仮面ライダーリビルド第6話です。
読んで。
前回のあらすじ
正風の第2人格(?)のメンタルヘルスによって気を取り直した匡。そして様子見の蓮也。
まだ3人はすれ違ったままなのか。
そして、匡の口から放たれる過去とは───。
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あぁクソッタレ!
落ち着いた方がいいとはわかっていても、落ち着いていられない!!ここまでライダーズファンが浄化されるとは! 待つのも時間の限界か、それとも計画を変更するか? 、、いや、「この計画」はあくまで奥の手だ。まだ使わない方がいい。今はやはり、兵糧戦か、、、
「電王!」
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「過去の話?」
「そう。蓮也…っと、そういえば正風は本名を知らなかったね。本名は清水蓮也。彼と僕の、この世界に来るまでの話だ。まず───」
「ちょっっっっと待て」
「?どうかしたのかい?」
「今サラッと流そうとしたけど、この世界に来るって何だ?匡達はこの世界の住民じゃないのか?」
「あれ、話してなかったっけ?僕達がいる世界はこことは違うところにある。平行世界ってやつかな?」
「あ〜〜なるほどね」
「随分物分りがいいんだね。急に『僕は平行世界から来ましたー』なんて言ったら困惑するものと思ってたけど。」
そりゃぁこっちだって立てに仮面ライダー見てませんよ。平行世界ものなんて平成ライダーだけでも3つ程あるんだぜ? とは言い難いので、
「まぁ慣れてるからな。」って言っといた。
「確かに。もう仮面ライダーに変身して変な怪物たちを見てるからね。そりゃぁ慣れるか。」
よし。何とか切り抜けた。なんか自分で「ライダーオタク」って言いずらいんだよな。この気持ちわかる?って誰に喋ってんだ俺。
「それじゃあ早速話そうか。前にも言った通り…」僕と蓮也は同じ研究所の同僚だった、、、。」
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また、敵か。
あの形状だと「イマジン」ってやつか?
今回はあいつらも居ないみたいだ。これじゃああの野郎の思う壷にはならないな。それじゃあ行くか。
「変身。」
《アークシャドー!》
「ふん!」
「効かねぇな。そんな攻撃!」
ふぅー。やっぱりあの法則は本当だったっぽいな。
あまり数をこなしていないから分からなかったが、今ので確信した。 匡もこの法則に気付いてたりするのか?
まぁいい、今は目の前の敵に集中しよう。
「こいつ、使って見るか!」
《セイバー!ジェネレーショントライアル!》
《アークドラゴン!》
「はぁぁっ!」
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「蓮也は、全ての面に置いて優秀で、全ての面で僕に勝っていた。IQは推定190、運動もあいつの親の方針で格闘技を習っており、あいつが負けているところをほぼ見たことがなかった。この前正風がファイズのライダーズファンを先に浄化しただろう?強いて言えばあいつの負けたのを見たのはそれくらいなんだ。」
あれ?俺って結構すごい?
『そんなことは無いから安心しろ、我が器よ』
『黙れ』
「そして、僕ともすごく仲良くしてくれた。ただの同じ研究所の同僚ってだけなのに。そしてこれは自慢じゃないが、僕達は同年代の中でトップの頭脳を持つコンビと言われていた。2人で作った論文で大きな賞も取ったりしたんだ。でもその功績は、ほぼ蓮也のものだった。けど、蓮也は自分の功績であるような素振りを見せず、テレビ局のインタビューの時だって「匡がいなかったらこの賞は取れませんでした。」なんて言ったりもしてくれた。、、、そんなある日、事件は起きたんだ。その時は地中深くに埋まっており、今まで誰も知らなかった正義のライダーズファンが何者かによって、悪のライダーズファンに変わってしまった。そのおかげでこっちの世界はめちゃくちゃになった。今までこの世界のバランスを取っていた正義のライダーズファンがひとつ残らず悪に変わったことで、善と悪の均衡が保たれなくなったんだ。見たことも無い怪物達がどんどん現れてきた。でも、僕たちが調べることによると、約50年前にも同じ様な怪物が出ていたことが判明した。その後に僕達は、ライダーズファンの行方を追った。その追尾をしている最中で平行世界がある事が明らかになり、そこにライダーズファンがある事が分かった。」
「早速僕達は研究を始めた。平行世界へ行く為の機械を作るために。丸一ヶ月、寝ないで作業を続け、やっと完成した。その機械で平行世界へ行ったは良いものの、そこで僕たちの亀裂が生まれたんだ。」
3ヶ月前
『俺達は、悪のライダーズファンを浄化するために、全てを尽くそう。』
『あぁ。蓮也。僕達、必ず生きて帰ろう。』
『?何?生きて帰る?そんなことできるはずがないだろう?』
『え?』
『ここに来た時点で、運命は決まってたんだ。俺は、ここで命を落とす。使命を全うする為なら、いかなる犠牲も厭わない。たとえそれがこの世界の一般市民だとしても。 まさか、誰一人死なず、使命を遂行できるとか、甘い考えを持っていたんじゃないだろう、な?』
『、、、嫌だ』
『は?』
『僕達は!誰も殺しちゃいけないし、死んじゃいけない!科学者は!人を殺すための職業じゃない!それがたとえ、平行世界の人達だとしても!』
『匡!』
『犠牲を払わないと遂行できない任務だなんて、そんなの間違ってる!僕達や!ここの世界の人達も!誰一人死んじゃいけないんだ!!』
『、、、そうか、匡、お前がそんなに物分りが悪いとは思わなかった。俺達は、今日からコンビ解消だ。長い付き合いだったが、じゃあな。』
『!?待って、蓮也!そこまでは言っていないだろう!』
『俺は、根本的に考えが合わないやつとは組まない。どうせ、俺一人でもやって行ける。』
『、、、っそんな、、、。』
「その日から蓮也とはコンビを辞めた。そして僕はドライバーを作った。それでも、自分自身が変身できないドライバーなんて、作っても意味が無いよね。、、、ッ、やっぱり、僕は無能だったんだ、、、。」
「、、、違う」
「違わないさ。」
「いいや、違う!お前は無能なんかじゃない!現にお前の作ったドライバーで、俺は匡の言う「平行世界の人」の笑顔を何回も見てきた!そんなに人々を笑顔にできる能力のあるやつが!無能なわけないだろう!!」
「、、、正風、、」
「、、、あいつと話をしてくる。」
「あいつって、もしかして蓮也とかい!?辞めておきたまえ!必ずいい事は起きない!」
「それでも!、、ライダーなら、やらなきゃならないんだ。自分の周りの奴すら、笑顔に出来なきゃ仮面ライダーとは言えないんだ!」
そう言って、俺は走った。あいつと会うために。
案外あいつはすぐ見つかった。デスイマジンと戦ってる最中だった。俺はそこに、構わず割り込む!
「変身!」
《ライジングタイフーン!》
「お前ぇぇぇぇ!」
「っ、またお前か、、!?」
俺はあいつを殴った。力の限りぶん殴った。
「ッ何をする!」
「大馬鹿野郎!」
「何だと!」
「IQ190だかなんだか知らねえけど、お前は大馬鹿野郎だ!」
「さっきから何を言っている!」
デスイマジンがいるが、構わずあいつの胸ぐらを掴んで訴えかける。
「自分の相棒すら笑顔に出来ないで、何が仮面ライダーだ!!お前だって!昔に戻りたいんじゃないのかよ!なら、匡を笑顔にして見せろよ!たった一言、「悪かった」って言ってやれよ!」
「何俺をのけ者にしてんだぁ?」
「うるせぇ黙ってろ!」
怒りのままにジェネレーションズセイバーにファイズのライダーズファンをセットして斬りつける。
《フォトン・ザ・スラッシュ!》
「これで決める!」
「ぐわぁぁぁっ!」
そうしてデスイマジンを倒すと、あいつから突き飛ばされた。
「お前に何がわかる、、、!俺の気持ちも知らないで、、、!」
それだけ言って、あいつは俺の前から姿を消した。
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おっと?いい展開だ!このまま殺しあってくれると助かるなぁ!プランを、変更する必要は無さそうかな。
次回 仮面ライダーリビルド
「っ何で!変身できないんだ!」
「俺は俺の道を往く。」
「さて、そろそろアイツらにも会ってみるかな?」
第7話 自分の道×それは正しい道?