ラブライブ! 〜IF STORY〜   作:たるさん

46 / 66
どうも、たるさんです。

なんとか間に合ってよかった……!
五日に一度のペースで投稿するって決めたのに、全然守れていません……すみません。

それにしても、GERBが! やっと手に入りましたよ!

いやぁ、ヴァリアントサイズのリーチには驚かされましたよ〜。なんすかあのリーチ。チャージクラッシュのリーチですよあれ。しかも複数部位にヒットしますし……なんなんですかあれ。
あと、レイジバースト機能はチートやないですか? ダメージ無効、OP消費軽減、ステップ無限、攻撃力上昇……三十秒とはいえ、チャージクラッシュがダメージカンストしましたよ! 99999ダメージで!

んんっ、そんな話はさておき。今回はバイト編になりますね。ついに、やっとここまできましたね……。

では、ごゆっくり。

あとがきもお楽しみに!


四十三話 アルバイトばれました!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、悪りぃ。今日はもう帰るよ」

 

「ことりも〜、ごめんね?」

 

ーー最初に言っておこう、今日はバイトだ。

 

ことりと同じ時間のシフトのため、一緒に帰らないといけないのだ。バイト先と言うのはもちろん、カリスマメイド"ミナリンスキー"の仕事先で、麻婆豆腐が美味しかったメイド喫茶で……なぜか理事長、ことりのお母さんが代理店長をしている"らぶどっきゅん"である。

 

「え〜……また帰っちゃうの〜?」

 

穂乃果が不服そうに、頬を膨らませて俺ら二人をジトーっと見つめている。

まぁ、穂乃果が"また"と言うのもわかる。このところ、俺とことりは帰るのがはやく、練習に参加できていないのだ。裏方の俺はともかく、メンバーのことりが練習できないのはいかがなものかと、とうの本人と話をしたのだが"大丈夫だよ〜"と軽く流されてしまった。

 

「……先輩とことり先輩って、たまに一緒に帰るときあるわよね……じぃぃ〜」

 

「な、なんだよ真姫……」

 

「べっつにぃ? ただ、怪しいなぁ〜って思っただけですけどなにか?」

 

疑わしく、探るような目線を俺に向けてくる真姫。いつもの癖である毛先を指先でくるくるしながら、疑り深い目で俺を見ているのだ。

……なんだろ。あの真姫の細めた瞳には、全てが見透かされてるような気がするんだけど……まぁ、気のせいだよな。

 

………………気のせいであってほしい。

 

俺はともかく、ことりがバイトしてるって事がわかったらみんな心配しちゃうし、それに許可証を提出していないのだから、現生徒会長の絵里さんが黙っているはずがない。いくらメンバーだからといって、不正行為を見逃すほど柔らかくはないはずだ。……そんときは最悪、理事長に話をつければ手っ取り早いけど、それをやったら理事長に悪いよね。ことりがバイトしてるのを知っていながら黙認してるんだし。

 

「あぁ! ご、ごめん! 時間ヤバイからもう行くよ!」

 

「わ、わたしも〜! じゃあねみんな〜!」

 

部室の壁にかかっている時計をみたら、もうすぐバスの時間じゃないか!

俺ら二人は慌てて部室を出て、早々に正面玄関へと向かったのだった。

 

 

 

 

 

ーーその時、なにやら不審な声がしたが……時間がないので気にしない事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人『遅くなりましたぁぁっ!!』

 

メイド喫茶"らぶどっきゅん"の裏口、先ほどの事もあってか十分ほど時間をオーバーしてしまった。

バスを降りてからは全力で秋葉原の人混みをかき分けて、なんとかついたのだが……こうも二人とも遅れてしまった。

 

「す、すいませんりじちょ……店長さん」

 

「いえいえ〜、今日は客どうりも穏やかだったので大丈夫です〜。はやく制服に着替えちゃってください〜」

 

……なぜ、音ノ木坂の理事長、ことりのお母さんがこんな声で話してるかというと、理事長だってばれさせないためらしい。理事長がメイド喫茶の店長やってるなんてのが知れ渡ったら大変だし、生徒だけじゃなく親からも批判がくるしね。先生って大変な仕事だなぁ。

 

 

ーーともまぁ、そんな事を考えつつ、ことりとは入れ替わりで控室にはいる。だって俺、男だし。ことりの下着姿云々を見る訳にはいかないし……実際、前にみてるし。ことりの下着姿。

 

「たしか、緑色だったよなぁ……」

 

「なにが緑色なの?」

 

「いっ!?」

 

……ふとした独り言を聞いていたのか、先にメイド服に着替えたことりが後ろで黒い笑顔をつくっていた。

現に、今俺はワイシャツと下着を脱いだので上半身裸だ。それをことりに見られてしまっているわけでーー。

 

「あ、あの……あんまり、見ないでくれよ……恥ずかしいんだけど……」

 

思わず、無意識的に、俺は胸を隠してしまう。べ、別に見られて恥ずかしいってわけじゃないんだよ!? 俺、男だし! 恥ずかしいわけじゃ……。

 

 

 

 

「……葵君、もっとよく見せて?」

 

 

 

 

ごめんなさい嘘つきました恥ずかしいですっ!!

だってことり、目が爛々と輝いているんだもん! 完全に俺で遊ぼうとしてるじゃん!!

 

「こ、ことり早くでてよ! 着替えられないじゃんか!」

 

「別にいーよーだ! わたしの下着みた罰だもーん」

 

だもーん、って……まだ根にもってたのかよことり。あれもう一週間くらい前の事だぜ……?

 

「女の子はいつまでも、恥ずかしいのは覚えているんですっ」

 

しかも、軽く心情読まれたし。

 

……いや、それにしてもさ。いい加減出てくれないと着替えられないんだけど……まさか、この状態で着替えろっていうの? ナニソレ? 新手のプレイかナニカですか?

 

「ことり、お願いだから……」

 

「い・や♪」

 

くぅ……! なにか、なにかいい方法はないのかよ! 焦るな俺! 冷静に、考えろ! なにか……なにかあるはずだ……!

などと、考えを巡らせるが、背中に妙な汗をかくだけである。……ん? 背中?

 

ーーそうだ!

 

「……」(くるっ)

 

「えっ!?」

 

俺はことりに背中を向けた。ふっふっふ……これで前を見られる事はない! さっさと持ってきたかえのシャツを着ちゃいましょ、っと。

 

「うぅ〜……葵君の桃色つぼみぃ〜……」

 

なんて卑猥な例え方をするのだことりは。そんな女の子だったなんて俺びっくりだよ。

 

後はメイド服か……まあ、これは別にいいか。もとより足元まである長いスカートだから、したにズボンはいていても気づかれないし、りじちょ……店長からも"無理して下は脱がなくていい"って言われたしね。

 

「あ、葵君っ! メイド服着せてあげよっか?」

 

「つきっきりでメイド服の着方を教えてくれたのたは誰だったけ?」

 

「はうぅ〜……」

 

……バイトを始めた当初、メイド服の着方がわからなくてことりに着させてもらって(おやつになって)いたが、いまではそのかいあってか、一人でメイド服を着れるようになりました。やったね葵君! メイド服が自由に着れるようになったよ!

 

 

…………嬉しくねぇよ!!

 

 

自由にメイド服が着れるようになったからって何だってんだよ!? 日常でメイド服なんて着る機会、文化祭以外あまりねぇだろうがよ!! だいたい、俺は男だよそもそも着ねぇよ!!

……バイトだから仕方なく着るけどさ。

 

「えっと、メイドカチューシャは……あった」

 

ロッカーから、あのレース付きのメイドカチューシャを取り出し、扉についている鏡で身だしなみを整える。

 

……あれ、俺髪伸びたな。前までは肩ぐらいしかなかったのに、いまでは肩甲骨あたりくらいまで伸びていた。伸びるの早いなぁ、俺。

まぁ髪が伸びたおかげで髪型も変える事ができるようになったし、まぁいっか。

 

「ん、んー。あー、あー……」

 

髪をポニーテールにした後、俺はあの声"サキ"をつくる。だって、地声だともしもμ'sメンバーが来たときに(まぁそうそうこないと思うけど)すぐばれるからね。ことりにいたっては大丈夫かな、と思ったが、大丈夫そうなので気にはしないでおこう。

 

「あー……よしっ! サキちゃん準備おっけー!」

 

声を高くし、サキの声を出す。一応、ここのメイド喫茶での名前も"サキ"なのでこの声でやっていける……はず。

まぁ、細かい事は気にせず、仕事に精を出しますか! ……俺の希望とは打って変わってのホール担当になっちまったけどな! こればっかしは恨むぞ、ことりのお母さん。

 

「じゃ行こっか、ミナリンスキーちゃん!」

 

「……もう、ずっとそのテンションでやっていくの? 葵く「今はサキだよ!」……うん」

 

そ、そんな顔しないでことり……キャラだから! あの時身につけたキャラだから!!

そんな事を顔で訴えながらも、俺らは仕事をするためホールに向かったのだった。

 

 

 

 

ーーメイド喫茶で働きはじめてからわかったけど、サキって案外万能なのな。お客さんの一部には俺の事を"V.Sのサキ"だってわかる人もいるみたいだけど、それはほんの一握り程度でなんら支障はない。逆に、ことりの方が、ミナリンスキーの方が知名度高くて、いつもいるお客さんがいるくらいだ。後でことりに聞いたのだが、ことりがここで働きはじめたのはオープンキャンパスが終わったあたりかららしい。そこから、あの劣等感を感じるようになったみたい。

 

……いやまぁ、難儀なもんだね。

 

もんだね、って我ながら他人行儀な言い方かもしれないけど、劣等感の排除だけはことりに頑張ってもらうしかないんだよなぁ……。俺は相談は受け付けられるけど、排除はできない。自分で自分を認めるしか方法はない。

 

ーーたしか、花陽にも同じような事を言った記憶がある。

 

……"自信を持て"だったかな。あれからもう数ヶ月が過ぎているのか……なんだか懐かしいな。今じゃ、その花陽が立派にアイドルをしているんだ。

ことりにはその自信があっていいはずなんだ。だってさ、花陽よりも前からアイドルをやっていて、ライブだってやっている。花陽はそれをみて決心したんだ。

 

ーーだから、さ。ことりにはそれを少し、少しでいいから自信として持っていてほしい。

 

……と、長々と考えてみたものの、どうすればいいのか……未だ分からずじまいだ。

 

「おーい! ミナリンスキーちゃんとサキちゃーん! 少し早いけど休憩していいよー!」

 

二人『はーい!』

 

おっと、そんなこんなで休憩時間だ。

さて、何をしようかな? ここの休憩時間は軽く一時間半くらいあって、みんなはその間に近場で買い物をしたり、カフェに行ったりしてすごしている。俺ら二人もその例外ではなく、時折二人で買い物したりしている。

半ば、それがなんだかデートっぽいなぁ、って思ったのはことりに秘密だ。

 

「葵君、ちょっと頼みがあるんだけど……」

 

控室に戻った後、着替えようとしていたところに、ことりがおずおずと話しかけてきた。ことりが入ってきたため、着替える事がでぎず、仕方ないのでメイド服のまま話を聞く事にした。

 

「なに? 頼みって」

 

「うん、えっとね……わたし、この前近くのアイドルショップに行って、μ'sのグッズを置いてくれるように頼んだんだけど……」

 

「だけど?」

 

μ'sのグッズをアイドルショップに、か。確かに最近、知名度も上がってきているし、SI-サイトの"急上昇アイドル!"のランキング一位もとっているし……でも、まだA-RISEのランキングには及ばず、彼女達は未だにSI-サイトのトップページを大きく彩っている。

ことりのした事はいい事なんだけど……せめてみんなには一言いいましょうよ。μ'sを知ってもらえるとは思うけど、それ見つかったらことりのお母さんが黙っていないと思うよ。

 

「……わたしの写真が、お店にあるって聞いて……」

 

ふんふん、なるほどなるほど……って!?

 

「ことり……それかなり危険じゃない?」

 

「うん……みんなにもお母さんにも言ってないから……」

 

あ、だめだわ。危険フラグだわ……。

しかも、ミナリンスキーの写真ってわけだから、バイトもばれてしっちゃかめっちゃかになるじゃないか!!

 

「早く回収しに行こう! 場所は?」

 

「う、うん! えっとねーー」

 

俺らはメイド服のまま、ことりが言うアイドルショップへと即座に向かった。

 

ーーまさか、あんな事になろうとは……この時は考えもしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メイド喫茶から急いで出て約数十分、ことりの案内でアイドルショップ"つるや"に着いた。つるやって……蕎麦屋さんかなにかの名前かよ。中で蕎麦でも売ってんのか……そんなわけないか。

 

「あ、あった! あそこだよ!」

 

そのアイドルショップは、どうやら八百屋さんの店先をそのまま利用したらしく、扉はなくてそのかわりにアイドルグッズが所狭しと並べられていた。小さいなりには、よくこんなにグッズがあるな……いい店だ。

 

 

 

「あのー……ここにわたしの写真があるときい、て……!?」

 

 

 

ことりが中に入り、店員さんを呼ぶ。だが、中にはいるなりなぜだか目を丸くして驚いた。

俺はそれがきりなり、店の中に入った……。

 

 

 

「どうした? …………えっ?」

 

 

 

……はいるなり、俺も驚いた。

 

何故かって。そりゃ……。

 

 

 

 

「え……? ことりちゃんと、葵君……?」

 

 

 

 

ーーμ'sが、そこにいたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




葵「お久しぶりです!」

二人「「トークV.S!!」」

朱美「いやぁ、葵がバイトねぇ」

葵「なんだよ、悪いかよ!」

朱美「いやいや別にー?」

葵「……なんか腑に落ちねぇけど……まぁいいか」

朱美「それよりも葵、そろそろ(作者の世界では)ホワイトデーだね」

葵「そういやそうだな……またマシュマロやキャンディーを作る準備をしておくか」

朱美「ま、まさか手作りかい?」

葵「うん、みんな手作りで渡してくれたし、だったらこっちも手作りじゃないと失礼だろ?」

ほにょか「ほにょー! ほにょにょー!!」

葵「はいはい、ちゃんとほにょかにも作ってあげるよ」

ほにょか「ほにょ〜♪」

葵「あ、朱美にも渡すぞ? 特別なやつをね!」

朱美「と、特別……」

葵「まぁ、特別と言っても……イチゴマシュマロとかその辺なんだけど……って、おーい? 朱美ー?」

朱美「特別、葵の、特別……♪」

葵「……だめだこりゃ」

ほにょか「ほにょ……」

葵「えー、今回はここまで! また次回も楽しみにしててなー!」

ほにょか「ほにょにょ〜!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。