ラブライブ! 〜IF STORY〜   作:たるさん

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はい、お久しぶりです、私です。たるさんです。

いやぁ〜……かれこれなんやかんやで久しぶりの投稿になりますね。すいません。

就活が大変でして……。

さてさて、今回はことりと葵のバイトがばれてしまうの回、ですね。

それでは、ごゆっくり。

後書きもお楽しみに!


四十四話 アルバイトばれました!(確信)

 

 

 

 

 

 

 

ーー過ぎる街並み。

 

人の居ない狭い路地に響く、走る靴音と荒い吐息が二つ。

 

「はぁ、はぁ……っはぁっ!」

 

隣には秋葉原のカリスマメイド"ミナリンスキー"もとい"南 ことり"がロングスカートをたくし上げながら、俺と一緒に走っている。

そもそも、バイトの服装のまま飛び出してきちゃった訳で、俺もことりと同じくスカートをお姫様みたいにたくし上げて走っている訳で……どうして走っているのかと言うとーー。

 

 

 

「待ちなさいあんた達ィ!!」

 

「詳しく話を聞かせてもらいますよ!!」

 

 

 

ーーツインテールの鬼と、ロングヘアの般若が追いかけてくるからだ。

 

「ま、待ってと言って待つやつはいね……いないよっ!」

 

「ふぇぇ〜ん!」

 

あぁもう、何でこんな事になったんだろ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー事は少し前に遡る。

 

 

 

 

 

「え? ……ことりちゃんと、葵君?」

 

……い、今起こった事をありのままに話すぜ……。

ことりがとあるアイドルショップに流出してしまったミナリンスキーの写真を回収しようと向かったら、そこにμ'sのメンバーがいた。な、なにいってるかはわかるとは思うが、非常にまずい状況なのはわかる……。

 

 

「コトリ? ホワッツ? ダレノコトデスカー?」

 

 

い、いやいやいや!

そんな持ち合わせのガチャガチャのカプセルを目に当ててこの子らを騙せるとか思わなーー。

 

「あ! 外国人だ!」

 

「違いますよっ!! どう見てもことりではないですか!」

 

なんで騙されかけたんだよ穂乃果!?

……あ、俺もどうにかしてみんなを騙さなきゃ……。

 

「……アオイってどなたですか?」

 

「葵! あんたはしらばっくれてもダメよ! 銀髪の男の子なんてあんたぐらいしかいないのよ!」

 

チィッ!

やっぱこの銀髪で見分けられるか……あぁー、どうしよう。

 

そ、そうだ。こういう時は、相手の目を見ながら、ゆっくりと後ろにさがって……。

 

 

「じ、じゃあバイバーイ!」

 

「ヨキニハカラエ、ミナノシュー!」

 

 

ーー全速力で逃げるっ!

 

 

「あ! 逃げたにゃ!」

 

「コォラァ! 待ちなさぁぁぁいっ!!」

 

「とゆうか、さっきの逃げ方って熊に遭遇した時にやるやつじゃ……?」

 

「ほぉ〜? それはつまり、ウチらは熊だって事でええんやな?」

 

 

……こうして、μ's(ことり以外)と俺らの、恐怖の鬼ごっこが幕を開けたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……とまぁ、こんな経緯があったのである。

なんで逃げるかって? はっはっは! 捕まったらただじゃすまない気がするからだよコンチクショーが!

だいたい、なんでメイド服で逃げてんの俺!? 反射的に体が動いたとは言え、なんで逃げるのさ俺!

 

「はぁ、はぁっ……ことりっ! 大丈夫か!?」

 

………………あれ、ことり?

 

そう叫ぶも、返事は聞こえない。気になって一度立ち止まり、あたりを見渡すが……ことりの姿はおろか、追ってきていた海未とにこさんの姿もない。

途中で二手に別れてしまったのか? それで、二人ともことりを追いかけてしまったのだろうか……いや、そんなはずはない。穂乃果は良しとして、あちらには絵理さんや希さんといった協力な三年生陣がいるわけで、こう言った隙に捕まえにくるなんて……いやいや、そんなまさかなぁ……。

 

「いやいや、そんなまさかね……?」

 

口に出して呟いてみるも、物陰からなにかが飛び出してくる様子もないし、別に大丈夫そうーー。

 

 

 

 

「見つけたわよ、先輩」

 

「いっ!?」

 

 

 

 

こ、この高飛車な態度と声は……!?

 

「ま、真姫……」

 

ーーしまったぁ! 真姫も結構アタマがキレるんだった! てか、いつの間に後ろを陣取ったんだ!?

い、いやしかし! いくら真姫でも俺の足の速さにはかなわなかったはず。ここで真姫をだしぬいて全速力で逃げれば活路はーー!

 

 

 

 

「ーー残念だけど、ないね」

 

「なっ!? 朱美!?」

 

 

 

 

くうっ……! てっきりμ'sメンバーだけかと思ったら、ちゃっかり朱美もいたのかよ……あ、そういやさっきのアイドルショップにもいたな朱美。単に俺が忘れてただけかよっ!

それよりも、この状況……どう打破するか……。真姫だけならともかく、朱美も出し抜くってなるとかなりハードルが上がる……。狭い路地な上、二方向の道を完全に塞がれているため逃げ場がない。

 

さて、どうす……っ!?

 

 

 

「つ、捕まえたわっ!」

 

 

 

ーー朱美に気を取られていた隙に、真姫が後ろから俺を羽交い締めにしてきた! 本人は恥ずかしいのだろうか、頬を赤く染めている。……恥ずかしいならやんなきゃいいのに。

 

「ふふふ……さて葵?」

 

そんなこんな考えている間にも、朱美は両手をワキワキさせながら、にじり寄ってくる。心無しか、目のハイライトも若干消えている気がする。

 

「わっ、私達についてくれば離してあげない事もないわ!」

 

強気で言っているが真姫、声が揺れてるぞ。そんなに恥ずかしいなら……ってまて!?

 

「っ〜!!」

 

……この羽交い締めの体制だからこそわかる、背中に当たるこの柔らかい感触は! しかも、意外と大きい! 希さんや花陽ほどではないが、真姫のもかなり大きい!

 

「……羽交い締めされるの、朱美じゃなくてよかった……」

 

「それどう言う意味だい?」

 

……朱美が一瞬で間を詰めてきた。

いや、近いしその穏やかじゃない笑みをやめてください。別に朱美にはなにも言ってないじゃないか!

 

「なにも言ってなくても、葵は真姫に羽交い締めされているだけでいけない事なのさ」

 

「なにそれ理不尽っ!?」

 

え、なに!? 羽交い締めしてるのは真姫の方なのに、悪いのは俺なの!? ねぇなんかしたか俺!? なんかしたぁ!?

 

「くっ……! ま、真姫、羽交い締めを解いてくれ!」

 

「い、いやよ! これが成功したら朱美先輩に美味しいトマト料理を作ってもらえるんだもん!」

 

ーー食べ物で釣るとは卑怯なり。

 

てか真姫ってトマト好きだったのか……まぁ、食べ物は食べ物で返しましょうか。

 

 

「……真姫? 離してくれたら朱美より美味しいトマト料理をご馳走してあげる」

 

「ッ!!」

 

 

うわぁ、めっちゃ迷ってる。

羽交い締めは真姫の迷いと動揺に合わせ、キツくなったり緩くなったりしている。

 

「せ、先輩料理できるんですかぁ?」

 

真姫の声は先程よりも震えており、目もどこか泳いでいる。

 

「ふっふっふ……あんまり先輩をなめちゃああかんよ? 俺は、朱美も唸る程の料理を作るんだぜ?」

 

「なっ……確か、朱美先輩は目黒建築の社長さんの娘……その朱美先輩が唸る程な腕前ってことは……!」

 

ふははは! そうさ!

俺は昔、朱美の家に行った時に、そこのシェフさんと出会った。エプロンが似合うシェフさん。俺はそのシェフさんの作る料理に感動を覚え、料理を教えてくださいとお願いしたのだ。

なら試しにに何か作ってみて、と言われ、子供でも簡単に作れるスクランブルエッグを作ったのだ。ただ、そのスクランブルエッグは焦げたりやらしょっぱ過ぎやらでとても食べれる物ではなかったのだ。

……でも、そんな料理でも、残さずに綺麗に食べてくれたのは、シェフさんと朱美、この二人だった。シェフさんは苦笑いをしながらも「これから美味しくなる」と、朱美は「がんばって!」と激励をくれた。

 

「……で、さ。いい加減、離してよ真姫」

 

「うっ……くぅ〜……!」

 

そんな過去の事は一回置いておき、俺は現場を確認するため目を運ばせる。

まずは、真姫。羽交い締めは未だにしたままだが、トマト料理の件ですごい迷っている。

 

朱美は……だめだ、怖い。

 

なんか一層俺を睨みつけてきているきがするのだが……?

 

「ま、真姫ィ! 頼む、離してくれぇ!」

 

「い、嫌よぉっ!」

 

俺は真姫の羽交い締めから解放されるべく、ジタバタと暴れた。真姫もそれに合わせて体を動かしたり、力を込めたりしていて、もうその度にたわわな二つの膨らみがくっついたり離れたりなんのって……てか、真姫って案外力強いのな。こんだけ長く羽交い締めしても、全然弱くならないや。

 

「は、離せぇぇぇ……あ」

 

「えっ? ……あ」

 

「え、ちょっ……!?」

 

突然、疲れたのか真姫が羽交い締めを弱め、必死に抜け出そうとしていた俺が真姫の腕からすっぽ抜ける。突然だったため、勢いで前に倒れてしまう。

それはもちろん、前にいる朱美を巻き込む訳でーー。

 

 

 

 

「……」

 

「……」

 

 

 

 

ーー目の前には、朱美の端麗な顔が迫っていた。

 

「あ、悪りぃ……」

 

「べ、別にボクは大丈夫……葵は軽いし……」

 

俺が上になる形で倒れこんでしまい、朱美が下敷きになってしまっていた。案の定、俺の両腕は朱美の頭を挟むような位置にあるため、なんとか踏ん張る事はできた。

 

「……っぁ」

 

「いっ!?」

 

あ、あれ朱美さん!? なな、なんで俺の首に手をまわしているんですか!? しかも、なんか目がとろんと蕩けてるし、心なしか頬をほんのり赤くなってない!?

……朱美は、俺に何かを伝えたいのか、その唇を動かす。リップでも塗ってあるようで、動かす度に艶かしく、妖しく光を映しだす。俺はその、いつもとは違う"魅力"がある朱美から目を離せなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫!? 凄い音がした、け……ど……!」

 

 

 

 

 

 

 

ーーなんちゅうタイミングで来るんですか、絵里さん……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




葵「久しぶりです!」

二人「「トークV.S!!」」

朱美「あれから結構、間が空いたね」

葵「失踪? なんの事やら」

朱美「とんでもねぇ、待ってたんだ(銃乱射)」

葵「いやいや、銃乱射はやめよ? そしてなんでコマン○ーネタ?」

朱美「作者が最近、コマ○ドーネタにハマッたみたいでね」

葵「あんな"Yes!"って言って銃撃つような人は……」

朱美「ハ○トォォォォォッ!!」

葵「とりあえず叫ぶ兄さんは嫌いだっ! てかなんで今回そんなネタばっかりやるの!?」

朱美「いいじゃん、ガンダムハル○トかっこいいじゃん」

葵「劇場版でみたあの変態軌道は凄まじかった」

朱美「スパロ○も新作出るみたいだし、そこにフルコーンやノルンもでるし……浪川さんでるし」

葵「それ関係なくね!? 確かにス○ロボのPVに汚い浪川さんが怒涛の二連続だしね……あー、スパ○ボ欲しいな」

朱美「……あ、ここらで時間みたい」

葵「それでは、また次回! 感想、指摘等どしどし待ってるぜ!」



ほにょか「ほにょ……(今回出番なかった……)」



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