陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。   作:生徒会長月光

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前回ラストで不穏な輩が今回行動に移しとんでもないことになり急展開へと移っていきます。

そしてイータも動き出すことに…

ご都合主義も多いので気に入らなければブラウザバック推奨です。

それではどうぞごゆっくり!


王女を狙う教団は周りを巻き込み事態はとんでもないことに発展していきのんびり娘はとある物を駆り救援へ向かう。

リンドブルムへと走り続けている列車。

 

ぐっすり眠れたシドは起き上がろうとしたがクレアがいつの間にかシドに抱き付いていたため身動きが取れなかったが己の関節をいそいそと外しまるで軟体生物のようにうねうねと動きまた関節を元通りにして事なきを得た。

 

「それにしても快適な列車旅っていうのも偶には良いものだ。走るよりは殺風景でもない…食事も彩りが生まれたようだ。余計なものを削ぎ落とし続けてきた僕には新鮮なものだ。」

 

そうして若干黄昏れるシド。

 

そうして前に進む内にイナリの部屋が見えてきたのでお邪魔しようと扉を開け……ソッと閉めた。

 

「うん。だらしない顔でイナリの尻尾に抱き付くアレクシアは見なかったことにしよう。そうしよう。」

 

とシドはそのまま部屋へと戻るのだが

 

途中フードを被った男とすれ違う。

 

その男が持つ何かからpipipiという音を拾うシド。

 

しかもその男は機関室へと歩いている。

 

「ねぇ君。そっちには客室はないけどどこに行くの?」

 

その問いに答えることなくブツブツと言いながら歩く怪しい男。

 

そうして唐突に

 

「教団に栄光あれ!!!!」

 

と言うとそのまま魔力を爆発させ更に持っていた荷物の爆弾も起爆する。

 

咄嗟にシドはスライムボディスーツを身に纏い自分への爆発の余波を受け流しつつ床と壁をスライムで補強し爆発の衝撃を上へと逃がす。

 

ドガァァァァァァァン

 

という激しい衝撃に列車が揺れるがシドが補強したお陰で列車自体が脱線するという最悪の事態は回避された。

 

衝撃が収まりシドはすぐにスライムを収納しバタンという音と共にアレクシアとイナリ、続いてクレア、ローズが出てきた。

 

「シド!今の音はいったい!?」

 

「それもだけど今の衝撃もよ!」

 

「どうやら話題の教団の仕業みたいだ。怪しいのに声を掛けたらいきなり爆発したんだ。教団に栄光あれって…咄嗟に隠れたから僕は平気だよ。」

 

そう言いながらシドはふと目に留まったノートのような紙切れを見つけ手に取る。

 

「…これは」

 

「シド貸して!……なによこれ……!」

 

アレクシアが見るとそこには意味不明な文字の羅列…

 

辛うじて読めたのは…

 

「教団に楯突く王女たちに鉄鎚を…成る程狙いはアイリス王女とアレクシア…いやこれを見るとローズも標的になってても可笑しくないのかしら?」

 

「そうね。姉様が聖教を怪しんでいるのが何処からか洩れて…」

 

「多分ですがアイリス様の今の勢いを止めるための布石…アイリス様にとってのアキレス腱はアレクシア様です。だからアレクシア様を狙って…」

 

「まぁでも爆発したけどアレクシアは殺せなかったんだし一先ずは……ってなんかさっきより加速してない?」

 

「…本当ね。さっきより流れる景色が早く…」

 

と前方を見ると爆発の余波で吹き飛んだドアの下敷きになっている車掌と運転手の姿が…

 

すぐさま横に寝かせるクレア。

 

「取り敢えず軽傷であとは気絶してるだけみたいね…」

 

「不味いです!運転手がいなければ列車が制御不能に!?」

 

「そうなったら…リンドブルムに着く前に乗ってる乗客が!」

 

というアレクシアの前を通り過ぎイナリが運転席へ

 

「大丈夫ですアレクシア様!ご主人様から運転のことは教わってます!なのでここからは私が運転します!コンコン!」

 

と運転を代わるイナリはブレーキを掛けるのだが

 

「あ、あれ?ブレーキの調子が…?」

 

なんとブレーキシステムに異常が発生していた。

 

「そんなことが!」

 

ブレーキシステムは内熱機関とは少し離れた場所に設置されている。

 

そう丁度爆発のあった部屋の真下に設置され爆発の衝撃でシステム異常が発生しブレーキも微々たるものしか掛からなくなってしまった。

 

外側からの攻撃などは耐久テストで並大抵の魔剣士では傷を付けることは出来ないことは証明出来ていたが内側を爆薬と魔力を爆発させる自爆特攻は想定していなかった…

 

シドが防御していなければ完全に破壊され大惨事に繋がっていただろう。

 

「ブレーキが効かないって…じゃあリンドブルムに着けても停まれないんじゃ!?」

 

「リンドブルムにいる大勢の者が犠牲になってしまいます!」

 

彼女たちだけならば魔力を全身に込め飛び降りれば多少の怪我はしようが生き残れる。だがそれは魔剣士だから出来ることだ。

 

他の乗客は一般人でありアレクシアの性格からして国民を見捨てるようなこともしない。

 

「イナリ、なんとかブレーキを直すことは出来ないかしら?」

 

「ブレーキシステムはご主人様が設計されて私も分からないんです…共同で開発されていたベアト様なら……」

 

「一先ず乗客にさっきのことをぼかしながら説明しよう…パニックになれば列車から飛び降りようとして余計な犠牲者を出しかねない…」

 

とシドは一度操縦席から離れる…

 

「そうね。まずは乗客を落ち着かせなきゃ…」

 

「ねぇイナリ。このまま行くとどれぐらいでリンドブルムに着くの?」

 

「…えっと普通だとあと1日半ですが……スピードが落とせず途中の駅にも停まれないとなると多く見積もって残りは18~20時間程だと思います…」

 

「その間に何とかしないといけない…例え脱出出来ても列車を停められなければ被害は出る…」

 

「まずは乗ってる乗客を安全に避難させないと…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「皆今頃乗客を避難させるための案を考えてるところかな…ディアボロス教団の目的を考えるにアイリス王女の躍進に歯止めを掛けようとアレクシアを狙い列車を脱線させる…そしてその責任はアイリス王女へ追及する。

 

そうして求心力を落としてあらゆる事件の犯人を僕たちシャドウガーデンへ押し付ける…そんなところか。」

 

とシドは皆から見つからないよう車両の上に乗りながら考えを巡らせる。事前に車両にスライムをワイヤー状に張り巡らせていることと身体強化で風圧はどうにかしている。

 

確かにこの状況例えアレクシアが助かっても今度は生き残った彼女へ批判は殺到する。

 

国民を見捨て自分だけ助かったとかいくらでも批判は出る。アイリス王女が庇えばそれもまた彼女の躍進に歯止めを掛ける。

 

ならば簡単なことだとシドはイータへと通信機で繋げる。

 

「あぁイータ。緊急事態だ。ディアボロス教団が列車を脱線させようとしてる。力を貸してくれるかな?」

 

そうして話していきとある方法を取ることを伝えられたシド。

 

「分かった。ならこっちは何とかなるか…あとは他の駅への通達は操縦席のイナリから連絡させるよ。」

 

「えぇそうしてちょうだい…私の方も準備するわ。それとシド。平気だろうけど一応言っとくわ。死ぬんじゃないわよ?」

 

「分かってる。死ぬ気は更々ないよ。だってまだ陰の実力者になってないからね。ありがとうイータ。そっちも宜しく。」

 

と通信機を閉じたシドは車両へと戻る。

 

他の皆が一度操縦席から離れ第2車両にて話をするなかでイナリへ話し掛ける。

 

「イナリ。イータからで他の駅にも知らせられるその非常事態ボタンを押して。あとは車両同士の連結部分を前の5両は固くするようにして」

 

「シド様…分かりました!でもどうして前の5両だけ?」

 

「作戦としては通り過ぎる最後の駅付近で5両目から後ろを切り離す。その切り離した方に誰かが残って乗客を駅に避難させて車両をどかす。その後はイータが何とかするって言ってるから平気さ。」

 

「誰か後ろの車両に残るって…いったい誰を?」

 

「そこはアレクシアかローズ会長だろうね。」

 

「でもシド様列車は車両の連結部分の取り外しは車庫で特別な処置をしないと外れない仕組みに…」

 

「そこは姉さんに頑張ってもらうよ。出来なければ僕がシャドウとして斬り離せばいいさ。」

 

そうシドは5両目から後ろを斬り離し乗客の安全をまず確保しようという作戦を取ろうとしていた。

 

これならば後は列車をどうにかすれば事は済むのだ。

 

だが斬り離せばいいと言ってもそれは中々難しいことだ。

 

連結部分は鉄で出来ている。少なくとも残鉄出来それも斬る力も後ろの車両に負担の掛からないようにしなければならないのだ。

 

「でも僕は姉さんを信じてる。なんたってマザーの弟子で僕の姉さんだからね。」

 

列車はスピードを落とすことが出来なくなり制御不能状態に。果たしてシドたちは乗客を救い列車を停めることが出来るのだろうか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「まったく…あいつは簡単に言ってくれるわね…まぁ出来なくはないからやるけど」

 

とシドとの通信を終えたイータは自身のラボにcloseの看板を掲げてミツゴシ商会へと急ぐ。

 

「まさか……あれが役に立つなんて……」

 

とそのままミツゴシ商会へと入り従業員用の部屋へ入り執務室にいたガンマを見つけると

 

「悪いけどガンマ。5人程借りるわよ。」

 

「イータ?いったい何事ですか?いきなりウチの子を借りるって」

 

「簡単にいうと………ディアボロス教団が…アイリス王女の躍進に歯止めを掛けようとして……列車を脱線させようとしてしてる……そこにシド、イナリが偶々乗り合わせていた…でもブレーキシステムに異常があるから停まれない……ブレーキシステムに異常が出る衝撃……確実にアレクシアを葬るために……ディアボロス教団ならもう一つぐらい……爆弾があっても可笑しくないわ…」

 

「なんですって!?」

 

「シドが言うには…最後の駅で……乗客は列車を斬り離して……避難させるみたい……」

 

「分かりました!ニュー!技術面におけるメンバー五人をイータに付けます。その選定を急いでしてちょうだい!」

 

「承知しました!」

 

そうしてニューは急ぎメンバーを募る。

 

「それとガンマ……悪いけどシェリーのことを……頼むわ。」

 

「任せて。シェリーちゃんにはその間に色々と覚えてもらうから。…所でイータ。どうしてそんなに詳しく状況を知れたのかしら?」

 

「…まだ完成ではないから…言わなかったけど……シドのやつに通信機渡してるのよ……」

 

「通信機…って確かお母様の知恵袋の遠くの人と連絡が出来るっていう!」

 

「高価な魔道具なら……通信できるけどそういうのは…数も少ないし重要で……主要な国が持ってるだけしかない……だからスライムを改良して…特定の魔力反応を飛ばすことで……その人たちだけで通信できるようにした…現状の開発品はシドのやつと私の持ってるもの……それと七陰用に開発してる……」

 

「シャドウ様とのホットライン!…イータずるいじゃないの…って言ってる場合じゃないわね。今は」

 

「列車を停めることが先決……だからあれを引っ張り出す」

 

「…まさか!?」

 

「そう。試作型である意味欠陥品の…ロケットマンよ。」

 

イータはそう言うとそのまま試作機を置いてある倉庫へと急ぎ足で向かう。

 

ガンマも急ぎ指示を出し今出ている列車を即座に退避線へと移すように命じる。

 

事態を解決するために動き出したイータたちシャドウガーデンであった




今回はここまでになります。

投稿遅くなり申し訳ありません。

少し加筆致しました。

資格を取るために久方振りに勉強をしつつ執筆していました。

なので次回も投稿に時間が掛かると思います。

8月後半になれば多少落ち着きますのでお待ちいただけると嬉しいです。

さて今回ちょっと急展開ですが前回の不審者が爆発しました。本来なら脱線する程の威力ですがそこはシドが寸でのところで何とか阻止しました。

しかし列車は制御不能に。

シドはイータへと連絡しイータも動き出しました。

列車の斬り離しは緋弾のアリア小説にて新幹線の連結部分を両断したとある武装巫女からアイディアを取っております。両断役はクレアが担当することになるでしょう…しかしディアボロス教団としては爆弾が一つというのも可笑しなはなし…爆弾が一つとは言ってないですしね。

シドなりにクレアを信じているのもありますね。

そしてイータが言ってガンマが戦慄したロケットマンとは?

そしてイータ特製のスライム通信機は徐々に出来上がりつつあります。

波紋スライムも材料に含めて魔力が不安定な所でも使えるようにしているので一先ずリンドブルムにいる七陰三人分…一人使い方が理解できるか不安な娘がいますのでベアトリクスの分ですね。

さていったいどうなるのか?

さてFGOでは8周年に突入しました!

福袋は六人目のアルクェイド、ディスティニーは高杉社長が来てくれました。

周年のトネリコも来たのでこの勢いで水着キャストリアを当てたい所です!

投稿するまでの間お気に入り登録、感想、評価などありがとうございます。

低評価が付いてしまい気落ちしましたが万人受けするわけないのが二次創作なので気に入りましたら評価や感想、お気に入りしていただけると励みになります。

気に入らなければブラウザバック推奨です。

次回も遅くならない内に投稿出来たらします!

今回も読んで頂きありがとうございました!

異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)

  • アルファ
  • ベータ
  • ガンマ
  • デルタ
  • イプシロン
  • ゼータ
  • クレア
  • シェリー
  • ローズ
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