思った。
それから旅支度のために幾つか品物を見繕ってもらい今話題の下着というものも購入したわ。
その際姉様が色々と早いだの何だの言ったけどまぁそこは説得したわ。
下着だって誰彼見せるわけではないもの…まぁあいつが見たいと言うのなら吝かではないけどそんな
とアレクシアが悶々として試着していると
「あら?アレクシア様その中敷き…」
とガンマはアレクシアが試着した際に脱いだ靴の中に入っている中敷きを見て言う。
「アレクシアいつの間にそのようなものを?」
「えっ?あぁこれ。あいつがなんか作ってくれてそれで履いてるの。」
「あいつって」
「イータですね。このデザインは特注でクッション力がありウチで作っているのを除けばあの娘だけですね。より頑丈で魔剣士の方が履くのに適している素材でオーダーメイドですのでその人だけの中敷きになるんです。」
「ルーナさんはあいつを知ってるの…ってそういえばミツゴシ商会に商品を卸してるって言ってたような。」
「えぇ。イータの発明品のお陰で様々なニーズに対応したものを作ってくれて助かるんです。」
「流石発明家…色んなものを作っておられるのですね。」
「良ければアイリス様も中敷き如何ですか?立ち仕事なども中敷きがあるだけでとても変わります。私も愛用しておりますので効能はバッチリです。」
「ではお言葉に甘えて。」
とアイリスにも中敷きを勧めたルーナ。アイリスもとても気に入りそのまま仕事用、プライベート様の二つを購入することにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうして数日後に列車に乗り込んで今に至る。
「ねぇイナリ。あいつって普段研究以外何をしてるの?」
「ご主人様ですか?う~ん鍛練以外なら…寝てますね。」
「…寝てる?」
「イータって睡眠が趣味だから寝心地の良い枕を使って寝たいから材料から何から全部厳選して調達して自分用にしてるんだ。より厳選しているから他人が使ってもとても寝心地が良いんだ。」
「そういうのも含めてルーナ様がそのノウハウを使って貴族様方に売り出してとても売行きが好調と聞きます~」
「成る程ね。」
(睡眠が趣味…ね。なら王国の伝手で最高品質の枕を…)
「でもこの間見掛けたオリアナ王国の最高品質の枕は枕自体高さが高すぎるのと無駄に反発しないから良くないって言ってました。」
(送るのはよそう。それで機嫌が悪くなったら本末転倒だわ。)
とアレクシアはどうにかイータとのコミュニケーションを取るためにも外堀であるイナリに色々と聞く。
次いでシドもだ。
「昔のイータは僕もあまり知っていることは少ないんだよね。精々がベアトさんから様々な知識を吸収してそれを形にして改良を加えていることぐらいかな?」
「…ってシド、あんたなんで武神様を知ってるのよ。」
「あれ?言ってなかったっけ?姉さんがベアトさんの弟子で僕も色々と教わったんだよ。」
シドの発言に固まるアレクシア。
「ベアト様はクレア様とシド様が幼い時に助けて頂いたご縁でお知り合いになられたんです。コンコン」
「そうだね。ベアトさんに姉さんは鍛えられてたから他の魔剣士より柔軟な思考が出来るし魔力効率も良い感じだからね。」
(ちょっと待ちなさい…シドもそうだけどクレアさんも武神様を知っててしかも弟子!?…尚更彼女を紅の騎士団に勧誘したい理由が増えたわ。
でもいくら騎士団が変わったからと言ってもゼノンの件でクレアさんの騎士団のイメージは最悪の筈…どうにかして払拭したいわね。)
「武神様から教わってるならやっぱりクレアさんの目標としてはブシン祭の優勝よね。」
「一先ずはそうかな。まぁ最終的にはベアトさんを越えたいみたいだからね。」
「ご主人様と同じですぅ」
そうして三人の語らいは夜まで続いた。
この後帰ってこないシドを探しに来たクレアとローズも加わりイナリがイータから渡されたトランプでババ抜きに大富豪、スピード、ポーカーをやり
「私に勝とうなんて10年早いわよ!」
ババ抜きはアレクシアが機敏に表情の変化を見抜き一抜けし
「ふっふっふ僕の手札には8のカードとJ Q K 2のカードがある…流石にこれで負けは」
「コンコン!弱いカードしかありませんがクレアさんが教えてくれた革命です~」
「………」
と先に上がっていたクレアがイナリの手札を見ると34567のカードが集中していたので流石にと思いアドバイスをしていた。
大富豪ではイナリによる革命で強い札しかなかったシドが無言で燃え尽き大貧民になり
ビュンッビュンッ
「やるじゃないのローズ!もっと上げてくわよ!」
「クレアさんも流石ですね!望むところです!」
スピードではクレアとローズの魔力ありの素早い一戦となりクレアが辛勝した。
途中カードが風切り音と共に舞ったりしていたものの部屋は無傷であった。
「はい、ストレート!」
「やりますねシド君。」
とローズのスリーカードに対してストレートで勝利するシド。
「絵柄揃ったからフラッシュってやつね!ほら早いところ見せなさいシド!まぁ私の勝ちだと思うけど。」
「悪いねアレクシア。フルハウス。僕の勝ちだね。」
「なぁんですってぇ!?」
続けてアレクシアのフラッシュにはフルハウスで対応するシド。
「ふっふっふシド…本当に勝負で良いのかしら?私の手札は強いわよ?」
「ダウト…その顔は恐らく揃ってない顔だね。姉さんの表情の違いに関しては分かるから。と言うわけでスリーカード。」
「負けたぁ~…でもシドがお姉ちゃんのことを分かってくれて嬉しいわ!」
とクレアのハッタリは長年弟として見ていたのですぐ分かりやすく見破るもののクレアはシドが自分を分かってくれているとその後に頭を撫でる流れに。
何故ここまで勝てているのか簡単なことである。
シドが自身の袖に隠したカードと入れ替えストレートやフラッシュを繰り出していたからだ。
クレアの時の3カードは単純に普通に揃えていただけだが。
最後にイナリと対戦するシド。
(ふっふっふイナリなら純粋だからロイヤルストレートフラッシュでも疑わない筈…よし)
とシドはこれまた無駄にスタイリッシュにカードを瞬時に入れ替え手札を揃える。
この時間僅か0.1秒の刹那の時間で揃えている。
そしてイナリは三枚カードを入れ替えた。
「じゃあ行くね。はい!」
「!これはまさか!」
「たしか最強の役で」
「しかも確率は4/2598960!やっぱりシドはやれば出来る子ね!」
「いやクレアさんやれば出来るでロイヤルストレートフラッシュを揃えられたら苦労しないわよ!?」
「あぅ~どういうのかが分からないです…コンコ~ン」
「どれどれ………ヴェ!?」
「クレアさんどうし……おぉ~」
「これはまたすごいわね。まさか…ロイヤルストレートフラッシュをイナリも出すなんて。」
そうなんとイナリは素でロイヤルストレートフラッシュを揃えてしまったのだ。
流石のシドもこれは予想しておらず取り敢えずもう一戦する前に夕飯の時間が近いと伝え切り上げることにした。
イナリが素でロイヤルストレートフラッシュを揃え引き分けに終わり他の三人もロイヤルストレートフラッシュが二人とも出る場面に遭遇しビックリするのでした。
夜は車内に取り付けられたコンロに鍋を乗せしゃぶしゃぶを楽しむ。
イナリはミドガルマグロをしゃぶしゃぶしだし全員がそれを真似るととても身が引き締まり味わいが変わるからか食が進む。
そうして夜は各々が部屋へと戻る中でアレクシアはイナリを呼び寄せその尻尾を抱きしめイナリも満更でもなく就寝するのであった。
穏やかにリンドブルムへと向かっている一行。
しかし車内にて悪意は着実に牙を剥こうとしていた。
PiPiPiPi
ある部屋から不穏な音を響き渡らせながら一人笑う人影の姿があった。
果たして何を企んでいると言うのだろうか…
今回はここまでになります。
アレクシアが列車に乗った際に準備をした場面にてミツゴシ商会へとアイリスと共に訪れ代表としての顔を持つガンマが応対しその際お菓子など新作を試食してもらいアニメと同様寮へと送るように言っていたアレクシアの場面は少しカットしました。
そして今作ではシドと友人関係を築いているので意識させたい年頃なアレクシアは下着を選ぶが少し過激ではないかと言うアイリスを説得し購入。
その際に靴を覗き込んだガンマはその中敷きがイータの作成した特注品だということに気付きました。
その事もありアイリスにも試しに作ったところ好評で二つ買っていくことに。
通常タイプと休日に足の負担を和らげられるようにクッション力の強いタイプを選びました。
そしてアレクシアはイータのことを聞こうとイナリに訊ねたらなんとシドとクレアがベアトリクスと知り合いでしかもクレアが弟子だったことが判明。
紅の騎士団に入団してほしい逸材だと再認識しました。
そしてトランプで遊ぶことになり結果は作中の通り。
シドのイカサマはD.Gray-manでのアレンのイカサマポーカーが元です。
まぁ本人も流石にロイヤルストレートフラッシュを分けられるとは思わずビックリしボロが出ないように切り上げました。
そして最後に不穏な陰が…これが次回以降トンでもない事態へと発展していくことに。
さて話は変わりFGOでは久しぶりな塔イベントが発生しセイバーのメドゥーサが…8周年が迫るので引こうか迷います。
いつも感想、お気に入り、評価頂きありがとうございます!お陰様でお気に入りも900件を越えました!これも読んでくださる皆様のお陰です。
番外編な異世界食堂アルファ編はまだ進んでおりませんが上げられるようにしたいです。
一応主な登場人物はかげじつ側はアルファとベアトリクス、イータ、シドを予定しております。
次回も遅くならないよう投稿していけるようにします!
それでは今回も読んでくださりありがとうございました!
異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)
-
アルファ
-
ベータ
-
ガンマ
-
デルタ
-
イプシロン
-
ゼータ
-
クレア
-
シェリー
-
ローズ