大怪獣バトル 〜運命に導かれし者たち〜   作:ウルトラジャンボ

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第29話 怪獣使いを地獄に招く者

「グゥウウウウウウワアァッ!!!」

ZAPが惑星ファーリーに建設した宇宙港跡地に一体の怪獣が佇んでいた。

「このゼラン星人が操るシーゴラスの力、特と見せてやろう」

そう言い相手を挑発する“宇宙怪人ゼラン星人”が操る大きな角を持った“竜巻怪獣シーゴラス”は威嚇するように吠える。

「フッフッフ…身の程を知らぬ愚かな奴…貴方には地獄を見せてあげましょう」

ゼラン星人の挑発を軽く流し、逆に挑発するのはあのヒッポリト星人であった。

ヒッポリト星人は不敵な笑みを浮かべると手にしている緑色の風船を空に飛ばし、やがて風船が見えなくなったと同時に空に閃光が走りガラスのように割れる。

「ゴワアアァァァアァッ!!!」

割れた空から地表に降り立ったのは毒々しい緑色の身体に大きな複眼、鋭く血に濡れたかのような真っ赤な牙を持った“蛾超獣ドラゴリー”である。

「やれぇシーゴラス!」

ゼラン星人の命令を受けたシーゴラスは角を突き出して突進するが、ドラゴリーはそれを片手で受け止めて投げ飛ばしてしまう。

続けて背後からシーゴラスの背中に飛び乗ったドラゴリーはシーゴラスの頭を抑えて何度も地面に叩きつけ最後に蹴り飛ばして雄叫びを上げる。

「なかなかのパワーですね…この超獣ならあの地球のレイオニクスにも…」

ほくそ笑むヒッポリト星人の眼前ではドラゴリーがシーゴラスを徹底的に痛めつけていた。

しかしシーゴラスもただやられているだけではなく、何とかドラゴリーを振り解いて距離を取ると角を光らせ空を黒雲で覆いそこから雷を落として反撃する。

雷の直撃を受けたドラゴリーは怯み、それを見たシーゴラスは竜巻を呼び出してドラゴリーにぶつけようとする。

「竜巻に呑まれてズタズタに引き裂かれるがいい!」

勝利を確信したゼラン星人は高らかに叫ぶが、迫り来る竜巻を見たドラゴリーはなんと片手を振り上げ竜巻を逆に引き裂いてしまったのである。

「馬鹿な!?」

「無駄に足掻く奴ほど見苦しいものは無い…ドラゴリー、殺るのです!」

ヒッポリト星人の指示と共にドラゴリーは跳び上がってシーゴラスの眼前に着地するとその頭を抑えて首を絞めあげる。

もがくシーゴラスだったがドラゴリーの超怪力の前には歯が立たず、そのまま首をへし折られてしまい口から泡を吹きながら息絶え、ドラゴリーはその死体を放り捨てると勝利の咆哮を上げるのであった。

「そんな…シーゴラスが…!」

「さて貴方にも消えてもらいましょうかね」

するとヒッポリト星人は掌を突き出しそこからミサイルを発射、直撃を受けたゼラン星人は悲鳴を上げる間もなく爆発して逝くのであった。

「忌々しいレイオニクス…ですが貴方の怪獣はこちらで有効活用して差し上げますよ」

レッドキングやベムスター同様、光に包まれながらシーゴラスの死体は消え去ってしまう。

それと同時に黒ずくめの男がヒッポリト星人の背後から近づき声をかける。

「これで残るはあと一体…イカルス星人だけだ」

「都合良くイカルス星人のレイオニクスが居れば楽なのですがねぇ」

「これだけ多くのレイオニクスが集う惑星だ、探せば一人ぐらい居るだろう」

「それよりもあの地球のレイオニクスはどうします?」

「うむ…ここらで始末しておくか。ドラゴリーも暴れ足りぬようだしな」

黒ずくめの男は雄叫びを上げるドラゴリーを見ながら呟く。

「その言葉、待ってましたよ。地球のレイオニクス…この私が地獄に招待して差し上げましょう!」

 

 

 

「ふぇくしょん!」

その頃、ライオネルでツヨシと共に機材を運ぶ手伝いをしていたカズマは大きなくしゃみをしていた。

「大丈夫か?」

「大丈夫だって。誰かが噂してるだけさ」

「…絶対良くない噂だろそれ」

ツヨシは鋭くツッコミながら持って来た機材をエンジンルームに置く。

「ソウマさん、これここに置いておきますよ」

「ありがとう。さて上手いこと繋がればいいんだけど…」

ソウマはカズマ達が持って来た機材とジェネレーターをコードで繋ぎエンジンスイッチを入れる。

「でも父さんも考えたよな…メカゴモラの残骸から再利用出来そうなパーツを使えばいいって」

「君のお父さんは周りを良く見てるからね。何をすれば最適なのかを常に考えてるんだ」

ソウマから改めて自分の父の事を聞かされたカズマは顔を赤くしながらそっぽを向く。

「父さんZAPじゃ凄い人だったんですね…」

「誰が凄いって?」

「うわぁ!?いきなり声かけないでよ!」

驚くカズマの頭を撫でながらキョウスケはソウマに話しかける。

「ジェネレーター出力はどうだ?」

「何とか噛み合ってくれたみたいで出力の方も安定して上がってきてます。ただ発進にはまだ時間がかかりそうですね」

「分かった。引き続き作業の方を続けてくれ」

「了解」

ソウマに指示を出したキョウスケはカズマ達を見る。

「手伝ってくれてありがとう。カズマ達は休むといい」

「きゃあ!?誰か!」

キョウスケがそう言ったその時、リコの悲鳴が聞こえてきた。

その声を聞いたカズマ達はすぐさまブリッジに向かい、ドアを開けるといきなりモコが跳ね飛ばされてきた。

「大丈夫か?」

「助かったモコ…カズマ気をつけるモコ…」

モコをキャッチしたカズマはそこにいる存在を見て鋭く睨みつけ、キョウスケとソウマはトライガンナーの銃口を向ける。

「地球人は相変わらず野蛮ですね…いきなり銃を向けてくるとは」

「ヒッポリト星人!リコを離せ!」

リコを人質に取るヒッポリト星人は不敵に笑うと指を鳴らす。

「あれをご覧なさい」

カズマ達がモニターを見るとヒッポリト星人が操るドラゴリーが迫って来ていた。

「ゴワアアァァァアァッ!!!」

「あいつはドラゴリーだ!」

「バキシムの次はドラゴリーか…」

「フフッ…この娘を返して欲しいならドラゴリーと戦うのです!」

そう言いヒッポリト星人はリコを連れて瞬間移動でブリッジからドラゴリーの側まで移動する。

「なんて卑怯な奴なんだ!」

「父さん、モコを頼む」

モコを任されたキョウスケはカズマの目を見ると静かに頷き、カズマも応えるように頷くとヒッポリト星人の元へ向かっていった。

 

「ヒッポリト!望み通りドラゴリーと戦ってやる!だからリコを返せ!」

「やって来ましたか。いいでしょうお返ししますよ。ただし…」

「カズマ君!上!」

リコの叫びも虚しくカズマは上空から落ちて来たカプセルに囚われてしまう。

「ハッハッハッハ!まんまとかかりましたねぇ!」

「これはまさか…ヒッポリトタール!?」

「その通り!この娘は貴方をブロンズ像にしてからお返ししますよ」

「ぐっ…!だったらブロンズ像にされる前にやってやる!頼むぞゴモラ!」

バトルナイザーを取り出したカズマはゴモラを召喚、呼び出されたゴモラは空中からドラゴリーに体当たりを喰らわせ吹き飛ばす。

「キシャアァァァァァアアァッ!!!」

ゴモラは腕で胸を叩くと起き上がろうとしてくるドラゴリーの側頭部を殴りつけ怯ませるが、ドラゴリーも負けじと向かってくるゴモラに張り手を喰らわせ仰け反らせると口から光線を放ち追撃をかける。

続けてドラゴリーは高い跳躍力でゴモラの眼前まで移動すると連続して頭部を殴りつけて攻撃していくが、振りかぶられるその手を受け止めたゴモラはドラゴリーの腹部に蹴りを入れて距離を空けると尻尾を振り回して攻撃する。

その一撃を受けたドラゴリーは岩場に叩きつけられ、ゴモラはドラゴリーに馬乗りになると拳を振り下ろし殴りつけていく。

「いいぞゴモラ!」

「ぬうっ…流石に手強いですね…しかしこれはどうでしょう?」

ヒッポリト星人が頭頂部の触角を光らせると、カズマが囚われているカプセルに液体が垂れ落ちてきた。

「これはヒッポリトタールが!?」

「カズマ君に何してるの!?」

「言ったでしょうブロンズ像にすると…ゴモラ!攻撃をやめないと貴方の主人がブロンズ像になってしまいますよ!」

「キシャアッ!?」

ヒッポリト星人の声にゴモラは驚き、その隙を突いたドラゴリーはゴモラを払いのけ立ち上がる。

「ゴモラ!…なんて卑怯な野郎だ…!」

「なんとでも言いなさい。貴方達レイオニクスを皆殺しにしなければ私達に未来はありませんからね…」

そう呟くヒッポリト星人の声はゴモラを痛めつけるドラゴリーの咆哮にかき消される。

「このままじゃカズマとゴモラが!」

一方ライオネル内ではモニターを見ながら焦っていた。

「早く助けないと!」

「残念だが今は武器システムは使えないんだよ…システムダメージが酷くて」

「じゃあどうするモコ!?」

「…俺が行こう。ソウマはここでツヨシ君とモコ君を守ってくれ」

「隊長待ってください!」

そう指示を出しツヨシにモコを預け出ていこうとするキョウスケをソウマは呼び止めると、アタッシュケースから一つの弾丸を取り出した。

「これを持っていってください」

「これは一体?」

「岩石削岩弾です。本来は障害となる岩石を破壊するためのものですが、これを使えば息子さんを閉じ込めてるカプセルを破壊することが出来ます」

「それ大丈夫モコ…?」

「今はこれに賭けるしかない。ソウマありがとう」

キョウスケは岩石削岩弾を手に外へ飛び出していく。

「ゴワアアァァァアァッ!!!」

その頃、ゴモラを背中で担ぎ上げて投げ飛ばしたドラゴリーはゴモラに跨ると連続して平手打ちを喰らわせその体力を削いでいく。

「フッフッフ…これで最期ですねぇ地球のレイオニクス」

「離して!」

「静かにしていなさい。あのレイオニクスをブロンズ像にしたら離して差し上げますよ」

腕の中でもがくリコを嘲笑うかのような目で見るヒッポリト星人だったが、次の瞬間リコのペンダントが光り衝撃波が放たれた事で吹き飛ばされてしまい、リコはその隙にヒッポリト星人から逃げ出す。

「何ぃ…!?私から逃げ出すとは…ドラゴリー!あの娘を殺るのです!」

ヒッポリト星人の指示を受けたドラゴリーはゴモラを蹴り飛ばすと口から光線を放ちリコを攻撃し始める。

「リコーーー!!!」

カズマの悲痛な叫びを聞いたゴモラはドラゴリーを抑えつけるが、ドラゴリーはそれを容易く払いのけゴモラを踏みつける。

「くっ!この!」

カプセルを必死に叩くカズマであったがカプセルはビクともしない。

そんな抵抗を続ける内にカズマは自身の下半身が唐突に重くなってきたのを感じ足元を見ると、既に下半身がブロンズ化しているのが目に入った。

「いよいよ終わりのようですね。さてと貴方には一足先に地獄で待ってて貰いましょうか?」

ブロンズ化していくカズマを見たヒッポリト星人は勝利を確信し、倒れているリコを手にかけようとしたその時、その頭に銃弾を撃ち込まれる。

「その子から離れて貰おうか?」

「父さん!」

キョウスケはトライガンナーでヒッポリト星人を牽制しながら、リコの側まで行くと岩石削岩弾をトライガンナーの銃口に取り付けるとカズマを閉じ込めているカプセル目掛けて発射する。

カプセルに突き刺さった弾は勢いよく回転しヒビを入れそのままカプセルを粉々に割ってしまう。

「何だと!?」

「カズマ!リコちゃんは任せるんだ!」

「よし行くぞ!ゴモラ!」

「キシャアァァァァァアアァッ!!!」

ゴモラはカズマの声を聞くと踏みつけてくるドラゴリーの足を掴みそのまま持ち上げ地面に叩きつける。

そしてそのまま倒れ込んだドラゴリーにボディプレスを決め、腕を掴んで立たせると頭部にパンチを喰らわせ仰け反らせる。

ドラゴリーも手からロケット弾を連射して攻撃するもゴモラはそれをものともせずに距離を詰めていき、前転して尻尾を叩きつける。

尻尾を叩きつけられ怯むドラゴリーの隙を逃さず、ゴモラは続けて尻尾を振り回してぶつけその腹部に蹴りを喰らわせ最後に飛び蹴りを浴びせる。

「ドラゴリー!超獣の力を見せるのです!」

ヒッポリト星人に命令に従ったドラゴリーは起き上がって吠えるとゴモラに突進攻撃を繰り出していった。

その突進を受け止めたゴモラは頭を蹴り上げ、胸部に大角をぶつけて岩壁まで飛ばしていく。

「ゴワアアァァァアァッ…!!!」

「ゴモラ、超振動波だ!」

よろめきながらも立ち上がったドラゴリー目掛けて突進したゴモラは角を突き刺し超振動波を流し込む。

苦しみながらも腕を叩きつけるなどして抵抗するドラゴリーだったが、やがてその抵抗も鈍くなっていき身体から小爆発と共に火花が散っていく。

ゴモラは動かなくなったドラゴリーを角でかち上げ地面に叩きつけて爆発させて倒すと大きく吠える。

「バキシムに続いてドラゴリーまでも…!」

ドラゴリーを倒されたヒッポリト星人は膝を突いて愕然とする。

「さぁカズマのブロンズ化を解いてもらおうか?」

そんなヒッポリト星人の頭にトライガンナーの銃口を突きつけキョウスケは詰め寄る。

「ふん!私がそんな事するとでも?そのままそこで野垂れ死ぬがいいわ!」

顔を上げたヒッポリト星人は触角から閃光を放ち、キョウスケ達の目を眩ませた隙を突いて瞬間移動で逃げ出す。

「逃げられた…!」

「このまま俺ここで立ち尽くさないといけないのか…?」

下半身がブロンズ化したままのカズマは不安そうな表情を浮かべるが、そこにリコが近づきペンダントをかざす。

するとカズマの下半身を覆っていたタールが溶け出し地面に流れ落ちていった。

「おおっ…ありがとうリコ」

「ううん気にしないで」

「しかし不思議なペンダントだな…何処でそれを?」

「地球にいた時、カズマ君がプレゼントしてくれたんです…お守りになればって」

「ちょちょリコ!?は、恥ずかしいから…!」

「なるほどなぁ…カズマ、しっかりしたやつも買ってやるんだぞ」

「父さん!?どういう意味で言ってんの!?」

カズマはバトルナイザーにゴモラを戻しながらキョウスケにツッコミを入れるが、そこにキョウスケのリサーチシーバーに通信が入る。

「どうした?」

「隊長、ここから北西にあるザリーナ山脈から先程信号の発信が確認されました」

「何?所属は分かるのか?」

「ええっと…確認出来ました!この信号はミラクル星のものです」

「ミラクル星?」

「確か地球の文化を学ぶために訪れてる惑星で、地球と友好条約も結んでるんだったよね?」

「よく知ってるなカズマ。ソウマ、ライオネルは航行出来るか?」

「少しの間なら航行可能です…無理をしなければの話ですが」

「よしすぐに向かおう。発進準備に入ってくれ」

「了解です」

ソウマに指示を出したキョウスケはカズマ達と共にライオネルに戻っていった。

 

 

 

「忌々しいレイオニクスめ…こうなれば私自らの手で…!」

「しくじったようだなヒッポリトよ」

辺り一面真っ赤な空間で黒ずくめの男が逃げ帰ったヒッポリト星人を見下す。

「貴方の超獣なんかに頼るのが間違いでした!宇宙最強の力を持つ私自らが戦えばあんなお子様レイオニクスなど!」

そう毒づくヒッポリト星人に黒ずくめの男は目を赤く光らせながらある提案を持ち掛ける。

「…ならば我らの力でお前の力を引き出してやろう…」

「何ですって?」

ヒッポリト星人が黒ずくめの男へ振り返った瞬間、彼の頭上からヒッポリトカプセルが落下してきた。

「これは私のカプセル!?」

「お前のカプセルを基に作り上げたその名も“能力転送カプセル”だ。お前に様々な怪獣や宇宙人達の能力をプレゼントしてやろう」

黒ずくめの男が笑うとカプセル上部にあるピストンが押し込まれ、ヒッポリト星人に光の粒子が降り注ぐ。

「ぐおおおっ…!?こんな一度に…されると…私の理性が…!」

「人形に理性などいらないであろう?」

「ヤ…ヤプール…きっ…さまぁ…グゥオオオオオオッ!!!」

大量の力を注がれ苦しむヒッポリト星人を見ながら、黒ずくめの男はその姿を紫色の頭が尖った“異次元人ヤプール”に変え高笑いを上げるのであった。




・蛾超獣ドラゴリー
蛾と宇宙怪獣が合成されて生み出された超獣の一体。超獣の中でも特に腕力が強く地球上で初めて出現した際は巨大魚怪獣ムルチ(二代目)を引き裂いたこともあるほど。超獣らしく多くの武器を持っており口から放つ赤い雷のような光線や指先から撃ち出すロケット弾「バーニングウィング」を使い、これだけの高火力武装を扱うため身体中のイボには冷却液が循環している。バキシムを失ったヒッポリト星人に操られ手始めにゼラン星人(RB)が操るシーゴラスをその首をへし折ることで倒し、続いてゴモラと対峙。自慢の怪力や光線で戦いを繰り広げるが劣勢になった所、ヒッポリト星人の策によってブロンズ像化が進んだカズマを気にして攻撃出来なくなったゴモラを痛めつける。しかしキョウスケの援護でカズマを捕らえていたカプセルの破壊及び人質にしていたリコが救出されると猛反撃を受け、最期は超振動波を受け爆散してしまう。

・地獄星人ヒッポリト星人
地球でバキシムを操りカズマと戦いバキシムを失った後は黒ずくめの男からドラゴリーを渡され、彼の指示を受けて“ある存在”を生みだすために行動、惑星ファーリーでもベムスターやシーゴラスの死体を回収する等暗躍を続けていた。シーゴラスを倒し自身も掌から放つ「ヒッポリトミサイル」でゼラン星人(RB)を抹殺した後黒ずくめの男から改めてカズマを殺すように言われた為、リコを人質に取りカズマと再戦。事前に仕掛けておいた「ヒッポリトカプセル」にカズマを閉じ込めドラゴリーを戦わせるが押され始めるとカプセル内に「ヒッポリトタール」を流し込み、カズマをブロンズ像にしようとする。だがリコに逃げ出されやって来たキョウスケによってカズマを閉じ込めていたカプセルを破壊されてしまい形勢が逆転、ドラゴリーを倒されてしまいその場から逃げ出してしまう。その後本拠地たる異次元空間で黒ずくめの男=ヤプールによって「能力転送カプセル」を使われ、様々な怪獣や宇宙人の力を強引に注ぎ込まれてしまい…

・竜巻怪獣シーゴラス
2足歩行型の雄怪獣で、同種族に4足歩行の雌怪獣の津波怪獣シーモンスがいる。角を光らせることで様々な異常気象を引き起こすことが出来、特に竜巻「ツインスパーク」は本来シーモンスがいなければ発動出来ないがこの個体はレイオニクスの力によって単体でも発動できるようになっている。ゼラン星人(RB)に操られドラゴリーと戦うが全く歯が立たず、巻き起こした竜巻も素手で引き裂かれた挙句首の骨をへし折られ息絶えてしまう。その死体はヒッポリト星人によって回収された。

・宇宙怪人ゼラン星人(RB)
シーゴラスを操るゼラン星のレイオニクス。自身のシーゴラスの強さに信頼を寄せており、ヒッポリト星人が従えるドラゴリーに戦いを挑むがシーゴラスは容易く倒され、自身もヒッポリト星人が放ったヒッポリトミサイルを受け爆死してしまう。
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