ラブライブ! 〜IF STORY〜   作:たるさん

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どうも、たるさんです。

日にちが変わってしまった……すいません。

と言いますのも、またゲームにハマってしまいましてねぇ……早く会津若松城姫がほしい限りでございます。艦これをやってない私にとって城姫はおもしろ過ぎますです。

えーさてさて、今回は前のにこにこセンター争奪戦の結果発表になります。

それでは、ごゆっくり。

後書きもお楽しみに!


二十七話 結果発表

 

 

 

 

 

 

 

「ーーで、先日の結果を発表するわよ」

 

後日の放課後、昨日行った……えと、何だっけ? …………あぁ、『にこにこセンター争奪戦』だっけか? その結果を今から発表するらしい。確か、最初が歌、次にダンスだったが何故かやらずに終わり、最後にビラ配り。それを総計して誰がセンターに相応しいか、を決めるらしい。

 

「えー、歌部門一位は真姫ちゃんね。二位は花陽、三位は海未……最下位は……凛ね」

 

「うわぁ〜最下位かにゃ〜……」

 

最下位という結果を告げられ、凛がぐにゃ〜とうなだれる。八十六点だっけ。まぁ、全員の平均と比べればあまり差はない、みんな同じような点数だったからね。

 

「でもすっごく上手だったよ!」

 

「かよちんありがとにゃ〜!」

 

花陽に励まされ、勢いよく花陽に抱きつく凛。あんたほんとは落ち込んでないんじゃないのか?

 

「え〜……次はダンス、何だけど……やってないからみんな引き分けって事で」

 

いいのかよそれで!?

 

いや、まぁ……確かにやってないから点数も評価も何もないんだけどね……。

凛なら……運動神経がいい凛なら『なんかできちゃたにゃ〜』なんて言って高点数たたき出しそうな気がする。うん、そんな気がするだけだ。

 

「え〜、次はチラシ配りね。これはダントツでことりが早かったわ」

 

「ことりちゃん凄かったよね〜。チラシ百枚ものの数分で配り終わっちゃうんだもん!」

 

なんと、百枚を数分でか。朱美や俺は確か三十分くらいで五十枚を配り終えたが……ことりは倍の百枚を数分で配り終えたのかよ。

 

「てか、どうやって百枚ものビラを数分でーーーー」

 

 

 

 

 

「……今の葵君に、発言権がないって……知ってた?」

 

 

 

 

 

俺の言葉を打ち切るように、穂乃果から鋭い言動が突き刺さる。その瞬間、全員の……なんか恨みやら羨ましさやら怒りやらがこもった、明らかにヤヴァイ目で睨まれた。

 

「……はい、すみません……」

 

何故かみんな朝からからこの調子なのだ。……だからといって何かした覚えもな…………い、いや……まて、まさか昨日の……!?

 

「あ、あの〜……みんなが怒ってる理由って、昨日のあの写真……?」

 

全員が一瞬ピクッと反応したかと思ったら、海未が爽やかな笑顔でこちらを向いてくる。……なんか怖い。

 

 

 

「それ以外、何があるというのですか?」

 

 

 

海未の後ろに修羅が見えた。

 

「だいたい、何であの後私達にA-RISEに会った事を黙っていたんですか?」

 

「そうよっ! 何であんたなのよ! にこが会いたかったわよっ!」

 

「それに、ハグされてるし……」

 

「なんか気に入らないわ、先輩のくせに」

 

「……変態、にゃ」

 

「次はスク水(こっち)を葵君に着てほしいなぁ〜?」

 

「まぁボクは? なぁにも気にしてないけどね?」

 

……お風呂の栓を抜いた時みたいな早さで、詰め寄ってくるメンバー達。一方、先ほど鋭い言動を俺に浴びせた穂乃果はうつむいて黙っていた。

 

「え、えーと……穂乃果?」

 

あまりにも穂乃果らしくないので、俺は意を決して問いかけてみる。なんか黒々としたオーラを放っているようにも思える……墓穴を掘ったかな……?

 

「ねぇ葵君……私達、すごぉく怒ってるんだよ?」

 

分かります。その背後に漂うオーラ的な何かがその怒りを物語っています。ジョ○ョ的な効果音を出すとすれば『ドドドドド』みたいな感じだ。そしてなりより、俺を見据える穂乃果の瞳が怖い。

 

「ほ、本当にごめん!」

 

その恐怖に耐えきれず、全力で謝る。流石に土下座はしないが、椅子に座っている状態での全力の謝罪で穂乃果に謝った。

 

「ふふっ……」

 

テーブルに額をつけていたら、穂乃果の軽く笑う声が聞こえた。

 

「冗談だよ、葵君。本当は困ってる葵君が見たかっただけ♪」

 

「なっ!? ほ、穂乃果〜……」

 

な、なんだ……冗談かよ……。俺は安堵のあまりこわばってた体から力が抜け、テーブルにうなだれる。

 

「……でも、ね……?」

 

突如、穂乃果から物凄い圧がこもった呟きが聞こえた。恐る恐る見上げてみると…………。

 

 

 

 

「次は、ないからね?」

 

 

 

 

ーー物凄い笑顔の穂乃果がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー閑話休題。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……結局、誰がリーダーな訳よ?」

 

静けさしかないこの狭い部室。その部室で、にこさんが訊いてきた。いろいろな事をしたが、どれも平均以上だった。

歌が最下位の凛は運動神経で優れていて、逆に運動があまり得意でない花陽は歌が上手くて、穂乃果、海未の二人はどれも平均的で、ことりに関してはビラ配りがダントツで早かった……結局のところ、何かが上手くない人は何かが物凄い上手いという結果になり、みんな同じくらいだったのだ。

 

 

 

「……リーダーなんていらないんじゃないかな?」

 

 

 

全員『はぁ!?』

 

静けさを断つように、いきなり素っ頓狂な事を言い出した。

なに『リーダーはいらない』って!? こういう大人数のグループには引率役が必要だよ絶対! V.S(俺ら)みたいな二人組のユニットはリーダーはいらない事の方が多いけど、三人組ユニットのA-RISEだってリーダー……てかセンターは決まってるぞ。

 

「ちょ、穂乃果あんた! リーダーはいらないって!? 必要に決まってんでしょ!?」

 

「リーダーのいないアイドルグループなんて聞いたことありません!」

 

にこさんと花陽がすごい剣幕で穂乃果に詰め寄る。にこさんはともかく、花陽ってやっぱりアイドルの事になると性格が変わるんだな……人ってちょっとわからないや。

 

「そしてセンターはどうすんのよ!?」

 

にこさんが少し怒り気味に言い寄る。確かリーダーがいなければ、センターも決まらないだろう。イメージでは、リーダーが大抵センターをやっているものだ。戦隊ヒーローもそうだし、アイドルグループだってその例外ではない。

 

「そのセンターの事なんだけど……"全員がセンター"ってどう?」

 

全員が、センター……?

 

「みんなが、一人一人が目立つよう歌ったり踊ったり……それじゃダメかな? きっと楽しいよ! みんなで、みんなで"μ's"を作っていくの!」

 

話していく中で、一人一人の顔を笑顔で見つめていく穂乃果。その笑顔は楽しさに満ちていて、希望に満ちていて……とにかく、プラスな感情でいっぱいだった。

 

「……はぁ、まったく穂乃果は……昔からこうですね」

 

「そうだね。でも、それが穂乃果ちゃんの"凄さ"だよ」

 

……そう、海未とことりの言う通り。

その底なしの明るさが、穂乃果の"凄み"だ。穂乃果のポジティブさは何処までも人を引っ張り、幾万の人をも魅力する……そんな天性の"カリスマ"。

 

穂乃果……"高坂 穂乃果"は、そういう少女だ。

 

「でさ真姫ちゃん! ここにいる全員が変わりばんこに歌える曲って出来るかな?」

 

「……そうね、今書いてる曲に少しアレンジを加えれば出来ない事もないわね」

 

心なしか、あの仏頂面だった真姫が笑顔になっているように見える。

真姫も楽しいのだろうか。真姫だけじゃない、ここにいる全員も。

 

「ほんと!? よ〜し! 早速屋上行って練習だぁ〜!」

 

「あ、ちょっと穂乃果!」

 

後先聞かず、部室を出る穂乃果。

 

「……まぁ、こういうマイペースな訳だからほっとけないんだけどねぇ」

 

「まったくです。穂乃果には幼い時から迷惑をかけられてばかりです」

 

その姿を追うように、ドアノブに手をかける海未とことり。て言うかことりもかなりマイペースだよ。

 

「……でも、後悔はしてないよね?」

 

「……えぇ」

 

何処か満足そうに頷き、ドアを開く。その二人の後に続いて、他のメンバーが次々と廊下に出て行った。

 

 

 

 

 

 

「……で、リーダーは結局誰なのよ?」

 

屋上へ向かう途中、にこさんが思い出したように聞いてくる。

 

「もう決まってますよ」

 

「……えぇ、不本意だけどね」

 

海未と真姫が少し複雑な笑いを浮かべながら答える。

 

ーー確かにもう決まってるいる。

なにも決める必要なんてなかったんだよ。すでに決まっている訳だから。

 

 

 

 

「もうみんな遅いよー!!」

 

 

 

 

ーーそこには、階段でまっている穂乃果(リーダー)の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー屋上にて。

 

「練習するぞ〜!」

 

「にゃぁ〜!!」

 

「…………まだ曲できてないんだけど?」

 

「「あ……」」

 

「……ことり、本当に穂乃果がリーダーでよろしいのでしょうか?」

 

「あ、あははは…………」

 

「……少し心配だね、葵」

 

「俺にふるなよ……」

 

 

 




葵「やってきました」

二人「「トークV.S!!」」

ほにょか「ほにょっ!!」

葵「いてっ!? ほ、ほにょかどうした!?」

ほにょか「ほにょっ! ほにょ〜っ!!」

葵「いたいって! 髪引っ張んないで!!」

朱美「……なんかほにょか、怒ってない?」

葵「えっ!? 怒ってるの、ほにょか?」

ほにょか「ほにょ〜!!(ぷんすか)」

朱美「何かしたのかい?」

葵「いや全くもって記憶にないんだが」

ほにょか「ほにょ!!」←とある写真をみせる

葵「……ちょっとほにょか。何で俺がA-RISEの綺羅さんに抱かれてる写真持ってんの」

ほにょか「ほにょ〜!!」

葵「いたっ、痛いっつーのに!!」

朱美「きっとご主人様を取られたと思ってるのかな」

葵「そうなの? ほにょか」

ほにょか「ほにょ〜……」

朱美「図星みたいだね」

葵「……ごめんな、ほにょか」←頭に乗ってるほにょかを下ろす

ほにょか「ほにょ?」

ぎゅっ←ほにょかを抱きしめる

ほにょか「ほにょっ!?」

葵「本当にごめんな……ほにょか」

朱美「…………羨ましい(ボソッ)」

葵「ん? 朱美なんか言った?」

朱美「……なんでもないよ。それより、時間みたいだ」

葵「あ、じゃあまた次回ー!! 風邪とかひくなよー!」

ほにょか「ほにょ〜……(恍惚)」




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