ガキの頃と現在
僕は今,仮面ライダービーストである人使君と,産まれ故郷に住んでいた時の幼馴染と一緒にヒーローになる為の学校である雄英高校に入る為の入学試験を受けに来た。
「それにしても、デカイね雄英高校は……」
「確かにデカイがな,俺達を後ろで凄いヴィラン顔で睨んでいる奴が居るからちょっと横に寄った方がいいと思うぞ。」
「えっ?あー本当だ。確かに凄いヴィラン顔だ。ありがとう人使君」
「一々学校がデカイなとか言うな殺すぞ,テメェ等!
それで誰がヴィラン顔だデクゥ!洗脳野郎‼︎」
「「君/お前しかいない/いねぇだろ‼︎」」
「クソがぁぁぁぁぁッ」
僕にそう言ったのは,僕と同じ仮面ライダーで仮面ライダービーストである心操人使君である。彼は古の魔法使いが使っていたビーストドライバーの適合者だ。人使君の両親は共に心理カウンセラーであり,その仕事が忙しい為,彼は父方の祖母に育てられて中学に上がった。ある日,趣味のサイクリング中に彼はある山で古代遺跡を見つけた。その中に入って歩いていると少し開けた場所に出た。
辺りを見渡すと,地面に,石ころなどに埋もれた石板にはめられていた指輪があり,それを取ると石板がひかり,すぐに光は消えるが,そこには先まで無かったバックルがあった。
だが,そのバックルは普通のバックルではなかった。真ん中に装飾品みたいな飾りが備え付けられているバックルで,それを人使君は臍の辺りにあてるといきなりベルトが巻き付いた。すると辺り一面から化け物が多数現れ,人使君は慌てふためいていると、ある所から指輪を使えと声が聞こえた。人使君は声の主の言う通り指輪を左手の中指にはめてバックルの左側に指輪にセットして90度回転させる。すると,ファントムの動きが止まり,辺り一面が暗くなる。ファントムが見えなくなると,目の前にキマイラと言う,ライオンにハヤブサやカメレオン,イルカ,バッファローが合わさったファントムが現れた。
キマイラ曰く,人使君がビーストドライバーを起動させてキマイラと一体化したから魔法が使える様になる代わりにキマイラに魔力を与えなければお前の命は尽き果てるそうだ。人使君は意味分かんねぇよ,何でそんな事俺がやらなきゃいけないんだとキマイラに言ったらしいが,キマイラは人使君の言葉を無視して「我の為にファントムを倒し魔力を喰らうのだ。魔法使いビースト‼︎」と言いキマイラは人使君の中に入ると辺りの光景が元に戻り,目の前に化け物が居て人使君はビーストドライバーから発せられる″L!・I!・O!・N! ライオーン!!!" と言う音声と共に仮面ライダービーストに変身し化け物を倒した。その後の事や僕との事についてはまたいつか話をしょう。
そして,口が悪く,僕と人使君の事をあだ名で呼んだのは僕の幼馴染の爆豪勝己。彼は昔,僕のことを”何もできない木偶の坊だということ”,そして”出久がデクと読めること”の主に2つの理由で虐めていた。だが,これは表向きの理由だ。本当の理由については、またいつか話をしようと思う。しかし,サバトが起きて僕も個性ではないにしろ強い力が宿ったため,表向きの理由によって,虐めは無くなった。そうしたある日,彼がファントムに襲われていたので僕が彼を助けると,ファントムに襲われ、個性も効かずに絶望しかかっていたのを助けてもらったこともあり,彼はを虐めていた本当の理由を話すと伴に仲直りした。
「そこの人達,退いて‼︎」
僕が感傷に浸っていると,そんな声が聞こえた。
僕と人使君とかっちゃんが後ろを振り返ると,女の子が急いで入試会場に走って来た。彼女は余程焦っていたのか,無意識の内に個性が発動してしまい何とか止まった。だが急に個性が止まった勢いで足首が絡まってしまい,すぐ目の前にいたかっちゃんが,何とか彼女を受け止め,やっと止まった。
「おい,いつまで抱きついてるつもりだ。」
「あ,ありがとうございます。」
「爆豪が受け止めてやったから良かったもののいくら急いでいるからって,無意識の内に個性が発動してたら世話ないわな。」
「でも,怪我が無くて良かったよ」
僕達それぞれが女の子にそう言うと,女の子は頭を深々と下げて最後に"本当助けてくれてありがとうございます"とお礼を言って試験を受けに来た他の人達と一緒に試験会場に向かって行き,その後僕達も試験会場に向かった
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