仮面ライダーリビルド   作:鉄火丼ああああ

9 / 28
ども。鉄火丼です。仮面ライダーリビルド 第8話です。読んで。




第8話 叶う望み×希望のRe-Birth!

前回のあらすじ

リビルドへの激しい憎悪を露わにした蓮也。

謎の男とまさかの面識があると言い出す正風。

そして、自分の無力さに悶える匡。

果たして、彼らの結末は・・・?

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

目が覚める。 私は基本この器よりも早起きだ。 そのため、器が起きそうになる間まではこの世界の情報収集のため、バレないようにこの家を徘徊している。そうして気づいたことが一つある。

この器の家には、器自身以外人が一人もいない。

最初はそれが普通と思っていたが、どうやら器の友人の話を聞くと、この世界にはどうやら「親」という物が存在するらしい。それに対し器の友人たちは愚痴などを吐いたりしている。この世界ではそれが普通のことらしい。 だが我が器には「それ」がない。なぜだ? それを考えていると器が起きそうになった。まずい。さて、バレる前にもう一眠りするとするか。

 

 

 

 

 

仮面ライダーリビルド  第8話 叶う望み×希望のRe-Birth!

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

なぜ、自分には人を守る力がないのだろう。

正風に自分が変身できないことを教えたとき、自分が言った理由は「誰も彼も強力な力を持ってしまえばこの世が崩壊するから」だった。 だが、本当にそうだろうか?それはただの自分の自己解釈なんじゃないのか?自分には変身するだけの力がないだけなんじゃないのか? そんな事を考えていると、新たなライダーズファンができていた。蓮也が作れているのを知り、自分ももしかしたらと思って作ってみたものだった。 だが、できたのはビルドのライダーズファンと似たようなものだった。

結局自分はコピーのようなものしか作れないのか。そう考えると、思わず自嘲の笑みが零れた。

「ふっ、、、ふふふ」

「あーっはっはっはっは!!!」

やはり、自分は無力だった。

それを考えると、情けなくて、ただ、笑うことしかできなかった。

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

さっきから、ワクワクが止まらない。まさかあのときのアイツが、今は仮面ライダーリビルドとして世界の平和を守っているなんて。この真実は、いつか必要なときに使えるかもしれない。そのときまで、取っておこう。

冥土の土産をアイツ等に渡すのは、それからでいい。

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

いらいらする。最近は何をしてもうまく行かないことが多い。

あっちの世界では、俺にうまく行かないことなんてなかったのに。

ちなみに結局昨日の所は、若干パニック気味になった匡を見た正風が匡を連れて逃げ、残った俺は敵を上手く撒いて逃げた。あいつらも倒さなければ。匡の考えも改めなければ。目的も果たさなければ。

全く。やらなければいけないことが山積みだ。それもこれも全て、正風のせいだ。あいつさえいなければ、俺のすることもスムーズに進んだのに。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

今日は匡に呼ばれたので、あいつがいるガレージに行ってみる。行くと、そこに匡がいた。何やら慎重な面持ちだ。

「今日はなんで呼んだんだ?匡。」

「、、、話がある。正風。」

「何だ?」

「正風、、君とのコンビは、、、解消する。」

瞬間、俺は匡の襟首を掴んでいた。

「、、、、、、、、ふざけんなよ。匡。」

「っな、何?」

「いつまでそんなナヨナヨしているつもりなんだよ!あのとき、俺に相棒と言ってくれた匡はどこに行ったんだ!お前はいつまで俺たちに頼るつもりなんだよ!サイエンティストならサイエンティストらしく、自分の望む未来は自分で作ってみせろ!」

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「自分の望む未来は自分で作ってみせろ!」

そう言って、正風はどこかに行ってしまった。でも、自分には自信が持てない。何回無力さを思い知ったことか。何回手が届かずに嘆いた事があったか。

でも、思い返せばそうだ。僕は、過去しか見ていない。

過去の友達とのわだかまりや、過去の自分をずっと、自分が行動する理由にしていた。

ならば。今回は。今回からは。「未来だけを見据え、未来のために戦う」のもいいかもしれない。

そう思ったとき、僕の足は、自然と動いていた。

手には、ジェネレーションズドライバーを持って、未来を作るために。

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

俺は匡と別れたあと、あいつらを探していた。あいつらとは、昨日倒しそびれたグレムリンとジョーカーだ。

あいつらをのさばらせておくと、後々大変なことになるかもしれない。いや、ジョーカーは大丈夫かも?

と思っても、まあないだろうとあいつらを探し続ける。

と、見つけた。やっぱり叫び声が聞こえている方にいたか。ちなみにジョーカーもちゃんと人々の脅威になっていてちょっとショックだった。

「変身!」

《ライジングタイフーン!》

「うおおおおっ!!」

「おっと。奇遇だな。」

「、、、お前は、、蓮也。何しに来た。」

「そりゃあもちろん、お前らを倒すため。変身。」

《アークシャドー!》

「お前意外とめんどくせぇヤツだな!」

「知るか。」

そんな会話をしていると、一人、覚悟を決めたであろう男が、こちらに歩いてきた。

「遅くなって済まないね、正風。君には僕の目を覚まさせてくれたこと、すごく感謝している。」

「まぁ、、、いいってことよ。」

「墨は今日から、未来のために戦うことにしたよ。正風、応援してくれるかい?」

「もちろん。俺はお前を信じるよ。」

「匡ッ、、、、、、、!」と蓮也が言う。

「蓮也、そこで見ておきたまえ。僕の進化を!」

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

僕がそう言うと、その言葉に反応したかのように、ジェネレーションズドライバーが光り輝いた。

そして僕は、ジェネレーションズドライバーを腰に巻いた。

そうすると、僕の両腰部分にあるソケットから、ライダーズファンが出てくる。

一つはビルドの、そしてもう一つはさっき出来上がったばっかりの、亜種ビルドライダーズファンだった。

それら二つを、ドライバーに挿す。

《ビルド!》

《巧ビルド!》

《デュアルジェネレーション!》

そう言って待機音が鳴った。

自分の顎に手を当てて心を落ち着かせ、言う。

「僕は過去を乗り越え、未来を作ると決めたんだ!変身!」

《ビルド&ビルド!二人のサイエンティスト! Wビルド!!》

そうして、変身が完了した。

「僕は仮面ライダーリバース!未来のために、生まれ変わった戦士だ!」

「やったぜ!」と、正風が言って駆け寄ってきてくれた。

「行こう、正風!」

「おう!」

「「はああああっ!!」」

僕たちはコンビネーションで、敵たち二人を次々と弱らせていく。

「勝利の方程式の証明が、完了した!」

僕のその言葉を合図に、僕達は必殺技の体勢へと変わる。

《旋風インパクト!》

《デュアルボルテックストライク!》

「「うおりゃあああああーっ!!」」

そうして、敵を同時に倒すことに僕達は成功した。

それを確認すると、僕達二人は自然とハイタッチをしていた。

そして、彼にも呼びかけた。

「蓮也!」

「ッ!な、何だ、、、?」

「君も、過去より、未来のために戦ってみないか?」

その言葉に、蓮也は答えず、どこかに行ってしまった。

 

 

葛藤と自分の間に揺れる蓮也。

過去を乗り超えた匡。

世界の平和のために戦う正風。

彼らの仲は、これから先どうなる!?

次回 迷いと葛藤×ただいま迷走中 にご期待ください。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。