ラブライブ! 〜IF STORY〜   作:たるさん

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どうも、たるさんです。

投稿が遅くなりすみませんでした! いろいろもろもろあって遅くなりました。

さて、今回はPart2ですね。
……クッションとか枕を用意した方が良いかもしれませんよ?

では、ごゆっくり。

今回は短めです。



四十七話 ことりと歌詞作り Part2

 

 

 

 

 

 

 

「さ、上がって上がって」

 

「お邪魔しまーす……」

 

あのチャラ男三人衆を撃退し、その後は何事もなく自宅へ行けた。途中でコンビニとかにも寄り道しちゃったけど、まぁ時間のロスはさほどなかろう。……ジャン○SQ買っちゃったのは盲点やった……金がそろそろ尽き果てようとしているんやでぇ……てか俺バイトしてんのになんで金たまらへんねん! 貯金下手か俺!!

あ、ちなみに俺はロザリオと○ァンパイアやトラ○るといった作品が好きです。可愛い女の子わっしょい。……金無くてそれ関係のグッズ買えないけどね! ちくせう!

幸い、そういったグッズがなくてことりを片付けなしで呼べたのはよかったけどね。

 

「へぇ〜、綺麗な部屋だね〜♪」

 

ことりはリビングに上がるなり、キョロキョロとしながらそう言った。と言っても、リビングにはなんもめぼしい物はないはずなんだがね。見られて困る事はまずない。

 

「む〜……何もなさすぎてつまんないですっ」

 

「ことりは俺の家に何があるって思ってたの……」

 

「う〜ん、えっちな本の一冊くらいはあるかと」

 

「ないから! 絶対ないからな!」

 

 

 

ーー嘘つきました。あります。

 

 

 

俺だって男だ。そういう……まぁ、なんだ……い、いかがわしい雑誌の一冊くらいは持ってる。……ジャンルは言わないけどな! 言っちゃったらこれR指定なっちゃうから言わないけどな!!

 

「え〜? 本当に〜?」

 

ちょっとだけ意地悪な目で俺を見つめてくることり。正直、破壊力ぱないです。鼻血でそう。

いやま、ほんとに出したら大変な事になりますんで出しはしない。

 

「あ、あぁそうだことり! 小腹空いてないか? ちょうどプリンがあるんだ!」

 

俺は流れを無理やり変えるため、作っておいたプリンをことりにあげようとする。

蒸しあがった、あったかプリンは湯気をあげ、やけどしないようタオルを使いながら中身を透明な皿にうつす。容器から離れ、黄色い素肌をあらわにしたプリンは、その素肌を軽くふるるっと揺らし、皿に収まる。

皿の脇に、用意しておいた蜂蜜と桃を飾り付けて完成。簡単蜂蜜がけプリン。キャラメルソースの代わりに蜂蜜をかけるのだ。砂糖とは違う、優しい甘さが口の中を幸せにしてくれる、幸せの黄色いプリン。

 

ーー母さんが、俺に作ってくれた大好物の一つだ。

 

「ほい、おまたせー」

 

「うわぁ! 美味しそう! キャラメルソースじゃなくてハチミツがかかってるんだね!」

 

「おう、俺の自信作。その名も"幸せの黄色いプリン"だ」

 

「……プリンって、大抵黄色いよね?」

 

「それは気にしたら負けだ」

 

そう茶々をいれつつも、リビングにいることりにスプーンを渡す。それから、俺もことりの向かい側に座ろうとしたのだが……。

 

 

「となり、来て?」

 

 

えっ?

 

「えっ?」

 

 

突然の事に、思わず変な声を上げてしまった。隣って……ことりが座っている隣?

 

「い、いやいや……それは」

 

「い・い・か・らっ!」

 

「うぉわ!?」

 

半ば無理やりに腕を引っ張られ、となりにちょこんと座ってしまった。プリンはテーブルに置いたあとだったので大丈夫でした。

 

しかし、俺が大丈夫でない。

 

なにこれ!? ことりからめっちゃいい匂いがするんだけど!? シャンプーの匂いと、服の柔軟剤の香りが見事なコンビネーションを……ってぇ!?

 

「ん? どうかした?」

 

「あ、や、いや……」

 

……わざとやっているのかそうでないのか、ことりが着ているシャツのボタンを2、3個ほど開けているのに気がついた。そこからは、いつか見たあの緑色の下着がチラチラと顔をのぞかせていた。

 

「ん〜? 葵君、お顔真っ赤だよ〜?」

 

すこし、いやかなり妖しい笑みを浮かべることり。その事から察して"わざと"やっているのが伺える……ことりってこんなだっけ?

 

「あ、や……そ、それよりもプリン食べよプリン!」

 

かなり強引に俺の作ったプリンえと視線を逸らす。あぁ、黄色い素肌にかかる黄色い蜂蜜……プリンがまだあったかいんだから〜状態なんで蜂蜜が半溶けしていていい塩梅である。

 

「そうだね、じゃあ……あ〜ん」

 

「……はい?」

 

「あ〜ん……んもぅ、早く食べさせてよ♪」

 

……ええと、これはつまり……もしかしなくても……。

 

食べさせてくれ、と!?

 

「あ、え〜……」

 

「はやくぅ〜♪」

 

ことりはせがむようにスリスリと近寄ってくる。近づけば近づくほど、ことりから良い匂いが強く漂ってきて……ほんとどうにかなりそう。

口を開けてさらにことりは近づいてくる。もうこれは、腹を括るしかないのかな……。

 

「ほ、ほら。ことり」

 

俺はスプーンでプリンを一口分すくい、ことりへむける。ふるっ、と揺れたそれをことりは、妙に艶めかしく頬張る。……なにも俺の腕を両手でつかんで食べる事もないのに……そうやられるとなんかいかがわしいお店に来てるみたいになってしまう。

 

「んぅっ、れろっ……あま〜い♪」

 

「な、なにもスプーンまで舐めなくても……」

 

ことりはスプーンについた蜂蜜までも舐め取る。その時にぴちゃ、やら、ちゅぷ、やらといやらしい音が響いた。

 

「……あれ? 葵君、首にハチミツついてるよ?」

 

「え? お、あ、マジか」

 

首筋を撫でてみると、確かにべたつきのある液体が絡みついていた。……言い方変だけど、多分ことりに食べらせるときにこぼれた蜂蜜だからな。勘違いしてはいけない。

 

 

「……うこかないでね」

 

「へっ? ……っ!?」

 

 

ーー顔が近かった。

 

え、えぇと……これ今どんな状況ですのん? 何? 俺なんでことりとそんなに近づいてるの? てゆうか、ことりなんか興奮してる?

……そうしてるうちにも、ことりは段々と距離を詰めてきて、ついにはお互いの息遣いがわかる距離まで近づいてしまった。

 

「あ、えと……ことり?」

 

ことりは、真っ直ぐに俺の目を見つめてくる。それに耐えきれなかった俺は、目線を下にうつす……と胸元がチラチラ見えたので上にうつした。

 

ーーそして、不意に首に暖かい感触がして……。

 

 

 

 

「んっ、れろっ……」

 

「ひゃぁぅん!?」

 

 

 

 

……変な声と共に、全身がゾクリと跳ね上がった。

 

「こっ、こここことり!?」

 

「……ん、甘くて美味しいよ♪」

 

紅い舌でちろり、と唇に残ったハチミツを舐めとり、ことりは艶やかな笑みで俺の目を見つめた。そして、ニコッと笑う。

 

ーー何故だろう。その動作だけなのに……ことりから目が離せない。

鼓動は早くなり、息もすこしだけ荒くなる。息が荒くなっているのはことりも同じみたいで、目も蜂蜜みたいに蕩けている。

 

「葵、君……」

 

ことりは俺の名前を呟くと、両頬を両手で優しく、しかしながら逃がさないように抑えてきた。その行為と手の感触に、また心臓が大きく跳ねる。

 

 

 

 

ーーそして、二人の顔は一層近くなり……。

 

「好きになっても、いいですか……?」

 

「え、ちょっ……!? こ、ことりっ……んむっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー距離が"ゼロ"になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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