前回のあらすじ
明かされた、正風の過去。
そして現れたゴルドドライブ。
匡と蓮也の二人の力で生まれたスーパーリビルド。
そしてリビルドは新章へ───。
その新章の、最初のお話。
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長い夢から覚めた。
久しぶりにあの日の頃を思い出したな。
そういえばこの家だって、俺がTVで不幸少年として取材されまくったのがきっかけだっけ。
それに耐えきれずに俺は中学を卒業したとき、じぃちゃんとばぁちゃんに縁を切ることを頼んだ。
じぃちゃんたちはその時自分の過ちに気づいたらしく、縁を切ると同時にこんな立派な家も買ってくれた。
それで月50万ぐらいは送られてくるから、日頃の生活にもあまり支障をきたすことはない。
…やっと自分たちのしたことが倫理的に良くないことを知ったって…遅いっての。
…今こんな事を言っても、しょうがないか。
ちゃんと生きれるくらいの金をくれることに対しては、普通に感謝している。
今はそれで十分だ。
本当に悪いのは、俺の家族を殺したあいつだ。
今俺が覚えているのは押入れの中から覗いたあいつの目だけ。
それでも、必ず見つけて見せる。
たとえ何年かかっても、何世紀かかっても。
俺は。必ず見つけ出す。
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う〜ん…
今になって思うけど、まさか俺の金のライダーズファンすらも浄化されるとは。
まあいいや。プランは変更したし、今となってはむしろ浄化されることが俺の計画の手助けとなる。
まあアイツラは、そんな事に気づいてないけど。
せいぜい正義のヒーローごっこで、いい気になってればいいさ。
三体召喚はしたけど、念の為もう一人ぐらい出しておくか。
《オーズ!》
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「世界の終末は、もうすぐです。」
「…今度はDr.真木か…厄介だな。」
「変身。」
《仮面ライダースーパー!リビルド!!》
「すぐに決着を付けるぞ…!」
そういって真木に向かって走り出す。
そのまま殴り倒せるかと思った、その瞬間。
俺の拳が、空を切った。
「…?」
「そんな攻撃で私を倒せると思っているとは…甘いですね」
「野郎…!」
こいつ、飛行能力あるのか。
最終回でちょっと使ってたぐらいしか記憶ないぞ。
まずい、俺の攻撃を避けつつ、そこらかしこにエネルギー弾を撃ってきやがる。
今はそれを防ぐので精一杯だ。
「…ックソ‥!」
この場に敵がいたのは今俺が最初に気づいてるっぽいし、匡や蓮也を呼ぶのは難しそうだ。
俺がこの攻撃を防ぐしかないのか…!
『正風、もうひとり仲間を忘れてやしないか?』
『は?お前…何ができるんだよ。』
『エネルギー消費が激しいから一瞬だけだが、我と体を変われ。』
『っはぁ!?そんなことできんのかよ!?』
『百聞は一見に如かずだ。』
そうこいつが言うと、俺の意識がだんだん遠のいていって…。
ここ、どこだ?
変な景色だ。
一人称視点なのに、これは俺が見ている景色じゃない。
「お前は、私が相手することを一生後悔していきながら死ね。」
「何…?さっきと話し方がだいぶ違うようですが…?」
「我は、正風ではない。」
「すべての頂点に君臨する、選ばれし存在だ。」
「ほう…?」
「あなたがそう言うのなら、その力、無に帰してあげましょう…」
「やってみろ。」
こいつ…いっちょ前に大口叩きやがって…そんな力あるのか…って、
「どうした、貴様の力はそんなものか?」
「ぐっ…バカ、な…」
嘘だろこいつ。なんでこんなに強いんだよ。
「我の上に飛ばれると腹が立つのでな。叩き落としてやったまでだ。」
「なぜ…さっきとは別人の力が…まさか…」
《ビヨンド・ザ・スーパーストライク!》
「うあああああっっっ!!」
「…ふう、こんなものか。」
『お前…なんでそんなに強いんだよ。』
『聞こえなかったか?我は頂点に君臨する者だからだ。』
『それより疲れた。私は寝るぞ。』
『お、おう…』
そういってまた俺がこっちに戻った。
そういやあのとき真木が言いそびれていた、
「なぜ…さっきとは別人の力が…まさか…」
って、「まさか」の次には何を言うつもりだったんだろう…
まあ、そのうち分かるだろ。
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次回 仮面ライダーリビルド
「一気に三人出現!?」ラスボスの大量増加!
「僕達手分けで、ラスボスたちを倒そう!」匡たちの反撃!
「さぁて、そろそろか。」謎の男の思惑とは?
「「「これが、俺達仮面ライダーだ!」」」
第14話 ラスボス注意報×危険な虫の報せ