恐ろしく早い曇らせ...俺でなきゃ見逃しちゃうね   作:タスマニアたけしMK1a

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曇らせ小説ってどう描くんだっけ.....?


ブレイズの場合

「あ、ブレイズさんじゃないですか。今夜どうです?いい酒知ってますよ?」

 

だめだ

 

「あー、今回はパス!また今度ね。」

 

集中しなきゃだからね

 

「了解っす、最近ブレイズさんお酒飲んでないみたいっすけどなんかあったんすか?」

 

進もう、それが私に出来る唯一のことだから。

 

「...いやー!アーミヤちゃんに飲み過ぎだって叱られちゃってさぁ!もうあの子おっかないんだから!」

 

「あー、ならしゃーないっすね。じゃ、また今度!」

 

 

 

 

 

 

 

散々人の人生に楔打ち込みまくっといて先に死ぬなんて酷いと思わない?もうアイツ以外とか考えられないんだけど。

それにあんだけアピっても全然眼中に無いって感じであしらわれたし、なんか逆にムカついてきた。

死なないでよ。「生き残る術を教えてやるよ、ルーキー」とか偉そうに言ってた癖に先に居なくならないでよ。

 

オリパシーに罹って塞ぎ込んでた私に前に進むことの大事さを教えたのは君でしょ?

初めての任務、殺さなければこっちが殺られる時、私に偉そうに説教した癖に死なないで。まだ覚えてるんだから。

 

 

「何のために戦うか、それが大事なんだ。この世に完璧な正義なんぞねぇ、だから皆自分なりの正義を掲げて踏ん張ってんだ」

 

「綺麗事なら馬鹿でも言える。戦えなくちゃこの世界じゃ死ぬのを待つだけだ。」

 

「今すぐにとは言わねぇよ。その為にロドスがある。時間かけて見つけろ、お前が何のために、誰のために戦うかをな」

 

「強くなれよ、BLAZE」

 

血に濡れた大きい手を、私の肩に乗せてそう言ったのに、あれ、なかなか落ちなくて大変だったんだからね。

 

ねぇ...私の戦う理由、欠けちゃったじゃん。ロドスと、君の為に戦ってたのにさ。半分になっちゃった。

酒を飲むと君の顔がよぎって集中出来なくなったから飲むの辞めたよ。

私が禁酒したって知ったら君は驚くかな?嘘だと思うかな?

 

「ブレイズ、ドクターからお前に仕事だ。執務室で作戦概要を聞いてこい」

 

本当にだよ。こうしていつでも任務に着けるよう1滴も飲んでない。

 

「おいブレイズ....あまり無理に我慢すると」

 

「大丈夫、酒は飲まなくても死なないよ」

 

「...っ、そうではなくだな」

 

「ごめん、もう行くね、ドーベルマン。」

 

 

 

 

 

ドクター、今回は何をすれば良いのかな?ふんふん、分かった。私に任せて、必ず遂行するわ。

 

『.......?』

 

...皆それを言うのよねぇ、いつも言ってるけど私は大丈夫。それよりも君は自分の事を優先しなさい。ただでさえ記憶を失って大変なのに、オペレーターのカウンセリングなんてしてたら君が爆発しちゃうよ。そういうのは医療部の人達に任せて自分を優先しよ?

 

じゃ、行ってくるね!

 

 

 

 

 

 

うーん、やっぱり遥か上空から眺める景色は絶景ね。普通に歩いたら何時間も掛かる道もあっという間に着いちゃうし、バットガイ号様々。

 

......そういえばエリートオペレーターになってからの初任務は、君と一緒にバットガイ号から降下したっけ。......パラシュート無しでだけど。

 

 

別に私は天国とか地獄とか、そういうのは特別信じてないけど、もし本当にそんな物があるなら、君が天国でゆっくり出来てると信じたいな。

 

 

「ブレイズさん、降下地点です。」

 

だから、そっちで見ていてよ。ずっとずっと、ずーっと。いつか私がそっちに行くまで

 

「さあ!エリートオペレーターBLAZE!行くよ!」

 

 

 




ボンドルドのロールプレイを妹に見られました。「そんなことしてて自衛官になれんの?」って言われました。泣いた。
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