陰実の世界に転生したら武神だった件 のんびりしたいが姪っ子が活動的で何だかんだ手伝う内に組織で母と慕われるようになった。   作:生徒会長月光

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最後のトリ七陰第七席イータになります!

イータの過去はオリジナルになるのでどうか御容赦ください!そして七陰に加入した理由もありラストに少し不穏な空気に…

それではどうぞごゆっくり!


のんびりすやすや娘の研究日和 母のように慕う人の知恵袋をもっと知りたいので解剖する!?のは不味いので発明品で記憶を垣間見る。

…………………最後…私…?

 

……眠い…zzZ

 

おやおやどうやら日々の研究の疲れからか寝ているようだ。

 

偶々発見したベアトリクスはイータに膝枕をして出会った当時を思い出す。

 

それはシャドウがまだシャドウガーデンを作るよりも以前

 

ベアトリクスが密かに教団から悪魔憑きを保護して匿っていたときのことだ。

 

街を作るとなると色々な問題が出てくる。水路を引くこと、食料を自給自足で賄うこと、感染症、衛生上の問題、防衛、現状の問題は上げればキリがなかった。

 

そうして様々なことを紙に記して問題の解決策のパターンも出し何が足りないのかを、明確にして幾つか作っておくと便利なものを書面に写して研究部屋へと置いていた。

 

そんなある日に村を3日離れていたベアトリクスが戻ると書面にしか写していなかった水車や井戸の水汲み機が既に完成し使われているのを見つけ驚いた。

 

研究部屋へと戻ると見慣れない赤みのある黒色のかなり長い髪の毛をして片目が隠れている幼いエルフの娘がいた。

 

熱心に図面を見ては何やら試験管を振っている姿は似合っていると感じた。

 

「………あ…ベアト様…」

 

「貴女は確か助けた時の?」

 

「…うん…ベアト様に…助けてもらった…名前…ない…これ…」

 

とエルフの娘は設計図に記した物を指差す。

 

「…この…冷蔵庫…?って冷やすやつ…どうして冷やすの?…冬の時に食料腐りにくいのと関係ある?」

 

「それは食べ物の中で発生する微生物を繁殖させないための環境に適してるからなの。微生物は30℃前後が繁殖しやすいから温度を冷やす、水分を失くす、酸素を失くすといった方法を使えば食べ物をより安全に安心して保存できるの。」

 

「…ベアト様凄い…!他になにかある?」

 

「他はね。」

 

とベアトリクスは幼エルフに前世の知識を教えていく。

 

味噌、醤油、塩、コショウなどの調味料も協力して作り出せた。それに伴い村はどんどん大きくなり他の国への輸出業も出来るようになってきた。

 

ベアトリクスはこの幼エルフのなんでも吸収する知識欲にビックリしていた。

 

「ベアト様の言ったように豆を通常よりも長く放置してみたら発酵って現象が起きた…!こんなやり方があったの…良く気付けた…味噌の独特な味…美味…!」

 

「貴女のお陰でこの村も段々活気づいてきたわ。…いつまでも貴女呼びも変ね。」

 

「ベアト様名前付けて欲しい…!」

 

「良いの?」

 

「ベアト様が良い!」

 

「そうね…何でも吸収する…イート…イートゥ…イータ…うん!イータなんてどうかしら?」

 

「うん…!ありがとう!ベアト母様…!」

 

とイータと呼ばれるようになったエルフは色々な研究をしていくことになり偶に出かけるベアトリクスを追い掛けて他の七陰の面々とは出会った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

ベアト母様いつも何処かに行く…研究…忙しい…けど…気になる…

 

とイータはお手製のベアト追跡装置を起動するとそのままベアトのいる方へと向かっていった。

 

…こっち…?…何人か大きい波長…ある…もしかして…私と同じ?

 

と思うイータは好奇心に駆られて進んでいくとログハウスのようなものが見えてきた。

 

…ベアト母様の気配ここら辺……疲れた…zzZ

 

とイータは誰もいなかったログハウスに入るとそのまま木のソファー(クッション付き)に横になり寝てしまった。

 

 

「…これはどういうことなのかしら?」

 

「…う~んこの娘中々起きませんね。」

 

「それよりもなぜシャドウガーデンの拠点に…まさかスパイ?」

 

「がう?スパイ?悪いやつ?悪いやつデルタギタギタにするです!」

 

「いや待ちなさいよ。この娘にも事情があるかもしれないのよ…?」

 

「にしても起きないね、危機管理が抜けてるというか…?」

 

何だがうるさいので起き上がってみる。

 

「………?」

 

「首をかしげられても私達も困るわ。貴女は何者?ここには何のようで来たの?」

 

「…ベアト母様に会いに来た…でもいない…zzZ」

 

「また寝てしまいました!?」

 

「取り敢えず伯母様に用事があるのは確かね。それにしても伯母様はまた引っ掛けてきたのね…」

 

「………………伯母様…?…もしかしてベアト母様の姪っ子さん?」

 

「え?えぇそうよ。」

 

「ベアト母様良く自慢してた…凄く可愛くて天使で舌足らずにおばしゃまと、言ったり…」

 

「貴女何が目的かしら!?ほら言ってみなさい!」

 

と大慌てで口を塞ぐアルファ。

 

「…街からいなくなるとき…ベアト母様いつも何処か行くから気になった…!」

 

「伯母様は色々なところに行くから場所は分からないわ。」

 

「…そう…」

 

しゅんとなってしまったのでアルファは話題を変えようとする。

 

「要は寂しくて追い掛けてきたってことじゃないの?」

 

と同じ金豹族のいる街から来たのなら送ろうとしているゼータに向かって

 

「…寂しい……良く分からない…?」

 

「そうなのですか?」

 

「うん…私物心付く前から一人だった。周りの人優しかった…でも良く分からない……でも何かしたくて研究して物を作ったりしてた。

 

でも身体が腐りはじめて…教団が私と他のエルフ、獣人、人間たちを捕まえて……痛かった……そこをベアト母様が私達を助けてくれて…ベアト母様にお礼言おうと思って…

 

家忍び込んで…そしたら私が研究してることの何倍も先のことやってた…図面のこと詳しく書いてあって作ったら凄い便利…それからベアト母様と研究一緒にした……それで名前くれた……凄い人…!」

 

「もしかしてたまに持ってくる発明品とかって!」

 

「…あ…夜ランタンとかの火じゃなくて昼間に太陽の光を吸収してそれを夜に効率良く放出するスタンド君5号…!」

 

「1から4までは何処にいったのかな?」

 

「…ベアト母様良く…言ってる…失敗は…成功の…母…」

 

「もしやそれはお母様の知恵袋の知識!?」

 

「?ベアト母様の娘……ライ…バル…?」

 

「ライバルというか、義理の姉妹?」

 

「………?姉さん?」

 

とアルファに向かって言うイータ

 

「えっ!?ま、まぁそうね。宜しくね。」

 

と照れて言うアルファ。

 

そうして発明品も少し持ってきていたイータはそれらを置いておく。

 

「…がぅ?これなんです?」

 

「それ…良い香りする…リラックス効果?…で心落ち着く…」

 

「…この大掛かりの装置は?」

 

「それ……汚い水を綺麗にするために…水をろ過させて不純物取り除いて…飲めるようにしたやつ…王都にベアト母様が設計したの…ある…!」

 

「…これは!画期的です!水中に含まれる汚濁物質を物理的にきれいにすること出来るんですね!個体(汚濁物質・異物)を含む液体や気体を、細かな孔が空いたろ過材に通すことで、孔よりも大きな個体の粒子を分離して水を綺麗にしてるなんて!」

 

「そうね。貧しい村では特に水にも困っているからこれがあるだけで例え泥水であっても何回かやれば飲めるようになる…革命的ね!」

 

とガンマ、アルファは冷静に分析する。

 

「…話し分かる人…!流石ベアト母様の娘…!」

 

「何やら騒がしいけど…ってイータ?どうしてここに?」

 

「新たな同胞か?」

 

と鍛練から帰ってきたベアトリクスとシャドウの二人。

 

「ベアト母様…!」

 

とベアトリクスに抱き付くイータ。

 

「マザーの娘だったか。」

 

「………?だれ?」

 

「我が名はシャドウ…陰に潜み陰を狩るもの…」

 

「………宜しく…?」

 

「母~これ凄いのです!良い匂いがするのです!」

 

「幾つか持ってきていたのね。」

 

「…これはろ過装置か…見事だ、これがあれば水にも困らなくなるだろう…」

 

「ベアト母様…もっと大きいの作った…頑張ってもっと大きくする…!」

 

「ふむ…イータか…丁度良いか」

 

と最後の方ボソッと言うシャドウ

 

「イータよ。我らと共に世界の深淵を探求」

 

「…ベアト母様といられるなら…良い…!」

 

とシャドウの言葉の途中だったもののにべもなくOKするイータ。

 

こうして七陰が揃うことになった。

 

イータは末っ子気質のためか良く構われイプシロンがお節介を焼いたりデルタも寝て徘徊するイータを見つけるとアルファかガンマのところへと送り届ける。

 

アルファはベアト母様に似た雰囲気と言いながらそのままアルファに抱き付きながら寝たりもする。

 

ベータやゼータは色んな発明にこんなのは作れるかと提案してくれるアイディアを持ってきてくれる。

 

ガンマも頭が良いのでイータの発明がどれ程凄いのか理解できるので話しが弾むことが多い。

 

シャドウもベアト母様並みに色々引き出しの多い陰の叡智に興味を示して何回か解剖してみようとするもののいずれも失敗に終わっている。

 

イータ曰く刃が通らなかったとのこと。流石に解剖するのは止しなさいとベアトリクスから止められ一応止めたものの隙あれば丈夫な刃で解剖しようとするイータ。

 

その暫くした後に波紋を教えるベアトリクス。

 

苦戦する中でガンマとイータは最初から出来ていた。

 

ガンマは元から下地があった天然であったがイータはベアトリクスが波紋で助けた際、元々あった才能とベアトリクスの波紋に触れたことにより開花した理由がある。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

と思い返すマザー。

 

大きくなったイータの頭を撫でながらある意味でイータとは共犯者のような間柄かなと呑気に考えながら頭を撫でるベアトリクスであった。

 

 

…むにゃむにゃ…私…イータ。

 

ベアト母様の…娘…

 

ベアト母様色々教えてくれる……研究…行き詰まった時に…相談しに行く…今までの発想と違って…新しい…

 

ベアト母様のこと…もっと知りたい…でも解剖はダメ…元に戻せるけど……シャドウなら…気にしないけど…ベアト母様は……嫌…

 

だから…ちょっとした偶然で…出来た…読み取り君…で

 

ベアト母様の記憶……見てみる…知恵袋の知識…欲しい…

 

…それで…読み取り君で見てみた…この後シャドウから言われた言葉を理解した。

 

深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだという言葉を…

 

気軽に見るべき物ではなかった…後悔した………




というわけでイータ編まだ続きます!

イータはベアトリクスがシャドウガーデンで活動するよりも前に助けたエルフの一人で孤児で優しい人たちに拾われたもののどう接するのが良いか分からずでも役に立ちたいと研究していたが悪魔憑きになり教団に捕まってしまったもののベアトリクスに助けられた。

そのままお礼をしようと忍び込んだら今までにない素晴らしい物が置いてあり作ってみたところ思ったのが出来て帰ってきたベアトリクスに師事することになりそのまま名前をもらいました。

ベアトリクスがふらっといなくなることがあったので追跡装置を起動して追い掛けてログハウスがありそこで休んでみたところに他の七陰六人と邂逅することに

ベアトリクスから姪っ子がいると聞いていたので問いかけると自らの幼少の頃の恥ずかしいエピソードが出てきて焦ったアルファ…可愛い…

そうして仲良くなりベアトリクスと一緒にいられる時間が増えるならと七陰入りすることになりました。

波紋はベアトリクスが波紋で助けた際に彼女の中で眠っていた才能と触れ合い開花。

身体強化が抜群でどうしても戦闘しなければならない時に実力を、発揮し爆発力は七陰随一といえる。

そして最後のシーン…

そこは次回へと続いていきます。

七陰全員の話しをやった後本編行くかクレア編も書こうと迷うところです。

お気に入り、感想して頂いた皆さまありがとうございます!UAも10000を越えました!

これからも投稿して行くので宜しくお願いします!

今回も読んで頂きありがとうございました!

異世界食堂続編するなら 七陰+クレアなどで誰が先か?どの料理にするかはまた決めます…(イータは大体付いていくので除外します)

  • アルファ
  • ベータ
  • ガンマ
  • デルタ
  • イプシロン
  • ゼータ
  • クレア
  • シェリー
  • ローズ
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