陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。   作:生徒会長月光

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リンドブルム編閑話になります。

今回はクレアとイータが温泉に浸かります。

そしてアニメ二期がついに始まりました!

二期放送後初投稿…

それではごゆっくりどうぞ!


親友たちの話を聞く悪友の姉とのんびり娘は怠惰に湯に浸かり疲れを癒す。

列車事件の夜寝静まった頃

 

ミツゴシ御用達の宿舎には温泉も存在している。

 

朝早くから夜遅くまで入れるようになっていて開放的な露天風呂は人気があり温泉目当ての者も入れる仕組みだ。

 

そんな温泉に浸かる人影があった。

 

「ふぅ~良いお湯ね…目が覚めちゃってどうしようかと考えたけどこういうのも良いわね。」

 

今回の立役者でもあるクレアである。

 

「ここもルーナが経営している所の一つらしいしホント気付けば遠くに行ってるわね。リリムさんも師匠の手伝いをしてるみたいだしマナは………狩りをしてるのかしら…?

 

そういえばマナだけ具体的に何してるか聞いたことがなかったような…?」

 

「そうね…その狩った物は毛皮とかは……ミツゴシでなめしたりして……財布や良品質のコート…キバとかの素材もミツゴシ経由で

 

武器屋に卸したり…工芸品の一部にしてるから……結構貢献しているわ。」

 

「姉として鼻が高いわ…って誰!」

突然のことにバシャッと勢い良く立ち上がるクレア。

 

そのクレアの独り言に呟き返している人影は

 

「温泉ぐらい…静かに浸からせなさい…他にいたら……迷惑」

 

「あんたは発明家の…?」

 

「スヤ…」

 

「って寝たら危ないでしょ!?」

 

と眠りかけて湯船に沈みそうなイータをすかさず引き寄せるクレア。

 

「なんで貴女温泉に浸かってるのよ?」

 

「それは…お互い様…」

 

「だとしてもそんなに眠いなら入んなくても」

 

「…そうやって面倒で何日間か入らなかったら……ベアト母様に怒られた…ずっと気を張り積めてても良いこと…ない…効率が悪くなるって…湯に浸かれば…心も洗われる…」

 

「師匠なら確かに言うわね。私との修行も効率的な魔力操作と魔力の押さえ方とかも習ったし…そういえば聞きたかったけど師匠の娘ってことは…貴女もその悪魔憑きだったの…」

 

とクレアは溺れないようイータを抱えながら何処に目があるか分からないのもあり小声で問い掛ける。

 

「…そう、ベアト母様に助けられた……多分私が最初…それから…ルーナ、マナ、リリムって順番……」

 

と他の七陰のことは少しぼかしながら言うイータ。

 

七陰内での席次はシャドウガーデンに入った順番であるが最初にベアトリクスに波紋で助けられたのはイータであり、それから暫くしてアルファはシャドウと共に助け後は席次順である。

 

「貴女もだけどルーナたちは…師匠の手伝いをしてるんでしょ?それっていったい…」

 

「それは私の口からは……言えない…でも貴女もベアト母様から色々と教わってる…」

 

「そうね…師匠って一見完璧に見えるけど意外と私服がダサかったり抜けてる時があって色んな豆知識を知ってる人だわ。」

 

とクレアはベアトリクスのこれまでのことを思い浮かべる。

 

「…ベアト母様…いつも同じ服着てる…」

 

「そういえば何時も会うとき同じような格好ね。」

 

「動きやすいからって……同じやつを…何着も持ってて…着回してる…」

 

「嘘でしょ!?でも師匠ならあり得る…」

 

とあまり服装に拘らない人だということはクレアも分かっていた。

 

「何でもかんでも私たちを優先してるから…おしゃれ…あんまりしない…だから…ルーナはそういうのもあって洋服を作ったりしてる……私たちからの贈り物なら絶対着てくれるから…」

 

「あの娘らしいわね。」

 

「もう一人の娘が服を選んでる…センスは一番良いから…」

 

そう服を作ったりはガンマが行い選ぶのは社交界やらで芸術の国オリアナへ行くことの多いイプシロンが見繕っている。

 

「あとマナは元気にして…してるわね。」

 

「…元気は人一倍ある……大物を狩りに行って…素材も沢山持ってくる…私的に…買い取る…」

 

「…それって大丈夫なの?そのマナってそういうこと苦手じゃない?」

 

とお金のやり取りなどのお金の計算は大人でも難しい時がある。それをマナが出来るとはクレアも思えず思わず尋ねてしまう。

 

「そこはガン……ゴホンルーナが代わりに管理してる……あの娘貴女と買い物して食べ歩くって…貯めてるのよ…」

 

と眠たいイータはうっかりガンマ呼びしそうになるものの訂正しマナの現状を言う。

 

「流石マナね!シドにもそれぐらい愛想があれば良いのに…」

 

「あれにそんなもの…求めても…時間の無駄……」

 

「って貴女ウチの弟に対して物凄く言うわね。この前も思ったけどシドといる時だけ口悪くなるわね。あの子の何が不満」

 

「発明品色々と壊された…普通に使えば壊れないはずの物からカゲノーのおじさんたちにプレゼントした洗濯機試作1号もどれだけ回るかって魔力を込めすぎて爆発させてお風呂場も広く改装した

 

そしたら景観をダメ出しされムカついたから爆破してカゲノーおばさ…ゴホン…お姉さんに反発性のあるマットレスプレゼントして…勝手に寝心地を確かめようとジャンプしたら壊されて

 

お礼参りにあいつのマットレスを爆破してカゲノー家に送った魔道コンロももっと火力をとかで魔力を込めすぎて爆発させて…」

 

「あの子が迷惑掛けてたのね…まったくシドってば」

 

と普段の口調が何処にいったと思える程の早口かつノンブレスで言いまだまだ言い足りないイータを止めたクレア。

 

そして実はクレアが学園へ行ってから度々カゲノー家へとお邪魔していたイータはベアトリクスの娘というのもありカゲノー夫妻から歓迎されそのお礼とばかりに色々と改造して住みやすい住居になり

 

更にカゲノー男爵へ試作の育毛剤を上げて数ミリだが髪が復活した男爵はイータに感謝し夫人へは日焼け止めや香水、石鹸、化粧水など様々な贈り物をしてもう一人の娘のように可愛がっていた。

 

最初におばさんといったら無言の圧力を感じたためお姉さんというようになったイータ。

 

シドとのやり取りも微笑ましく見守り本当に娘にしようとシドとの縁談など外堀を埋めようとしてたりするのはイータも知らぬこと。

 

「まぁあの子は昔からそうだものね。強いのにそれを隠そうとするし…本当はあの子は誰よりも強いっていうのに」

 

「あれは…性分…だから仕方ない…」

 

「仕方ないで済ませたらあの子はどこか遠くに行ってしまう…そんな気がするのよ。」

 

「ふーん…」

 

(意外に見てる…あいつ的には陰の実力者になりたい…だから普段の実力は……普通の魔剣士程度に押さえてる…と思ってる…アレクシア王女からどう見られてるか気付いてない…

 

普通の魔剣士なら私や…ベアト母様みたいな繋がりはない……そして学園襲撃でのローズ王女の件は……まぁ外交問題ひいてはシャドウガーデンの評判に……関わるから仕方なかったとはいえ目立ってしまった……

 

そうするとクレア的には弟はこんなに凄いというような評判を流しかねない…それはあいつがなりたい陰の実力者像とは違う…ここは助け船を出しておこう…)

 

「まぁそれなら…それで良いでしょ…あいつが凄いって誉められなれてないし……見守ってやりなさい…取り敢えずベアト母様の用件のが重要だし…」

 

「そういえば師匠からリンドブルムに来てって言われたけど待ち合わせ場所を決めてないわ!?」

 

「当日になったら……ここの従業員が教えてくれるわ……」

 

そう言いながら湯に浸かるイータ。

 

「それなら良いけど…って貴女いつまで寄りかかってる積もり?」

 

と先程からクレアに寄りかかってるイータ。

 

「楽だから…駄目?」

 

「まったくしょうがないわね。」

 

と姉属性なクレアは末っ子属性のイータを放っておけずそのまま温泉で寛ぐ。

 

(それにしても…師匠もこの娘もだけど不思議な呼吸をしてるのよね…そういえばルーナとマナとリリムさんも同じような…シドは…何時も不思議なことしてるから正直分からないわね。

 

ってそういえば母さんもこの娘気に入ってるのよね…それにシドも満更でもないみたいだし、何処の馬の骨とも知れない令嬢なんかより発明家として名声を得てるこの娘なら任せられそうだし

 

…うん。今度の休みの時に聞いてみましょう。そうなると義妹になるのよね……ありね!)

 

「ってあら?貴女この傷どうしたの?」

 

とクレアはイータの脇腹にうっすらとした傷があることに気付く。見れば他にも傷が見受けられた。それはシドと共犯になると誓い改めて陰の実力者となろうと決めた日の名誉の傷…なのだが

 

「…これ?…色々あってあいつに傷物にされた…まぁ和解してるから…平気」

 

というイータなのだがクレアからしたら女の子に傷をしかも師匠の娘に付けたとなれば一大事だ。

 

「あ、あのバカシド!!女の子を傷物にするなんて!!!大丈夫よ!シドが何かしてきたら言ってちょうだい!私が制裁するから!」

 

「え?いや…別に」

 

「こんなにして…あいつに責任取らせないと!」

 

「別にあいついらないし…気にしない」

 

「気にするわ!未来の義妹だもの!帰ったら家族会議しないと!お姉ちゃんに任せなさい!」

 

「…面倒…だから…シドに放り投げよう………」

 

といつの間にか義妹判定でOKが出てしまったイータ。

 

更に二年前にシドと命を掛けた戦いで付いた傷を見てそれをしたのが弟だったことを聞きクレアの姉パワーに火を付けてしまい外堀を埋めようと実家に帰ったら家族会議が決まってしまい面倒くさくなったイータは日頃の恨みを込めシドに放り投げることにしたのであった。

 

そんな一幕を経て夜は更けていくのであった。




今回はここまでになります。

温泉に入っていたクレアはイータに遭遇しました。

何だかんだこの二人同年代なんですよね。

そして普段のガンマやデルタのことを話し、流石というクレア。

誰もいない場所なのでクレアは思いきってイータへ悪魔憑きだったかを訪ね肯定するイータ。

クレアからしても師匠たるベアトリクスは尊敬する存在であり完璧ではないがとても強く色んなことを知っている人であります。

そしてデルタの金銭事情はガンマがしっかりと管理しているので安心するクレア。

マスターオブガーデンでのハロウィンイベントにてミツゴシ商会の信用もありツケ払いをしてとんでもない金額になってしまうこともなさそう……いやお金が足りなくなったらガンマにツケといてと言いそうな気がしてきます…

そしてイータのシドに対する愚痴が…

まぁ発明品の数々を壊されたりしてますからね。

そしてオトン・カゲノーとオカン・カゲノーにも気に入られているイータ。

オカンからはシドのお嫁さんにと本気で外堀を埋めようと頑張っていてオトンは育毛剤パワーもありいつでもウェルカムという感じですね。

住居も改造して賊に攻められても防衛システムで撃退出来るほど。

そして姉属性なクレアは末っ子属性のイータを可愛がり…二年前に死闘を繰り広げた傷を見て責任を取らせると言われるわお姉ちゃんに任せなさいなど姉を名乗る不審者になりかねないクレア。

そしてイータは、考えることを止めてシドに放り投げることにしました。

何時もイータに放り投げているバチが当たりました。

さて陰実二期無法都市編が始まり七陰とのやり取りやジャガーノートやユキメの動く姿も凄い良かったです!

次の話が楽しみです。

感想、評価、お気に入り登録、皆さまありがとうございます!

なるべくスラスラ進められるようにしていきます!

感想くるとモチベーション上がって少し投稿スピード上がると思うのでどんどんお願いします。

今回も読んで頂きありが

「ちょっと作者?」

あれクレアさん?どうされ

「あんたのせいで妹が傷物にされたっていうからそのお礼参りよ。」

いやあれはSS上、仕方なくでして

「仕方なくで妹を傷物にしたですって!!許さないわ!」

というか貴女イータの姉じゃないでしょ!

「私はお姉ちゃんよ!!」

うわっ姉を名乗る不審者!

ちょっまっ斬撃やら無音で迫ってこないでくださいよ!?

「うるさい!さっさと斬り刻まれなさい!」

死んでたまるかぁぁぁぁぁぁぁ

「全力でお姉ちゃんを遂行するわ!」

と作者を追いかけていってしまったクレア。

「まったく…仕方ないわね…何時も見てくれてる読者の人…ありがとう…こんな作品だけどこれからも…宜しく…」

代わりに終わりの挨拶をしてスヤと布団を敷き眠るイータであった。

異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)

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