日にちが変わってしまった……すいません。
と言いますのも、またゲームにハマってしまいましてねぇ……早く会津若松城姫がほしい限りでございます。艦これをやってない私にとって城姫はおもしろ過ぎますです。
えーさてさて、今回は前のにこにこセンター争奪戦の結果発表になります。
それでは、ごゆっくり。
後書きもお楽しみに!
「ーーで、先日の結果を発表するわよ」
後日の放課後、昨日行った……えと、何だっけ? …………あぁ、『にこにこセンター争奪戦』だっけか? その結果を今から発表するらしい。確か、最初が歌、次にダンスだったが何故かやらずに終わり、最後にビラ配り。それを総計して誰がセンターに相応しいか、を決めるらしい。
「えー、歌部門一位は真姫ちゃんね。二位は花陽、三位は海未……最下位は……凛ね」
「うわぁ〜最下位かにゃ〜……」
最下位という結果を告げられ、凛がぐにゃ〜とうなだれる。八十六点だっけ。まぁ、全員の平均と比べればあまり差はない、みんな同じような点数だったからね。
「でもすっごく上手だったよ!」
「かよちんありがとにゃ〜!」
花陽に励まされ、勢いよく花陽に抱きつく凛。あんたほんとは落ち込んでないんじゃないのか?
「え〜……次はダンス、何だけど……やってないからみんな引き分けって事で」
いいのかよそれで!?
いや、まぁ……確かにやってないから点数も評価も何もないんだけどね……。
凛なら……運動神経がいい凛なら『なんかできちゃたにゃ〜』なんて言って高点数たたき出しそうな気がする。うん、そんな気がするだけだ。
「え〜、次はチラシ配りね。これはダントツでことりが早かったわ」
「ことりちゃん凄かったよね〜。チラシ百枚ものの数分で配り終わっちゃうんだもん!」
なんと、百枚を数分でか。朱美や俺は確か三十分くらいで五十枚を配り終えたが……ことりは倍の百枚を数分で配り終えたのかよ。
「てか、どうやって百枚ものビラを数分でーーーー」
「……今の葵君に、発言権がないって……知ってた?」
俺の言葉を打ち切るように、穂乃果から鋭い言動が突き刺さる。その瞬間、全員の……なんか恨みやら羨ましさやら怒りやらがこもった、明らかにヤヴァイ目で睨まれた。
「……はい、すみません……」
何故かみんな朝からからこの調子なのだ。……だからといって何かした覚えもな…………い、いや……まて、まさか昨日の……!?
「あ、あの〜……みんなが怒ってる理由って、昨日のあの写真……?」
全員が一瞬ピクッと反応したかと思ったら、海未が爽やかな笑顔でこちらを向いてくる。……なんか怖い。
「それ以外、何があるというのですか?」
海未の後ろに修羅が見えた。
「だいたい、何であの後私達にA-RISEに会った事を黙っていたんですか?」
「そうよっ! 何であんたなのよ! にこが会いたかったわよっ!」
「それに、ハグされてるし……」
「なんか気に入らないわ、先輩のくせに」
「……変態、にゃ」
「次は
「まぁボクは? なぁにも気にしてないけどね?」
……お風呂の栓を抜いた時みたいな早さで、詰め寄ってくるメンバー達。一方、先ほど鋭い言動を俺に浴びせた穂乃果はうつむいて黙っていた。
「え、えーと……穂乃果?」
あまりにも穂乃果らしくないので、俺は意を決して問いかけてみる。なんか黒々としたオーラを放っているようにも思える……墓穴を掘ったかな……?
「ねぇ葵君……私達、すごぉく怒ってるんだよ?」
分かります。その背後に漂うオーラ的な何かがその怒りを物語っています。ジョ○ョ的な効果音を出すとすれば『ドドドドド』みたいな感じだ。そしてなりより、俺を見据える穂乃果の瞳が怖い。
「ほ、本当にごめん!」
その恐怖に耐えきれず、全力で謝る。流石に土下座はしないが、椅子に座っている状態での全力の謝罪で穂乃果に謝った。
「ふふっ……」
テーブルに額をつけていたら、穂乃果の軽く笑う声が聞こえた。
「冗談だよ、葵君。本当は困ってる葵君が見たかっただけ♪」
「なっ!? ほ、穂乃果〜……」
な、なんだ……冗談かよ……。俺は安堵のあまりこわばってた体から力が抜け、テーブルにうなだれる。
「……でも、ね……?」
突如、穂乃果から物凄い圧がこもった呟きが聞こえた。恐る恐る見上げてみると…………。
「次は、ないからね?」
ーー物凄い笑顔の穂乃果がいた。
ーー閑話休題。
「……結局、誰がリーダーな訳よ?」
静けさしかないこの狭い部室。その部室で、にこさんが訊いてきた。いろいろな事をしたが、どれも平均以上だった。
歌が最下位の凛は運動神経で優れていて、逆に運動があまり得意でない花陽は歌が上手くて、穂乃果、海未の二人はどれも平均的で、ことりに関してはビラ配りがダントツで早かった……結局のところ、何かが上手くない人は何かが物凄い上手いという結果になり、みんな同じくらいだったのだ。
「……リーダーなんていらないんじゃないかな?」
全員『はぁ!?』
静けさを断つように、いきなり素っ頓狂な事を言い出した。
なに『リーダーはいらない』って!? こういう大人数のグループには引率役が必要だよ絶対!
「ちょ、穂乃果あんた! リーダーはいらないって!? 必要に決まってんでしょ!?」
「リーダーのいないアイドルグループなんて聞いたことありません!」
にこさんと花陽がすごい剣幕で穂乃果に詰め寄る。にこさんはともかく、花陽ってやっぱりアイドルの事になると性格が変わるんだな……人ってちょっとわからないや。
「そしてセンターはどうすんのよ!?」
にこさんが少し怒り気味に言い寄る。確かリーダーがいなければ、センターも決まらないだろう。イメージでは、リーダーが大抵センターをやっているものだ。戦隊ヒーローもそうだし、アイドルグループだってその例外ではない。
「そのセンターの事なんだけど……"全員がセンター"ってどう?」
全員が、センター……?
「みんなが、一人一人が目立つよう歌ったり踊ったり……それじゃダメかな? きっと楽しいよ! みんなで、みんなで"μ's"を作っていくの!」
話していく中で、一人一人の顔を笑顔で見つめていく穂乃果。その笑顔は楽しさに満ちていて、希望に満ちていて……とにかく、プラスな感情でいっぱいだった。
「……はぁ、まったく穂乃果は……昔からこうですね」
「そうだね。でも、それが穂乃果ちゃんの"凄さ"だよ」
……そう、海未とことりの言う通り。
その底なしの明るさが、穂乃果の"凄み"だ。穂乃果のポジティブさは何処までも人を引っ張り、幾万の人をも魅力する……そんな天性の"カリスマ"。
穂乃果……"高坂 穂乃果"は、そういう少女だ。
「でさ真姫ちゃん! ここにいる全員が変わりばんこに歌える曲って出来るかな?」
「……そうね、今書いてる曲に少しアレンジを加えれば出来ない事もないわね」
心なしか、あの仏頂面だった真姫が笑顔になっているように見える。
真姫も楽しいのだろうか。真姫だけじゃない、ここにいる全員も。
「ほんと!? よ〜し! 早速屋上行って練習だぁ〜!」
「あ、ちょっと穂乃果!」
後先聞かず、部室を出る穂乃果。
「……まぁ、こういうマイペースな訳だからほっとけないんだけどねぇ」
「まったくです。穂乃果には幼い時から迷惑をかけられてばかりです」
その姿を追うように、ドアノブに手をかける海未とことり。て言うかことりもかなりマイペースだよ。
「……でも、後悔はしてないよね?」
「……えぇ」
何処か満足そうに頷き、ドアを開く。その二人の後に続いて、他のメンバーが次々と廊下に出て行った。
「……で、リーダーは結局誰なのよ?」
屋上へ向かう途中、にこさんが思い出したように聞いてくる。
「もう決まってますよ」
「……えぇ、不本意だけどね」
海未と真姫が少し複雑な笑いを浮かべながら答える。
ーー確かにもう決まってるいる。
なにも決める必要なんてなかったんだよ。すでに決まっている訳だから。
「もうみんな遅いよー!!」
ーーそこには、階段でまっている
ーー屋上にて。
「練習するぞ〜!」
「にゃぁ〜!!」
「…………まだ曲できてないんだけど?」
「「あ……」」
「……ことり、本当に穂乃果がリーダーでよろしいのでしょうか?」
「あ、あははは…………」
「……少し心配だね、葵」
「俺にふるなよ……」
葵「やってきました」
二人「「トークV.S!!」」
ほにょか「ほにょっ!!」
葵「いてっ!? ほ、ほにょかどうした!?」
ほにょか「ほにょっ! ほにょ〜っ!!」
葵「いたいって! 髪引っ張んないで!!」
朱美「……なんかほにょか、怒ってない?」
葵「えっ!? 怒ってるの、ほにょか?」
ほにょか「ほにょ〜!!(ぷんすか)」
朱美「何かしたのかい?」
葵「いや全くもって記憶にないんだが」
ほにょか「ほにょ!!」←とある写真をみせる
葵「……ちょっとほにょか。何で俺がA-RISEの綺羅さんに抱かれてる写真持ってんの」
ほにょか「ほにょ〜!!」
葵「いたっ、痛いっつーのに!!」
朱美「きっとご主人様を取られたと思ってるのかな」
葵「そうなの? ほにょか」
ほにょか「ほにょ〜……」
朱美「図星みたいだね」
葵「……ごめんな、ほにょか」←頭に乗ってるほにょかを下ろす
ほにょか「ほにょ?」
ぎゅっ←ほにょかを抱きしめる
ほにょか「ほにょっ!?」
葵「本当にごめんな……ほにょか」
朱美「…………羨ましい(ボソッ)」
葵「ん? 朱美なんか言った?」
朱美「……なんでもないよ。それより、時間みたいだ」
葵「あ、じゃあまた次回ー!! 風邪とかひくなよー!」
ほにょか「ほにょ〜……(恍惚)」