体力測定が終わってから1週間が経った。
春季県大会の真っ最中であり、郁栄高校は準々決勝へ駒を進めていた。
その相手は、今年の春の選抜に出場した長年のライバル紅玉高校。
初回の郁栄の攻撃、初回あっさり1点先制し、その裏に紅玉が1点返し同点となった。
そして、そのまま4回まで進み、両者一歩も譲らなかった。
しかし5回、郁栄の1番レフト中沢がセーフティを決め、無死一塁となった。
2番ライトの宮田が送る構えを見せたが、初球バットを立てて打ち、エンドランを成功させ、無死一、三塁の形を取った。
惇「エッグ・・・!綺麗にエンドラン決めたな・・!」
菊田「ああ・・・これは結構ヤバイ・・・」
青木「お前なら余裕だろう・・・?」
菊田「つっても、ああも綺麗には決まるかは別だ・・・」
菊田はそう真面目に言った。
これに
惇「なーに言ってんだよ、この・・・!」
菊田「ちょ・・・やめ・・・!」
惇は菊田の肩に手を掛け弄った。
村井「しかし、ここからだ・・・」
古村「ああ・・・郁栄のクリーンアップだ・・・」
そう、村井と古村がそう言い、惇らはグラウンドに目を向けた。
その時、打席に立ったのは、3番ファーストの入江だった。
その初球
キーン!
センター前に運び、郁栄があっさり勝ち越し、続く4番サードでキャプテンの小野、5番この日先発のエース千葉のクリーンアップ3者連続タイムリーで4-1となり、このまま郁栄の攻撃は終わった。
惇「やっべ・・・小野さんオーラ半端ねぇ・・・」
青木「確かに・・・」
杉野「つーか俺、あの人抑えれる自信ねー・・・」
新山「俺も・・・」
この回の自分達の先輩の猛攻に、舌を巻くほか無かった。
そして、このまま回は進み、紅玉も反撃したのだが届かず、最終的に6-3のスコアで郁栄が勝ったのだった。
この結果に
「この試合は郁栄の勝ちか・・・」
「ああ・・・去年の秋季県大会準決勝の借りを返したな・・・」
「夏はどっちが代表になるんだろうな・・・」
「春夏連続出場を狙う紅玉か、去年の夏に続いて2年連続を狙う郁栄か。」
「俺は郁栄だと思うな。須和さんはまだ新監督だけど、去年の夏の甲子園ベスト8経験者が残ってるし。」
「俺は紅玉かな・・・。センバツ出場校だし・・・」
球場の高校野球ファンはどちらが夏の切符を掴むのかの話をしていた。
そして、試合が終わって学校に帰った郁栄。
この試合でまだ1年ながら大いに刺激を受けた惇達1年は
惇「やっべぇ・・・投げてー・・・」
青木「ああ・・・俺も試合に出たい・・・」
古村「そうだな・・・」
菊田「そう言えば、今度俺らと2,3年の先輩らと紅白戦やるらしいぞ。」
杉野「マジ!?」
菊田「ああ・・・」
新山「へえ・・・」
そんな話をしていたのであった。
投稿出来ました。
グダグダの内容です。
紅玉高校は、お察しの通り東北高校をモデルとしてます。
色んな方の意見を聞いて、音感が似てるこれが良いかなと思い、そうしました。
違和感あれば、お許し下さい(土下座)
それでは、また。