まずは投稿が遅れた事に謝罪を。本当にすみませんでした!!
いやぁ、久々にホウエン地方に旅立ってたんですよ。クチートが中々でないのなんのって。
すみません、本当すみません。
えー、今回はテスト勉強の話になります。
それでは、ごゆっくり。
今回の"トークV.S"はお休みになります(ネタがないなんて言えない)。
生徒会との、"絢瀬 絵里"先輩とのいがみ合いも特になく、俺らはお馴染みのアイドル研究部の部室で、テストに向け勉強会をしていた……と、ゆうのも。
『ーー今度の期末試験で、一人でも赤点を取るような事があれば、ラブライブへの参加は認めません』
って、理事長から言われてしまい……みんなで勉強会を開いているとい訳である。
……まぁ"みんな"とは言ったものの、実際必死で勉強してるのは穂乃果、凛、にこさんの三人である。それぞれ苦手な教科は穂乃果は数学、凛は英語……にこさんは、ほぼ全てが苦手。てか、三年に上がるまでろくに勉強してないようで勉強自体が嫌いらしい。全く……勉強ぐらいちゃんとしなさいよ、三年生だから。一方、穂乃果と凛は苦手な教科は一つだけなので重点的に勉強すれば何とかなるだろうが……にこさんについてはもう"頑張れ!"の一言しかでない。
……あ、俺? 俺は普通にノートさえとっていればそこそこの点数はとれますよ? 自分のノート読み返せば何とかなるし。
「あ〜ん!! 分からないようぅ〜!!」
「あと少しなんですから、しっかり終わらせてください」
「うえ〜ん、ことりちゃぁ〜ん……」
……このやり取りは穂乃果達幼馴染三人組のグループだな。教え役には海未がついてくれている。ことりはその隣で苦笑いをしたり、お菓子を差し入れたりしていた。
確か、穂乃果の数学の点数っていくつだっけ? えと、えーと……俺の記憶が正しいと……二十九点?ほんっと、赤点ぎっりぎりである。良く今まで危機感を感じずにいたものだと、逆に関心してしまう。
「……じゃあ基礎からやるわよ。凛、私がいう文を英語にしてみて」
「はぁ〜い……」
「凛ちゃんがんばれ〜」
お、次は一年生達の会話が聞こえてきた。先にも言った通り、凛は英語が大の苦手である。本人曰く"そもそろ凛達、日本人なのに何で英語を勉強しなくちゃいけないの〜!!"らしい。まぁ、確かに日本人は日常で英語を使う機会なんて全くと言って良いほどないけど、もしμ'sが学校の枠を越えて大活躍を果たした時、海外からオファーがかかったらどうするんだい? まぁあくまで可能性の話である。
「よそ見してる暇があるのかい?」
「あるからよそ見してんの」
「……さて、参考書っと」
「勉強しますっ!」
俺を注意した朱美がなにやらカバンを漁るという不穏な行動をしたのが見えたので、すぐさま俺はカバンに入っている生物の教科書とノートを取り出す。ちなみに朱美は隣で眼鏡をかけて本を読んでいる。本の題名は…………"
ーーふと、俺は朱美について考えた。親友とお互い言っているが……実際、どれだけ朱美を理解しているのだろうか……? 付き合いはもう長い。が、さっきみたいに入り込んだ事はあまり俺は知らない……。多分、朱美も。俺の入り込んだ部分は知らないのだろうか……。
「……あれっ? そういえばにこさんは?」
誰か足りないなぁ、と思って再度部室を見渡し、にこさんが居ないことに気がついた。どうりで静かな訳だ。にこさんいるとなんか騒がしいからなぁ……いや、良い意味で騒がしい訳だから気にしてないけどね。
「部長さんなら三年生の教室で希先輩と勉強してるよ〜」
ことりがまったりした口調で教えてくれた。てゆうか、何故に希先輩がにこさんに勉強教えてるのかな?
俺はなんとなく、またキョロキョロと見渡した。……あ、三年生って今のところにこさんしか居ないのか。多分、それを見兼ねた希先輩がにこさんの勉強を見てくれたという訳か。
……希先輩って成績良いんだっけ?
「なんや、ウチを信用してへんの?」
「っ!?」
恐怖を感じた。
否、いきなり音もなく部室に入ってきた希先輩に耳元で話しかけられた。
「の、のの希先輩ッ!?」
本当に唐突のことだったので、俺は椅子から転げ落ちるように身を引いた。いや、実際椅子からは転げ落ちてないけど……マジでびっくりしたよ。こんな事やるの、朱美くらいだから違う人にやられると耐性ないんだよな……。
「や♪」
「……にこさんはどうしたんすか?」
「ん、にこっち? にこっちならここにおるよ?」
そう言って希先輩が指し示した部室の入口をみると、そこにはなんか全く生気を感じられないくらいにフラッフラなにこさんがいた。
「え!? ちょっ、何があった!?」
「あ、あはは……ははは……」
ダメだ、完全に目が逝っている。本当に何があったんだよ……。
「…………ゃだ」
にこさんがうつむきながらボソボソと喋りだした。小声なため、何を言っているのか分からないので、俺はにこさんに耳を近づける。
「ワシワシは嫌だワシワシは嫌だワシワシは嫌だワシワシは嫌だワシワシは…………」
「ちょ、本当に大丈夫ですか!? 希先輩! にこさんに何したんすか!?」
「ふふっ♪ ヒミツ、や♪」
え、なにそれ超怖い。
小悪魔的にクスクス笑う希先輩はすごく艶やかで、でも何故かその艶やかさがとても怖かった。この人は絶対に怒らせないでおこう……と、かたく心に俺は誓った。
「ほら? 穂乃果ちゃんも凛ちゃんも、ちゃんと勉強しないとにこっちみたいになるよ?」
希先輩はもの凄い笑顔で穂乃果と凛を見つめた。
「っ!? う、海未ちゃん!! この数式がわかんないんだけど教えてっ!!」
「 ま、真姫ちゃん!! ここの和訳を教えてほしいにゃ!!」
二人は人が変わったように意欲的になった。いや、あれは恐怖? ああなりたくないから焦っているんだな……それにしても、希先輩が一にらみするだけでこの慌てようか……圧力ぱねぇな、希先輩。
「うんうん、学生の本分は勉強やからな」
関心関心、と腕を組んで頷く希先輩。頷く度に腕組みしたせいで強調されたその大きな胸が上下に動き、より強調される。……希先輩ってバストいくつだろ……花陽よりも大きいよな? ……見た目90cmくらいありそうだけど……。
ふと、俺は隣の朱美をみる。
「ん、なんだい?」
「…………ふ」
「……今、ボクの胸を見てただろう……?」
朱美の額に青筋が浮かんだ。
……やば、朱美を怒らせなちまった。い、いや! 別に見比べた訳ではないから! ただ、希先輩みてから朱美のを見ちゃうと……ねぇ?
などと脳内で謝罪の言葉を探している内に、朱美が一気に距離を詰めてきた。ものすっごい笑顔で。
「あ、あの〜……朱美さん?」
「別室行こうか♪」
俺は朱美に制服の首根っこを掴まれた。
「ちょ、朱美ごめんって!」
朱美は俺の事を見向きもせず、すっごい力で俺を引っ張る。てかこの力、女性の力じゃないだろ!? 首しまってるから苦しいから!!
「じゃ、穂乃果さん達勉強頑張ってね♪」
「ちょ、海未!! 凛!! 助けーー」
「「ーー自業自得です(だにゃ)」」
しまった、助けを求める人を間違えた!!
「だ、誰か助け……」
バタンッ!!
……部室には、あっけらかんとした静寂ができた。
「う、海未ちゃん、凛ちゃん……助けなくて良かったの……?」
「「葵(先輩)なんて爆発すれば良いんです(いいにゃ)」」
「あ、あはは……」
〜別室にて〜
「あ、朱美……俺に何する気だよ……!?」
「別に? 何もしないよ?」
「だったらそのワキワキさせてる手をやめろぉ!!」
「だって、葵が悪いんだよ? ボクの一番気にしてる事をピンポイントで突っついたんだからさ」
「わかったから! 俺が悪かったてば! 謝るからぁ!!」
「なんや、面白そうな事になってるやん♪」
「の、希先輩!?」
「朱美ちゃん、ウチもまぜて?(ワキワキ)」
「いいですよ♪」
「えっ……あ、ちょっ……!?」
「「ふっふっふっふっふ……」」
「や、やめっ……あぁぁぁぁぁ!?」