投稿が遅れてしまい申し訳ありませんでした。年末にむけて準備や大掃除をしていたら遅れてしまいました。
とりあえず、年内に投稿ができて良かったです。
今年の七月からこの二次創作小説を書いていますが、私自身こんなに長続きするとは思ってもいませんでした。それも読んで下さっている読者様のおかげでございます。本当に心から感謝を申し上げます。
さて、今回はテストも終わり、ついにいよいよラブライブへ向けて活動も本格的になりはじめる頃のお話です。
それでは、ごゆっくり。
今回の"トークV.S"ではアンケートをしたいなぁ、と思います。詳しくはあとがきで。
*ただし、感想欄にアンケートの答えを書いてはいけませんよ、絶対にですよ!
狭い部室に、緊張がはりつめる。みんな……と、言っても穂乃果と朱美がいないけど……。残りのメンバーらが注目しているのは、凛の持っている一枚のプリント。
「……」
その緊張からか凛も普段の猫語を忘れているみたいだ。花陽にいたっては手を合わせて天に祈っていた。
……まぁ、かく言う俺も不安で心拍が早くなっている。正直、大丈夫だと自分に言い聞かせても、落ち着いてくれる感覚がない。
じゃあ、そのみんなが緊張しているのはなんのプリントか? ……言うまでもないだろう。
そう、テストである。
「……大丈夫よね?」
「大丈夫ですよ……多分。にこさんだって平均五十点じゃないですか」
「それなんの根拠にもなってないじゃない!!」
……俺とにこさんが言い合ってもなんら意味はないけど……そのやり取りにくすり、と笑ってしまう俺がいた。どうやら、緊張は少し和らいだみたい。
「じゃあ……開くよ?」
固唾を飲んで見守る中、ついに凛はテストの結果用紙へと手をかける。
「ま、まずは総合点数ね……」
「誰か助けてぇ……」
「……」
「……凛、自信を持って。たくさん勉強したんだ……努力は裏切らない」
「う、うん……」
俺は再び固唾を飲んだ。
もしも……もしもだけど、凛が赤点取ってしまったら……ダメだ。想像はしないでおこう……現実になったら凄く怖い。
「えいっ!!」
思い切った掛け声とともに、凛が二つ折りになったプリントを広げた。
そこに書いてあったのは……。
「……や、やったぁぁ!!」
ーー星空 凛 総合点数 348点。
古典 68点。
数学 70点。
英語 63点。
科学 72点。
地理 75点。
以上、赤点無し。
「やった! やったよかよちん!!」
「よ、良かったぁ〜……」
凛が喜びのあまり、花陽に抱きつく。花陽も心配だったのか、力なく凛を受け入れる。
俺もさっきまで強張った体が嘘のように力が抜けていった。いやしかし、凛頑張ったな。全部五十点以上取ってるな……うん、努力の成果だ。努力はすればするだけ、結果に反映される……形には残らないけど、努力の証拠はしっかりと結果に現れるんだ。
「ごめん、遅れたよ〜」
区切りの良いところで穂乃果と朱美が部室に来た。
……なんだろう、心なしか朱美が少し元気がないように思える……気のせい、だろうか……?
「あとは穂乃果と朱美ですよ」
海未が心配そうに穂乃果を見つめる。それに合わせて、椅子に座っている全員が穂乃果を見つめた。朱美も見つめられ、たまらずすぐに結果用紙だした。
ーー目黒 朱美 総合点数 488点。
古典 98点。
数学 100点。
英語 96点。
科学 95点。
地理 99点。
以上、赤点無し。
さすが、としか言いようがない点数だな。数学100点とか……本当に頭良いよな、朱美は。この点数なら、絶対に学年一位だよなぁ……凄いや。
「さぁ、穂乃果……」
海未に言われ、カバンをガサゴソとさぐる穂乃果。少しうつむいているようにも、見える。
……もしかして、本当に赤点を取ってしまったのか? もしそうだとしたら……本当に、本当にやばい結果になるぞ……。い、いや! メンバーを信じないで何がマネージャーだ!! ……大丈夫、きっと大丈夫だ。
「……はい」
俯いたまま、プリントを見せた穂乃果。そのプリントに書いてある点数は……。
ーー高坂 穂乃果 総合点数 362点。
古典 74点。
数学 84点。
英語 69点。
科学 70点。
地理 65点。
以上、赤点無し。
「大丈夫だったよ!! ぶい!」
ーー目の前には、笑顔でピースサインをする穂乃果がいた。
「で、ラブライブに参加できるのは良かったとして……何をすればいいのかな?」
一通り結果が出て、赤点を取ったメンバーもいなくて、ホッとしていた時、穂乃果が不意にそんな事を言い出した。
……あ、俺の点数? 赤点はなかったよ。プリントには、
ーー白崎 葵 総合点数 450点。
古典 92点。
数学 88点。
英語 90点。
科学 94点。
地理 86点。
以上、赤点無し。
って書いてあったし……俺史上、こんなに高点数を取ったのは初めてなんだよな〜。……朱美に次いで学年二位を取っちゃったし……朱美直伝の勉強法……恐るべしだな、うん。
……んんっ、俺の話は置いといて。
話は"ラブライブ出場に向けて"だったっけな。通常はPVやらを撮ってSI-サイトの順位を上げる必要があるんだけど……まだ新曲が出来てないらしく、曲のPVを撮るにしてもまだ無理、と言う事らしい。
「でも、俺らの目的はあくまで"学校存続"……"ただ出場したい"だけでは行動出来ないよな」
俺の言葉に、みんながうーんと唸り黙り込んでしまった。なにか良い案をひねり出そうとはするも、みんな思い浮かばずにいるみたい。
……なーんか、近くに活用できるような出来ないようなイベントがあったような、ないような……なんだっけな〜……。
「……なんか活用できるようなイベントが近くにあった気がするんだけど……」
「奇遇ですね、私もそう思ってました」
「私も、なんかイベントがある気がするのよね……」
俺の呟きに海未と真姫が同調した。てか、同じ事考えてたんだ……。
うーん……もう首くらいまでは出てるんだけどな……なんだっけな〜……。
「あ、そうだ穂乃果ちゃん。雪穂ちゃんはいつ来るんだっけ?」
「えっとね〜……確かーー」
俺を含めた三人がうんうん唸っていると、ことりと穂乃果が別の話をしはじめた。雪穂ちゃんが来る? 音ノ木坂に?
……あ、雪穂ちゃんは穂乃果の妹さんで中学三年生。来年高校生だから入学する学校を選んでいるんだとか。参考とするため、
「ーー確か、学校紹介の日に来るはずだね」
学校紹介……? そういえばそんなのあったな。
ん? まてよ? 学校紹介?
…………これ、いけるんじゃないか!?
「「「それだ(です)!!」」」
「へっ!?」
途端、俺と海未と真姫の声が重なった。
「そうです! それですよ穂乃果!!」
「あぁ! そのイベントがあった!!」
「え? えぇ!? な、なに?」
意味がわからない、という感じに穂乃果は目をパチパチさせている。それと同様に凛、花陽、にこさんも首を傾けていた。
「確かに近々学校紹介があるけど……それがなんなのよ?」
にこさんが頬杖をつきながら気だるそうに話す。
「……なるほどね、その時にやろうって事だね」
俺らの意図が分かったらしく、少し目を鋭くする朱美。
「え? するって、何を……?」
穂乃果……ここまで来たら流石に分かってくれ……。
「ライブだよ。"μ's"のライブを学校紹介の時にやるんだ!」
「っ!!」
そう、ライブだ!
それはスクールアイドルだけに許された特権。こういうイベントでは大抵、ライブはできるものだ。
……この"学校紹介"の時にライブするのには、二つの理由がある。
一つは、来てもらった学生達にμ'sを知ってもらえる事。"二つの理由"とは言ったものの、この理由が大多数を占めていると言っても過言ではない。名前やメンバーを覚えてもらわない限り、ずっと知名度は低いままだ。まぁ幸い、SI-サイトでのそこそこの人気によって知っている人はわりかし多いんじゃないかなぁ、って思ってる。
二つ目は、活動資金等の金銭面について。これはアイドル活動をしてる中で最も重要な事なのだが……ただ、今は気にしなくていい。μ'sはアイドル研究部の"部費"で活動しているため、さほど関係はない。願うなら部費は増えてほしいけど……絢瀬先輩が生徒会長の手前、実現は難しいだろうな。
「……でも、仮にその日ライブが出来たとして……曲はどうするのよ? まだ全然出来てないんでしょ?」
にこさんが頬杖をついたまま、目を鋭くして言い放った。
「……せるわ」
真姫が椅子から立ち上り、うつむいてそう呟いた。
「間に合わせてみせるわ!!」
まさに効果音に"くわっ"てのが入りそうな顔で言った。
……真姫のこんな表情、見た事がないな。μ'sに入ってからかな、真姫が色々な表情をするようになったのは。
「真姫……できるのか?」
「出来る出来ないじゃないわ! やるのよ、やるしかないのよ!」
おおう……何故か凄い燃えているな真姫……。そうか、みんなこんだけ必死なのか。それだけ、ラブライブにかける思いが、学校に対する思いが、強いんだろうな……。
「海未先輩もそうですよね?」
「……えぇ、そうまで熱く言われては、やらざるを得ないですね」
真姫が熱く轟々と燃える真紅の炎だとしたら……海未は穏やかに、しかし高温で輝く碧の炎……かな。我ながら厨二っぽさ全開だが……。
「……よーし!! そうと決まったらっ!!」
勢い良く穂乃果が立ち上がったと思ったら、すぐに部室のドアノブに手をかけにいった。そして、元気よくドア開ける。
「ちょっ、どこに行くのですか穂乃果!?」
「どこ、って……決まってるじゃん!!」
穂乃果は入り口でこちらをくるりと振り向き、満点の笑顔でこっちを見つめた。
「ーー
……穂乃果は、何時だって"穂乃果"だな。
〜その日の練習後(海未)〜
「……さ、早めに帰って歌詞を考えなきゃいけませんね」
「あ、あのっ!」
「はい、何でしょうか?」
「あ、あの……園田 海未さんですよね!! μ'sの!」
「え、えぇ……そうですが……」
「私、ファンなんです!」
「あ、ありがとうございます(……何故でしょう……この子、誰かに似てる気がするのですが……)」
「亜里沙、待たせてごめんね……!」
「なっ……貴女は……!?」
「あ、お姉ちゃーん!!」
「……絢瀬生徒会長……!」
葵「朱美、あんたはバケモノかよ」
朱美「なんだい、タイトルコールもせずに人を人外扱いして?」
葵「だって、普通テストであんな点数とれる訳ないだろ!? 何だよ平均97点って!!」
朱美「誰だって勉強すればこれくらいいけると思うんだけどね……でも、葵だって平均90点じゃないか」
葵「いや、まぁ……朱美のおかげだよ」
朱美「それはどうも……っと、それより今日は大事なお知らせがあるよ」
葵「どうやら、作者がアンケートをとりたいらしいな」
朱美「うん、手紙には……えーと、なになに……"詳しくはこの小説を投稿し終わったら、活動報告に投稿するのでそちらをご覧になってください。くれぐれも感想欄にはアンケートの答えを書かないてぐださいね"だってさ」
葵「どんなアンケートなんだろうな?」
朱美「なんかボク達に関わる事らしいけど……詳しくは分からないや」
ほにょか「ほにょ〜!!」
葵「あ、ほにょか。どうしたの?」
ほにょか「ほにょほにょ!」
葵「いてっ! な、なんだよ!?」
朱美「どうやら、冒頭でほったらかしにされたのを怒ってるみたいだね」
ほにょか「ほにょっ!!」
葵「いててっ!! 悪かったってばぁ!!」
ほにょか「ほにょ〜〜〜〜!!!」
朱美「……まぁ、これを見てくれている読者の皆様。ぜひアンケートにご協力願うよ。感想欄にはアンケートの答えを絶対に書かないでね? それでは、また次回」