陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。 作:生徒会長月光
飴と鞭を使い分け情報を抜き出すアレクシアとクレアです
少し短いですがごゆっくりどうぞ!
無事に列車を斬り離し乗客を避難させたクレアたち。
彼女らは捕らえた賊から情報を得ようとする。
「こいつが何者なのかって疑問と王国にいる不安分子が送り込んだ刺客しか予想が付かないわね。一番有力なのは聖教からの刺客で調べられたら困る代物があるからかしら?ねぇそこのところどうなのかしら?」
とアレクシアは目を覚ましたボマーへ問い掛けるがボマーは黙秘する。
当然だろう。つい最近同じ1stのレックスが行方不明となり元ラウンズのルスランが捕まったのだ…これ以上の失態をしたとバレれば自身は終わるのだ。
「喋らないということはそれだけ自分の組織に不利なことを知っているって所かしら?早いところ吐いたほうが良いわよ。」
とアレクシアが言った瞬間ボマーのすぐ横まで移動していたクレアがボマーの小指をボキッ折りと鈍い音が響く。
うめき声が聞こえるがクレアは無視して話し掛ける。
「知ってる?人の骨って成人だと大体200弱近くあるのよ。子供の時は300くらいらしいけど色々と統合されていったりするとそれぐらいになるそうよ。」
「…何が言いたい…?」
と初めて問い掛けに答えるボマー
「心臓を守る肋骨、頭を守る頭蓋骨はとても重要な場所…でもねそれ以外の場所って折れてある程度支障はないの…」
そう言いながらクレアは今度は薬指に手を添える。
「だから今からあんたの骨という骨を一本ずつ折っていく。喋りたくなるまで順番に見えるように…痛みを感じる間は平気よ。
だって生きているなら痛みを感じるのだから…」
ボキッとまた折るクレア。
彼女からしたら弟のシドも巻き添えになりかねないことをしたということ、何の関係もない一般人を巻き込んだこともあり冷酷に対処する。
チルドレン1stは薬剤投与などの苦痛を厳しい訓練を耐えきり成った者たちだ。
だがボマーは得たいの知れない恐怖を感じていた。
先程から話しているクレアの表情は…無表情なのだ。
淡々と事実を言い実行する。
こいつには凄みがある…そう感じる頃には中指が折られていた。
「面倒だけど喋らないから仕方ないわ。いつまで持つのかしらね?」
そうして両手、両足の指を全て折ったクレア。
じわじわとした鈍痛がボマーを蝕んでいく…言えば教団から粛清され言わなければ目の前の女に殺される…どちらをとっても地獄だった。
「クレアさんストップ。」
「貴女もやりたくなった?」
「いや違うわよ。普通に話をさせてほしいのよ。」
「ふーん…良いわ。」
とクレアは下がる。
「ねぇあんたどうしてこんなことをしたのかしら?王族を狙うって相当頭の可笑しい奴らか…王国よりも強大な組織ぐらいじゃない?例えば聖教…いや教団かしら?」
と核心を付くようにアレクシアは言うとボマーは動揺する。
なぜ王女が我々を知っている…!?と
「悪魔憑きを浄化と称して実験し果ては処分…そして今の反応で基本的に情報を共有し合っていないと分かるわ。あんたらの上の奴らがどうかは知らないけど…」
「き、キサマなぜ我々のことを!それにナイツオブラウンズのことまで!」
「そうあんたらの上の奴らはナイツオブラウンズって言うのね。」
しまったと思うがもう遅い。
「今回の件ルスラン元副学園長が先立って起こした学園襲撃で手駒だった騎士団が解体されて力を落として姉様の発言力、新たな騎士団の創立で好き勝手出来なくなるから私を暗殺して姉様の発言力か士気を落とそうとしたのでしょうね。
でも誤算だったのは最初の爆発で列車を爆発させられなかったこと、貴方が敗れるということ。残念だったわね。」
アレクシアだけならば計画は成功していたであろう。しかし最初の爆発はシドが最小限に防ぎ、ボマーは乗り合わせたクレアに敗れ人質もクレアが列車を斬り離し救出。
ボマーの敗因は一つ、カゲノー姉弟がいたことであろう。
「でもそうね。貴方が素直に吐いてくれたら便宜は図ってあげられるわ。教団がルスランを殺していないのはそういうことだもの。選択肢は2つ痛みに耐えて助けてくれるかも分からない教団の助けを待つか?私たちに全てを話し、保護されるか?」
アレクシアの後ろではクレアが指を鳴らしながら待機しいつでも拷問を再開できるようにしている。
そんな飴と鞭にボマーは自身の持つ情報を喋るのであった。
「姉さんたち張りきってるね。姉さんが鞭でアレクシアが飴を与えて効率的に落としたから良いか。」
「でもシド様、多分ですけど。」
「まぁ十中八九シャドウガーデンであいつの身柄をぶんどってニュー辺りが改めて拷問するんじゃないかな?この間みたくまた張りきるだろうしね。」
「コンコン、御愁傷様ですぅ。でも今までやってきたこともあるので同情は出来ません~」
とこっちはこっちで物騒な話をするシャドウガーデンの頭目と七陰側近兼マスコット。
そしてイナリは重大なことに気付く。
「シド様後ろの車両を切り離したからかさっきよりスピードが出てるですぅ!?」
「まぁ自然なことだね。そりゃあ重量が軽くなったんだからそれに比例して速度も上がるからね。まぁ大丈夫。イータが何とかするだろうから。」
「確かにご主人様なら何とかしてくれそうですけど~」
とイータに絶大な信頼を寄せるシドとイータならなんとかなると自身の主人を思いそれはそれと大好きな主人が取られてしまうのではと危機感を募らせるうっかり娘。
そうしている間に拷問という名の話し合いを一時的に済ませたアレクシアとクレアが戻ってくる。
「もうクレアさんやり過ぎよ!あれだと恐がらせるばかりでなにも分からないわ。」
「でも喋ったでしょ。私が鞭で貴女が飴。こういうのは適材適所。甘すぎてもいけないもの。」
「それで姉さん、アレクシア何か分かったの?」
とシドが聞くと
「やっぱり教団の奴らの仕業ね。姑息な手ばっかり使って…しかも今回も無関係な人を巻き込んだ。許せることじゃないわ。」
「それってこの間の襲撃の時の集団?懲りない奴らなのね。聞いた話だと師匠が最後駆けつけて解決したんでしょ?」
「えぇ…それとシャドウガーデンの人たちも助けてくれたわ。学園も焼けずに済んだし後日リーダーのシャドウが修復のためってお金も送ってきたらしいし、教団と対立しているのは明白ね。
それとやっぱり教団と聖教には繋がりがあるみたい。私が監査に来ることを察知してこんなことをしてくるのだもの。」
とアレクシアはクレアと共に尋問したことで得た情報を言う。
「アレクシアも人気になったってことじゃない?」
「嬉しくない人気よ。」
「さてと…後はどうやって停めるかよね。」
「聞き出した感じ停まったらセンサーのようなものが作動して密閉されたこれに空気が入って爆発するらしいわ。一度作動したら本人でも解除出来ない代物らしいし。」
どうやら空気中の酸素と化合することで爆発するタイプの代物であったことがアレクシアのお陰で分かった。
「ならイータが来るのを待つとしよう。やるって言ったらやってくれるし。」
「あんたね。いくら天才発明家だって暴走する列車に追い付くなんて出来るわけないでしょ。」
「まぁシドが言うなら信じましょう。」
とシドを信じるクレア。
ブラコンだなと思ったが口には出さずアレクシアも取り敢えず信じることにした。
列車は更にスピードをあげるがそこにいる面々の顔はどうにかなるといった表情であった。
今回はここまでになります。
ボマーを拷問するクレア。まぁ弟に危害を加えようとしたらまぁ無表情にもなりますね。
因みにクレアはベアトリクスから骨の数を教えられていたりするものの取り敢えず何となくの数字だけは覚えていたようで次々に折っていきます。
ぶっちゃけ調べても具体的な本数は変動するようなので取り敢えず大雑把ですが200弱ということにしております!
そんな得たいの知れないクレアにボマーは恐怖する中でアレクシアは逆に優しく?話し掛け常にアドバンテージを活かし教団の仕業で聖教と教団がやはり繋がっていることを知りました
次いでにその組織の上のナイツオブラウンズの名前も一足先に知りました。イータからも学園襲撃前にディアボロスチルドレンのことも聞き原作より多くのことを知り得たアレクシア。
果たしてどうなっていくのか。
そしてイータへ全幅の信頼を寄せるシドとイナリ。
果たして間に合うのか?
いつもお気に入り登録、感想、評価ありがとうございます。
感想、評価もらえるとモチベーションも上がり投稿スピードも少し上がると思います。
陰実二期も新たにPVが発表されオリアナ王国編までやるような形なので必死に追い付けるようにしたいです。
今回も読んで頂きありがとうございました!
次回も読んでくださると幸いです。
異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)
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