ラブライブ! 〜IF STORY〜   作:たるさん

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どうも、たるさんでふ。

言い遅れましたが、私、決闘士(デュエリスト)になりました!

使うデッキは「ムーンライト」「幻奏」「アモルファージ」「巨神龍」「DDD」「ダイナミスト」です。ちなみに、ムーンライトとダイナミストが好きです。

さてさて、やっと合宿編ですよ。まだ目的地にはついてないですが。今回もグダグダ進めていきます。

それでは、ごゆっくり。

あと、GOでいい鯖当たらない。マジ憤怒。


第五十七話 夏だ! 川だ! 田舎だぁぁ! Part2

 

 

ーーさて、時は流れて合宿初日。

 

集合時間に遅れてはなるまいと、集まる30分前から待機してる俺です。……すげー暇。

スマホをいじったりパズド◯したりして暇をつぶしていたが、やはりそれでも暇は暇だ。

 

「……はぁ。また星5鯖当たらんかった……」

 

今はとある高レアリティキャラが当たり辛いある意味楽しいクソゲーをやっている。10連を三回くらい回しているのに、一向にいいキャラが当たらない。友人は嫁セイバーとか、愛が重い愛する者特攻するランサーとか、スーツ師匠とか、分明壊すウーマンとか、アーサーとか、AUOとかたくさん当ててるのに、俺はまだイベントでやっとゲットしたセイバーリリィしかいない。もうほんとやってられんよ。打ち上げオーダーだよ! 何度、スマホを布団に叩きつけたことか!! ほんとなんだよもう! 何で俺だけこんな運ないんだよ! いい加減にしろよ!!!

 

……ちょっと熱くなり過ぎた。

 

ま、あの運営はクソだからしゃあないな、うん。そうでも思わないと、いい加減キレるぞほんと。

 

「早く来すぎたかなぁ……」

 

それにしても、早く来すぎた。

辺りを見渡してもメンバーらしき人は見えず、改札を行き来するサラリーマンやOL、学生などが行き交っている。

 

「あーあ、いつになったら来るんだろ、みんな」

 

壁に寄りかかってまたスマホをいじる。

ちなみに、白いシャツに、黒いノースリーブジャケット、それにジーンズのシンプルなやつだ。こだわりは被っている帽子で、スマイルの缶バッチや銀細工の向日葵ブローチが付いている。実は、帽子にあう缶バッチやブローチを集めるのが、アニメの次に好きなこと。このブローチ、缶バッチも選びに選んだ俺のコレクションだ。

 

「お、早いね。葵」

 

「よっ。朱美も早いよ」

 

しばらくして、朱美がキャリア付きのトランクを引いてやってきた。

 

「似合ってるよ、朱美」

 

「っぁ……!?」

 

朱美の私服は、よく似合っていた。

少しピンク色なブラウスに、その上に茶色のカーディガンを着ている。スカートは青と白のチェックで、黒のニーハイソックスがより際立って、何より絶対領域が白く輝いている。

 

……じゃなくて。

 

朱美は普段かけることのない黒縁のメガネをかけている。

正直、すげー可愛らしい。メガネをかけた朱美は、なんだか家庭教師のお姉さん的な魅力があってなんだか、いつもの朱美じゃないみたい。

 

「あ……うぅ〜……不意打ちなんてずるい……」

 

朱美は珍しくうーうー唸りながら顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。

……思ったこと言っただけなんだけど、変な事言ったかな? 言ってないよな?

 

「おーい! 葵くん! 朱美ちゃん!」

 

赤くなってる朱美を疑問に思っていたら、おなじみの穂乃果達二年生メンバーがこちらに手をふっていた。

 

「おはようございます。早いですね、二人共」

 

「おはよう♪ 晴れて良かったね!」

 

「おはよう、海未、ことり」

 

海未、ことりが挨拶をしてくれる。

海未の私服は、薄い青のブラウスに青のミドル丈スカートの爽やかコーデ。風になびく髪とスカートがなんとも夏さしさを演出している。清楚な海未にぴったりの服だ。

ことりの私服は、まずおっきなハットに目が行く。服はロング丈のタイトワンピースに、黄緑色の七部丈シャツを裾結びしたスタイル。タイトワンピースがことりの腰にフッィトしていて……なんか、こう、男心をくすぐられるような感じが……。胸元のネックレスもかなりいいアクセントになっている。

 

「ふふふ……男心をくすぐる、かぁ♪」

 

「は、はれっ、破廉恥なっ!?」

 

あ、あれ!? なんで二人共顔を真っ赤にしてるの!? あれ!? まさか全部声に出てた!?

 

「うん、全部声に出てた」

 

「マジでっ!?」

 

朱美がうつむきながらも、俺の私服評価が口から全部出ていたのを伝えてくれた。

うっわマジか……恥ずかしい。いや、まさか声に出てるとは思わなんだ。

 

「ちょっと! 穂乃果を忘れないでよー!」

 

ぷくーっ、と頬を膨らませてしかめっつらをする穂乃果。そんな穂乃果の両頬に手を伸ばして、指で押すように……。

 

「えいっ」

 

「ふしゅ〜……って、何するのっ!?」

 

面白い音を立てて、穂乃果風船はしぼみました。顔を真っ赤にして恥ずかしがりながら怒る穂乃果も可愛らしい。

穂乃果の私服は、胸元に装飾が施された半袖のブラウスに、赤いショートパンツ。健康的な足、おみ足が見えて眼福眼福……じゃなかった。

 

「あはは、ごめんごめんって。これで許して、ね?」

 

ぽすっ、とふかふかする穂乃果の頭に手を置いて撫でる。梳くように、優しく……優しく。

 

「え、あっ……えへへ、くすぐったいよぉ♪」

 

気持ち良さそうにする穂乃果を見ていると、俺もなんだかあったかい気持ちになってくる。にしても、ほんと髪がふかふかだぁ……撫でるこっちも気持ちいい。なんか犬を撫でてるみたいな感じがする。

 

「あー! 葵先輩が穂乃果先輩を撫でてるにゃー!」

 

そんなよく通る声が聞こえた。思わず撫でるのをやめて、声がした方を見た。こら穂乃果、名残惜しそうな顔をしない。なんか子犬を見捨てたみたいでいたたまれなくなっちゃうから。

 

「お、おはようございます。葵さん」

 

「おはよ」

 

「おはよう、花陽、凛、真姫」

 

次にやってきたのは一年生達。花陽、真姫が挨拶をしてくれる。

 

さて、もう全員の私服評価しますか。なんかこいうゆうのは男子のお決まりみたいな感じがするし。

 

凛の私服は、キャップに赤いミドル丈ワンピース。予想に反してかなり少女ぽい服装だな。いや、べつに似合っていないってわけじゃなくて、いつも活動的な服装の凛がこういう少女っぽい服装すると、すごく可愛くなるんだなぁ、って感心した。

 

「や、やっぱりこの服……変かな?」

 

「そんなことないぞ、凛。よく似合っている、可愛いよ」

 

「みにゃぁっ!?」

 

なんだろう、すごい声を上げて花陽の背中に隠れてしまった。

 

「あの、えと……」

 

花陽が もじもじ している!

いや、多分似合ってるかどうかを気にしているのだろう。

 

「大丈夫だよ、花陽も可愛いから」

 

「〜〜っ!!」

 

花陽の私服は、黄色い半袖パーカーに、黄土色のスカート。花陽らしいナチュラルなイメージがして、より綺麗に、可愛く魅せてくれる。……花陽に膝枕されてみたい。

 

……って、違う違う。

 

ほらもう、花陽も凛もなんかオーバーヒートしちゃったみたいになってる。いや普通に感想言っただけなのになぁ……。

 

「天然ジゴロって、たまに怖いわね」

 

「全く。同感だよ、真姫さん」

 

一方、いつ復活したのか、朱美と真姫が呆れたように話をしていた。天然ジゴロて……心外だなぁ……。

 

「ん〜……」

 

朱美と話している真姫を見つめる。

 

「な、なによ……?」

 

「うん、やっぱりいつもより綺麗だ」

 

「ゔぇぇえ!?」

 

真姫の私服は、上品な肌色のスーツ系のジャケットに、同じ色の短いパンツ。それに黒いシャツを合わせていてとても気品がある。お嬢様、という響きがしっくりくる。胸元に赤縁のサングラスをひっかけていて、またそれもアクセントになり真姫自身をきわださせている。

 

「……なんなの? この状況……」

 

「まあ、大抵の察しはつくけどなぁ」

 

最後に来たのは、絵理さん、希さん、にこさんの三年生達。

 

「おはよう、みんな」

 

「にこにー登場っ……て、なんなの? みんな顔赤くして」

 

「元凶は葵くんやねぇ♪」

 

やめてください。顔をじっと見つめるのやめてください。照れるから、照れちゃうから!

 

「ふ〜ん……葵の私服ってそんな感じなのね……かっこいいじゃない!」

 

「そ、そうですか?」

 

絵理さんにかっこいいと言われ、少し嬉しいな。いつもは「可愛い!」って言われる事が多いからいかんせん、かっこいいと言われるのには慣れないな。

 

「え、絵理さんその服……!」

 

「あぁ、この服? ロシアでは滅多に着ない服だから、似合ってるかどうか心配だったわ」

 

「そんなことありませんよ。すごく素敵です!」

 

「ふふっ、ありがと♪」

 

絵理さんの私服は……ってまずなりより目に入っちゃうのが……おへそだ。深い青のシャツに白いインナー。それを下に目を移すと見えるおへそ。シュッとしたシルエットを見せるスキニーパンツも魅力的で、その……なんか目のやりどころに困る。

 

流石に魅力的すぎたので、隣にいたにこさんに視線を持っていってしまった。

 

「あによ?」

 

「……ふっ」

 

「なっ!? あんた今、鼻で笑った!?」

 

なんか、うん。安心した。

にこさんの私服は、水色のワンピースに、ピンクの長い丈のカーディガン。少し背伸びした、でもにこさんらしい素敵なファッション。

 

「ち、違います!」

 

「じゃあ、あたしの服はどうなのよ!?」

 

「……にこさんらしくて、俺は好きですよ」

 

「っ! そ、そう!」

 

……あれ、そっぽ向かれちゃった。う〜ん、何か嫌な事言っちゃったかな。言った本人は悪気は無いけど、言われる側からすれば、受け取り方は違くなるし……。

 

「ねぇねぇ葵君、ウチはどう?」

 

「んひゃあっ!?」

 

俺の後ろからささやかれるように尋ねられた。しかも両肩を優しく掴まれて。

 

「の、希さんっ!?」

 

「ほら、早く感想言わんと……耳にふーっ、てするよ? ふぅーっ」

 

「ひあっ!? してます! もうしてます!!」

 

く、くすぐった気持ちいい!

えと、希さんの私服は、神秘的なノースリーブワンピースに、素朴な肌色のシャツがいい雰囲気を作り出しひゃん!?

 

「にゃひゃぁ!? 似合います! 似合いますからぁ……! 耳虐めるのやめれぇ……」

 

「ふふ、ありがとね♪ これは、オレイ♪」

 

「ひゃい……?」

 

希さんはふにゃふにゃになっている俺に、更に顔を近づけ……耳にその艶やかな唇を近づけて、耳たぶを咥えーー。

 

 

 

「あー、皆さん? 希さんはおたのしみのところ悪いけど……もう新幹線出発する五分前だよ?」

 

みんな『えっ!?』

 

 

 

バッ! と全員が駅のでっかいデジタル時計を見る。確かに時間は……新幹線出発する五分前。

 

ーーや、やべぇ!

 

「みんなっ、走るわよっ!」

 

みんな『はいっ!!』

 

 

 

 

 

ーーμ's初の合宿は、乗り場までダッシュしてようやく間に合ったという、波乱の幕開けをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ……よかった、間にあったぁぁ……」

 

「え、えぇ……そうみたいね」

 

「はぁぁ〜……みんな、いる〜?」

 

「り、凛はいるにゃぁぁ〜」

 

「花陽、いますぅ……」

 

「私もいるわ……」

 

「ウチもいるよぉ……疲れた」

 

「にこぉ……」

 

「私もいるわよ」

 

「なんとか間に合いました……」

 

「ことりもいるよぉ……」

 

「穂乃果もぉ……」

 

「俺もいるぜ……あれ朱美は!?」

 

 

 

「シー……寝ちゃってる」

 

 

 

「え? あ、ほんとだ。寝不足だったのかな?」

 

「ははっ、違いないな」

 

「今は、そっとしておきましょうか。つくのはまだ先だし」

 

「せやね、えりち」

 

 

 

「(朱美の寝顔……可愛いな)」

 

 

 

 




葵「殿堂に集いし決闘士(デュエリスト)達が!」

朱美「モンスターと共に、地を蹴り、宙を舞い!」

葵「フィールド内を駆け巡る!」

朱美「見よ! これが決闘(デュエル)の最強進化系!」

葵「アクションーー」

二人「「決闘(デュエル)!!」」


葵 LP4000 朱美 LP4000


朱美「先行はボクだ! 手札から『矮星龍プラネター』を召喚!」

矮星龍プラネター ☆4
A/1700 D/1200

朱美「さらに儀式魔法『黒竜降臨』発動! プラネターをリリースし、手札から『黒竜の聖騎士(ナイトオブブラックドラゴン)』を儀式召喚!」

黒竜の聖騎士(ナイトオブブラックドラゴン) ☆4
A/1900 D/1200

朱美「黒竜の聖騎士(ナイトオブブラックドラゴン)の効果発動! このカードをリリースして、デッキから『レッドアイズ』モンスターを特殊召喚する。ボクが特殊召喚するのは『レッドアイズダークネスメタルドラゴン』!」

レッドアイズダークネスメタルドラゴン ☆10
A/2800 D/2400

朱美「レダメ効果発動! 手札から『真紅眼の黒竜(レッドアイズブラックドラゴン)』を特殊召喚!」

真紅眼の黒竜(レッドアイズブラックドラゴン) ☆7
A/2400 D/2000

朱美「カードを一枚伏せる。そしてエンドフェイズ、召喚したプラネターの効果でデッキから『真紅眼の黒炎竜(レッドアイズブラックフレアドラゴン)』を手札に加える。そしてターンエンドだ」

朱美 手札1枚 LP4000

フィールド
レッドアイズダークネスメタルドラゴン
真紅眼の黒竜(レッドアイズブラックドラゴン)

伏せカード 一枚
????

葵「のっけから飛ばすなぁ。まあいいぜ! その方が楽しいし!」

朱美「飛ばさないと、葵に勝てないからね!」

葵「言ってくれるな! 行くぜ、俺のターン! ドロー!」

葵 手札6枚 LP4000

葵「まずは魔法『テラフォーミング』発動! デッキからフィールド魔法『竜の渓谷』を手札に! そして『竜の渓谷』発動! 手札のカードを一枚捨てて、デッキからドラゴン族モンスターを墓地に落とす効果を選択する。墓地に落とすドラゴンは『巨神竜フェルグランド』!」

朱美「『巨神竜』……なるほど、同じドラゴン族デッキか」

葵「まだいくぜ! 俺は『巨竜の守護騎士(ガーディアンオブフェルグラント)』を召喚!」

巨竜の守護騎士(ガーディアンオブフェルグラント) ☆4
A/500 D/500

朱美「攻撃力500……なんか怖いモンスターだな」

葵「『巨竜の守護騎士(ガーディアンオブフェルグラント)』の効果発動! 召喚、特殊召喚に成功した場合、手札、墓地の☆7、8ドラゴン族モンスターを一体、装備カードどとしてこのモンスターに装備できる。対象はもちろん、墓地の『巨神竜フェルグラント』!」

朱美「モンスターを装備に!?」

葵「『巨竜の守護騎士(ガーディアンオブフェルグラント)』の攻守は装備したモンスターの攻守の半分、それぞれアップする!」

巨竜の守護騎士(ガーディアンオブフェルグラント)
A/500→1900 D/500→1900

葵「……カードを2枚伏せてターンエンドだ!」


葵 手札1枚 LP4000

フィールド
巨竜の守護騎士(ガーディアンオブフェルグラント)
巨神竜フェルグラント(装備カード扱い)

伏せカード
????
????

葵「さあ、朱美のターンだぜ?」



次回へつづく!?

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