ラブライブ! 〜IF STORY〜   作:たるさん

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どうも、たるさんです。

昨日、何故かUAが爆発的に延びていたのでびっくり。
もしやと思い、日間ランキングをみた。

なんと、24位に入っていました! いやぁ、本気でびっくりしました! これも皆様のおかげです! ありがたや〜ありがたや〜。

さて、今回はA-RISEに葵と朱美が接触します。

では、ごゆっくり。

あとがきもお楽しみに!


二十六話 Contact "A-RISE"

二十六話 Contact "A-RISE"

 

 

 

 

 

人通りの多い道からは一転し、ここは路地裏の細道。青色の大きなゴミ箱やそれを漁るカラスがいるちょっと荒んだ路地。そんな道に俺こと"白崎 葵"と親友で"V.S"二人のうちの一人"目黒 朱美"がいた。まぁ、V.S二人のうちのそのもう一人ってのは俺の事なんだが。

 

「ごめんね? いきなりこんなとこに連れ込んだりして」

 

目の前には三人、その中の一人が不意に口を開く。三人の中でも、特に重々な雰囲気を放つ女の子だ。

 

「……別に」

 

俺は素っ気なく答える。

そう、感情をあまり出さないためだ。目の前にいる三人組……その三人組は、今人気殺到中のスクールアイドル、所属はUTX学院。

 

 

 

……"A-RISE"だ。

 

 

 

今現在、俺らの前にはA-RISEの"綺羅 ツバサ"、"統堂 英玲奈"、"優木 あんじゅ"の三人がいる。それもさっき、ツバサさんの脇に抱えてるスケッチブックに

 

『ちょっとこっちに来てくれる?元"V.S"さん達♪』

 

と、書かれていたため、何とか穂乃果達をはぐらかしてこっちに来たという訳だ。

……まぁ、知らない人だったら思いっきり無視してビラ配りを続けたのだが、かのA-RISEが呼んだのだ(変装してた彼女らに気付いたのは何故か俺だけだったが)。無視するわけにはいかないだろう。

 

「もう、随分素っ気ない返事ねぇ〜」

 

ツバサさんの左隣……優木さんが自慢のゆるふわカールの毛先を弄びながら言う。

 

「ま、ボク達だってそんなに暇じゃないからね?」

 

少し挑戦的な態度で朱美は冷たく言い放つ。彼女も俺と同様、相手の出方を伺っているのだ。

先程も言った通り、相手とは"A-RISE"だ。ヘタに動いて穂乃果達の評判を落としたら学校存続どころではなくなってしまう。しかし、上手くいけたら"μ's"の評判は下がらず、むしろプラスになる。

 

つまり、A-RISEはスクールアイドルグループ一つ、もしくはそれ以上の存続云々を左右するほどの影響力を持っているのだ。

……それだけ、"大者"の人達には"力"があるのだ。その力を善に使うか、悪に使うかはその人しだい。まだ俺はA-RISEが"善なのか、悪なのか"を見極めていない。表向きは大人気アイドルたが、裏は…………なんて事があるかもしれないし……。

 

……それより今は、A-RISEを見極めなきゃ。それが穂乃果達の、"μ's"のためになる……はず。

 

「……こんな所ではなんだし、場所を変えようか」

 

統堂さんがそう切り出してきた。

……場所も場所だし、移動するのは構わないけど……一体、A-RISEは何が目的で俺らを、"V.S"を呼んだんだろうか……?

 

 

そんな疑問を抱きながらも、俺と朱美はA-RISEについていったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの、V.Sのサキさんとメグさんですよね!? サインいただいてもいいですか!?」

 

「サキちゃーん!!」

 

「メグ姉様ぁー!!」

 

 

 

 

…………なんなんだこの状況は。

 

 

 

 

「あはは、君たち随分とモテモテだね〜♪」

 

なんて、綺羅さんがソファに座りながら楽しそうに笑っている。その両隣の統堂さんと優木さんも、まるで遊んでいるかのような笑顔を見せている……まぁ、おおよそ遊びなんだろうが。

 

「……なんでここになったんですか……」

 

そう俺が訊くと綺羅さんは、んー、と右手の人差し指を唇にあてて考えだした。

 

数秒たつと、綺羅さんは俺に向かって投げキッスをする。唇と指が離れるときに、チュッと魅力的な音が俺の耳に届いた。

 

A-RISE(私達)が君たちの"ファン"だから♪」

 

……さすがは人気トップのスクールアイドル。投げキッスの仕草は凄い魅力的だ。

 

ん、んんっ……見惚れている場合じゃないや。

 

まず、俺たちがいる場所。

それは、A-RISE(彼女たち)のホームである所。そう、UTX学院だ。

俺らはその学院ビルの最上階にある食堂のVIPルームにいる。放課後の時間帯もあってか、食堂にいた他の学院生たちも集まりだし、ラジオスタジオに群がるファンの人達みたいな状況になっていた。しかも、その学院生のお目当てはA-RISEではなく、"V.S(俺達)"だった。

 

「……目的はなんなんですか」

 

A-RISEがV.S(俺達)のファン……そりゃ、ファンなら一度はその有名人に会ってみたいとは思うものだが……。

 

「目的なんて……私達はあなたと遊びたいだけよ?」

 

そう言って綺羅さんは立ち上がると、にこやかな表情で右手を差し出す。

 

「握手……ですか?」

 

「そう、握手。私だって貴方のファンだもの。握手だって、サインだって欲しいわ」

 

屈託のない笑みで握手を求める綺羅さん。俺は伸ばされた右手に手を伸ばした。

 

 

 

「ふふっ……♪」

 

 

 

綺羅さんが軽く笑ったと思ったら、急に手を引っ張られた。

 

ーーそして……。

 

 

 

「ッ!?」

 

 

 

ーー体に感じる、柔らかな暖かみ。首の後ろにも同じ暖かさを感じる。

不意に右耳にかかる甘い吐息。

 

……俺は綺羅さんに抱かれていた。

 

「……これは私のワガママに付き合ってくれたオレイ♪ そしてーー」

 

 

綺羅さんは耳元で妖しく囁き、次の言葉を紡ぐ。

 

 

 

 

 

「ーーーーちょっとした、宣戦布告、よ。貴方たち"μ's"に対するね?」

 

 

 

 

 

ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイ!!

 

な、なんだこの状況!? なんで俺、綺羅さんにハグされてるの!?

しかも"宣戦布告"!? A-RISEがμ'sに!?

 

「ふふっ……あはははっ!」

 

「へっ?」

 

俺から離れたと思うと、綺羅さんは大きな声で笑いはじめた。

 

「いやぁーごめんね? ウブな反応が面白くて」

 

綺羅さんは目尻に涙を溜めての大笑いである。それを統堂さんと優木さんは微笑ましく見つめており、朱美は何故か唖然としていた。

 

「あはは……ふぅ。でも、宣戦布告は本物よ。"μ's"ほどハイスペックなチームは他にいないもの。"ラブライブ"が楽しみね」

 

「"ラブライブ"?」

 

聞きなれない単語が綺羅さんから飛び出てきた。ラブ……ライブ? 愛のライブ? どんなライブなのだろうか?

 

「あれ、ラブライブをしらないの?」

 

やんわりとした口調で優木さんが話しかけてきた。それに合わせて統堂さんが"ラブライブ"の説明をしてくれる。

 

「君らも知ってるであろう"SI-サイト"が主催するスクールアイドルの祭典、言わば"スクールアイドルの甲子園"と解釈すれば分かり易いだろうか」

 

「ラブライブのステージ"SI-サイト特設ステージ"でライブを行えるのは、SI-サイトランキング二十位までのグループよ」

 

統堂さんのあとに、綺羅さんが補足説明をしてくれる。

ラブライブ、か……スクールアイドルをやるからには、やはり目指さなければならないのだろうか。現μ'sの目標は"廃校を阻止"すること、"ラブライブに出場する"ことではない。

でも、穂乃果がラブライブの存在を知ったら、どんな事を言うのだろう。

…………ま、穂乃果なら、絶対にやろう! と言うだろうな。あのファーストライブの時に絢瀬先輩にいった言葉『やりたいからです!』。どんな真意……いや、穂乃果の事だから真意なんてのはなく、ただただ単純に"やりたい"のだろう。

 

「μ'sがランキング二十位に入ると、私達は思っているわ。だって……」

 

一つ間を置いてから、改めて話しだす綺羅さん。

 

 

 

「"μ's"には"もう九人の女神"が揃っているんだもの」

 

 

 

……いや、それは違う。

まだμ'sは七人だ、九人には達していない。

 

「……それは、違いますね」

 

俺が思った事と同じ事を、朱美が口にする。

 

 

「え? だって、貴方たちを含めてμ'sは九人ーー」

 

「ボク達は"μ's"じゃない、"V.S"だ」

 

 

そうだ、俺らはμ'sじゃない。あくまで裏方の存在であり、V.Sだ。

 

 

 

 

「……ボクらは"白と黒(ヴァイスシュバルツ)"、単なる"背景(マネージャー)"さ」

 

 

 

 

……朱美の言葉に、数秒の空白ができた。

 

「ふふっ……」

 

その言葉をどう受け止めたかは知らないが、綺羅さんはまた軽く笑った。今度の笑いは悪戯とかそんなんではなく"本気の"やつだ。

 

「……楽しみにしてるわ。"あと二人"を」

 

また、右手を差し出す綺羅さん。それを同じ右手で受け止める朱美。両者の間では、目に見えない火花が散っていた。

 

 

 

 

 

 

 

……あの、俺の存在は……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後……朱美と綺羅さんが熱い握手をかわした数分後。俺らはUTX学院を出て、近くにある河川敷にきていた。時刻はもうすっかり夕方で、オレンジの光を反射した川が目に優しい色合いをしている。

ふと、足元にあった手ごろな小石を拾い、俺はそれを川へと投げた。小石は夕陽をバックに放物線を描き、やがてぽちゃん、と落ちる。

 

「……なんか、色々あったな……」

 

俺の一言の後に、また小石が水に落ちる音がする。どうやら、投げたのは朱美らしい。朱美はまた小石を拾うと、少し手のひらで弄んだ。

 

「ま、今回の事はμ'sには大きなターニングポイントになったんじゃないかな……っと」

 

また水音が響く。

 

 

 

 

「ーーそして多分、ボクにも……」

 

 

 

 

朱美が呟いた一言。

ただ、その一言は水音と重なり、何を喋っているかは、分からなかった。

見えたのは、朱美の俯いた顔。なにかを言いたげな顔だった。

 

 

 

 

 

「あ!! こんなところにいたー!!」

 

 

 

 

土手の方から聞き慣れた声が聞こえた。見てみると、そこには大きく手を降る人のシルエットが。

 

「あんた達ー!! どこほっつき歩いてたのよ!!」

 

同じく、聞き覚えのある声。

 

 

そして、七人の影が土手の上に現れる。

 

そして、その人の影は土手を降り、駆け足で近寄ってきた。

 

「もう! いきなりいなくなったから心配したよ?」

 

「あはは……悪かったよ。穂乃果、みんな」

 

穂乃果達が探しにきてくれた。まぁ、そりゃあんだけいなくなったら探しにくるわな、反省します。

 

 

「さ、帰ろ!」

 

 

笑顔で手を差し出す穂乃果。

夕陽で照らされたその姿は、どこか寂しく、哀愁がでていた。

 

「おう」

 

そう言って、穂乃果達の方へ進んでいく。

 

 

「まったく……どこに居たんですか?」

 

「ことりも心配したよ〜」

 

「葵さんがいて、良かったです」

 

「帰ってラーメン食べるにゃ〜!」

 

「無事で何よりよ」

 

「まぁ、今日もう帰りましょ」

 

「そうだね、ボクも今日は色々あって疲れたよ」

 

みんな個々それぞれに、話しだす。

 

「あ、葵君、朱美ちゃん。ちょっと待って!」

 

そんな中、俺と朱美を呼び、なになら制服のポケットをまさぐる穂乃果。

数秒して、取り出したのは手のひらくらいの紙。

 

「はいこれ! プリクラの写真!」

 

穂乃果から渡されたのは、プリクラの現像写真。カメラに向かってポーズをとる俺達、その下の方に書かれていた言葉はーー。

 

 

 

 

『μ's大好き! みんな大好き!』

 

 

 

 

……このプリクラを、一生の宝物にしよう……と、心に決めた俺であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜後日〜

 

「「葵(さん)!!」」

 

「ひゃっ!? に、にこさんに花陽!? どうしたんだよそんな血相かえて……!?」

 

「「これはど〜ゆ〜事(ですか)っ!?」」

 

「え、なになに? 何のしゃし、ん…………!?」

 

「何ですかまったく……えぇ!?」

 

「え、みんなどうしたんだにゃ〜? ……え」

 

「何よもう! 勉強の邪魔……ナニコレ」

 

「あ〜……えーと、これはぁ……その……」

 

「何で……」

 

全員『綺羅 ツバサと一緒にいるの!?』

 

「しかも何で抱かれてるのですか!?」

 

「いや! ひ、人違いだって!」

 

「……そうですか。こんな綺麗な銀髪、葵さんしかいないんですけどね(ギロ)」

 

「ギクッ!?」

 

「あの時、結構幸せそうな顔してたよね?」

 

「お、おい朱美! それはちがーー」

 

「どう違うのかな? かな?」

 

「穂乃果痛い! 爪が肩にめり込んであいたたたた!?」

 

「ことりちゃん」

 

「はぁ〜い♪ コスプレ持ってきたよ〜♪」

 

「え!? 何故コスプレ!? 何でみんな黒い笑いをするの!?」

 

全員『ふふふふ……』

 

「い、いや…………うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 

 

 

「めでたし、めでたし……かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 




葵「……さぁー、やってきたぜー」

朱美「トークV.S!! ……って、ぷぷっ……な、なんだいその格好……ぷくくっ」

葵「るせー。……何で俺が猫耳ナースの格好しなきゃいけないんだよ」

ほにょか「ほにょ? ほにょ、ほにょにょ」

葵「……似合ってるって言いたいのか?」

ほにょか「ほにょ!」

葵「…………ありがとな(なでなで)」

ほにょか「ほにょ〜……♪」

朱美「ぷっ、くく……ほんと、似合ってるよwww」

葵「…………で? 今回は何話す?」

朱美「うーん……特にないかな」

葵「だめじゃん!!」

ほにょか「ほにょ! ほにょ〜!」

葵「ん? この猫耳が気になるのか?」

カポッ←葵が外す。

葵「はい、じっとしててな」

スポッ←葵がほにょかにつける。

ほにょか(猫耳)「ほにょっ!」

葵「うん、やっぱ可愛い♪(なでなで)」

ほにょか(猫耳)「ほにゃぁ〜……♪」

葵「ほにゃぁ、てwww」

ほにょか(猫耳)「ほにょ〜、ほにょ〜」

朱美「え? な、なんだい?」

ほにょか(猫耳)「ほ〜にょ、ほ〜にょ」

葵「朱美に撫でてほしいみたいだな」

朱美「え、えぇ……と、えいっ(なでなで)」

ほにょか(猫耳)「ほにゃにゃぁ〜……♪」

朱美「……可愛い」

葵「だろ?」

朱美「…………はっ!? さ、さて、そろそろお時間のようです」

葵「ありゃ、なんか早く思えたな。じゃ、また次回〜!」

ほにょか(猫耳)「ほにょ〜!!」




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